2011年6月30日

大阪展示会、出展申し込み始まる

12月2〜4日、インテックス大阪で行われる「クリーンライフビジョン21/2011大阪国際クリーニング総合展示会」の出展申し込みが始まりました。


出展の申し込み期間は、2011年6月27日〜8月31日(予定小間数に達し次第、締切り)。料金は1小間346,500円(税込み)。
クリーニングに関するすべての製品・技術・サービス・ノウハウが出展対象となります。

今年は「人と地球にやさしいアイデアを」をテーマに、東日本大震災復興支援展示会となります。
会場では東日本大震災復興支援コーナーや建築基準法問題対策コーナーなどの企画展示も予定しているとのこと。

2011年6月29日

レディスシャツのラベル等に誤表示

株式会社デサントは「ランバン スポール」商品の一部で、下げ札および製品縫い付けラベルの内容に誤表示があったことを発表しました。
http://www.descente.co.jp/important/110620.html

対象商品は1月13日から販売していた「ランバン スポール」の次の商品。
  • レディス長袖シャツ(品番:VLX105570)27,300円
  • レディス半袖シャツ(品番:VLX101276)29,400円
  • レディス長袖シャツ(品番:VLX104488A)24,150円
ドライクリーニング禁止商品であるにも関わらず「クリーニングに出される際はドライ石油系とご指定下さい。」と誤って表示された下げ札、および製品縫い付けラベルを添付して出荷・販売。同社では返金対応するとしています。

2011年6月28日

アースガーデンで南相馬・高橋さんがトーク

7月2日、3日の2日間、東京・代々木公園で開かれる「アースガーデン“夏”」のトークステージに、株式会社北洋舎クリーニング(福島県南相馬市)高橋美加子社長が出演します。
http://www.earth-garden.jp/festival/13217/

高橋社長は東日本大震災後、自社サイト内に「南相馬からの便り」というタイトルで、原発事故30キロ圏内の状況や原発反対などのメッセージを掲載しています。
http://www.hokuyosha.com/

2011年6月27日

ナガイレーベンが第3四半期決算を発表

ナガイレーベン株式会社(本社東京、澤登一郎社長)が平成23年8月期第3四半期決算の連結業績(平成22年9月1日から平成23年5月31日)を発表しました。
http://www.nagaileben.co.jp/ir-jyouhou.html

それによると、
  • 売上高   :114億2,200万円(前年同期比3.9%増)
  • 営業利益  :34億9,400万円 (同9.2%増)
  • 経常利益  :34億8,700万円 (同6.3%増)
  • 四半期純利益: 20億2,900万円 (同5.1%増)
でした。

決算短信によると、東北地方においては厳しい状況となったものの、特に西日本を中心として主力のヘルスケアウェアが更新需要の順調な受注と新規物件の獲得により前年同期比5.2%の増収となったのに加え、手術ウェア、患者ウェアの周辺商品群も堅調な売上であったことから前年同期比3.9%の増収となり、第3四半期連結累計期間としては過去最高の売上を達成した、としています。

販売実績では、ワタキューセイモア株式会社への販売金額が21億1,663万1千円(総販売実績の18.5%)で、前年同期より約1,650万円増加しています。

2011年6月26日

産機工、機械出荷統計まとまる

社団法人日本産業機械工業会業務用洗濯機部会は平成22年度の出荷統計を発表しました。

国内向け、海外向けを含めた出荷台数は次のとおり。
  • 合成溶剤ドライ機 :54台(前年度95台)
  • 石油系溶剤ドライ機:256台(前年度288台)
  • 洗濯脱水機    :2,686台(前年度2,599台)
  • 乾燥機      :2,682台(前年度2,656台)
ドライ機は前年を下回りました。

1990年には合成溶剤ドライ機758台、石油系溶剤ドライ機2,173台でしたので、実に10分の1レベルにまで低下していることになります。
過去のデータなどはクリーニングオンラインのデータ集をご覧ください。
http://www.c-online.net/data/sankiko_equipment/

