2010年4月11日

自立支援センター立ち上げ、三共レンタル

三共レンタルサービス有限会社(本社和歌山市、栩原吉教社長)は NPO法人和歌山自立支援センターを立ち上げ、知的障害者を雇い継続的に支援する就労支援事業所 「ともにー」 の運用をスタートしました。わかやま新報が伝えています。
http://www.wakayamashimpo.co.jp/news/10/04/100404_6664.html

同社は貸しおしぼりなどを取扱っており、25年ほど前から知的障害者を中心に障害者の雇用を始め、現在は 35人の社員のうち26人が障害者で、 おしぼりの洗濯や加工に携わっているとのこと。同社では65歳が定年となっていますが、 退職しても働き口がないことから定年を過ぎても働く人がいるため、 新規雇用者が毎年1人か2人しか入社できない状況が続いているそうです。
そこで、障害者の自立を応援し雇用を拡大しようと、 同事業所の立ち上げを決意。 県から指定障害福祉サービス事業者として「就労継続支援A型」 の指定を受け、 今後、 助成を受けながら福祉事業所として運営していきます。
現在、 10代から40代の知的障害者が10人入所しており、 障害者の職場を援助する資格を持つスタッフの指導の下、作業に取り組んでいるそうです。