2010年10月31日

喜久屋、新サービスショップ出店

株式会社喜久屋(本社東京、中畠信一社長)は新しい形の生活総合サービス・ショップとなる西麻布店を出店しました。
http://www.news2u.net/releases/77189


同社は業務用消耗品等の通信販売を行う株式会社フォーレスト、ハウスクリーニングなどを行う株式会社ベアーズと業務提携。
喜久屋クリーニングショップ西麻布店では、従来のクリーニング・サービスや衣類リフォーム・サービスに加え、ハウスクリーニング・サービスの受付と、米や酒、その他生活関連用品等約35,000アイテムをクリーニング品の集配と共にデリバリーするサービスを実施。12月からはレンタルDVDも開始する予定です。

ハウスクリーニング受付、生活関連用品のデリバリーの新サービスは同社の既存店舗でも順次開始するとともに、本事業におけるFC展開を推進するとしています。

2010年10月30日

白洋舍が第3四半期決算を発表

株式会社白洋舎(本社東京、五十嵐素一社長)は、平成22年12月期第3四半期の連結業績(平成22年1月1日から9月30日)を発表しました。
http://www.hakuyosha.co.jp/ir/02.html

それによると、
  • 売上高    330億7,400万円(前年同期比3.2%減)
  • 営業利益    5億1,000万円(同31.1%減)
  • 経常利益    5億800万円(同33.2%減)
  • 四半期純利益  1億5,700万円(同38.4%減)
でした。

第3四半期連結会計期間(平成22年7月1日から9月30日)の業績を事業セグメント別にみると、

ク リーニング事業は、長引く景気の低迷や厳しい雇用情勢を受けて、消費者の節約志向が高まり、クリーニング需要が長期的に低迷。当四半期の8月は、平均気温が戦後最高を更新するという猛暑の影響を受け、来店客数が伸び悩み売上面では大変苦戦したとのこと。
新たなアイテムとして「汗すっきり加工」を導入し、お客様満足度の向上に取り組むとともに、社内資格取得推進による、工場技術者やカウンタースタッフ等のスキルアップに力を入れ、トータル品質の向上にも力を入れてきたとしています。
以上の結果、売上高は56億6,600万円(前年同四半期比2.2%減)、営業損失は9,100万円(前年同四半期は営業損失500万円)でした。

レンタル事業のうち、リネンサプライ部門は、取引先の廃業・値引要請、海外からの宿泊客の減少、ユニフォーム部門では、得意先の事業縮小や人員削減などの減収要因がありましたが、子会社における関西地区のホテルリネン増加等の営業努力により若干の増収でした。一方、費用面ではユニフォーム部門で大口得意の契約更新に伴うリネン償却負担の増加などのコスト増大要因があったものの、生産部門を中心とした経費削減に努めた結果、トータルで費用削減につながり増益でした。
ケミサプライ部門はより一層の低価格競争と得意先のコスト削減などの影響から、厳しい事業環境が
続いたとしています。
以上の結果、売上高は48億3,300万円(前年同四半期比0.2%増)、営業利益は2億2,700万円(前年同四半期比11.8%増)でした。

2010年10月29日

トーカイが第2四半期決算を発表

株式会社トーカイ(本社岐阜市、小野木孝二社長)が平成23年3月期第2四半期決算の連結業績(平成22年4月1日から平成22年9月30日)を発表しました。
http://www.tokai-corp.com/finance/

それによると、
  • 売上高   :397億円3,700万円(前年同期比3.6%増)
  • 営業利益  :25億7,100万円 (同1.8%増)
  • 経常利益  :28億2,100万円 (同8.9%増)
  • 四半期純利益:15億5,300万円 (同0.2%減)
でした。

決算短信によると、ヘルスケア関連事業は老齢人口の増加を背景に堅調に推移していますが、環境サービス事業では顧客先である法人の経費削減や個人の消費減退が続いており、景気後退の影響が残る結果でした。このような状況下でコアセグメントの「健康生活サービス」、「調剤サービス」が、第1四半期の好調さを持続したまま堅調に推移し、「環境サービス」の減収を吸収し増収を果たすことができたとしています。

ダスキンが第2四半期決算を発表

株式会社ダスキン(本社吹田市、山村輝治社長)は、平成23年3月期第2四半期の連結業績(平成22年4月1日から平成22年9月30日)を発表しました。
http://www.duskin.co.jp/ir/information/kessan.html

