2009年6月30日

Clean Showに1万人超

6月18日から21日に米国ニューオーリンズでクリーニングの国際展示会「Clean Show 2009」が開催されました。期間中、世界各国から1万人を超す来場者がありました。

5月のチェーンストア販売、衣料品10.7%減

日本チェーンストア協会が5月度の「チェーンストア販売統計」を発表しました。
http://www.jcsa.gr.jp/

会員企業数70社(店舗数8,103店)の販売データをまとめたもので、概況としては、景気の悪化に伴う雇用や所得に対する先行不安感を背景に、生活者が節約志向を一層強めていることから、衣料品、住関品を中心に苦戦し、食料品はほぼ前年並みを確保したものの、総販売額の前年同月比は6ヵ月連続のマイナスとなった。
新型インフルエンザの影響により、備蓄用食品やマスクの需要の増加が顕著だった、と分析しています。

衣料品を見てみると、販売金額は1,140億450万円で、前年同月比10.7%の減少。前月比では0.6%増でした。
部門別では、
紳士衣料  203億326万円(前年比7.6%減)
婦人衣料  348億9,061万円(前年比9.7%減)
その他衣料 588億1,063万円(前年比12.3%減)

紳士衣料は、販促効果からスーツ、フォーマルは好調だが、ジャケット、スラックス、Tシャツは不調。
婦人衣料は、ジーンズは好調だが、ジャケット、スーツ、Tシャツは不調。
その他衣料・洋品は、インナー、UV手袋は好調だが、婦人靴下、子供服は不調。
という動きだったようです。

2009年6月29日

三幸社、東ポリの一部事業を譲り受け

三幸社グループが東ポリ株式会社のフィルム、ハンガー事業を新会社「株式会社東ポリ三幸社」(TOPOLY-SANKOSHACO., LTD)を設立して、譲り受けることを決定しました。
http://www.sankosha-mfg.com/20090626.html

「株式会社東ポリ三幸社」の本社は株式会社三幸社、株式会社三幸社エンジニアリングと同じく東京都八王子市で、北海道岩見沢市に北海道事業所を置きます。東ポリ北海道工場があったところです。

2009年6月26日

いまなにしてる?モバイル

Twitterですが、携帯からだとこのアドレスでしょうか。
http://m.twitter.com/cleaningonline

製品情報を募集中

クリーニングオンラインでは製品情報コーナーのリニューアルを進めています。
http://www.c-online.net/product/index.html
新レイアウトでは、ひとつの製品を1ページで紹介していきます。そのため写真を含め、より多くの情報を掲載できるようになります。

そこでメーカー各社様から掲載したい製品情報を広く募集いたします。クリーニング業、リネンサプライ業などを対象に発売している機械、機器、資材、システムなどの新製品を中心に、話題となっている製品やベストセラー製品などの情報をお待ちしております。

掲載は無料です。記事とは別に広告をお願いすることもありません。
  • 製品の紹介文、写真(jpg、gif)をメールで送信
  • 写真を使用しない場合は紹介文をファックスで送信
  • 紹介したい商品のカタログを郵送
いずれかの方法でクリーニングオンラインまでお送りください。

クリーニングオンライン
〒228-0814 神奈川県相模原市南台6-15-17 トクモトビル200
TEL 042-749-7662 FAX 042-860-0802
master@c-online.net

掲載できない場合もありますので、予めご了承ください。
また掲載に伴う保証や苦情等に関しては一切、責任を持ちません。

2009年6月25日

ルートイン、事業再生ADRで再建

ルートインジャパン株式会社が、第三者機関の調整による私的整理の手法「事業再生ADR(裁判外紛争解決手続)」での経営再建を目指していると信濃毎日新聞が報じています。
http://www.shinmai.co.jp/news/20090625/KT090624ATI090030000022.htm

同社は1977年に電機製造業として設立。1985年に長野県上田市に上田ロイヤルホテルを開業し、ホテル業に進出。現在、海外を含めグループ全体で222施設を展開しています。

