2010年4月29日

春の叙勲、福井組合理事長など受章

春の叙勲の受章者が4月29日付で発令されました。クリーニング関係者で受章された方は次の通りです(MSN産経ニュースより)。

青森県
瑞宝単光章
新出満恵さん(61歳)「あすなろクリーナース」生活支援員
http://sankei.jp.msn.com/region/tohoku/aomori/100429/aom1004290502001-n1.htm

福井県
旭日双光章
清水勇己さん(78歳)県クリーニング業生活衛生同業組合理事長
http://sankei.jp.msn.com/region/chubu/fukui/100429/fki1004290501002-n1.htm

広島県
旭日単光章
末広昭夫さん(75歳)元県クリーニング生活衛生同業組合副理事長
http://sankei.jp.msn.com/region/chugoku/hiroshima/100429/hrs1004290503000-n1.htm

今年の春の叙勲受章者は4,021人、外国人叙勲の受章者は62人でした。

2010年4月28日

赤プリ、2011年3月で営業終了

株式会社西武ホールディングスは、グランドプリンスホテル赤坂(東京都千代田区)の営業を2011年3月31日で終了することを発表しました。
【同社のお知らせ/pdf】
http://www.seibuholdings.co.jp/release/pdf/100428close.pdf

営業終了の理由としては、
施設の老朽化により今後競争力の低下が予想されるが、この維持・強化のためには大規模な改修が必要であり、また当該地区においては、土地等の保有資産の最大有効活用を図るべく、不動産開発を含め、さまざまな検討を行っていく方針であるため。
としています。

グランドプリンスホテル赤坂は旧館が1955年10月、別館は1960年10月、新館は1983年3月にそれぞれ開業しました。丹下健三氏の設計による新館は地上40階、地下2階で客室数は715室。

2010年4月27日

業界記事に対する自己検証を掲載、NetIB

3月21日のブログでも紹介しましたが、NetIBニュースが先月、建築基準法問題に関連した「開かれたクリーニング業界のパンドラの箱」という記事を連載しました。
この記事を書いた大根田康介氏が、寄せられた意見や指摘に対し、当該記事で伝えたかったことを「クリーニング業界の記事に対する自己検証」として掲載しています。
http://www.data-max.co.jp/2010/04/post_9702.html

この中でクリーニング業者から「私は同じクリーニング業者としてこの件は厳しく対応すべきだと思う」。その理由は「ロイヤル、きょくとうの2社は行政に虚偽の書類を提出し、不正を組織的にやっていた」からだとし、また「本来なら全ク連がこのような業者を糾弾するべきだが、全ク連は業界に不正をしている業者が多いため放置していた」という意見があったことを伝えています。

取材を通じ、「大手と中小零細との儲け方の落差が非常に大きいと感じた」だからこそ、「多くの中小零細業者が一致団結して行政に声を上げなければならないと主張したかった。全ク連が業界団体として意見公告していなかったことも踏まえてのことだ」としています。

浴衣25万着を目標、イオン

イオン株式会社は、洋服のようにカラーやデザイン、アクセサリーでトータルコーディネートが楽しめる浴衣“Yukata Magic”を、ジャスコなど計338店舗で4月29日より順次展開していくと発表しました。
http://www.aeon.info/

Yukata Magicは、浴衣を着ることで魔法にかかったようにいつもと違う自分になれる、なりたかった自分になれるというコンセプトで展開しているもので、今年で4年目となります。

今年はファッショナブルで手軽をキーワードにコーディネートや着付けができる商品を中心に展開強化。レディス向けでは、かわいらしいお姫さま風の「プリンセス」と伝統的なゆかたの中にトレンドを取り入れた和風美人風の「ビジン」の人気の2つのイメージで、ファッション雑誌の人気モデルが、ゆかた、帯、下駄をセレクトし、ひとつのセットで販売する「原宿スタイルコレクションセットゆかた」を今年より展開します。
またキッズ向けでは、上下をセパレートにして着せ付けしやすい「ゆかたドール」を今年から新たに販売します。

同社では昨年対比120%以上の25万着の販売を目指しています。

2010年4月26日

ふとん洗濯乾燥機のキャンペーン、三洋

三洋アクア株式会社(本社守口市、中川喜之社長)はコイン式ふとん洗濯乾燥機「デビューキャンペーン」を行っています。
http://aqua.jp.sanyo.com/campaign/20100201/index.html

