2016年3月14日

孫のような同級生たちと一緒に卒業

栃木県・宇都宮高通信制課程の卒業式で、クリーニング店を営む78歳と74歳の夫婦がそろって壇上で卒業証書を受け取りました。下野新聞が伝えています。
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/region/news/20160314/2264697

宇都宮市徳次郎町で1966年からクリーニング店を営む星さんご夫婦は、それぞれ70代に入り3年前、2人いる子どもたちの勧めで一念発起、同校の通信制で学び直すことにしたそうです。
高齢者が十数科目を孫のような同級生たちと机を並べて学ぶのは容易ではなく、体育の授業では準備運動だけでもきつかったそうですが、2人で頑張った3年間が「多くの人の目標になる」と校内で称賛されているとしています。

同校では夫婦同時に卒業という例は恐らくなく、78歳の夫の卒業は、約6千人近い同課程卒業生の最高齢だろうということです。

ご卒業おめでとうございます。