2015年6月22日

5月のチェーンストア販売、衣料品6.2%増

日本チェーンストア協会が平成27年5月度の「チェーンストア販売統計」を発表しました。
http://www.jcsa.gr.jp/

会員企業数59社(店舗数9,357店)の販売データをまとめたもので、総販売額は1兆1,246億3,090万円(前年同月比5.7%増)でした。
概況としては5月は、食料品では、相場高の影響もあり農産品、畜産品を中心に好調に推移した。衣料品は、気温の上昇により初夏物が動き始め、住関品では、季節商品の動きも良かったこともあり、総販売額の前年同月比(店舗調整後)は、2カ月連続のプラスとなった、としています。

衣料品を見てみると、販売金額は1,089億9,937万円で、前年同月比6.2%の増加でした。
部門別では、
紳士衣料  211億6,015万円(前年比0.8%増)
婦人衣料  331億1,932万円(前年比0.0%)
その他衣料 547億1,990万円(前年比12.8%増)

紳士衣料は、スーツ、ジャケット、スラックス、ドレスシャツ、ショートパンツなどの動きは良かったが、長袖ポロシャツ、長袖Tシャツなどの動きは鈍かった。
婦人衣料は、フォーマル、カットソー、カジュアルパンツ、カジュアルシャツなどは好調だったが、ジャケット、七分袖カーディガンなどは不調だった。
その他衣料・洋品は、紳士・婦人・子供肌着、紳士・婦人ホームウェア、紳士ソックス、子供服などの動きは良かったものの、ベビーウェア、婦人・子供ソックス、レイングッズなどの動きは鈍かった。