1台でふとんの丸洗いから乾燥までできる機械として注目を集める、新製品のコイン式ふとん洗濯乾燥機(SWD-AF10GC)を導入した店舗に対し、次のキャンペーン特典を進呈するというもの。
  • ふとん洗乾使い方パネル1枚
  • ふとん使い方チラシ300枚
  • ふとんPRのぼり2本
  • 専用洗剤・フトンウォッシュ1缶
  • 専用ソフター・フトンフイニッシュ1缶
キャンペーン期間は6月30日まで。

2010年4月24日

3月のチェーンストア販売、衣料品8.7%減

日本チェーンストア協会が3月度の「チェーンストア販売統計」を発表しました。
http://www.jcsa.gr.jp/

会員企業数64社 (店舗数7,992店)の販売データをまとめたもので、概況としては、厳しい雇用・所得環境並びに先行き不安感を背景とする生活者の生活防衛意識や低価格志向に加え、雨が多く気温の変動が大きいという天候不順から苦戦し、総販売額の前年同月比(店舗調整後)は16ヵ月連続のマイナスとなった、と分析しています。

衣料品を見てみると、販売金額は1,026億3,114万円 で、前年同月比8.7%の減少でした。
部門別では、
紳士衣料  178億4,498万円(前年比5.3%減)
婦人衣料  324億5,175万円(前年比9.4%減)
その他衣料 523億3,441万円(前年比9.4%減)

紳士衣料は、イージーオーダースーツ、ワンマイルウェア、Tシャツは好調だが、ドレスシャツ、ブルゾン、アウターは不調。
婦人衣料は、スパッツ、カジュアルパンツは好調だが、フォーマルスーツ、ジャケット、コートは不調。
その他衣料・洋品は、女児フォーマル、子供肌着は好調だが、婦人ソックス、紳士カジュアルソックス、婦人靴は不調。雨が多くレイングッズの動きは良かった。

2010年4月23日

交番と研修生が交流、仙台

東日本クリーニング協同組合(仙台市泉区)の研修生が、泉署南光台交番が開催した「交通安全防犯講話」に参加しました。河北新報社が報じています。
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/04/20100423t11006.htm

南光台交番は地域で働く外国人研修生が少しでも安心して異国で生活ができるようにと、日本の交通ルールや交番の役割を教えています。4月13日の「交通安全防犯講話」には、東日本クリーニング協同組合の中国人とベトナム人の男性研修生計5人が参加。警察官は易しい日本語で事故防止を呼び掛けました。

記事によると、東日本クリーニング協同組合の鎌田厚司理事長は「研修生に対して不安を持つ地域住民がいる。交番と信頼関係ができれば、不安解消にもつながる」「交番との交流を通じ、研修生を地域になじませたい」としています。

2010年4月21日

3月の百貨店売上、衣料品5.0%減

日本百貨店協会が3月の「全国百貨店売上高」を発表しました。
http://www.depart.or.jp/

調査対象百貨店86社268店のデータをまとめたもので、売上高総額は約5,436億円、前年同月比で3.5%の減少でした。25カ月連続で前年同月比マイナスとなりました。
3月の売上の特徴としては、
3月下旬の厳しい冷え込みで春物商材に若干の影響が出たものの、基調的には主力の衣料品や宝飾品・輸入雑貨などの高額品が動き始めており、各種催事の好調さにも支えられて店頭には活気が出てきた。デフレによる単価の下落傾向は続いているものの、企業収益改善を背景とした株価の回復から、特に富裕層の消費マインドに明るさが見られ、緩やかではあるが着実に持ち直しの傾向が続いている
と分析しています。

衣 料品を見てみると、売上高は2,019億1,697万8千円で、前年同月比5.0%減でした。衣料品は33カ月連続でマイナスとなりました。
商品別では、
  • 紳士服・洋品  342億4,551万8千円(前年比5.5%減)
  • 婦人服・洋品 1,295億2,170万円  (前年比5.2%減)
  • 子供服・洋品  230億87万円   (前年比3.1%減)
  • その他衣料品  151億4,889万円  (前年比4.2%減)
となっています。