それによると、
  • 売上高    878億円 (前年同期比2.7%減)
  • 営業利益    51億5,500万円(同20.8%減)
  • 経常利益    60億3,600万円(同16.6%減)
  • 四半期純利益  26億2,400万円(同17.5%減)
でした。

決算短信によると、
「クリーングループ」のホームサービス事業(一般家庭向けサービス)は昨秋販売を開始したハンディモップ「shushu」及びエアコンクリーニングサービスの拡販を中心に置いて、地域密着の営業活動を推進した結果、これらの売上は前年同期を上回りましたが、主力である床用モップの売上低迷の影響が大きくホームサービス全体では売上は減少。

ビジネスサービス事業(事業所向けサービス)では厨房機器・店舗設備のトラブルに対応する「緊急駆け付けサービス」の会員獲得活動を厨房衛生サポート活動の足掛かりと位置付け、地域密着の営業活動の中心にその会員獲得を置いた活動に注力。「シャープ株式会社製プラズマクラスターイオン発生機」を活用した空間衛生サポートの提案や大口・地域チェーン店獲得活動も積極的に行いましたが、経費削減意識の更なる高まりを受けて、主力のマット商品群をはじめ、清掃役務サービス等ほぼすべての商品・サービスで前年同期の売上を下回ったとのこと。

以上の結果、クリーングループ全体の売上高は576億1,100万円(前年同期比2.6%減)、営業利益は70億
3,200万円(前年同期比18.8%減)でした。

9月の洗濯代支出は減少

総務省統計局の「家計調査報告(二人以上の世帯)」2010年9月分がまとまりました。

9月分の結果は、全国全世帯の洗濯代支出金額482円で、前年の499円より3.4%減少。勤労者世帯は前年より9.6%増加して560円(前年511円)でした。

地方別では、
  • 北海道 686円 (前年602円)
  • 東 北 499円(前年537円)
  • 関 東 518円(前年586円)
  • 北 陸 442円(前年603円)
  • 東 海 437円(前年372円)
  • 近 畿 493円(前年465円)
  • 中 国 283円(前年336円)
  • 四 国 522円(前年564円)
  • 九 州 440円(前年390円)
  • 沖 縄 209円(前年216円)
過去の世帯当たり支出金額はクリーニングオンラインのデータ集にも掲載しています。
http://www.c-online.net/data/

2010年10月27日

クリーンサービスは売上増、FC統計

社団法人日本フランチャイズチェーン協会は2009年度のフランチャイズチェーン統計調査を発表しました。
http://www.jfa-fc.or.jp/particle/29.html

2009年度の日本国内のフランチャイズチェーン数は1,206チェーンで、前年度より2.0%減少しました。国内の総店舗数(直営店と加盟店の合計)は前年度より0.4%増加し、23万1,666店舗。店舗数は前年度のマイナスから一転しプラスに転じました。
フランチャイズチェーンの末端売上高は20兆8,031億円で、前年度より0.03%の微減でした。

業種別にみた場合、「クリーンサービス・クリーニング」はチェーン数26(前年度22)、店舗数4,588(同4,498)、売上高928億9,000万円(同902億7,900万円)でした。
「クリーンサービス・クリーニング」がプラス成長となった要因として、コインランドリーおよびハウスクリーニングが順調に店舗数と売上高を伸ばしたことをあげています。

2010年10月26日

展示会の出展情報を募集中

クリーニングオンラインでは「2010東京国際クリーニング総合展示会」の特集ページで、展示会の出展企業の皆様の出展情報を募集しています。出展内容や見どころなどを下記フォームよりご登録くださいますよう、お願い申し上げます。
http://www.c-online.net/exhibit/regist.html

掲載は無料です。別途、広告をお願いすることもありません。
なおインターネット上の登録フォームでのみの受付となりますのでご了承ください。

2010年10月25日

コープかがわと宅配サービス、白洋舎

株式会社白洋舎(本社高松市、鵜川俊英社長)は生活協同組合コープかがわと共同で、クリーニングの宅配サービスをはじめました。四国新聞が伝えています。
http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/economy/article.aspx?id=20101023000073

