2010年6月24日

5月のチェーンストア販売、衣料品3.0%減

日本チェーンストア協会が5月度の「チェーンストア販売統計」を発表しました。
http://www.jcsa.gr.jp/

会員企業数62社 (店舗数7,852店)の販売データをまとめたもので、概況としては、厳しい雇用・所得環境並びに先行き不安感を背景とする生活者の生活防衛意識や低価格志向に加え、中旬以降の天候不順から苦戦し、総販売額の前年同月比(店舗調整後)は18ヵ月連続のマイナスとなった、と分析しています。

衣料品を見てみると、販売金額は1,102億1,765万円 で、前年同月3.0%の減少でした。
部門別では、
紳士衣料  205億8,626万円(前年比1.5%増)
婦人衣料  327億8,874万円(前年比5.9%減)
その他衣料 568億4,265万円(前年比2.8%減)

紳士衣料は、販促効果から紳士シャツ、ジャケット、ワンマイルウェアは好調だが、スーツは不調。
婦人衣料は、カットソー、ランファン、スパッツ、スカートは好調だが、スーツ、パンツ、ジーンズは不調。
その他衣料・洋品は、機能性肌着は好調。パジャマ、ソックス、男児、女児は不調。昨年の新型インフルエンザの影響の反動でスクール水着、UV関連商品やレイングッズの動きは良かった。