靴やブーツを丸洗い、前橋・コング

株式会社コング(本社前橋市)は靴やブーツの丸洗いサービスをこの春から本格的に開始したと、高崎前橋経済新聞が報じています。
http://takasaki.keizai.biz/headline/1105/

同社はこれまでも革製品のクリーニングを受け付けていましたが、外注していたため受け付ける時点で金額を提示することができないうえ、ものによっては代金が高くなってしまい「破談」になることも多かったそうです。
そこで昨年の夏から天然の油脂を使ったドライソープを用いる革製品のクリーニングの研究を始め、今年4月1日、サービスを開始。汚れ落としに始まり、洗濯、乾燥、磨きの工程で仕上げており、「丸洗いすれば独特のにおいやかび臭さもなくなるので気持ちよく履いてもらえるようになる」としています。

価格は、ブーツ1足2,000円(ロングは3,000円)、革靴(革製スニーカー含む)1,800円、キャンバススニーカー1,200円。

2010年4月20日

きょくとう、売上高71億9,800万円

株式会社きょくとう(本社福岡市、牧平年廣社長)が平成22年2月期決算(非連結)を発表しました。
http://www.cl-kyokuto.co.jp/company/index.html
当期の業績(2009年3月1日~2010年2月28日)は売上高が前期より3億1,500万円減少して71億9,800万円、経常利益は同1,100万円減の4億1,700万円と減収減益となりました。
  • 売上高  :71億9,800万円 (前期比4.2%減)
  • 営業利益 : 3億6,100万円 (前期比0.8%増)
  • 経常利益 : 4億1,700万円 (前期比2.5%減)
  • 当期純利益: 1億7,200万円 (前期比17.4%減)

決算短信によると、新たな取り組みとして、シミ抜きの有料化を九州・山口地区に導入し、サービスの向上と客単価の増加をはかりました。また、特別会員数の拡大を目指し、リピート客の増加対策のキャンペーンを実施。
利益体質向上の対策としては、不採算店の閉鎖と工場の閑散期対策として近隣工場での合同生産を実施し、生産効率の改善に努めたそうです。また、工場における作業シフトを見直し、労務費を中心とした削減をはかったとしています。

次期(平成23年2月期)の業績見通しについては、売上高72億1,000万円、営業利益3億9,500万円、経
常利益4億4,400万円、当期純利益2億700万円を見込んでいます。

同社は福岡県を中心に九州、中国、近畿、関東などで51工場765店舗を展開。営業形態別にみると、一般店315店舗、マックス店268店舗、100円クリーニングショップ121店舗、スリープライスショップ56店舗、その他5店舗となっています。

2010年4月19日

寒い春、クリーニング業界も打撃

4月13日のブログでも冬物がクリーニングに出ないというテレビニュースを取り上げました。東京でも4月中旬に雪が降るなど、まだまだ寒い春になっていますが、この天候の影響を大きく受けているとしてクリーニング業も各紙で取り上げられています。

【読売新聞】
豊島区の巣鴨地蔵通り商店街の近くのクリーニング店「丸久」では、例年なら3月下旬から増えるコートなど冬物衣類の持ち込みが減った。同店の村川よしさんは「冬物は例年の3分の1程度。早く暖かくなってくれないと、このままでは経営が苦しくなる一方」と頭を抱えた。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20100417-OYT1T00462.htm

【東京新聞】
予想外の低温で苦戦しているのはクリーニング業界だ。東京都内の大手チェーンは「普段なら3月下旬から4月上旬にかけて冬物衣類が持ち込まれるが、今年はまだ天気の様子をみている顧客が多い」と話す。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/news/CK2010041802000058.html

【朝日新聞】
神奈川県クリーニング協同組合によると、4月中旬までの1カ月間の売り上げは前年同期比で15%近く減ったという。冬物の持ち込みが少ないためで、同組合の北村文子総務課は「不況に寒さが追い打ちをかけて本当に厳しい」。
http://mytown.asahi.com/kanagawa/news.php?k_id=15000001004170005

