2009年9月30日

ホテルリネンに関する消費者調査結果

社団法人日本リネンサプライ協会(廣瀬武会長)と株式会社矢野経済研究所は、宿泊施設におけるホテルリネン類に対する消費者ニーズ調査を実施し、その調査結果を発表しました。
http://www.yano.co.jp/press/press.php/000530

2009年6月から7月の期間、関西地区(三重県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県)に居住し、「過去3年間でホテル・旅館に2回以上宿泊したことがある人」1,184名を対象にインターネットで調査。

調査結果サマリーによると、
宿泊料金に関わらず、最も重視されているのは「浴室の清潔さとリネン類」であり、次いで「ベッド及びベッドリネン」であった。客室内においてリネン類は、非常に重要なアイテムとして認識されていることがわかる。
浴室に備え付けられているタオルに求めるものは、総じて「清潔さ(におい・白さ・新しさ)」と「肌ざわり」であるが、とくに1万円未満のホテルで最も求められているのは「清潔さ」(におい)で89.8%、3万円以上のホテルでは「肌ざわり」が最も多く、71.4%であった。
また、ホテルの評価をする際、リネン類をどのくらい重要視するかについては、1万円未満のホテルでは「多少気にする」が51.4%、3万円以上のホテルでは「重要視する」が73.0%であった。客室内のリネン類の評価が、宿泊施設の評価を左右する可能性が高いという結果となった。

日本リネンサプライ協会では、リネンサプライに関する知識の普及啓発として、2000年度から消費者モニター事業を行っています。