コープかがわの組合員を対象にしたサービスで、白洋舎がすでに実施している宅配サービスを活用。名称は「らくらく洗濯便」で、組合員が電話や用紙で利用を申し込むと、白洋舎の担当者が自宅や職場まで集配を行うという仕組み。宅配の注文が3点未満または1,000円未満の場合は、配達料300円が必要。
育児中の世帯、高齢者、障害者はクリーニング料金を1割程度割り引くそうです。

2010年10月24日

生活衛生振興で3回目の検討会

厚生労働省は11月11日、「第3回生活衛生関係営業の振興に関する検討会」を開催します。
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000000ugb3.html

今回の議題は、
  1. 関係者からのヒアリング
  2. 意見交換
  3. その他
時間は17時から19時まで、会場は厚生労働省の専用第23会議室。

また10月14日に行われた第2回検討会の配布資料等を同省サイトで公開しています。
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000000uiz8.html

この検討会は事業仕分け、行政事業レビュー公開プロセスでの指摘を踏まえ、生活衛生関係補助金の事業評価のあり方や、クリーニング師研修等の事業のあり方などを検討するもの。

2010年10月23日

9月のチェーンストア販売、衣料品5.6%減

日本チェーンストア協会が9月度の「チェーンストア販売統計」を発表しました。
http://www.jcsa.gr.jp/

会員企業数62社 (店舗数7,865店)の販売データをまとめたもので、概況としては、生活者の節約志向が続く中で、全国的な記録的残暑により、夏物商品の動きは良かったものの、秋物商品の動きが鈍く、総販売額の前年同月比は0.3%のマイナス(22ヵ月連続)となった。部門別には、食料品は飲料、アイスクリーム、惣菜、野菜、果物の動きが良く、20か月ぶりのプラスとなった。衣料品は秋物衣料の動きが鈍くマイナス、住関品はタバコの増税前の駆け込み需要から日用雑貨品が12カ月ぶりにプラスとなったものの家具の動きが鈍かったこと等からマイナスとなった、と分析しています。

衣料品を見てみると、販売金額は877億1,064万円 で、前年同月5.6%の減少でした。
部門別では、
紳士衣料  147億6,410万円(前年比10.5%減)
婦人衣料  268億8,367万円(前年比8.0%減)
その他衣料 460億6,287万円(前年比2.3%減)

紳士衣料は、Tシャツは好調だが、ジャケット、ネクタイ、秋物のシャツは不調。
婦人衣料は、フォーマル、ブラウスシャツは好調だが、ジャケット、スカートは不調。
その他衣料・洋品は、肌着は好調だが、パジャマ、ソックス、子供衣料は不調。帽子、パラソルの動きは良かった。

2010年10月22日

ライトダウン製品を回収、アシックス

株式会社アシックスはライトダウン製品で生地の糸抜け、およびダウンのわた抜けが発生することが判明したため対象製品を回収し、返金対応することを発表しました。
http://www.asics.co.jp/support/info/30

回収対象製品は今年9月から販売している「タラスブルバ」ブランドのライトダウンジャケット(品番:UCQ627)、ライトダウンベスト(品番:UCC108)、「ジェーンリバー」ブランドのライトダウンジャケット(品番:JRQ-12)、ライトダウンベスト(品番:JRC119)。

洗濯絵表示は、水洗不可、石油系によるドライクリーニングとなっています。

2010年10月21日

9月の百貨店売上、衣料品8.9%減

日本百貨店協会が9月の「全国百貨店売上高」を発表しました。
http://www.depart.or.jp/

調査対象百貨店92社260店のデータをまとめたもので、売上高総額は約4,463億円、前年同月比で5.2%の減少でした。31カ月連続で前年同月比マイナスとなりました。
9月の売上の特徴としては、
中旬まで続いた記録的な残暑の影響を受けて、本来最盛期の秋物衣料など主力商材が苦戦したほか、円高・株安傾向の深刻化や政策効果の息切れ(エコカー補助金の終了等)から、景気の先行き懸念が再度浮上するなど消費マインドを抑制する環境要因も重なり、商況全般としては低調に推移した。集客・販促催事の積極展開など各店の施策や、下旬の冷え込みで月後半から季節商材に動きが出始めるなど、売上を下支えする要素もあったが、最終的には前月から2ポイント減少幅を広げる結果となった。
と分析しています。

