2013年1月22日

12月のチェーンストア販売、衣料品5.7%減

日本チェーンストア協会が12月度の「チェーンストア販売統計」を発表しました。
http://www.jcsa.gr.jp/

会員企業数57社(店舗数7,895店)の販売データをまとめたもので、概況としては、12月は食品は相場回復による農産物の好調、鍋物商材などの動きは良かったが全体では苦戦、衣料品、住関係は先月好調の反動から後半動きが鈍くなったこともあり、販売総額は10カ月連続で前年同月を下回った、と分析しています。

衣料品を見てみると、販売金額は1,391億2,343万円で、前年同月5.7%の減少でした。
部門別では、
紳士衣料  303億4,669万円(前年比3.0%減)
婦人衣料  364億8,981万円(前年比3.0%減)
その他衣料 722億8,693万円(前年比8.4%減)

紳士衣料は、カッターシャツ、イージーパンツ、セーターなどの動きは良かったものの、スーツ、スラックス、コート、ジャケット、長袖トレーナーは不調。
婦人衣料は、ダウンジャケット、フォーマル、カットソー、パンツ、ジーンズは好調だったが、ニット、アウタースーツは不調だった。
その他衣料・洋品は、婦人・紳士の季節ソックスや毛混肌着は好調だった。ホームウエアーは、婦人、紳士、子供ともに不調。帽子・手袋、ストール、婦人ブーツが好調だった。