2012年11月30日

「日本クリーニング新聞」1659号発行

クリーニング業界の業界紙「日本クリーニング新聞」2012年11月25日号(第1659号)が発行されました。


今号の主な内容は、
  • 東京展特集号・速報第3弾
  • 次世代ニーズ見据えた挑戦/ユーゴー
  • リネンサプライ特集【機器・提案・機能】
  • 東横サポート〜次期・短期募集始まる
  • 近クリ・青葉会合同忘年会/中小に必須の経営情報
  • 日繊ク協〜設立10周年記念交流会議/CL事故防止に務めた10年

【日本クリーニング新聞のサイト】
http://www.nicli.co.jp/

リネンセミナー開催、欧州報告など

社団法人日本リネンサプライ協会(武田善彦会長)は11月29日、東京・帝国ホテルで「平成24年度リネンサプライセミナー」を開催しました。


今年は「欧州に学ぶ近未来のリネンサプライ」をテーマに、ヨーロッパ視察の報告をリネンサプライヤー、機械メーカーそれぞれの立場から発表。また川村亨夫氏(早稲田大学大学院アジア太平洋研究科教授)が「最近の国際情勢と日本経済の行方」の講演を行いました。

 セミナー終了後は懇親会を開催し、全国各地からの参加者が情報交換などを行っていました。

2012年11月29日

東急不動産、クリーニング保管サービス開始

東急不動産株式会社(本社東京、金指潔社長)は、首都圏で分譲したマンションBRANZ(ブランズ)の入居者に対して、衣類等のクリーニング保管サービス「BRANZ My Cloak(ブランズマイクローク)」の提供を12月1日から開始します。
http://www.tokyu-land.co.jp/news/2012/pdf/20121129.pdf

このサービスは洋服等をクリーニング後長期間保管し、必要になれば即時宅配で届けられるサービス。自宅のクローゼットに保管するのと同じ感覚で利用できるもの。衣類だけではなく、和服、じゅうたん、スキー・スノーボード用品、布団やバッグなどの保管も可能で、収納量が限られるマンションの収納不足解消が見込めるとしています。

サービスの運用は、株式会社ファミリーネット・ジャパン(本社東京、城重信夫社長)が行います。

双立とJASが合併

株式会社白洋舍(本社東京、五十嵐素一社長)は、連結子会社の株式会社双立(本社東京、佐藤友則社長)と株式会社ジャパンアパレルサービス(本社東京、西村嘉之社長)の合併を発表しました。
http://www.hakuyosha.co.jp/news_files/upload_news_file/20121128085759_584450.pdf

合併期日は平成25年4月1日を予定しており、双立を存続会社、ジャパンアパレルサービスを消滅会社とする吸収合併方式。両社の合併により、経営資源を集約するとともに、営業面でシナジー効果を発揮し、業務の効率的な運営をはかるのが目的とのこと。

双立は昭和44年設立、クリーニング資材・機械等の販売を行っており、平成24年9月期の売上高は19億7,500万円。
ジャパンアパレルサービスは、白洋舍、蝶理、東レの三社合弁事業として昭和48年設立。クリーニング面にも配慮したレンタル用ユニフォームの企画・販売等を行っています。平成24年9月期の売上高は13億1,600万円。現在の株主構成は、株式会社白洋舍、信和実業株式会社、共同リネンサプライ株式会社ですが、合併期日までに白洋舍が100%子会社化する予定。

2012年11月28日

「洗濯の科学」227号発行

財団法人洗濯科学協会の「洗濯の科学」2012年11月号(第227号)が発行されました。


今号の内容は、
  • 災害時の洗濯〜備えあれば憂いなし〜
  • 衣類の抗菌加工の現状と将来
  • ニンジャウェットクリーニングシステム
  • QTECの紹介と展望
  • 無縁社会で必要なものは〜高齢者とパソコン〜
  • 子ども服の安全規格について2
  • クリーニングの苦情事例(8)人工皮革素材の劣化
  • 自然素材でのんびりナチュラル・ライフ(25)日本の昔ながらの家事道具
  • 平成23年度研究助成による研究報告(要旨)
  • 編集後記