Cleanショー、今後の開催予定

アメリカ・ラスベガスで行われたクリーニング国際展「Clean 2011」には、世界各国から11,200人が来場しました。
http://www.c-online.net/news/2011/20110624a.html

Clean ショーは、アメリカで2年ごとに行われていますが、大会本部では今後の開催スケジュールを発表しました。
  • 「Clean 2013」2013年6月21〜23日/ニューオーリンズ
  • 「Clean 2015」2015年4月17〜19日/アトランタ
  • 「Clean 2017」2017年6月19〜22日/ラスベガス
通常、Clean ショーは4日間行っていますが、出展者、来場者の意見を踏まえ、2013、2015年は3日間の開催にするとしています。

2011年6月25日

ビックカメラが家事玄人の取扱開始

株式会社ビックカメラは、株式会社カジタクが提供する家事代行サービスの販売を開始しました。
http://www.biccamera.com/bicbic/jsp/w/service/kajicloud/index.jsp

カジタクの家事代行サービス「家事玄人」は、洗濯や掃除などのサービスをパッケージ化して、店頭やインターネット等で販売するもので、2010年5月からサービスを開始。スーパーやドラッグストアなどで販売されていますが、今回、ビックカメラも店舗とネットショッピングで取り扱うことになりました。全品ビックポイントサービス対象となっています。

洗濯メニューに関しては、宅配サービスで行います。
  • ふわふわ布団丸洗いパック(布団3点)12,600円
  • ぽわぽわ保管付衣類クリーニングパック(衣類6点)6,300円
  • ぽわぽわ保管付衣類クリーニングパック(衣類15点)12,600円
  • ぱたぱたカーテンクリーニングパック(3組分)12,600円
サービス提供エリアは一部の離島を除く全国。

2011年6月24日

クロロカーボン衛生協会通信第20号

クロロカーボン衛生協会が「クロロカーボン衛生協会通信・第20号」(2011年6月)をサイトにアップしています(PDF配信)。
http://www.jahcs.org/message/message.htm

3、6月に経済産業省、環境省の各委員会で、これまでのVOC削減状況と光化学オキシダントの発生推移が報告され、その結果に基づき23年度以降の方針が示されたことから、今号では「23年度以降のVOC規制について」解説しています。

また前号に引き続き、同協会発行のクロロカーボン適正使用ハンドブックから「地下水汚染未然防止のために-(3)点検管理表(様式例)」も紹介しています。

2011年6月23日

東日本大震災:P&G、洗濯支援活動の動画

プロクター・アンド・ギャンブル・ジャパン株式会社(P&G、本社神戸市、桐山一憲社長)は、宮城県の避難所にいる方々の日々の洗濯を支援する活動として「アリエール あなたにエールを。プロジェクト」を実施しています。
その活動を紹介した動画がYouTubeに公開されました。



また同社では製品の売上の一部を、同プロジェクトをはじめとした被災地支援活動にあてる「東日本エールプロジェクト」をスーパーや量販店の協力のもと行っています。

2011年6月22日

5月のチェーンストア販売、衣料品2.6%減

日本チェーンストア協会が5月度の「チェーンストア販売統計」を発表しました。
http://www.jcsa.gr.jp/

会員企業数60社 (店舗数8,006店)の販売データをまとめたもので、概況としては、例年より早い梅雨入りや月末の台風の影響による大雨などの天候不順に加え、野菜の相場安、水産品の不調、震災後の特需の反動から食料品の動きが鈍かったこと等から、総販売額の前年同月比は2カ月連続のマイナスとなった、と分析しています。

衣料品を見てみると、販売金額は1,160億5,317万円 で、前年同月2.6%の減少でした。
部門別では、
紳士衣料  221億8,938万円(前年比0.7%増)
婦人衣料  341億6,662万円(前年比4.5%減)
その他衣料 596億9,717万円(前年比2.8%減)