新ホテルの建設資金は金融機関からの借り入れに依存しており、東京商工リサーチ長野支店によると、新ホテル建設目的で調達した資金の一部を既存債務の返済にも充てていたそうです。昨秋の世界的な金融危機以降、新規借り入れが難しくなり、急速に資金繰りが悪化しました。
そのため融資を受けた金融機関に債務返済期間の延長などを求め、営業を継続しながら立て直しをはかるとしています。今年3月末時点の金融債務は97機関で計939億円。

百貨店OB採用で弁償額半減

まるとみクリーニング、ウエルクリーニングを展開する丸富株式会社(本社大阪市西淀川区、田村義昭社長)は大手百貨店に長年勤務していた人をお客様相談室の室長にしました。日経ネット関西版の「大企業OBが中小で成果」という記事の中で紹介されています。
http://www.nikkei.co.jp/kansai/news/news000416.html

中小企業基盤整備機構が進める「新現役チャレンジ支援事業」は、商工会議所など各府県に配置した地域事務局が企業OBのシニアの登録者を募集し、企業側が求める人材を紹介するというもの。現役世代の人材確保が難しい中小・ベンチャーには、高度な知識やノウハウを持つシニア世代が貴重な戦力となっているそうです。

丸富株式会社では昨年、大手百貨店に33年間勤務した谷巌夫氏を採用、新たに設けた「お客様相談室」の室長としました。田村義昭社長が顧客からのクレーム対策専任の責任者を求めて、大阪商工会議所に相談したところ、紳士衣料などの仕入れ業務を長く経験した谷氏を紹介されました。
繊維や染料、縫製の具合など衣料の特性に熟知する谷氏は「海外で購入した衣料は、日本の製造基準と違い、正しくクリーニングしても色あせすることもある」と指摘。日本語の表示がない衣料の依頼を断るなどした結果、今年2月から4月の顧客への弁償額が前年同時期の半分に減ったそうです。

2009年6月24日

工場跡から7,300倍のパーク検出

大阪のクリーニング工場跡地から、環境基準を大幅に上回るテトラクロロエチレンが検出されました。
http://sankei.jp.msn.com/life/environment/090623/env0906231434000-n1.htm

産経ニュースによると、大阪府は6月23日、富田林市若松町西のクリーニング工場跡地から、最高で環境基準の7,300倍のテトラクロロエチレンを検出したと発表しました。
このほかにトリクロロエチレンなどの有害物質も土壌や地下水から基準を超えて検出されました。地下水は一部飲用に使われていますが、健康被害は報告されていないそうです。周辺の井戸水は調査中で、一部の水質基準は問題ないことが確認されました。

2009年6月23日

いまなにしてる?

Twitterに登録しました。
http://twitter.com/cleaningonline

洗えるスーツ、実際に洗ってチェック

日系トレンディネットが、「洗えるスーツ」を実際に洗って真価をチェックした記事を掲載しています。
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/pickup/20090615/1027059/

洗濯機で洗えるタイプのAOKI「プレミアムウォッシュスーツ」とシャワーで汚れを落とすタイプのコナカ「シャワークリーンスーツ」、どちらも新品をそれぞれ2回洗い、その手順と洗濯後の風合い、生地の変化などを確認しています。
洗濯方法やビフォー・アフターの写真等を含め詳細は記事を見ていただくとして、仕上がりについては
全体的に縮みや型くずれはほとんどみられず、おろしたてと何ら変わりない。袖、襟、ベント部分を中心に細部を見ても、むしろ、当初、折り畳まれて箱に入っていたために刻まれた袖のシワが、きれいに取れてなくなっている。どちらも、アイロン掛けの必要はなく、そのまま着て出掛けられる状態だ。
2回目の洗濯後、襟やベント部分に多少の使用感が出たものの、全体として見ればほとんど気にならない。スラックスのプリーツも、落ちずにきれいなまま残っている。
としています。