【中日新聞】
冬物衣類の片付けもまだ先のよう。福井市文京のクリーニング店、光洋舎本店の高波信行代表は「コートや毛布はほとんどない。例年ならもうあふれている時期だが」と話し、「冬物を着る機会が多いと、その分汚れるからクリーニングに出す人が増える。長い冬が終われば一気に持ち込まれる」と期待する。
http://www.chunichi.co.jp/article/fukui/20100419/CK2010041902000021.html

【埼玉新聞】
さいたま市浦和区のクリーニング店では、例年、3月下旬のお彼岸を過ぎると、セーターやコートを持ち込む客が増えるが、「今年はまだ3分の2程度。寒さが日替わりで訪れるので冬物を出すのを控えているようだ」と話す。パートの女性(は「毎年この時期は、店内は持ち込まれた衣料でいっぱいになり、タグをつけるのに大忙しなんだけど…。20年働いているけれど、こんな年は珍しい」と首をかしげる。
http://www.saitama-np.co.jp/news04/15/07.html

【大分合同新聞】
クリーニング業界では、冬物コートの受け付けの出足が鈍い。ホワイト急便外堀店の従業員江口トモエさんは「例年なら3月下旬から冬物が多くなり、今がピークのはずなのに、受け付けはいつもの4割程度。コート類用に設けた棚が3分の1しか埋まらない」と春本番が待ち遠しい様子。
http://www.oita-press.co.jp/localNews/2010_12713833114.html

【RKB毎日放送】
例年、今の時期は衣替えが終わり、冬に着ていた厚手のコートなどの持ち込みが増えますが、こちらのクリーニング店では、冬物の衣類のために毎年用意している臨時のラックが使われていません。
http://news.rkb.ne.jp/rkb_news/archives/015187.html

建築基準法問題、馬淵副大臣の会見

4月12日の馬淵澄夫国土交通副大臣会見要旨。
http://www.mlit.go.jp/report/interview/mabutihukudaijin100412.html

クリーニングの引火性の溶剤についての質問に対して、次のように答えています。
今回、報道にあがっておりましたこのクリーニング業界における溶剤の使用の問題についてでありますが、これにつきましては建築基準法の用途規制で従来どおり地方公共団体である特定行政庁が個々の状況に応じて周辺環境を害する恐れがないと認めた場合において、例外許可を行うことが可能とされているということであります。
そして、引火溶剤を用いるドライクリーニングを営む工場につきましても、一定の安全対策等を行うことにより例外許可の仕組みの活用が可能であるということは、国会でも委員会でも答弁をさせていただいたとおりであります。
今回、全国で様々なクリーニングの工場がございますので、これについて安全面からの検討を行うということでワーキンググループを設置をして検討を行っております。
検討結果を踏まえて、目途は6月末としておりまして、それを目途にこの建築基準法の48条に基づく例外許可の運用方針を策定をするということにしております。
今、クリーニング業界が非常に不安でおられるということも重々承知をしております。
特に、風評被害等が起きないようにということで、こうした調査の状況についての事前の公表等は行わないということで進めております。
いずれにしましても、6月末を目途に検討結果をしっかりとご提示をしてまいりたいと、このように考えております。

2010年4月18日

国内クレジット認証、白生舎

株式会社白生舎(本社千歳市、小池広昭社長)が「国内クレジット制度」の認証を取得。蒸気ボイラー燃料の天然ガス転換などによる二酸化炭素(CO2)削減分を三菱商事に買い取ってもらう契約を6月をめどに締結すると苫小牧民報社が伝えています。
http://www.tomamin.co.jp/2010c/c10041704.html

同社は重油ボイラーのバーナー交換や都市ガス導入でエネルギー消費量、CO2排出量をカットさせ、昨年5月に、排出削減事業の申請書を国内クレジット認証委員会に申請していました。
認証期間は取り組みに着手した昨年2月13日から、2013年3月末までで、排出削減量は1,437トン。

2010年4月15日

クロロカーボン衛生協会通信第13号

クロロカーボン衛生協会が「クロロカーボン衛生協会通信・第13号」(2010年4月)をサイトにアップしています(PDF配信)。
http://www.jahcs.org/message/message.htm

今号では平成20年度のPRTRデータを紹介しています。
  • クロロカーボンの排出量+移動量
  • クロロカーボンの大気中への排出量の推移
  • 有害大気汚染物質モニタリングデータ
また4月1日から施行された「改正土壌汚染対策法」「改正省エネルギー法」の情報も掲載されています。