衣料品を見てみると、売上高は1,546億6,210万4千円で、前年同月比8.9%減でした。衣料品は39カ月連続でマイナスとなりました。
商品別では、
  • 紳士服・洋品  254億7,795万7千円 (前年比10.5%減)
  • 婦人服・洋品 1,069億1,276万5千円 (前年比8.6%減)
  • 子供服・洋品  102億1,801万4千円 (前年比5.8%減)
  • その他衣料品  120億5,336万8千円 (前年9.8%減)
となっています。

2010年10月20日

生活衛生功労者の大臣表彰

厚生労働省は平成22年度生活衛生功労者に対する厚生労働大臣表彰者を発表しました。
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000000ucuw.html

生活衛生関係営業の運営の適正化及び振興に関する法律第2条第1項に規定する営業に関し、組織活動の推進、衛生措置の改善向上等に顕著な功績があった者を表彰するもので、10月26日午後12時30分から、ホテルニューオータニ(東京都千代田区)で表彰を行います。

クリーニング関係の表彰者は次のとおり(敬称略)。
  • 永山昭一 (宮城県) 元 生衛組合副理事長
  • 小野寺清蔵(秋田県) 生衛組合常任理事
  • 渡邉勝幸 (埼玉県) 生衛組合専務理事
  • 伊澤勝令 (東京都) 生衛組合専務理事
  • 市川功  (神奈川県)生衛組合理事
  • 加藤文人 (長野県) 生衛組合理事長
  • 森喜藏  (滋賀県) 生衛組合副理事長
  • 波多野秀三(大阪府) 生衛組合理事
  • 坂本龍三 (兵庫県) 生衛組合副理事長
  • 池田大和 (和歌山県)元 生衛組合副理事長
  • 篠原功二 (高知県) 生衛組合理事
  • 當眞嗣良 (沖縄県) 元 生衛組合副理事長

2010年10月19日

繊維製品消費科学会が見学・講演会を開催

繊維製品消費科学会関東支部は11月10日、国際クリーニング株式会社(本社東京、西一彦社長)大森工場の見学・講演会を開催します。
http://homepage3.nifty.com/shohikagaku/

今回は同社のリネン工場とドライ工場を見学。クリーニング工程の説明やこれまでに経験されたクレーム事例、洗濯排水の再利用設備、日本リネンサプライ協会の衛生基準認定工場としての品質管理業務などについて話をききます。

当日のスケジュールは、
13:15〜14:45
工場見学
15:15〜16:15
講演「クリーニングの現状について」
国際クリーニング株式会社 社長 西一彦氏  

定員は30名(同業者の方はお断りすることがあります)。
参加費は学生500円、会員1,000円、非会員2,000円。

2010年10月18日

生活衛生資金貸付、利率を改定

生活衛生資金貸付の貸付利率が平成22年10月18日から改定されました。
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000000ucns.html

基準利率は(旧)2.15〜3.35%から(新)2.05〜3.45%となります。

2010年10月17日

情報誌69号を発行、東都フォルダー

東都フォルダー工業株式会社(本社埼玉県川口市、前嶋洋左右社長)は情報誌「TOTOFOLDER NEWSLETTER」の第69号(2010.9)を発行しました。


今号の内容は
  • 特集1「シーツ/ピロー両面検査装置」
検査用カメラのレンズへのホコリ付着を防止するため、リネン反転装置を新開発し、安定した検査ができるようになったリネンの両面検査システム
  • 特集2「コンパクトで導入しやすいマルチラインのご提案」
ホテル・旅館ごとにすべての品物(シーツ・包布・ピロケース)を処理する「屋台方式」に対応したコンパクトなマルチライン
  • 新製品情報「和だたみ専用浴衣処理システム」
温泉地で需要の多い浴衣を帯状にたたむ「和だたみ」専用フォルダー
  • その他技術情報
リニューアルしたピースフォルダーPSF

【東都フォルダー工業のサイト】
http://www.totofolder.jp/

2010年10月15日

JAPANTEX、カーテンクリーニングのセミナーも

「第29回JAPANTEX 2010」が11月17日から19日まで東京ビッグサイトで開催されます。国内最大級のインテリア見本市で、今回のテーマは「飾育」。
http://www.japantex.jp/

期間中、セミナー&トークショーも開催されますが、その中で専門店・内装工事向けセミナーとして、株式会社グローバルテン代表取締役小嶋徳昭氏による「循環型ビジネスのすすめ~カーテンクリーニングで売上げ拡大を~」も開かれます。カーテンクリーニングを起点とした循環型ビジネスの営業成功事例などを紹介します。

