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調査対象百貨店86社269店のデータをまとめたもので、売上高総額は約4,364億円、前年同月比で5.4%の減少でした。24カ月連続で前年同月比マイナスとなりましたが、減少率は3カ月連続で5%台で横ばい。
2月の売上の特徴としては、
セール比率の高まりで客単価が伸び悩んだことや、一部店舗における改装工事(売場面積減少)の影響などマイナス要素がある一方、文化催事・物産展などの集客施策が好調に推移したこと、冬季五輪TV観戦による入店客数への影響がなかったこと、バレンタイン商戦がほぼ前年並みで推移したこと、春節休暇による訪日外国人の入店が急伸し売上が倍増(前年比220.5%/調査対象41店舗)したこと等のプラス要素が報告されている。と分析しています。
衣料品を見てみると、売上高は1,439億351万2千円で、前年同月比6.7%減でした。衣料品は32カ月連続でマイナスとなりました。
商品別では、
- 紳士服・洋品 265億3,373万3千円(前年比6.3%減)
- 婦人服・洋品 935億3,149万7千円(前年比6.9%減)
- 子供服・洋品 114億9,583万1千円(前年比5.3%減)
- その他衣料品 123億4,245万1千円(前年比7.5%減)