2010年4月14日

コンビニ24店舗で取次、カジタク

株式会社カジタク(本社東京、澁谷祐一社長)は、コンビニのミニストップでのクリーニング取次事業を4月下旬から24店舗に拡大することを発表しました。
http://www.kajitaku.com/

同社は昨年6月、東京都内のミニストップ5店舗で試験的にBOXクリーニング取次ぎサービス事業を開始。コンビニで24時間受付できるとあって、試験導入した5店舗の利用結果では、19時から24 時の利用者数が50%を超えるたそうです。深夜にクリーニング品を出したい顧客のニーズと合致したことから、また特に女性顧客の割合が40%と、通常の約2倍ニーズの取り込みに成功したことで、今回、導入店舗の拡大につながりました。

4月下旬から24店舗でBOXクリーニング取次ぎサービスを導入しますが、2011年4月までには100店舗まで拡大する計画とのこと。

このサービスの仕組みは、会員登録後にお渡しする専用バッグに洗濯物を入れ、店頭に設置されたBOXに利用者自身がバッグを預けます。また引き取りの際は、店舗店員にレシートを見せ、料金を支払うシステム。専用バッグで洗濯物のやり取りをするため、取り違い、渡し間違いのリスクが少ないこともひとつの利点だとしています。
お預りした品物は、しっかりとした体制で検品をし、洗濯すると生地を傷める恐れがある品物等に対しては事前に利用者へ連絡するなど丁寧なやり取り体制を強化。またコールセンターは10時から23時まで、問い合わせ等に対応しています。

2010年4月13日

コート脱げない、寒暖の差が激しく

昨日(4月12日)は、春とは思えない寒さ。東京の午後3時の気温は6.7度だったそうで、前日の22.4度から一転、冷たい雨の一日となりました。
寒暖の差が激しく、いろいろなところで影響が出ているようですが、まだ冬服を手放せないためクリーニングにも影響が...TBSのニュースが取り上げています(動画ニュース)。
http://news.tbs.co.jp/20100412/newseye/tbs_newseye4402243.html

この中で、東京・新宿区のクリーニング店の様子を紹介。いつもだったら、びっしりとコートで埋まっているのに、今年はそれがないとのこと。冬物のクリーニングのため20%引きのセールを行っていますが、冬物がクリーニングに出されない異常事態。
「(この天気が続いたら)つぶれちゃいますよ。早くコートが出てきてほしい。祈る思いです」と話していました。

2010年4月11日

自立支援センター立ち上げ、三共レンタル

三共レンタルサービス有限会社(本社和歌山市、栩原吉教社長)は NPO法人和歌山自立支援センターを立ち上げ、知的障害者を雇い継続的に支援する就労支援事業所 「ともにー」 の運用をスタートしました。わかやま新報が伝えています。
http://www.wakayamashimpo.co.jp/news/10/04/100404_6664.html

同社は貸しおしぼりなどを取扱っており、25年ほど前から知的障害者を中心に障害者の雇用を始め、現在は 35人の社員のうち26人が障害者で、 おしぼりの洗濯や加工に携わっているとのこと。同社では65歳が定年となっていますが、 退職しても働き口がないことから定年を過ぎても働く人がいるため、 新規雇用者が毎年1人か2人しか入社できない状況が続いているそうです。
そこで、障害者の自立を応援し雇用を拡大しようと、 同事業所の立ち上げを決意。 県から指定障害福祉サービス事業者として「就労継続支援A型」 の指定を受け、 今後、 助成を受けながら福祉事業所として運営していきます。
現在、 10代から40代の知的障害者が10人入所しており、 障害者の職場を援助する資格を持つスタッフの指導の下、作業に取り組んでいるそうです。

2010年4月10日

石油系溶剤を容認へ、国交省

建築基準法問題で、国土交通省は工場についての法解釈を見直し、管理を厳格にすることなどを条件に石油系ドライ溶剤の使用を認める方針を決めたと朝日新聞が報じています。
http://www.asahi.com/national/update/0409/TKY201004090273.html

それによると、国土交通省は全業者を対象に実態調査を進めていますが、大半が違法状態との予測もあり、零細業者の廃業が相次ぐ恐れがあるため、救済の道を探ることにしたとしています。

