2019年6月24日

5月のチェーンストア販売、衣料品1.9%減

日本チェーンストア協会が2019年5月度の「チェーンストア販売統計」を発表しました。
http://www.jcsa.gr.jp/

会員企業数57社(店舗数10,473店)の販売データをまとめたもので、総販売額は1兆227億8,770万円(前年比0.7%減)でした。
概況として、5月は食料品は農産品が相場安の影響もあり動きが鈍かった。衣料品、住関品は気温の上昇とともに季節商品が動いたがカバーできず、総販売額の前年同月比(店舗調整後)はマイナスとなった、としています。

衣料品を見てみると、販売金額は777億8,048万円で、前年同月比1.9%減でした。
部門別では、
紳士衣料  139億3,623万円(前年比5.1%減)
婦人衣料  212億2,822万円(前年比4.2%減)
その他衣料 426億1,603万円(前年比0.5%増)

紳士衣料は、スーツ、ジャケット、スラックス、ドレスシャツ、ポロシャツなどの動きは良かったが、半袖シャツなどの動きは鈍かった。

婦人衣料は、フォーマル、カーディガン、ワンピース、ブラウス、カジュアルシャツなどの動きは良かったものの、ニット、カットソー、ボトムなどは不調に終わった。

その他衣料・洋品は、婦人パジャマ、紳士・婦人・子供インナー、紳士・婦人水着、帽子・パラソルなどUV関連商品などの動きは良かったが、紳士・子供パジャマ、紳士靴下、婦人ストッキング・タイツ、ベビー用品、サンダルなどの動きは鈍かった。