【洗濯科学協会のサイト】
http://www.foundation-f.com/~sentakukagaku/

2012年11月27日

ダッフルコートの縫い目滑脱

株式会社ユナイテッドアローズは、ダッフルコートの一部で縫い目が滑脱する可能性があると発表しました。
http://www.united-arrows.co.jp/info/2012/11/020491.html

対象商品はアナザーエディション各店舗で、2012年11月1日から11月8日まで販売した「AE フェイクムートンダッフルコート」(品番5625‐199‐1569)。
背中部分の縫い目が滑脱する可能性があるため、同社では購入店舗、またはお客様相談室まで連絡してほしいとしています。

2012年11月26日

ニットなど製品混率の表示に誤り

株式会社バロックジャパンリミテッドは「UNDER BAR RAW.」ブランドの商品の一部で、製品混率の表示に誤りがあると発表しました。
http://www.baroque-global.com/japan/jp/news/important.php?id=234

対象商品は2012年11月3日から販売した「Solid Border Knit」(品番0735A370-5380) と「Solid Border OP」(品番0735A373-8840)。
製品混率の表示に誤りがあるため、同社では自主回収するとしています。

2012年11月25日

福岡市のクリーニング工場で火災

福岡市のクリーニング工場で火災が発生、隣接する数軒に延焼しました。西日本新聞が伝えています。
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/335808

11月24日、午後11時59分ごろ、福岡市南区の有限会社ボンクリーニング那の川工場から出火。消防局には多数の119番があり、庁舎から黒煙も確認できたため、出動を増強する3次出動を指令。消防車24台が急行したとのこと。

鉄骨スレート3階建てのクリーニング工場と隣接の2階建て民家、印刷工場、アパートの一部が被災。25日午前1時半の段階では負傷者は確認されていないようです。福岡南署は工場の責任者から出火した状況などについて事情を聴いているそうです。

2012年11月24日

10月のチェーンストア販売、衣料品8.0%減

日本チェーンストア協会が10月度の「チェーンストア販売統計」を発表しました。
http://www.jcsa.gr.jp/

会員企業数57社(店舗数7,834店)の販売データをまとめたもので、概況としては、10月は、中旬まで気温が高かったことから飲料、アイスクリーム、防虫剤、タオルなどが好調であったが、気温が下がるとともに鍋物関連、秋・冬物商品にも徐々に動きが見えてきたが、全体をカバーできず、販売総額の前年同月比(店舗調整後)は8カ月連続で前年同月を下回った、と分析しています。

衣料品を見てみると、販売金額は1,087億4,839万円で、前年同月8.0%の減少でした。
部門別では、
紳士衣料  221億2,380万円(前年比6.8%減)
婦人衣料  330億7,458万円(前年比4.1%減)
その他衣料 535億5,001万円(前年比10.7%減)

紳士衣料は、長袖ポロシャツやカジュアルパンツは好調だが、トレーナー、アウターの動きが鈍い。ビジネス関連では、スーツ、スラックス、ネクタイなどが不調。
婦人衣料は、カットソー、ブラウスは好調だが、フォーマル、ジャケット、ニットなどの秋・冬物は不調だった。ジーンズ、パンツは好調。
その他衣料・洋品は、肌着は紳士は好調だったが婦人、子供は不調。パジャマは紳士、婦人、子供ともに好調。ソックスは紳士、婦人ともに不調。スクールは好調だった。

2012年11月23日

「クリーニング流通新聞」267号発行

クリーニング業界の業界紙「クリーニング流通新聞」2012年11月20日号(第267号)が発行されました。


全国展特集の臨時増刊号となる今号の主な内容は、
  • 全国展に151社が出展〜50回の記念大会で盛会に
  • CLV21会期に合わせセミナー・イベント活発に
  • 出展者アンケート
  • CLV21特別企画/安全・安心対策ゾーン
  • 展示会小間割図

「日本クリーニング新聞」1658号発行

クリーニング業界の業界紙「日本クリーニング新聞」2012年11月15日号(第1658号)が発行されました。


今号の主な内容は、
  • 東京展特集号・速報第2弾
    • イベント・スケジュール
    • 出展社記事
  • お客の立場に立った店作り/ワイズプラント
  • 皮革技術センター/基礎知識、トレンドを学ぶ
  • 主婦に特に“効き目”アリ〜ポケット付きカレンダー