紳士衣料は、クールビズ対応のドレスシャツ、カジュアルパンツは好調だが、スーツ、ジャケット、スラックスは不調。
婦人衣料は、スーツ、ジーンズは好調だが、カットソー、スカート等夏物商品、パンツは不調。
その他衣料・洋品は、機能性肌着、ホームウェアは好調だが、ソックス、子供は不調。レインシューズの動きは良かった。

2011年6月20日

東日本大震災:コインランドリーを被災地へ

被災した岩手県大槌町の人たちに役立ててもらおうと、千葉県松戸市でコインランドリーを営んでいた小川利枝さんが、これまで使っていた乾燥機や建物などの設備をまるごと現地へ送りました。産経ニュースが報じています。
http://sankei.jp.msn.com/region/news/110617/chb11061723130003-n1.htm

小川さんは40年以上、コインランドリーを営み、布団が洗える大型洗濯機など6台と乾燥機4台を設置していましたが、家屋の建て直しに伴い撤去することに。その際、大槌町で壊れた家屋やがれきなどで砂ぼこりがひどく、洗濯物が干せない状況で困っていることを聞き、設備を送ることを決意したとのこと。

事情を聴いた解体業者も、現地ですぐに再利用できるようにと、建物のネジ1本に至るまで丁寧に解体。6月17日に大槌町へ向けてトラックが出発したそうです。

おかげさまで当ブログ1,000記事

2008年9月17日からスタートしたクリーニングオンライン・ブログですが、この投稿で1,000記事になりました。毎日、たくさんの方にご覧いただき、今ではクリーニングオンラインのコーナーとしては、最も多くのアクセス数となっています。

引き続き、名球会をめざして(2,000本投稿)がんばりますので、皆様の熱いご声援をこれからもよろしくお願いします!

ちなみにブログの一番最初の記事がコインランドリーの話でした。次の1,001番目もコインランドリーに関するものです。

2011年6月19日

ワンピースで色落ち

ヒロタ株式会社はワンピースの一部で、染色不備により色落ちが発生する可能性があると発表しました。
http://31sdm.jp/information/

対象商品は、31 Sons de modeブランドで5月7日から5月22日まで販売した「フラワープリントVネック切替ワンピース」。品番は071212。
一部生地染色の不備により、色落ちが発生する可能性があるため、同社では回収し、商品交換、または返金で対応するとしています。

白洋舍、URでISO22000取得

株式会社白洋舎(本社東京、五十嵐素一社長)はユニフォームレンタル横浜事業所(横浜市港北区)において、6月16日付けでISO22000の認証を取得しました。
http://www.hakuyosha.co.jp/ir/pdf/news_20110617.pdf

ISO22000は、食品の製造・流通・販売などにかかわるフードチェーンのあらゆる組織を対象とした食品安全マネジメントシステムの国際標準規格。
同社は工場設備投資のほか、洗浄、荷分け、配送工程について徹底的な見直しを行い、食品工場等に供給するレンタルユニフォームの衛生面において、高い品質を確保する体制を構築することで認証取得に至ったとしています。

2011年6月18日

5月の百貨店売上、衣料品3.3%減

日本百貨店協会が5月の「全国百貨店売上高」を発表しました。
http://www.depart.or.jp/

調査対象百貨店86社255店のデータをまとめたもので、売上高総額は約4,820億円、前年同月比で2.4%減となりました。
5月の特徴としては、震災よる自粛ムードが薄れ消費マインドの回復傾向も見られたが、一部高額消費に対する慎重姿勢が残っているほか、異例に早い梅雨入りや月末の台風接近など天候不順が続き集客に影響したこと、さらは土曜日が前年に比べ1日少なかったことなどから、4月と同様に前年実績を下回る結果となりました。

