2012年5月13日

白洋舍が第1四半期決算を発表

株式会社白洋舎(本社東京、五十嵐素一社長)は、平成24年12月期第1四半期の連結業績(平成24年1月1日から平成24年3月31日)を発表しました。
http://www.hakuyosha.co.jp/ir/02.html

それによると、
  • 売上高    91億7,800万円(前年同期比6.1%増)
  • 営業利益   △9億4,800万円(-)
  • 経常利益   △9億5,600万円(-)
  • 四半期純利益 △6億3,600万円(-)
でした。

決算短信によると、業績を事業セグメント別にみると、

個人向けクリーニング事業は、中長期的に需要が減退傾向にあり、売上も伸び悩みが続いている中、新規のお客さまを増やす・継続してご利用いただく・より多くご利用いただくことに注力するとともに、昨年より取り組みを開始したアパレルメーカーやインテリアメーカーなど異業種他企業との連携・提携によるお客さまとの接点の拡大を進めています。
クリーニング事業における第1四半期の売上は、特に季節的要因で例年低位となる傾向があり、売上高は39億5,500万円(前年同四半期比7.8%増)、営業損失は9億6,100万円(同営業損失12億2,700万円)でした。

レンタル事業のうち、リネンサプライ分野は昨年後半より主力顧客である都内高級ホテルの宿泊・婚礼宴会需要の持ち直しの傾向があり、売上は回復基調にあります。
一方、ユニフォームレンタル分野については、外食産業をはじめとした既存のお客さまの取扱い数量の増加が見られたほか、ISO22000認証取得効果により受注した食品関連事業ユニフォームの売上に支えられ、増収となりました。
売上高は43億1,900万円(前年同四半期比3.6%増)、営業利益は2億6,800万円(同97.8%増)でした。

またその他として、事業所及び家庭用モップ・マット等を供給するケミサプライ部門については、中長期的に需要が減退している中、集配費を中心とした経費削減の取り組みを行いました。
一方、オフィス等の清掃、リフォーム、オフィス用品のレンタル等を行うハウスケア部門においては、お客さまからの作業単価の引き下げ要請や定期清掃の見直しの動きが売上、利益の圧迫要因となっています。
これらの結果、売上高は12億2,400万円(前年同四半期比2.4%増)、営業利益は1,400万円(同41.6%減)となりました。