【日本クリーニング新聞のサイト】
http://www.nicli.co.jp/

2012年11月22日

クリーニングの深夜集配サービス

テレビ東京のワールドビジネスサテライト(WBS)で特集『午前0時からの勝負!眠らない「新」深夜サービス』が放映され、そのなかで深夜のクリーニング集配サービスも紹介されています。
http://www.tv-tokyo.co.jp/mv/wbs/feature/post_30325

番組で午前2時のビジネスとして取り上げられているのは、株式会社カジタクのクリーニングの深夜集配。コールセンターの受付が午後11時まで、集配は午前2時まで対応し、1,500円以上で深夜料金・宅配料金は無料となっています。
利用者は「自分のライフスタイルに合わせて届けてもらえるのは助かっている」「料金はちょっと高めだが、便利さをお金で買うような感じ」と話しています。

現在、東京23区で約2万5千人の会員がおり、同社の楠見敦美取締役は「いままで無理だった時間帯に付加価値を付けるということで、 いままで取りきれていなかったお客様がご利用いただいている」とインタビューに答えています。

2012年11月20日

10月の百貨店売上、衣料品3.3%減

日本百貨店協会が10月の「全国百貨店売上高」を発表しました。
http://www.depart.or.jp/

調査対象百貨店86社249店のデータをまとめたもので、売上高総額は約4,955億円、前年同月比で2.4%減でした。
10月の特徴としては、中旬まで全国的に気温の高い日が続いた影響で、重衣料を中心とした主力の衣料品が低調に推移したほか、休日減などの影響から入店客数も伸び悩んだ。月の後半からは気温低下に伴い秋冬物衣料が盛り返した、としています。

衣料品を見てみると、売上高は1,911億9,429万2千円で、前年同月比3.3%減でした。
商品別では、
  • 紳士服・洋品 392億8,170万5千円 (前年比4.5%減)
  • 婦人服・洋品 1,259億6,369万3千円 (前年比2.6%減)
  • 子供服・洋品 122億2,644万2千円 (前年比5.3%減)
  • その他衣料品 137億2,245万2千円 (前年比4.4%減)
となっています。

2012年11月18日

笛吹市、深夜に工場が全焼

山梨県笛吹市でクリーニング工場が全焼する火災が発生しました。毎日新聞が伝えています。
http://mainichi.jp/area/yamanashi/news/20121118ddlk19040088000c.html

11月17日午前1時45分ごろ、笛吹市石和町の株式会社ヴァッシェンから火が出ていると通行人が119番通報。軽量鉄骨平屋建ての工場約400平方メートルを全焼しました。けが人はいませんでした。
笛吹署によると、16日夕方に従業員が作業を終え、施錠して帰った後は無人だったとのこと。出火原因を調べています。

ダウン、クリーニング後に変色

株式会社シティーヒルは「le.coeur blanc」(ル・クールブラン)ブランドのダウン製品の一部で変色するおそれがあると発表しました。
http://www.cityhill.co.jp/news/2012/11/lecoeur-blancn.html

対象商品は「le.coeur blanc」の
  • Nシレダウンジャケット(品番3016072400)、販売期間:2011年10月8日から2012年4月16日、52番色(キャメル)
  • Nシレダウンコート(品番3016072401)、販売期間:2011年10月8日から2012年2月18日、52番色(キャメル)
クリーニング後または長期間の保管後、前立て及びポケット入口部分が変色する可能性があることが判明したため、同社では回収の上、返金または代替品への交換対応するとしています。

2012年11月16日

ジャケット、ワッペンなどに色移り

株式会社ビーズインターナショナルは「XLARGE」ブランドのジャケットの一部で、生地の色落ちが生じる可能性があると発表しました。
http://www.xlarge.jp/news/2012/11/003362.php

対象商品は2012年10月12日から11月7日まで販売した、XLARGEのVARSITY JACKET(品番0123506)、35,700円。カラーはBURGUNDY。
同商品のCHARCOAL 、NAVYカラーについては問題ないとしています。

水に濡れた状態で放置または着用した場合、本体に施しているワッペンや刺繍部分また袖の牛革部分に色移りする恐れがあることから、同社では回収の上、違うカラーへの交換、または返品、返金対応するとしています。

