2014年12月22日

11月のチェーンストア販売、衣料品7.4%減

日本チェーンストア協会が平成26年11月度の「チェーンストア販売統計」を発表しました。
http://www.jcsa.gr.jp/

会員企業数60社(店舗数9,337店)の販売データをまとめたもので、総販売額は1兆858億4,033万円(前年同月比0.7%減)でした。
概況としては、11月は食料品は好調に推移したものの、気温高などの影響もあり衣料品、住関品では季節商品の動きが鈍かったことから、総販売額の前年同月比(店舗調整後)は、8カ月連続のマイナスとなった、としています。

衣料品を見てみると、販売金額は1,102億5,818万円で、前年同月比7.4%の減少でした。
部門別では、
紳士衣料  250億709万円(前年比6.5%減)
婦人衣料  327億7,754万円(前年比7.8%減)
その他衣料 524億7,355万円(前年比7.6%減)

紳士衣料は、スーツ、カジュアルパンツの動きは良かったが、セーター、スラックス、カジュアルアウターなどは不調だった。
婦人衣料は、スカート・パンツ、ジーンズなどの動きは良かったものの、コート、スーツ、セーター、カットソーなどは不調だった。
その他衣料・洋品は、ベビー用品、子供用キャラクター関連衣料は好調だったが、紳士・婦人肌着、紳士・婦人・子供ナイトウェア、手袋などの季節商品などが不調だった。