衣料品を見てみると、売上高は1,731億6,444万5千円で、前年同月比3.3%減でした。
商品別では、
  • 紳士服・洋品 364億1,084万4千円 (前年比0.8%減)
  • 婦人服・洋品 1,107億3,822万4千円 (前年比4.0%減)
  • 子供服・洋品 138億5,619万9千円 (前年比1.7%減)
  • その他衣料品  121億5,917万8千円 (前年6.3%減)
となっています。

衣料品は節電意識の高まりからクールビズなど夏の暑さ対策商材が前倒しで好調に推移しました。しかし気温低下で主力の婦人衣料が苦戦した、と報告されています。

「日本クリーニング新聞」1607号発行

クリーニング業界の業界紙「日本クリーニング新聞」2011年6月15日号(第1607号)が発行されました。

今号の主な内容は、
  • <再生>ありがとうからはじめよう/北洋舎クリーニング
  • 仙台で「東北復興支援経営研究会」生産性協議会
  • 業界を盛り上げたい〜各地で個展・講習会
  • 「防火衣」洗浄方法を開発/ヤマカワドライ
  • 全ク連・10年度事故品統計/減らない「変褪色」
  • 今週の機材紹介
  • 日本ファッションケア品質研究会・人が変わり、会社が変わる!

【日本クリーニング新聞のサイト】
http://www.nicli.co.jp/

2011年6月16日

TES試験、業界から130人が出願

7月17日に「2011年度繊維製品品質管理士(TES)試験」が行われますが、一般社団法人日本衣料管理協会は本年度の出願状況を発表しました。
http://www.jasta1.or.jp/topic/pre_tes_h23.pdf

今年の出願者は男性1,386人、女性1,074人、合計2,460人。
そのうちクリーニング業の出願者は130人(男性100人、女性30人)。

2011年6月14日

第2回補助金審査・評価会を6月30日開催

厚生労働省は6月30日に「第2回生活衛生関係営業対策事業費補助金審査・評価会」を開催します。
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000001fh63.html

今回の議題は、生活衛生関係営業対策事業費補助金(震災関係)の審査など。会議は非公開ですが、審査の経過及び結果については公表するとしています。

「クリーニング流通新聞」249号発行

クリーニング業界の業界紙「クリーニング流通新聞」2011年6月10日号(第249号)が発行されました。

今号の主な内容は、
  • 震災に学び復興支援も/6〜7月に様々な催し
  • 全ク連第53回通常総会を開催/復興・安全・需要の三本柱で
  • 「管理職は何をすべきか」都経協・青年部研修会
  • 外敵から衣類を守ろう〜害を及ぼす虫とカビ
  • ラクナ油脂(株)ご隠居・故青木氏「お別れの会」
  • 親しまれ、ニーズに応える店/くにくに屋(松屋クリーニング/北九州市)

2011年6月13日

気象庁、高温注意情報の発表開始へ

気象庁は熱中症への注意を呼びかけるため、7月中旬を目途に高温注意情報の発表などをはじめます。
http://www.jma.go.jp/jma/press/1106/10a/20110610_HeatStroke.html

北海道、沖縄を除く地域を対象に、翌日または当日の最高気温が概ね35℃以上になることが予想される場合に「高温注意情報」を発表し、気象庁ホームページの主な地点の気温予測グラフとあわせて熱中症への注意を呼びかけます。
また向こう1週間で最高気温が概ね35℃以上になることが予想される場合にも、数日前から「高温に関する気象情報」を発表して、熱中症への注意を呼びかけるとしています。

クリーニング工場では昨年、熱中症による死亡事故が起きました(2010年7月27日のブログ参照)。
熱中症予防の観点から、こうした気象情報にも注意してください。

2011年6月12日

生活衛生資金貸付、利率を改定

生活衛生資金貸付の貸付利率が平成23年6月9日から改定されました。
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000001ey19-att/2r9852000001ey4v.pdf