2009年6月22日

5月の百貨店売上、衣料品15.4%減

日本百貨店協会が5月の「全国百貨店売上高」を発表しました。
http://www.depart.or.jp/

調査対象百貨店87社274店のデータをまとめたもので、売上高総額は約5,113億円、前年同月比で12.5%の減少でした。15カ月連続で前年同月比マイナスとなりました。
5月の売上の特徴としては、
政府による景気判断の上方修正や株価の回復など、全般的な経済情勢は改善傾向を示し始めたものの、失業率の上昇や所得の減少から消費者の生活防衛意識は依然強く、主力の衣料品や高額品を中心に売上不振の厳しい状況が続いている。
また、中旬以降は、新型インフルエンザの国内感染が発生した影響で、京阪神地区や首都圏を中心に入店客数が大幅に減少したことも売上を押し下げる要因となった。
具体的な動向としては、全国的な広がりを見せている下取りセールなどのイベント型催事が好評であったこと、高温多照の天候で夏物軽衣料に動きが見られたこと、休日日数が前年比2日だったことなどプラス要素もあったが、母の日需要が低単価商材にシフトし例年のような盛り上がりに欠けたこと、高速料金引下げでGW期間中の都市中心部への来街者が減少し百貨店の入店客数にも影響したこと、外商を中心に法人需要が大きく冷え込んでいることなどマイナス要素が重なり、4月実績(-11.3%)から売上減少幅を広げる結果となった。
と分析しています。

衣料品を見てみると、売上高は1,865億5,371万円で、前年同月比15.4%減でした。衣料品は23カ月連続でマイナスとなりました。
商品別では、
  • 紳士服・洋品  378億8,538万4千円(前年比16.9%減)
  • 婦人服・洋品 1,199億8,203万4千円(前年比15.2%減)
  • 子供服・洋品  141億2,871万5千円(前年比12.3%減)
  • その他衣料品  146億5,757万7千円(前年比14.9%減)
となっています。

2009年6月20日

空梅雨?特に西日本の降水量少なく

今年は5年ぶりの空梅雨になる可能性があり、特に西日本では渇水が深刻化していると、毎日新聞が報じています。
http://mainichi.jp/select/today/news/20090620k0000e040036000c.html

記事によると、西日本を中心に降水量が平年を下回る地域が多く、九州では給水制限を始めた自治体も。福岡県の油木ダムの貯水率は8%。大分県の芹川ダムも15%にとどまり、13日から水力発電を停止しました。
この時期の主役の梅雨前線は南海上に停滞したままで、気象庁は「2004年以来の空梅雨になる可能性もある」と分析しています。

一方、首都圏の主なダムの貯水率は平均7割で、現時点で水不足の心配はないとしています。
実際、東京都心や関東の太平洋側、東北地方では降水量は平年を上回っていますが、これは梅雨前線の影響ではなく、上空の寒気によるもの。梅雨の現象とは違う気まぐれな強い雨が降水量を押し上げているのが実態だそうです。

水不足は特にランドリー工場に影響が大きいのですが、梅雨前線の動きが気になるところです。

2009年6月19日

エコポイントでクリーニング

「エコポイント」と交換できる商品や商品券など271種類が発表されました。
http://www.meti.go.jp/press/20090619006/20090619006.html

内訳は商品券等(207件)、地域産品(55件)、環境配慮製品(9件)で、商品券等の中には生活関連券として全国クリーニング生活衛生同業組合連合会(全ク連)の「クリーニングギフト券」も含まれています。

2009年6月18日

花王から「kao」へブランド統一

花王株式会社(本社東京、尾崎元規社長)は新CI(コーポレート・アイデンティティ)と環境宣言を発表しました。
http://www.kao.com/jp/corp_news/2009/20090617_002.html