埼玉県クリーニング交流会、12月7日に開催

第5回埼玉県クリーニング交流会が、2012年12月7日に開催されます。

今回は倉林茂氏(クリーニング経営コンサルタント)による「販促の成功例・失敗例」「ソーシャルネットワークの販促利用の仕方」をテーマにした講演と情報交換、懇親会を行います。
会場は大宮ソニックシティ。 時間は午後2時から。

2012年11月15日

スカートとパンツ、汗などで変色の可能性

株式会社ニューヨーカーは「Sally Scott」(サリー・スコット)ブランドのスカートとパンツの一部で変色する可能性があると発表しました。
http://www.sallyscott.com/news/

対象商品は2012年4月から9月まで販売したSally Scottのスカート(品番57-21-2046)、パンツ(品番57-33-2046)、パンツ(品番57-34-2046)。
着用中に光、汗によりグレーが赤褐色に変色する可能性が高いため、同社では返金対応するとしています。

2012年11月14日

「クリーニング流通新聞」266号発行

クリーニング業界の業界紙「クリーニング流通新聞」2012年11月10日号(第266号)が発行されました。


今号の主な内容は、
  • 「ふとん洗いたい」が70%〜寝装品研究所が調査
  • Yシャツ1枚からスマホで決済/ソフトバンクが新システム講演
  • 取扱い絵表示の改正について〜全ク連交流会で解説
  • 全国ふとん協・第18回通常総会開く
  • 喜久屋/「無料保管」で収益アップ
  • 不況対策と差別化に汗抜きドライが有効/AMG有馬義
  • 工夫が施された工場・クリーンサービス(鹿児島県姶良市)

2012年11月13日

TES有資格者は6,088人に

日本衣料管理協会はTES企業別人数一覧の平成24年11月版を発表しました。それによると繊維製品品質管理士(Textiles Evaluation Specialist=TES)の有資格者は6,088人となりました。
http://www.jasta1.or.jp/pdf-data/company_h24_11.pdf

業種別分類では、アパレルが最も多く26.6%を占めています。クリーニングは6.0%でした。
クリーニングの企業別で有資格者が多いのは、株式会社白洋舍(9人)、株式会社喜久屋(5人)、穂高株式会社(5人)の順でした。

TESは昭和56年度に通商産業省の告示に基づいて生まれたもので、日本衣料管理協会の行う認定試験に合格するとその資格が与えられます。

2012年11月12日

ワイエイシイが第2四半期決算を発表

株式会社ワイエイシイ(本社東京都昭島市、百瀬武文社長)が平成25年3月期第2四半期決算の連結業績(平成24年4月1日から平成24年9月30日)を発表しました。
http://www.yac.co.jp/ir/

それによると、
  • 売上高   :109億1,900万円(前年同期比65.8%増)
  • 営業利益  :3億5,700万円(同96.3%増)
  • 経常利益  :2億9,200万円(同79.5%増)
  • 四半期純利益:1億9,500万円(同36.7%減)
でした。

決算短信によると、クリーニング関連その他事業では、クリーニング需要の減少に伴う業界自体の縮小傾向が進む状況の中、国内外の営業を強化するとともに、生産拠点の効率化による一層のコストダウンを図り、売上及び収益の確保に努めました。
これらの結果、当セグメントの売上高は5億2,300万円(前年同期比0.1%減)、営業利益は4,000万円(同17.3%減)でした。

ジャケットの組成表示に誤表記

株式会社レナウンは「インターメッツォ」のジャケットで組成表示に誤表記があったと発表しました。
http://www.renown.com/news/important/INTERMEZZO121109.html

対象商品は2012年3月末から8月末まで販売した「インターメッツォ」ブランドのジャケット(品番6411128)、39,900円。
脇縫い込み表示および下げ札の組成表示が、綿83%、レーヨン15%、ナイロン2%となっていますが、正しくは「綿83%、麻15%、ナイロン2%」。同社では購入店舗またはお客様相談センターに連絡してほしいとしています。

2012年11月11日

基準法問題、長野県の現状を地元紙報道

石油系ドライの建築基準法問題で、長野県内での安全対策があまり進んでいないと信濃毎日新聞が報じています。
http://www.shinmai.co.jp/news/20121111/KT121108FTI090003000.php