基準利率 :2.15〜3.65%
特別利率A:1.75〜3.25%
特別利率B:1.50〜3.00%
特別利率C:1.25〜2.75%
特別利率E:0.75〜2.25%
特別利率F:1.85%

・引火性溶剤の安全対策設備の導入が必要なクリーニング業を営む方(洗濯物取次業を除く)が、引火性溶剤使用に伴う安全対策に必要な設備資金については、特別利率Cが適用されます(平成24年3月30日まで)。
・東日本大震災に伴う東日本大震災復興特別貸付及び生活衛生関係営業経営改善資金特別貸付における拡充措置が適用されています。

2011年6月11日

東日本大震災:青森、茨城の労働保険料等に関する納期限

厚生労働省は東日本大震災の発生に伴い、青森県、岩手県、宮城県、福島県、茨城県で3月11日以降に到来する労働保険料等の納期限等の延長を行いましたが、青森県および茨城県の納期限を定めました。
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000001f38z.html

青森県、茨城県では平成23年7月29日が納期限となります。対象となるのは平成23年3月11日から7月28日までに納期限等が到来する労働保険料等。
なお期限までに労働保険料等を納付することが困難な場合は、申請による納付の猶予等が適用される場合があります。

岩手県、宮城県、福島県は引き続き納期限等が延長されます。

FOOMA JAPANに約9万人が来場

FOOMA JAPAN 2011 国際食品工業展が6月7日から10日まで、東京ビッグサイトで開かれました。食品機械の最先端テクノロジー、製品、サービスなどを紹介する展示会で、34回目となる今回hは「つくります! 美味しい未来」をテーマに、期間中、4日間で89,813人が来場しました。


会場ではユニフォーム、クロス、ユニフォームレンタルを行っている企業なども数社出展し、製品やサービスを紹介していました。

次回は2011年6月5日から8日まで、東京ビッグサイトで開催が予定されています。

2011年6月10日

「日本クリーニング新聞」1606号発行

クリーニング業界の業界紙「日本クリーニング新聞」2011年6月5日号(第1606号)が発行されました。

今号の主な内容は、
  • 大阪繊維商品めんてなんす研究会/組織変更3年目、さらに体制強化
  • 3大テーマで業界振興・全ク連総会
  • 原発対応関連
  • アパレル団体総会・ぞくぞくと一般社団法人化し、新たなスタート
  • 特別寄稿「クリーニング業界が抱える2011年問題」毛利春雄
  • 今週の機材紹介
  • 「震災対応」危機対策は経営者の務め/タチハナ(株)・いわき市

【日本クリーニング新聞のサイト】
http://www.nicli.co.jp/

ギャンブル業界にエコユニフォーム

米国のシンタス社(Cintas Corporation、本社シンシナティ市)が廃棄ペットボトルを一部再利用したカジノ従業員向けのユニフォームを開発しました。ロイターが伝えています。
http://jp.reuters.com/article/oddlyEnoughNews/idJPJAPAN-21637920110610

今回のカジノ従業員向けのユニフォームは男性用、女性用とも6色で展開。プラスチックを繊維に変える技術を採用したことで、ペットボトル5本程度からシャツ1枚を製造できるそうです。

ギャンブル業界ではこのユニフォームを取り入れることで、環境保護への貢献度を示せるほか、水洗いできることから、ドライクリーニング費用の節約にもなるとしています。

2011年6月9日

ポロシャツのワッペン剥離

株式会社ビームスはポロシャツの一部で、洗濯によりワッペンが剥がれる可能性があると発表しました。
http://www.beams.co.jp/about/important/post-126.html

対象商品は3月から販売した「ビームスGOLFワッペン付きポロシャツ」(品番84-02-0009、19,950円)と「ビームスGOLFカノコ半袖ボタンダウンポロシャツ」(品番84-02-0001、14,700円)。
洗濯により刺繍風ワッペンが剥がれる可能性があることが判明。同社では回収し修理するとしています。