エコロジーを経営の根幹とする姿勢を示すことを目的に、コーポレートメッセージを「自然と調和する こころ豊かな毎日をめざして」に定めました。
環境宣言は、“いっしょにeco”をテーマとし、「3つの『いっしょにeco』」と「2020年中期目標」から構成されています。前者では節水・省エネ型製品やお客さまといっしょに達成する方法の提案など、後者では消費者向け製品のCO2排出量削減や製品使用時の水削減の目標値などをあげています。

また月のマークの「花王」ブランドについては、10月1日より英語の「kao(ケイ・エイ・オー)と月のマーク」に統一していくとしています。

2009年6月17日

洗えるスーツで節約できる金額は

各社から家庭で洗えるスーツが登場していますが、マイコミジャーナルが洗えるスーツで節約できる金額はどれくらい?という記事を掲載しています。
http://journal.mycom.co.jp/news/2009/06/15/052/

記事の試算では、
  • スーツ上下のクリーニング代金が1,890円(大手クリーニング店H社価格)
  • 手持ちのスーツ上下が春夏用、秋冬用それぞれ3着で合計6着
とした場合、シーズンオフに1度クリーニングに出すとしても、
  • 1,890円×6着で年間1万1,340円もの節約
  • 5年では5万6,700円もの節約
になるとしています。

節約効果とともに、汚れてしまっても気軽に洗え、いつも清潔に保てるスーツは、汗やニオイの気になるこれからの季節にもぴったり、とも。

2009年6月16日

地元球団をクリーニングで支援

吉田えり投手で注目を集めたものの分配金未払いや運営会社の撤退などの問題が出たプロ野球・関西独立リーグ。
同リーグで和歌山を本拠地とする「紀州レンジャーズ」を支援しようと、マミ-クリーニングが選手のユニフォームを無料でクリーニングすると発表しました。
http://sankei.jp.msn.com/region/kinki/wakayama/090616/wky0906160323000-n1.htm

産経ニュースによると、チェーンストアを展開する株式会社オークワの関連会社であるマミ-クリーニングは和歌山県内を中心に47店舗を展開。森本真司社長は「苦境に立たされているチームを和歌山全体で応援しようと、クリーニングでの支援を決めた」と話しています。
記事の中で「ユニホームは上下2セットほどしかなく洗濯が大変だった。きれいなユニホームで試合に臨めてうれしい」という選手の声を紹介。
きれいなユニフォームでがんばってください。

紀州レンジャーズは藤田平監督なんですね。

2009年6月15日

駅舎で取次、電車で配送

島根県の一畑電車が雲州平田駅に開店したクリーニングの取次店が乗客に重宝がられていると読売新聞が伝えています。
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shimane/news/20090612-OYT8T00934.htm

この取次店は雲州平田駅の駅務室横の会議室の壁に穴を開け、取扱窓口とカウンターを設けるなどして、駅舎を改造して今年4月中旬にオープン。お客さんがカウンターに置かれたチャイムを鳴らすと、駅員らが窓口に駆けつけ応対するそうです。

預かった衣類は乗客の乗った電車で電鉄出雲市駅に運び、同駅近くのクリーニング工場でクリーニング処理した後、また電車で運搬します。記事では「電車からクリーニングした衣類を降ろす駅員」の写真が掲載されていますが、滅多に見ない光景であることは確かですね。

同駅周辺にはクリーニング店がなかったこともあり、また朝の通勤時に出せば、夕方以降の帰宅時に駅で受け取れる便利さが受け、開店直後の1週間は約1,000点を受け付けたそうです。

2009年6月14日

TES試験に業界から140人

社団法人日本衣料管理協会は7月19日に試験が行われるTES(繊維製品品質管理士)試験の出願状況を発表しました。
http://www.jasta1.or.jp/index.html
今年のTES試験は5月20日に出願が締め切られ、7月19日に札幌、新潟、東京など全国7会場で試験が行われます。

出願者は男性1,443人、女性986人の計2,429人。昨年の2,087人より342人増えています。
業種別ではアパレルが最も多く624人と25.7%を占めます。クリーニング業は男性106人、女性34人、計140人が出願。全体の5.8%にあたります。

