2014年9月23日

8月のチェーンストア販売、衣料品3.6%減

日本チェーンストア協会が平成26年8月度の「チェーンストア販売統計」を発表しました。
http://www.jcsa.gr.jp/

会員企業数60社(店舗数9,242店)の販売データをまとめたもので、総販売額は1兆974億8,153万円(前年同月比0.1%減)でした。
概況としては、8月は食料品は、相場高の影響から畜産品は好調だったものの、天候不順や低気温が続いたため、加工食品や衣料品、住関品では季節商材の動きが鈍く、総販売額の前年同月比(店舗調整後)は、5カ月連続のマイナスとなった、としています。

衣料品を見てみると、販売金額は882億3,818万円で、前年同月比3.6%の減少でした。
部門別では、
紳士衣料  148億6,397万円(前年比5.5%減)
婦人衣料  265億2,625万円(前年比6.6%減)
その他衣料 468億4,796万円(前年比1.2%減)

紳士衣料は、カジュアルパンツ、半袖Tシャツなどの動きは良かったが、スーツ、ジャケット、スラックス、半袖カッターシャツなどは不調だった。
婦人衣料は、スーツ、ジャケット、カーディガン、スカートなどの動きが良かったが、フォーマル、ワンピース、ジーンズ、夏物カットソーなどは不調だった。
その他衣料・洋品は、子供用キャラクター肌着、子供用キャラクターTシャツ、レイングッズなどは好調だったが、紳士・婦人肌着が不調だったほか、UV関連商品、紳士・婦人水着などの季節商材も不調だった。