2010年10月14日

15日に第1回クリーニング師研修WG

10月15日15時より「第1回クリーニング師研修等事業ワーキンググループ」が厚生労働省で開催されます。
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000000tgrs.html

このワーキンググループは先に開かれた「第1回生活衛生関係営業の振興に関する検討会」で設置が決まったもので、第1回目の議題は、
  1. 行政刷新会議の評価結果について
  2. 今後の議論の進め方等について
  3. その他
会場は、厚生労働省の専用第23会議室(19階)。

CVSベイエリアが第2四半期決算を発表

株式会社シー・ヴイ・エス・ベイエリア(本社千葉市、泉澤豊社長)が平成23年2月期第2四半期決算(連結)を発表しました。
同社は東京都と千葉県でコンビニエンス・ストア「サンクス」を直営店舗を中心に130店舗以上展開している企業ライセンサー本部事業、マンションフロントサービス事業やクリーニング事業などを展開しています。
http://www.cvs-bayarea.co.jp/ir05.html

第2四半期の業績(2010年3月1日から8月31日)は営業総収入が146億8,100万円で前期より16.4%増加しました。
  • 営業総収入 :146億8,100万円 (前期比16.4%増)
  • 営業利益  : 3億9,200万円 (前期比20.3%増)
  • 経常利益  : 3億6,100万円 (前期比31.3%減)
  • 四半期純利益: 1億3,100万円 (前期比45.2%減)
決算短信によると、同社のクリーニング事業は、法人を対象とする「リネンサプライサービス」が好調に推移しており、ホテルや医療関係の取引先企業の拡大を進めることで、着実に売上を伸ばしてきたとのこと。また、マンションやホテルでの「クリーニング取次ぎサービス」は、株式会社アスクとの業務提携により、取引先の増加をはじめ、スケールメリットを生かすことで収益力の向上に繋げてきたそうです。

当第2四半期連結累計期間における業績は、クリーニング事業収入6億6,100万円、営業利益3,100万円でした。

2010年10月13日

リネン白書を発刊、矢野経済研究所

株式会社矢野経済研究所は「2010リネンサプライ白書」を発刊しました。
http://www.yano.co.jp/market_reports/C52111200

リネンサプライ白書はリネンサプライ業界に関するマーケティングレポートで、掲載内容は、

第1章:総論/市場規模と分野別売上
 ・市場規模と分野別売上
 ・分野別動向
第2章:リネンサプライ業の現状と動向
 ・アンケート回答企業から見たリネンサプライ業界
 ・主要リネンサプライヤーの実績と戦略
 ・総評
第3章:有力企業の事例研究
第4章:有力リネンサプライ企業 簡易個表196社

調査結果サマリーによると、
  • 2009年のリネンサプライ市場規模は、対2007年比約1.4%減の5,402億円
  • ホテルリネンやフードリネンにおいては、価格がほぼ限界点に達している
  • 顧客ニーズへ対応した結果、サービスは複合型へ
とのこと。

価格は101,850円。

2010年10月12日

ワイエイシイ、中国に現地法人

ワイエイシイ株式会社(本社東京、百瀬武文社長)は中国・上海に現地法人を設立、2010年10月1日から営業を開始しました。

【同社のお知らせ/pdf】
http://www.yac.co.jp/Head%20Home100/IR101001_Syanhai%20setsuritsu.pdf

現地法人名は「瓦愛新(上海)国際貿易有限公司」。董事長は百瀬武文氏、総経理には佐久間光氏が就任。

中国でのビジネスの拡大とサービス向上をはかるのが目的で、クリーニング機器、液晶関連装、太陽電池関連装、半導体関連装置の販売と関連サービスを行っていきます。

2010年10月8日

東洗、山梨工場で展示会開催

株式会社東京洗染機械製作所(本社東京、三科隆社長)は10月7日、8日、同社山梨工場で「新製品発表展示会」を開催しました。今回は 「ユーザーニーズの具現化」をテーマに、コンパクトタイプの新型連続洗濯機やドライメッシュベルトを採用したハイブリッドリボンレスロールなどを発表しました。

