2010年3月25日

2月のチェーンストア販売、衣料品2.0%減

日本チェーンストア協会が2月度の「チェーンストア販売統計」を発表しました。
http://www.jcsa.gr.jp/

会員企業数68社(店舗数8,201店)の販売データをまとめたもので、概況としては、給与の減少、失業率の高止まり等厳しい雇用・所得環境並びに先行き不安感を背景とする生活者の生活防衛意識や低価格志向から苦戦し、総販売額の前年同月比(店舗調整後)は野菜、春物肌着、薄型テレビ、自転車等の動きが良かったことからマイナス幅は縮小したものの、15ヵ月連続のマイナスとなった、と分析しています。

衣料品を見てみると、販売金額は864億5,639万円で、前年同月比2.0%の減少でした。
部門別では、
紳士衣料  150億2,520万円(前年比4.8%減)
婦人衣料  261億2,578万円(前年比4.9%減)
その他衣料 453億 541万円(前年比0.8%増)

紳士衣料は、スーツ、ワンマイルウェア、カジュアルパンツ、学生服は好調だが、ジャケット、ドレスシャツは不調。
婦人衣料は、卒業・入学式等セレモニー用フォーマルスーツ、パンツは好調だが、ジャケット、セーターは不調。
その他衣料・洋品は、春物肌着、男児春物トレーナー、子供フォーマルは好調だが、子供ブルゾンは不調。雨が多くレイングッズの動きは良かった。