同省は1月下旬、実態把握とともに違法が判明した場合は「是正指導を行うこと」を各自治体に通知。しかし、現状の解釈のままで是正を進めれば工場の移転や設備の入れ替えを強いられるため、廃業を余儀なくされる業者からの問い合わせが相次いでいたそうです。同省は消防庁や厚生労働省にも協力を求めてワーキングチームを設け、緩和策を検討、
  1. 溶剤の低温管理
  2. 乾燥機の爆発防止のための静電気モニターや冷却装置の設置
  3. 溶剤の保管場所と作業場の分離
を柱にした基準作りを進めており、6月中にも指針をまとめると伝えています。

2010年4月9日

日清医療、日京クリエイトを子会社化

日清医療食品株式会社(本社東京、村田清和社長)は株式会社日京クリエイトの株式90.0%を取得し、子会社化すると発表しました。

【同社のリリース/pdf】
http://www.nifs.co.jp/ir/pdf/20100331a.pdf

日京クリエイトは株式会社日立製作所の子会社として昭和41年に設立。事業所給食事業を中心に全国展開を行っています。
ヘルスケア向け給食事業のリーディングカンパニーである日清医療食品は、給食事業を取り巻く経営環境が、事業所給食市場の縮小、競争環境の激化など今後も厳しくなると予測、今回の株式取得は事業所給食部門を強化することが目的としています。両者の得意分野を活かしたシナジーをあげ、総合給食企業としての事業基盤を確立していくとのこと。

2010年4月8日

ふとんお届けパック割引、ロイヤル

ロイヤルネットワーク株式会社は「ふとんお届けパック」2,000円引きキャンペーンを実施しています。
https://www.usachan.co.jp/futon.html

3月21日から5月20日までのキャンペーン期間中、ホームページからの申込みに限り、「ふとんお届けパック」が通常価格8,000円から2,000円引きの6,000円になります。

「ふとんお届けパック」は専用の袋を用いて集配を行うふとん丸洗いのサービス。専用袋にはダブルサイズのふとんが2枚まで入ります。集荷、配達はヤマト運輸が行い、インターネットでの申込みでは料金もヤマト運輸に支払います。

ふとん丸洗いをすることで、表の生地はもちろん、中綿までキレイに汚れを落とし、特殊乾燥によりふんわりとした仕上がりが実感できるとしています。

広島県北の野鳥DVDを作成

広島県三次市の菅クリーニング・菅昭和さんが広島県北の野鳥の映像を収めたDVDを作成しました。中国新聞が伝えています。
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201004070052.html

菅さんが5年間にわたり市内の河川などで撮影した80種を紹介。鳥の特徴の解説に加え、ヤマセミ撮影に3カ月かけたことなど苦労話も披露しているそうです。
「DVDで野鳥を身近に感じてもらい、自然を大切にする意識も高めてほしい」としています。

2010年4月7日

温泉施設の防火検査、静岡市

昨日のブログで静岡市の温泉施設全焼の記事を取り上げましたが、この火事を受けて、静岡市消防防災局は類似施設への特別立ち入り検査を実施しました。静岡第一テレビが報じています。
http://www.tv-sdt.co.jp/nnn/news8803501.html

静岡市消防局では5日から、管内の温泉施設など4施設に立ち入り検査を実施。検査では火災予防、火災発生時の早期発見、入浴客の避難誘導という3つの観点を重視しながら、ボイラー室やリネン室など、火気が取り扱われる施設の点検や入浴客の避難経路の確認などが行われました。
静岡第一テレビのニュース映像ではランドリー室などを検査する様子が映し出されています。

同消防局では、不特定多数の人が出入りする入浴施設などに向けて今後も防火管理体制の徹底を呼び掛けていくとしています。

2010年4月6日

「ころもがえなう」実施中

3月9日のブログで紹介しましたが、twitter(ツイッター)を使った全国規模でのクリーニングの割引サービス「ころもがえなう」が4月一杯実施されています。
この企画を各地の新聞も報じています。

北海道新聞:ツイッターで連携 45社一斉割り引き 個人クリーニング店「ころもがえなう」
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/economic/221300.html

朝日新聞:町のクリーニング店結束、ツイッター通じ割引券どうぞ
http://www.asahi.com/digital/internet/SEB201003260002.html