TES試験は、基礎知識を問う短答式と応用能力を問う論文式の2つに分かれており、短答式が3科目、論文式が2科目で計5科目。合格した科目は合格した次の年から数えて3年間有効ですので、1回の試験で、すべての試験科目を合格して資格をとることもできますが、4年間で段階的に5科目を取得し資格をとることもできます。
今年は継続が1,283人、新規が1,146人となっています。

ロイヤル、入金機オンラインシステム導入

ロイヤルネットワーク株式会社(本社酒田市、仲條啓三社長)は売上金管理業務をアウトソーシングしました。綜合警備保障グループと提携し、入金機オンラインシステムを導入したと日経ネットが報じています。
http://www.nikkei.co.jp/news/retto/20090528c3b2802s28.html

同社は綜警グループのALSOK山形株式会社と契約し、茨城県など一部で試験導入していましたが、このほど青森、秋田、宮城、山形各県を含む七県38工場に一斉拡大しました。導入コストは年間約2,000万円の見込み。

各クリーニング工場内に入金機を設置。管轄エリアの店舗から回収した売上金を入金機に投入すると金額を自動集計するとともに、入金データを同社本部やALSOKに送信。ALSOKはデータに基づき指定口座に同額を振り込み、入金機内の現金は随時回収する仕組みです。

ちなみにALSOK・入金機オンラインシステムのページはこちら。
http://www.alsok.co.jp/corporate/service/onlinesystem.html

2009年6月13日

福岡にパワーを、玉屋リネン

九州で調査・リサーチなどを行っている株式会社データ・マックスが「福岡にパワーを与える企業100社」を出版しました。その中で、玉屋リネン・サービス株式会社(本社福岡市、田中丸昌宏社長)が紹介されています。
http://www.data-max.co.jp/2009/06/10038.html

同社のサイトで一部内容が掲載されていますが、そこからピックアップすると
九州新幹線鹿児島ルートの全線開業を2年後に控え、博多駅周辺ではこの数年、新たなホテルが相次いでオープンしている。玉屋リネン・サービス株式会社は顧客の6割あまりを客室稼働率低下の影響が比較的少ないビジネスホテルが占めていることに加え、新規開業のホテルからの受注実績の高さで既存顧客からの発注量の落ち込みをカバー。業界内に逆風が吹きすさぶ中、同社の健闘振ぶりが際立つ。
また田中丸社長は新規ホテルの場合、投資分の回収の目安は客室稼働率7割だが、現状ではそれを望むのは難しい。今はひたすら我慢の経営をしていくよりほかないのではないか、としています。

2009年6月12日

サニクリーン、情報誌の最新号

株式会社サニクリーン(本社東京、山田健社長)がユニフォーム情報誌「UNIPRESS」の最新号を発行しました。
http://www.sanikleen-uniformrental.com/

今号の特集は「レンタルの時代がやってきた!」。
サニクリーンが定期的に実施しているWEBアンケートによると、レンタルサービスが注目されているウラには、厳しい経済状況下でのユーザーの冷静な判断と賢い選択によるものであることが・・・。そして、「モノを増やさない」「ゴミを出さない・減らす」といった環境への配慮がレンタルを後押ししている傾向も・・・。
「経済的で衛生的で手間いらず!」この不況下でも着実に需要を伸ばしているレンタルユニフォーム。そのレンタルユニフォームにも新たな使命が求められる時代に。さて、その新たな使命とは何か。
という内容だそうです。

2009年6月11日

太洋リネン、安全の模範で表彰

7月1日からの全国安全週間を前に、沖縄県石垣市では「第19回八重山地区安全大会」が開かれました。
http://www.y-mainichi.co.jp/news/13810/

八重山毎日新聞によると、大会では一部改正された労働安全衛生規則についての説明などがあったほか、安全、衛生、成績が極めて高い水準にあり、模範と認められた太洋リネンサプライ株式会社(本社石垣市、宮平康弘社長)他一社に表彰状が贈られました。おめでとうございます。

