2018年5月22日

4月のチェーンストア販売、衣料品2.7%減

日本チェーンストア協会が平成30年4月度の「チェーンストア販売統計」を発表しました。
http://www.jcsa.gr.jp/

会員企業数56社(店舗数10,065店)の販売データをまとめたもので、総販売額は1兆620億1,429万円(前年比1.2%減)でした。
概況として、4月は食料品は農産品の相場安の影響もあり苦戦、衣料品、住関品は天候不順の影響を受け動きが鈍かったこともあり、総販売額の前年同月比(店舗調整後)はマイナスとなった、としています。

衣料品を見てみると、販売金額は890億4,902万円で、前年同月比2.7%減でした。
部門別では、
紳士衣料  167億5,772万円(前年比2.8%減)
婦人衣料  242億2,140万円(前年比7.3%減)
その他衣料 480億6,990万円(前年比0.1%減)

紳士衣料は、ジャケット、スラックス、イージーパンツ、カジュアルシャツ、長袖Tシャツなどの動きは良かったものの、スーツ、カッターシャツ、ニットカーディガンなどの動きは鈍かった。

婦人衣料は、シャツ・ブラウス、カーディガン、7分袖チュニック、Tシャツなどの動きは良かったが、フォーマル、ジャケットコート、パンツなどの動きは鈍かった。

その他衣料・洋品は、紳士・婦人・子供パジャマ、婦人下着、男児ボトム、女児ロングパンツなどの動きは良かったものの、男児・女児Tシャツ、ベビー用品、レイングッズ、婦人バッグ、婦人靴などの動きは鈍かった。