2008年11月8日

インドでクリーニング利用急増中

10月1日のブログ「市場規模は4,664億円!?」などでも触れてきた通り、日本のクリーニング需要は減少傾向にありますが、インドではクリーニング店の利用者が増加中とヴォイス・オブ・インディアが報じています。
http://www.voiceofindia.co.jp/content/view/1982/74/

働く人々や独身者を中心に、店舗を増やして効率的なサービスを提供しているチェーン店のドライ・クリーニングを利用するインド人が増えているそうで、デリーにあるフォー・シーズンズ社では「(利用者の)大部分は共働きのご夫婦ですね。若干の追加料金で宅配サービスも行っています」と話しています。同社はワイシャツ60ルピー(約116円)~80ルピー(約154円)、ズボン110ルピー(約212円)と高料金です。

また、オーストラリアの会社とデリーの会社が共同経営しているワードローブ社によると、サービス利用状況は年間20~25%の増加が見込まれているとしています。記事中には売上げ840億ルピー(約1,618億円)に達していると書いていますが、この数字はちょっと疑問ですけど。

ちなみに市場調査会社A.C.ニールセーンは、インドのクリーニング業界をおよそ300億~350億ルピー(約580億~673億円)市場と試算しています。人口や経済発展を考えると、さらに伸びていくことは間違いないでしょう。