最新の機械、システムを見学に、全国各地からリネンサプライヤーを中心に多数の方が訪れていました。2日間で700名近くの来場があったそうです。


クリーニングオンラインの展示会特集で写真レポートを掲載しています。こちらもご覧ください。

2010年10月7日

衣料品回収キャンペーン

日本リ・ファッション協会は「衣料品回収キャンペーン2010秋」を行っています。衣替えを機に捨てられてしまう衣料品を対象とした回収キャンペーンで、10月1日から31日まで実施。
http://www.refashion.jp/

同協会では家庭や企業で不用になった衣料品を回収し、それらを有効活用し、社会貢献を行うとともに、新たな産業を興すべく、実証実験を行うため「リ・ファッションラボ」を7月から始動させました。今回の回収キャンペーンもラボの活動に参加している企業と協力して行っています。

洋服、着物および服飾品を対象に、次の協力店の店頭で回収を受け付けています。協会へ宅配便で送付することも可能です。
  • Cleaning喜久屋 二番町店(東京都千代田区)
  • MOTTAINAI STATION & Shop(東京都千代田区)
  • エコランドのリサイクルショップ目黒店(東京都目黒区)

クロロカーボン衛生協会通信第16号

クロロカーボン衛生協会が「クロロカーボン衛生協会通信・第16号」(2010年10月)をサイトにアップしています(PDF配信)。
http://www.jahcs.org/message/message.htm

今号ではクロロカーボンと排水について解説。工場から排水を下水道に排出する場合には下水道法で規制されていますが、その内容について説明しています。
また「排出水の水質測定について」のQ&Aも掲載しています。

2010年10月6日

紙オムツを院内処理、NTT東日本

NTT東日本関東病院は、日本で初めて、院内で発生した感染性廃棄物や汚物の付着した紙オムツなど廃棄物を全て院内で処理することに成功したと発表しました。
http://www.ntt-east.co.jp/release/1009/100922a.html

NTT東日本が運営しているNTT東日本関東病院では、これまで紙オムツの処理は特別管理産業廃棄物として外部に委託していましたが、鈴与株式会社と病院内の環境にあわせた紙オムツ処理システム「Ecolution-2 NS」を共同開発し、平成21年4月から実証実験として導入しました。これにより年間の紙オムツ廃棄量を46トンから34トンに削減。産業廃棄物から一般廃棄物に切り替えられたことで、処理費用も安くなり、CO2排出量も500kg削減したそうです。

NTT東日本は鈴与と連携し、NTT東日本が運営する他の病院はもとより、本システムをさらに改良し機能向上をはかり、他の病院へも展開していきたいとしています。

2010年10月5日

鹿島、土壌浄化の新工法を開発

鹿島建設株式会社(本社東京、中村満義社長)はVOC(有機塩素化合物)により汚染された土壌や地下水を浄化する「バイオブレンディー工法」を新たに開発したと発表しました。
http://www.kajima.co.jp/news/press/201010/4e1-j.htm

ドライクリーニング溶剤や不燃性金属洗浄剤などで使用されるトリクロロエチレンやテトラクロロエチレンなどのVOCによる土壌や地下水の汚染対策として、「嫌気バイオ法」が注目を集めています。汚染物質が存在する場所に栄養剤を注入することにより、地中に存在する分解微生物の働きを活発化させ、浄化を促進する方法ですが、汚染状況を把握し適正な栄養剤を正確に注入するなど、高度な管理技術が求められます。

今回、同社が開発したのはドレッシングなどに使われるエマルジョン油、乳製品、コーヒーから抽出した成分などをベースに、汚染状況に応じて、様々な化合物を混ぜ合わせた栄養剤を用いる「バイオブレンディー工法」。即効型や持続型など汚染状況に応じた最適な栄養剤を作り出すことができるそうです。
この工法は低コストで高い浄化効果があり、また、独自開発したエマルジョン油は、従来にないナノサイズの粒径を実現したため、地盤への優れた浸透性も可能になりました。

加えて、これまで培ってきた様々な土壌改良や拡散防止などの施工技術を組み合わせることにより、完全オーダーメイド型の嫌気バイオ工法を実現でき、これにより従来工法と比較して工事費全体で約5%から20%のコストを削減できるとしています。