今年5月末時点で基準を満たして操業を認められたのは長野県内では飯田下伊那地方と佐久地方の各1カ所。非石油系溶剤への切り替え、移転、廃業などで対応したところもあるとみられますが、違反状態のまま操業しているところが少なくないのではないかとしています。

数十年営業しているというクリーニング店の経営者のコメントとして「ずっと前からやってきて問題ないと思っていた。降って湧いたような話だ」「今のところ役所もそれほど厳しくない。寝た子を起こさないで…」と記事では紹介しています。

県建築指導課によると「費用が掛かる対策を無理強いするのは難しい。『行政にも責任があったのではないか』とおしかりを受けることもある」とのこと。長野県組合では「違法状態の解消は当然だが、無理な対応は経営への打撃が大きい。行政は柔軟に対応してほしい」と求めているとしています。

東京クリーニング学校の募集はじまる

東京クリーニング学校の平成25年度4月入学の願書受付が、11月1日からはじまりました。
http://school.tokyo929.or.jp/admission/outline.php

東京クリーニング学校は次世代を担うクリーニングのスペシャリストを目指す人材を育成するため、昭和31年東京都の認可を受けて設立された各種学校。
カリキュラムは、クリーニング師試験の出題範囲をカバーしているため、着実にしっかり1年間勉強することで、クリーニング師試験に合格できるだけの能力が身に付くとしています。またクリーニング師の取得だけが目的ではないため、卒業後にクリーニング業に携わる者として必要な知識をしっかりと着実に教えていくとのこと。

募集期間は
  • 第1次募集・・・平成24年11月1日~平成24年12月31日
  • 第2次募集・・・平成25年1月1日~平成25年3月31日
募集人員は100名。
実際の授業が見学できるオープンキャンパスも実施しています。

2012年11月10日

「日本クリーニング新聞」1657号発行

クリーニング業界の業界紙「日本クリーニング新聞」2012年11月5日号(第1657号)が発行されました。


今号の主な内容は、
  • 東京展特集号・速報第1弾
    • イベント・スケジュール〜重量級からカルチャー級まで
    • 出展社記事
  • 9月のクリーニング代、再びダウン7%減
  • 施設数/2年で1万1千減少
  • 今週の機材紹介(佐鳴・つり下げ型包装機など)
  • 「パーク」負の遺産を一挙解決/エバイオ・グループ

【日本クリーニング新聞のサイト】
http://www.nicli.co.jp/

生活衛生資金貸付、利率を改定

生活衛生資金貸付の貸付利率が平成24年11月9日から改定されました。
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000002o2vy-att/2r9852000002o2zk.pdf

基準利率 :2.05〜3.35%
特別利率A:1.65〜2.95%
特別利率B:1.40〜2.70%
特別利率C:1.15〜2.45%
特別利率E:0.65〜1.95%
特別利率F:1.75%

・引火性溶剤の安全対策設備の導入が必要なクリーニング業を営む方(洗濯物取次業を除く)が、引火性溶剤使用に伴う安全対策に必要な設備資金については、特別利率Cが適用されます。
・生活衛生同業組合等から、一定の会計書類を準備していることの確認および事業計画の確認を受けた方が振興事業を行うための設備資金および運転資金については、通常適用される利率より0.15%低い利率でご利用いただけます。
・東日本大震災に伴う東日本大震災復興特別貸付及び生活衛生関係営業経営改善資金特別貸付における拡充措置が適用されています。

2012年11月9日

白洋舎、秋のキャンペーンを実施中

株式会社白洋舍(本社東京、五十嵐素一社長)は「秋のキャンペーン2012」を実施しています。
http://www.hakuyosha.co.jp/news/service/detail/99

今回のキャンペーンの内容は、
  1. ドライクリーニング全品に使用できる300円割引券を進呈。
  2. スタンプラリーを開催。
    1,000円以上のご利用でスタンプ1個押印、 5個で500円割引券を1枚、10個でさらに500円割引券を1枚進呈。
  3. 次のシーズンまでお預かりする保管サービスが3点以上で保管料半額、5点以上ならば保管料無料。
期間は11月最終営業日まで。

2012年11月8日

足利市で火災、マンションのテナント

栃木県足利市のクリーニング店で火災が発生しました。下野新聞が報じています。
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/top/news/20121108/917315

