2019年8月29日

矢野経済研究所、2019リネンサプライ白書発刊

株式会社矢野経済研究所(代表取締役社長:水越孝)は、国内リネンサプライ市場の調査を実施し、市場概況や参入企業の事業戦略を明らかにしました。
https://www.yano.co.jp/press-release/show/press_id/2210

同社の「2019 リネンサプライ白書」によると2018年度の国内リネンサプライ市場規模(事業者売上高ベース)は、前年度比0.3%増の5,178億3,800万円と、ほぼ横ばいながら2年連続でプラス成長。市場は2017年度以降は下げ止まったものと考え、2019年度は前年度比0.2%増の5,187億6,200万円になると予測。

リネンサプライ市場がマイナス傾向からほぼ横ばいまで回復した要因としては、ホテルリネン市場の牽引が挙げられるとのこと。訪日外国人客数が増加し、近年は東京オリンピック・パラリンピック開催に伴う需要増を見越したホテル建設や、新たにホテル経営に乗り出す事業者の増加など、リネンサプライヤーにとっての顧客の数そのものが増えたことにより、ホテルリネン市場は活況に沸いているとしています。