2010年4月24日

3月のチェーンストア販売、衣料品8.7%減

日本チェーンストア協会が3月度の「チェーンストア販売統計」を発表しました。
http://www.jcsa.gr.jp/

会員企業数64社 (店舗数7,992店)の販売データをまとめたもので、概況としては、厳しい雇用・所得環境並びに先行き不安感を背景とする生活者の生活防衛意識や低価格志向に加え、雨が多く気温の変動が大きいという天候不順から苦戦し、総販売額の前年同月比(店舗調整後)は16ヵ月連続のマイナスとなった、と分析しています。

衣料品を見てみると、販売金額は1,026億3,114万円 で、前年同月比8.7%の減少でした。
部門別では、
紳士衣料  178億4,498万円(前年比5.3%減)
婦人衣料  324億5,175万円(前年比9.4%減)
その他衣料 523億3,441万円(前年比9.4%減)

紳士衣料は、イージーオーダースーツ、ワンマイルウェア、Tシャツは好調だが、ドレスシャツ、ブルゾン、アウターは不調。
婦人衣料は、スパッツ、カジュアルパンツは好調だが、フォーマルスーツ、ジャケット、コートは不調。
その他衣料・洋品は、女児フォーマル、子供肌着は好調だが、婦人ソックス、紳士カジュアルソックス、婦人靴は不調。雨が多くレイングッズの動きは良かった。