2016年5月23日

4月のチェーンストア販売、衣料品4.5%減

日本チェーンストア協会が平成28年4月度の「チェーンストア販売統計」を発表しました。
http://www.jcsa.gr.jp/

会員企業数57社(店舗数9,404店)の販売データをまとめたもので、総販売額は1兆602億960万円(前年比0.7%減)でした。
概況として、4月は食料品はお花見需要などもありまずまずの動きだったが、衣料品が中旬以降の気温低下とともに動きが鈍くなり、住関品の動きも良くなかったことから、総販売額の前年同月比(店舗調整後)はマイナスとなった、としています。

衣料品を見てみると、販売金額は925億7,492万円で、前年同月比4.5%減でした。
部門別では、
紳士衣料  176億8,549万円(前年比5.2%減)
婦人衣料  271億7,332万円(前年比6.3%減)
その他衣料 477億1,611万円(前年比3.2%減)

紳士衣料は、スーツ、カッターシャツ、カジュアルベスト、7分袖Tシャツ、カジュアルパンツなどの動きは良かったものの、ニットカーディガンなどの動きは鈍かった。
婦人衣料は、シャツ、ロングスカート、アンクルパンツ、カットソーなどの動きはよかったが、フォーマル、ジャケット、ブラウス、ジーンズ、Tシャツなどの動きは鈍かった。
その他衣料・洋品は、スクール関連、紳士・婦人肌着、紳士・婦人ホームウェア、女児ウェア、紳士・婦人・子供ソックスなどの動きは良かったものの、男児ハーフパンツ、男児Tシャツ、男児肌着、ベビーウェア、レイングッズなどの動きは鈍かった。