2009年4月28日

白金ナノ粒子を含んだ繊維開発

株式会社バイオフェイス(本社京都府宇治市、鍬本淳司社長)は、白金ナノ粒子を含むポリエステル繊維とレーヨン不織布を開発。5月に発売します。
http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0720090424cban.html

日刊工業新聞が報じたところによると、この繊維と不織布は京都大学の小山宗孝准教授と共同開発したもので、4マイクロメートルのセラミックス粒子、4ナノメートルの白金粒子をポリエステル繊維、レーヨン不織布にそれぞれ含ませています。日本紡績検査協会が定める静菌活性値は抗菌効果を明記できる基準値の1.0を超える2.1を記録。

繊維はフジボウ小坂井株式会社、不織布は富士ケミクロス株式会社に製造委託し、清掃用ワイパー、マスクなど医療用品、食品の鮮度維持用品、寝具などの防菌素材として採用を見込んでいます。
また繊維については、すでに引き合いのある寝具のほか、医療用の寝具・衣服への採用を目指すとしています。