2011年12月20日

11月の百貨店売上、衣料品2.6%減

日本百貨店協会が11月の「全国百貨店売上高」を発表しました。
http://www.depart.or.jp/

調査対象百貨店86社254店のデータをまとめたもので、売上高総額は約5,465億円、前年同月比で1.9%減でした。
11月の特徴としては、月の前半まで全国的に気温が高く降雨量の多い不安定な天候が続いたため、最盛期を迎えたコートやブーツなど主力の冬物ファッション商材が苦戦をしたほか、入店客数にも影響を受けた。一方、大都市旗艦店を中心に高級時計や輸入特選雑貨などの高額商材が好調を維持したことや、下旬からの冷え込みで防寒衣料の動きが活発化するなど復兆の兆しも見えたが、中旬までの不振を全て挽回するまでには至らなかった、としています。

衣料品を見てみると、売上高は1,907億5,728万3千円で、前年同月比2.6%減。
商品別では、
  • 紳士服・洋品 422億9,343万2千円 (前年比2.2%減)
  • 婦人服・洋品 1,226億4,007万5千円 (前年比2.8%減)
  • 子供服・洋品  119億3,288万5千円 (前年比0.7%減)
  • その他衣料品  138億9,089万1千円 (前年比3.7%減)
となっています。