全国安全週間は厚生労働省と中央労働災害防止協会の主唱により、「産業界における自主的な労働災害活動を推進するとともに、広く一般の安全意識の高揚と安全活動の定着を図ること」を目的として、昭和3年からはじまり、今年で82回目を迎えます。毎年、7月1日から7月7日まで全国安全週間として実施しています。
今年のスローガンは
定着させよう「安全文化」つみ取ろう職場の危険
リネンサプライ工場、クリーニング工場では機械や熱源など、意外といろいろな箇所で労働災害につながるおそれがあります。安全に対する配慮はしてもし足りないことはないので、常に注意して、安全な環境をつくりましょう。

2009年6月10日

島しょ部の取次が好評

株式会社白洋舎(本社高松市、鵜川俊英社長)がはじめた、島しょ部でのクリーニング取次サービスが好評だと四国新聞社が伝えています。
http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/economy/article.aspx?id=20090610000099

これまでクリーニング店がなかった女木島ではじめた取次が好評で、今日6月10日から男木島でも開始するそうです。
取次サービスの窓口は、女木島が四国・鬼ヶ島観光協会事務所、男木島は男木地区自治会館に開設。クリーニング品は、フェリーなどを経由して本社工場に届けられます。特に重量のある布団や毛布、大量の衣料品を預ける際は便利としています。回収日は女木島が火・金曜、男木島が水・土曜。運搬費は特に必要なく、通常料金で利用できます。

記事によると同社は「クリーニング利用に不便を感じていた島民の方に活用してもらい、地域貢献につなげたい」とし、今後、ニーズ把握した上で、ほかの島しょ部へのサービス拡大を検討するとしています。

2009年6月9日

リネン配送センター、でも実は...

リネン品の配送センターを装い、ソープランドに客をあっせんしていた無届けの風俗案内所が摘発されました。FNNニュースが報じています。
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00156719.html

6月6日に東京・台東区の吉原にある「角海老」が無届けで設置していた案内所で家宅捜索が行われました。ここの看板には「配送センター」と書かれており、リネン品の配送センターを装っていましたが、実際には風俗案内所を営業し、系列店に客をあっせんしていたということです。
警視庁は、売春の場所を提供した疑いで、ソープランドの社長ら9人を逮捕し、この配送センターの所長も、ほう助の疑いで逮捕しました。このほか喫茶店と称した無届けの案内所、およそ10カ所も摘発しました。

2009年6月7日

4月も洗濯代支出は減少

総務省統計局の「家計調査報告(二人以上の世帯)」4月分の速報がまとまりました。1、2、3月に引き続き前年を下回る結果となりました。

昨年2008年は3、4月は前年より増加、5月が前年より減少というパターンの繁忙期でした。しかし今年は3、4月と前年を下回り、厳しい状況となりました。今年の繁忙期は後半に盛り返せたか、5月の結果に注目したいところです。

4月分の速報結果は、全国全世帯の洗濯代支出金額は1,192円で、前年の1,238円より3.7%減少。勤労者世帯も前年より3.5%減の1,302円(前年1,350円)でした。
地方別では、
  • 北海道 1,176円(前年1,120円)
  • 東 北 1,195円(前年817円)
  • 関 東 1,311円(前年1,470円)
  • 北 陸 1,824円(前年1,507円)
  • 東 海 926円(前年1,189円)
  • 近 畿 1,323円(前年1,299円)
  • 中 国 1,001円(前年1,020円)
  • 四 国 1,132円(前年789円)
  • 九 州 842円(前年1,027円)
  • 沖 縄 340円(前年226円)
東海、九州、沖縄で1,000円を下回りました。

過去の世帯当たり支出金額はクリーニングオンラインのデータ集にも掲載しています。
http://www.c-online.net/data/

2009年6月5日

東ポリ、再生手続を廃止

東ポリ株式会社は6月2日、東京地方裁判所に民事再生手続廃止の上申を行い、裁判所が再生手続の廃止を決定したことを発表しました。
http://www.topoly.co.jp/index.php4