11月7日午後10時50分ごろ、足利市丸山町のクリーニング店から出火、約45平方メートルを焼いたとのこと。店は鉄筋4階建てマンションの1階にテナントとして入居しており、マンションの住人が煙に気付き119番したそうです。けが人はいませんでした。

2012年11月7日

「東京クリーニング界」757号発行

東京都クリーニング生活衛生同業組合の「東京クリーニング界」2012年11月号(第757号)が発行されました。


今号の主な内容は、
  • 高齢者表彰式と旧現役員・支部長等懇親会を開催
  • みのりの箱募金/浄財195万円を贈呈
  • 投稿〜練馬西支部・家族従業員慰安旅行
  • 販売のプロから見た衣料品の注意点とファッションアイテムの知識
  • クリーニング学校通信
  • 「情報・知識の時代」におけるクリーニング業Vol.2〜クリーニングサービスへの活かし方
【東京都クリーニング生活衛生同業組合のサイト】
http://www.tokyo929.or.jp/

2012年11月6日

トーカイが再生エネルギー事業に本格参入

株式会社トーカイ(本社岐阜市、小野木孝二社長)は次世代エネルギー事業部を新設し、太陽光発電など再生可能エネルギー事業に本格参入すると、岐阜新聞が報じています。
http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20121103/201211030910_18511.shtml

同社は昨年10月、リースキン事業本部で家庭向け太陽光発電システムの販売を開始。7月に施行された再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度で企業の需要も急増しているため、本格参入を決めたとのこと。

売電ビジネスでは、広島市に敷地面積2万1,000平方メートル、投資額3億5,000万円(土地代を除く)で、出力1,225キロワットのメガソーラーを整備。来年3月に稼働するそうです。
また羽島市などの2カ所の自社工場の屋根の空きスペースに太陽光発電パネルを設置し、売電する計画。

初年度1億5,000万円、4年後に10億円の売上高を目指すとしています。

マイスターの技能を披露、横浜

横浜マイスター会が主催する「第15回横浜マイスターまつり」が11月18日、横浜市技能文化会館および会館前の大通り公園で開催されます。

【開催案内のチラシ/pdf】
http://www.city.yokohama.lg.jp/keizai/happyou/h24/pdf/20121019meistermatsuri.pdf

横浜市では平成8年度から市民の生活・文化に寄与する優れた技能職者を「横浜マイスター」に選定しており、これまでに45人の横浜マイスターが誕生しています。マイスターまつりは、横浜マイスターが一堂に会し、すぐれた技能を披露するイベント。

当日はクリーニング師のマイスターとして、岡田敏明氏(クリーニングショップエバー)、沼能和男氏(恵比寿クリーニング)がアイロン仕上げの実演などを行います。

2012年11月5日

施策活用企業事例〜床ずれ防止マット

中小企業基盤整備機構が運営する中小企業ビジネス支援サイト「J-Net21」の施策活用企業事例で、株式会社富士サポート(本社山形県鶴岡市、小野寺正治社長)が紹介されています。
http://j-net21.smrj.go.jp/know/shisaku/entry/2012/20121105_01.html

同社は、株式会社小野寺ドライクリーニング工場の小野寺社長が個人で全額出資して2003年に設立。ラテックスを使用した床ずれ防止マット「スワン安心マットレス」を製造販売しています。
天然ゴムの使用により、優れた体圧分散効果で床ずれ予防、また優れた抗菌を実現したマットレスですが、これまで近畿圏では医療分野で販売実績はあるものの、それ以外では新潟、山形で多少販売実績がある程度で、首都圏ではほとんどありませんでした。
そこで中小機構の販路開拓コーディネート事業を活用し、首都圏での販路開拓の支援を受けました。

同サイトでは、制度を利用するきっかけや支援内容、支援の結果と今後の展開などが紹介されています。

2012年11月4日

トーカイが第2四半期決算を発表

株式会社トーカイ(本社岐阜市、小野木孝二社長)が平成25年3月期第2四半期決算の連結業績(平成24年4月1日から平成24年9月30日)を発表しました。
http://www.tokai-corp.com/finance/

それによると、
  • 売上高   :427億円4,600万円(前年同期比4.1%増)
  • 営業利益  :29億9,300万円 (同7.9%減)
  • 経常利益  :31億1,700万円 (同8.7%減)
  • 四半期純利益:16億2,800万円 (同46.1%増)
でした。