同社では、低コストで確実な浄化が可能な本工法をVOCに汚染された土壌・地下水の浄化技術として積極的に展開していく方針とのこと。

2010年10月4日

生活衛生振興で1回目の検討会

厚生労働省で9月30日、「第1回生活衛生関係営業の振興に関する検討会」が開催されました。今年5月に行われた行政刷新会議ワーキンググループによる事業仕分け、6月に行われた行政事業レビュー公開プロセスでの指摘を踏まえ、生活衛生関係補助金の事業評価のあり方や、クリーニング師研修等の事業のあり方などを検討するもの。
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000000sxiv.html

配布資料の「今後の議論の進め方(案)」によると、
生活衛生関係補助金の議論の方向性に関しては、
  • 生活衛生関係補助金については、行政刷新会議及び行政事業レビュー公開プロセスの指摘を踏まえ、生衛法の趣旨(経営の健全化、衛生水準の向上、消費者の利益擁護)や現場の政策ニーズを踏まえた内容とする。
  • 具体的には、平成23年度概算要求の内容を踏まえつつ、全国生活衛生営業指導センター及び都道府県生活衛生営業指導センターが実施する補助事業が生衛法の趣旨を踏まえた政策目的の達成状況が検証可能なものとするための方策や、センターが今後果たすべき役割を中心に議論を行う。
クリーニング師研修等事業の議論の方向性に関しては、
  • クリーニング師研修等事業については、利用者の利益の擁護、衛生水準の維持向上の観点から不可欠であることから、行政刷新会議事業仕分けの指摘を踏まえ、必要な見直しを行う。
  • 具体的には、研修事業の存続の是非、受講率の向上方策、研修内容の精査を中心に議論を行う。
  • また、専門的知見に基づき検討を行うため、本検討会の下に、「クリーニング師研修等事業ワーキンググループ」を設置する。
としています。
また10月上旬にクリーニング師研修等事業ワーキンググループを開催し、「行政刷新会議の評価結果を受けた論点整理」「今後の議論の進め方について」議論する予定。

2010年10月3日

介護ウエアの新作、H.C.R.2010

9月29日から10月1日まで「第37回国際福祉機器展」(H.C.R.2010)が開催されましたが、レンタル対応の介護ウエアなどが発表されたと、日本繊維新聞が伝えています。
http://www.nissenmedia.com/news/apparel/2010/10/02130125.php

記事によると、展示会でユニフォームメーカーが介護ウエアの新作を発表。アプロンワールドがポリエステル90/綿10%のポロシャツを展示。肌触りのよさと強度を両立し、ニーズ増のレンタルに対応しているとのこと。
またナガイレーベンはリバティプリントをあしらったやさしいシャツを提案。そのほかトンボ、シーユーピー、カーシーカシマ、フォークなど、安全性や色柄面からもバリエーションを広げていると、介護ウエアのトレンドを紹介しています。

2010年10月2日

白洋舍、秋のクリーンチャンス第2弾

株式会社白洋舎は10月1日から31日まで「秋のクリーンチャンス第2弾」を実施しています。
http://www.hakuyosha.co.jp/news/news45.html

クリーンチャンス第2弾の内容は、
  • ジャケット・スラックス・スカート・ワンピース100円引き
  • クリーニング後のはっ水、防虫、折目、抗菌、汗すっきりの加工1種類につき、さらにクリーニング代を100円引き
また引き続き「汗すっきり加工」デビュー記念プレゼントも10月31日まで実施。「汗すっきり加工」の品物を1点出品毎に1ポイント進呈し、累計7ポイントでクオカード(500円分)をプレゼントするというもの。

2010年10月1日

8月の洗濯代支出は減少

総務省統計局の「家計調査報告(二人以上の世帯)」2010年8月分の速報がまとまりました。

8月分の速報結果は、全国全世帯の洗濯代支出金額497円で、前年の509円より2.4%減少。勤労者世帯は前年より5.6%増加して620円(前年587円)でした。

地方別では、
  • 北海道 568円 (前年586円)
  • 東 北 533円(前年769円)
  • 関 東 546円(前年488円)
  • 北 陸 644円(前年841円)
  • 東 海 476円(前年482円)
  • 近 畿 440円(前年506円)
  • 中 国 397円(前年477円)
  • 四 国 385円(前年424円)
  • 九 州 442円(前年347円)
  • 沖 縄 322円(前年186円)
過去の世帯当たり支出金額はクリーニングオンラインのデータ集にも掲載しています。
http://www.c-online.net/data/