福島民友新聞:「ツイッター」でクリーニング店の技術力をアピール
http://www.minyu-net.com/news/news/0404/news10.html

京都新聞:ツイッターで新規顧客狙え
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P20100405000065&genre=K1&area=K00

読売新聞:町のクリーニング店「2割引」つぶやき
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukui/news/20100407-OYT8T01287.htm

(4/8更新しました)

温泉施設が全焼、リネン室付近から出火か

静岡市清水区で温泉施設が全焼する火事がありました。静岡第一テレビが報じています。
http://www.tv-sdt.co.jp/nnn/news8803489.html

4月4日午前5時半頃、静岡市清水区の温泉施設「草薙の湯」から出火。火は鉄骨2階建ての建物を全焼し、約2時間後に消し止められました。出火当時、施設は無人で、けが人はいないそうです。
警察は燃え方が激しかった1階リネン室付近が火元とみて、火が出た原因を調べているとのこと。

2010年4月5日

白洋舎、春のクリーンチャンス第2弾

株式会社白洋舎は4月1日から30日まで「春のクリーンチャンス第2弾」を実施しています(一部地域を除く)。
http://www.hakuyosha.co.jp/news/news40.html

ク リーンチャンス第2弾の内容は、
  • クリーニング後の加工(はっ水加工・防虫加工・折目加工)1種類につき30%OFF。
  • ジャケット、スラックス、スカート、ワンピース、コート、半コート、ダウン製品を対象に、4月30日までの期間中(ダウン製品は4月15日まで)、対象品目1点のクリーニングで、1感謝ポイント進呈。10ポイントで先着50,000名にQUOカード500円分をプレゼント。
また「春のクリーンチャンス第1弾」は4月15日まで期間が延長となりました。

2010年4月4日

2010年TES試験、願書を配布

社団法人日本衣料管理協会は4月1日より2010年度TES(繊維製品品質管理士)試験の受験願書の配布を開始しました。  
http://www.tes-shikaku.jp/tes04/tes04.html

受験希望の方は協会事務局より受験願書をお取り寄せください。

出願の受付は5月10日から20日、試験日は7月18日。試験場は、札幌、東京、名古屋、関西、福井、倉敷、福岡の7会場となります。

2010年4月2日

環境汚染防止措置の技術指針

化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律の一部を改正する法律が4月1日から施行されました。それに伴い平成元年に定められた指針にかわり、新たにクリーニングでテトラクロロエチレン(パーク)を使用している場合の環境汚染防止措置に関する技術上の指針が定められました。

平成22年3月31日官報(号外第68号)をご覧ください。

「クリーニング営業者に係るテトラクロロエチレン又は化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律施行令第五条に定める洗浄剤でテトラクロロエチレンが使用されているものの環境汚染防止措置に関し公表する技術上の指針」
http://kanpou.npb.go.jp/20100331/20100331g00068/20100331g000680200f.html
http://kanpou.npb.go.jp/20100331/20100331g00068/20100331g000680201f.html
http://kanpou.npb.go.jp/20100331/20100331g00068/20100331g000680202f.html

2010年4月1日

受動喫煙防止条例が施行、神奈川県

神奈川県の受動喫煙防止条例が4月1日、施行されました。全国ではじめて屋内施設での喫煙を規制するもので、施設によって禁煙、または禁煙か分煙となります。
http://www.pref.kanagawa.jp/osirase/15/1383/tobacco/jorei_index.html

「神奈川県公共的施設における受動喫煙防止条例」では
  • 第1種施設は禁煙
  • 第2種施設は禁煙または分煙を選択
の措置が必要となります。
施設入口の「禁煙」「分煙」の表示のほか「喫煙区域」「喫煙所」の表示が必要で、喫煙所や喫煙区域へは、未成年者の立入が禁止されます。

罰則として喫煙禁止区域でたばこを吸った場合は2万円以下、施設管理者が必要な義務を果たさない場合は5万円以下の過料処分の対象となります。
(注)条例に関するQ&Aによると、「実際の徴収額は、施設管理者に対しては2万円、個人に対しては2千円とする予定」となっています。

クリーニング店は、その他のサービス業を営む店舗に分類されており、第2種施設に含まれます。