同社は3月11日に負債総額約28億円で、民事再生法の適用を申請していました。
【関連ブログ】
http://cleaning-online.blogspot.com/2009/03/28.html

今回の再生手続の廃止により、約1カ月後に廃止決定が確定した上で、破産手続きが開始されます。そのため今後の注文は受けることができないとしています。

なお三幸社グループが事業継承の方向で検討しているそうです。

2009年6月4日

4月のチェーンストア販売、衣料品11.7%減

日本チェーンストア協会が4月度の「チェーンストア販売統計」を発表しました。
http://www.jcsa.gr.jp/

会員企業数70社(店舗数8,089店)の販売データをまとめたもので、概況としては、景気の悪化に伴う雇用や所得に対する先行不安感を背景に、生活者が節約志向を一層強めていることから、衣料品、住関品を中心に苦戦し、中旬の気温の上昇により一部夏物商品に動きが見られたものの、総販売額の前年同月比は5ヵ月連続のマイナスとなった、と分析しています。

衣料品を見てみると、販売金額は1,132億7,383万円で、前年同月比11.7%の減少。前月比では1.0%増でした。
部門別では、
紳士衣料  207億6,055万円(前年比10.8%減)
婦人衣料  340億5,924万円(前年比12.4%減)
その他衣料 584億5,404万円(前年比11.7%減)

紳士衣料は、シャツ、ショートパンツは好調だが、スーツ、ジャケットは不調。
婦人衣料は、ブラウス、カジュアルパンツは好調だが、フォーマル、スーツ、ジーンズ、Tシャツは不調。
その他衣料・洋品は、インナー、帽子、UV手袋は好調だが、子供服、紳士靴、傘は不調。
という動きだったようです。

2009年6月2日

三菱、クリーニング事業から撤退

三菱重工産業機器株式会社(本社名古屋市、吉山嘉久社長)は業務用洗濯機事業から撤退することを発表しました。

同社は昭和30年代に出荷を開始して以来、長くクリーニング業界で生産、販売を行ってきましたが、昨今は販売数量が激減するとともに、今後の業績改善を見通すことがきわめて困難であるとし、今年6月30日で営業活動を打ち切り、今年9月末日で撤退、事業を終了するそうです。

アフターサービスについては、大半のものは住商アイナックス株式会社、株式会社稲本製作所が引き継ぐことで基本合意に達しているようです。
ストレッチプレス、ボディプレスについては株式会社宮田工機が引き継ぐ予定。排水リサイクル装置など3社が引き継がない製品に関しては、事業規模を縮小し社名変更した新会社で対応していく予定になっています。

住商アイナックス株式会社、株式会社稲本製作所に引き継ぐ製品は、
ドライクリーナ、連続洗濯機、脱水機、ロールアイロナ、乾燥洗濯機、その他の三菱重工産業機器製製品と同社が納入した他社製製品(フィーダー、フォルダ、シーツチェッカなど)。

クリーニング業界から三菱ブランドがなくなるのは寂しいですね。

2009年6月1日

今日からクールビズ

今日6月1日から9月30日までは「COOL BIZ(クールビズ)」期間。
2009年のテーマは「MY COOL BIZ~私らしく、クールビズ~」。冷房時の室温28度設定にするための知恵や工夫にフォーカスをあて、オフィスや家庭、商業施設や公共交通機関など様々なライフシーンにおけるクールビズの実践をより一層広げていく、としています。
http://www.team-6.jp/coolbiz2009/

クールビズは「チーム・マイナス6%」のCO2削減運動の一つとして、2005年の夏からスタート。過度な冷房を行わないことで、CO2の排出量を減らし、温暖化防止に貢献することが目的です。

実際に内閣府が平成19年に行った世論調査によれば、クールビズという言葉は9割以上の人に知られています。