決算短信によると、ヘルスケア関連の事業を展開する「健康生活サービス」の売上高は220億8,700万円。医療機関からのアウトソーシングを請け負う病院関連事業が大型PFI案件を始めとした新規顧客の獲得によって増収となり、介護用品レンタルを行うシルバー事業においても、当社グループ内の同事業統合及び新規出店による営業体制の強化が奏功し増収となったことから、同セグメントは増収を達成。利益面は、大型新規案件に係る初期投資、四国地方における病院リネン新工場稼働に伴う費用の発生により、前年同四半期比減益でした。

清掃関連事業を展開する「環境サービス」の売上高は48億7,500万円。リースキン事業において、東日本大震災後の需要回復、新商品の投入により増収となったことから、前年同四半期比増収。利益面につきましては、売上の増加に伴う資材費の増加はあるものの、コスト圧縮効果、また、前年には東日本大震災で被災したリースキンフランチャイジーへの支援費用があったことから、前年同四半期比増益を達成しました。

2012年11月3日

24年秋の叙勲、3人に旭日双光章

平成24年秋の叙勲の受章者が発表されました。業界関連では、生活衛生功労として、次の方々が旭日双光章を受賞されました。
  • 髙田健氏 (74歳、前全ク連副会長/前埼玉県組合理事長)
  • 田中康雄氏(76歳、岐阜県組合理事長/元全ク連理事)
  • 大森武司氏(73歳、前全ク連理事/前奈良県組合理事長)
受賞者は11月15日に皇居で天皇陛下に拝謁します。

2012年11月2日

洗浄剤の移替えで注意喚起

10月19日の深夜、東京の地下鉄で業務用洗浄剤の入った飲料用のアルミ缶が破裂する事故が発生しました。
この事故を受け、製品評価技術基盤機構(nite)では再現実験を行い、注意喚起しています。
http://www.nite.go.jp/gen/osirase/osirase20121102.html

再現実験によると、強力な業務用洗浄剤400mlを飲料用のアルミ缶(ふた付き)に移し替えた場合、3時間34分後に乾いた大きな音とともに缶が破裂し、内容物が飛散しました。
また薄いアルミ缶を繰り返し握ったりするなどして内側の皮膜の一部が剥がれた状態を想定した実験では、約32分後に缶が破裂しました。

アルミ缶のふたを開けたまま放置しても、約7時間後には化学反応が活発となり、内部から内容物があふれ出てくる状態になります。

これらの結果から、製品評価技術基盤機構は「強力な洗浄剤等の移替えによる事故の防止について」次のような注意喚起を行っています。
  • 業務用に限らず洗浄剤等の中には、汚れを落とすために強い酸性・アルカリ性のものがあるので、指定された容器以外の別の容器に移さないでください。
  • 容器に入れた直後は何も起こらなくても、しばらくしてから化学反応が始まることがあるため、少し入れてみて変化がないからといって大丈夫だと判断しないでください。
  • 製品の安全上の注意書きを良く確かめて、「他の容器に移して使用しない」などの禁止事項は必ず守ってください。
    また、「他の容器に移して使用しない」などの禁止事項のほか、反応性の強い薬品が含まれている可能性が高いことに十分注意し、「ゴム手袋を着用し、作業後は必ず手を洗う」、「壁や天井など顔よりも高い場所に使う場合、洗浄液を布・スポンジなどにつけて塗る」、「目に入った場合、直ちに流水で15分以上洗い流す。コンタクトレンズは外す。その後、速やかに医師の診断を受ける」といった注意事項は必ず守ってください。

ジャケットなど日焼けが原因で変色

株式会社ジョイックスコーポレーションは、「ポール・スミス」ジャケット、スラックスで変色事故が発生したと発表しました。
http://www.paulsmith.co.jp/paul-smith-world/news/paul-smith-recall_10-2012/

対象商品は2012年3月1日から10月20日まで販売したポール・スミスのジャケット(品番123303  9057  191)、スラックス(品番123303  248K  191)。
日焼けが原因とみられる変色事故が発生したため、同社では回収のうえ見立て替え、または返金対応するとしています。

