2025年6月24日

5月のチェーンストア販売、衣料品0.4%増

日本チェーンストア協会が2025年5月度の「チェーンストア販売統計」を発表しました。
http://www.jcsa.gr.jp/

会員企業数46社(店舗数9,276店)の販売データをまとめたもので、総販売額は1兆515億7,157万円(前年比4.6%増)でした。
概況として5月は、食料品は節約志向から買上点数の減少傾向が続いている中、引き続き、値上げによる店頭価格の上昇などもあり販売額は伸びた。衣料品はまずまずの動き、住関品もまずまずの動きだったことから、総販売額の前年同月比(店舗調整後)はプラスとなった、としています。

衣料品を見てみると、販売金額は551億5,849万円で、前年同月比0.4%増でした。
紳士衣料  95億1,153万円(前年比0.9%減)
婦人衣料  148億6,790万円(前年比0.4%増)
その他衣料 307億7,906万円(前年比0.9%増)

紳士衣料は、セットアップ、カジュアルシャツ、Tシャツなどはまずまずの動きだったが、フォーマルスーツ、ドレスシャツ、ポロシャツ、春物アウター、ボトムスなどは苦戦した。

婦人衣料は、夏物ジャケット、カジュアルパンツ、Tシャツ、カットソーなどの動きはまずまずだったが、シャツ・ブラウス、カジュアルシャツ、パンツなどの動きは鈍かった。

その他衣料・洋品は、紳士・婦人インナー、学童プール関連商品、靴下、靴などの動きは良かったものの、紳士・婦人パジャマ、紳士・婦人肌着、ネクタイ、ストッキング、婦人バッグ、レイングッズなどの動きは鈍かった。