2013年5月22日

4月のチェーンストア販売、衣料品8.8%減

日本チェーンストア協会が平成25年4月度の「チェーンストア販売統計」を発表しました。
http://www.jcsa.gr.jp/

会員企業数57社(店舗数7,973店)の販売データをまとめたもので、概況としては、4月は農産物が相場安の影響により不振だったことや、気温が低めに推移したことから飲料等の季節商品が苦戦。衣料品も天候不順の影響を受け、春物、初夏物が苦戦したこともあり、総販売額は1兆259億9,553万円(前年同月比1.9%減)、2カ月ぶりにマイナスになった、と分析しています。

衣料品を見てみると、販売金額は1,004億6,151万円で、前年同月比8.8%の減少でした。
部門別では、
紳士衣料  205億438万円(前年比4.9%減)
婦人衣料  324億4,134万円(前年比5.9%減)
その他衣料 475億1,579万円(前年比12.3%減)

紳士衣料は、ビジネススーツ、ジャケット・ブルゾン、スラックス、長袖ポロシャツが好調だったが、カッターシャツ、長袖Tシャツ、カジュアルパンツは不調。
婦人衣料は、入園・入学需要のスーツやカットソーは好調だったが、ブラウス・シャツ、パンツ・スカート、ジーンズが不調だった。
その他衣料・洋品は、ベビー洋品は好調だったが、紳士・婦人・子供肌着、ホームウェア、バッグ類は不調。