2012年11月1日

ダスキンが第2四半期決算を発表

株式会社ダスキン(本社吹田市、山村輝治社長)は、平成25年3月期第2四半期の連結業績(平成24年4月1日から平成24年9月30日)を発表しました。
http://www.duskin.co.jp/ir/library/result/index.html

それによると、
  • 売上高   :820億8,800万円(前年同期比3.9%減)
  • 営業利益  :47億5,100万円(同12.1%増)
  • 経常利益  :57億4,600万円(同7.8%増)
  • 四半期純利益:29億6,700万円(同3.5%増)
でした。

決算短信によると、「クリーンケアグループ」の家庭市場はフロアモップ「LaLa」の販売初年度であった前期と比べ付属品等の売上が大幅に減少したことやハンディモップの売上が減少したこと等で、モップ商品全体の売上は前年同期を下回る結果となりました。

事業所市場では、企業収益が回復傾向にある中、依然として経費節減意識は強く、引き続き厳しい状
況が続いており、全体の売上高は前年同期を下回りました。しかしながら、清掃用具レンタルに、清掃サービスや害虫駆除、衛生管理サービス等を加えたオーダーメイドの総合提案を繰り返し行う地道な営業を展開した結果、マットを中心とするダストコントロール商品の売上減少幅は前年同期に比べ縮小しました。

ユニフォームサービス事業は、ユニフォームのリース契約、販売、クリーニング契約が堅実に推移し前年同期並みの売上高となりました。

クリーンケアグループ全体の売上高は541億9,400万円(前年同期比5.4%減)、営業利益は73億
1,700万円(同4.2%増)でした。

白洋舍が第3四半期決算を発表

株式会社白洋舎(本社東京、五十嵐素一社長)は、平成24年12月期第3四半期の連結業績(平成24年1月1日から平成24年9月30日)を発表しました。
http://www.hakuyosha.co.jp/ir/news/financial_report/

それによると、
  • 売上高   :332億800万円(前年同期比5.0%増)
  • 営業利益  :6億1,600万円(-)
  • 経常利益  :6億4,800万円(-)
  • 四半期純利益:1億9,400万円(-)
でした。

決算短信によると、業績を事業セグメント別にみると、

個人向けのクリーニング業務については、中長期的に需要が減少傾向にあるが、新規のお客を増やす・継続してご利用いただく・より多くご利用いただくことに注力するとともに、アパレルメーカーやインテリアメーカーなど異業種他企業との連携・提携によるお客さまとの接点の拡大に努めている。
新たな取組みとしては、「ふとん」「じゅうたん」の防ダニ加工の取扱いを開始するとともに、ホームページ等で保管付宅配クリーニング「安心クローク」の受付を実施(4月~6月限定)。
また、需要減少期である夏場には「ランドリー全品抗菌防臭処理」や「ブーツ・靴クリーニング
10%off」「汗すっきり加工・折目加工のお試しキャンペーン」を訴求し、集品をりました。集配部門においては昨年度実施したお客さまアンケートを9月にも実施。
これらの結果、クリーニング事業における売上高は170億7,400万円(前年同四半期比1.3%増)、セグメント利益(営業利益)は6億4,800万円(同24.0%増)でした。

レンタル事業のうち、リネンサプライ部門は関東地区リゾート宿泊施設は海外からの旅行客の減少等に伴い、稼動に減少傾向が見られたものの、都内高級ホテルの稼動は順調に推移。
ユニフォームレンタル部門については、既存顧客のユニフォームレンタル利用頻度に増加が見られたほか、ISO22000認証取得効果により新規に受注した食品関連事業ユニフォームの売上に支えられた。
これらの結果、売上高は130億5,000万円(前年同四半期比7.2%増)、セグメント利益(営業利益)は6億8,900万円(同143.6%増)でした。

またその他として、事業所及び家庭用モップ・マット等を供給するケミサプライ部門並びに、オフィス等の清掃、リフォーム、特殊清掃等を行うハウスケア部門に おいては、同業他社との競争環境が厳しく、引き続き顧客からの値下げ要請等の動きが売上、利益の圧迫要因となっています。
しかしながら、ユニフォーム販売が増加したことを主因として、売上高は42億2,900万円(前年同四半
期比9.8%増)、セグメント利益(営業利益)は1億3,600万円(同21.7%増)となりました。