2010年4月21日

3月の百貨店売上、衣料品5.0%減

日本百貨店協会が3月の「全国百貨店売上高」を発表しました。
http://www.depart.or.jp/

調査対象百貨店86社268店のデータをまとめたもので、売上高総額は約5,436億円、前年同月比で3.5%の減少でした。25カ月連続で前年同月比マイナスとなりました。
3月の売上の特徴としては、
3月下旬の厳しい冷え込みで春物商材に若干の影響が出たものの、基調的には主力の衣料品や宝飾品・輸入雑貨などの高額品が動き始めており、各種催事の好調さにも支えられて店頭には活気が出てきた。デフレによる単価の下落傾向は続いているものの、企業収益改善を背景とした株価の回復から、特に富裕層の消費マインドに明るさが見られ、緩やかではあるが着実に持ち直しの傾向が続いている
と分析しています。

衣 料品を見てみると、売上高は2,019億1,697万8千円で、前年同月比5.0%減でした。衣料品は33カ月連続でマイナスとなりました。
商品別では、
  • 紳士服・洋品  342億4,551万8千円(前年比5.5%減)
  • 婦人服・洋品 1,295億2,170万円  (前年比5.2%減)
  • 子供服・洋品  230億87万円   (前年比3.1%減)
  • その他衣料品  151億4,889万円  (前年比4.2%減)
となっています。