2011年6月8日

ホテル・旅館の倒産、過去最悪ペース

今年5月のホテル・旅館の倒産は20件で、単月で過去最多となったことが株式会社帝国データバンクの調査でわかりました。
http://www.tdb.co.jp/report/watching/press/p110602.html

同社の「ホテル・旅館の倒産動向調査」によると2011年1〜5月に倒産したホテル・旅館は68件で、過去最多となった2008年を上回る最悪のペース。特に震災後は増加が顕著で、4月、5月と2カ月連続で単月件数の過去最高記録を更新しました。

地域別では中部が19件、関東11件、中国9件、九州8件の順。
業歴「100年以上」の6件を含む業歴「30年以上」の倒産が41件あり、老舗企業の倒産が高水準で推移しています。

この調査結果について、長引く不況で苦しい経営を強いられていたところに、震災の影響により相次いだ予約キャンセルが追い打ちをかけ、客足が途絶えるなかで事業継続を断念するホテル・旅館が増加。この先も高い水準で倒産件数が推移する恐れがあるとしています。

「東京クリーニング界」740号発行

東京都クリーニング生活衛生同業組合の「東京クリーニング界」2011年6月号(第740号)が発行されました。

今号の主な内容は、
  • 平成23年度通常総代会開催
  • 東京組合・全ク連 表彰受賞者発表
  • 東京組合義援金拠出額887万円/被災組合員へ
  • 平成22年度事業報告、決算報告
  • (株)日本クリーニングセンター・第41期営業報告

【東京都クリーニング生活衛生同業組合のサイト】
http://www.tokyo929.or.jp/

2011年6月7日

ブラウスで移染、BEAMS

株式会社ビームスはブラウスの一部で移染の恐れがあると発表しました。
http://www.beams.co.jp/about/important/post-125.html

対象商品は3月から販売した「Ray BEAMS フリルへムサーキュラーブラウス」の黒色(白色は対象外)。商品番号は6311-0404。
汗や雨などに濡れた状態での摩擦により、他の衣類やバックなどに色が移染してしまう恐れがあることが判明。同社では回収、返金で対応するとしています。

東日本大震災:P&Gが4,300着を洗濯

プロクター・アンド・ギャンブル・ジャパン株式会社(P&G、本社神戸市、桐山一憲社長)が、避難所で洗濯サービスを開始したことを5月11日のブログで紹介しました。

同社では、4月26日の開始から1カ月経過した洗濯支援活動の報告を行っています。
http://jp.pg.com/news/release_pdf/20110531p01.pdf

洗濯支援は多賀城市内の避難所で開始し、5月22 日より新たに石巻市内の避難所にも拡大。これまでに計5カ所の避難所、のべ629家族分、通算4,344 着の衣類を洗濯したそうです(5月26日現在)。

被災者のプライバシーを守るため、洗濯物は中が見えない洗濯袋に入れて回収し、山形県の「アリエールランドリーセンター」(40台の洗濯機を設置)で洗濯、返却していますが、すべてを女性スタッフが行っています。また被災地の経済に貢献するため、仙台の人材派遣会社から10名程度のスタッフを雇用しているとのこと。

現地の状況やニーズを見極めながら当面の間、洗濯支援活動を続けていくとしています。

2011年6月6日

クリーニングで色が滲む

株式会社ジャパンイマジネーションは、カフス付きパフカットソーでクリーニングにより色が滲み出ることがあると発表しました。
http://ankrouge.jp/news04.html

対象商品はアンクルージュ各店舗で4月25日から5月27日に販売された「カフス付きパフカットソー」。品番は40-253035、09698-119。
水洗い、およびドライクリーニングで衿の配色部分の色が滲み出すことが確認されました。同社では着用後の手入れが難しいとし、回収するとしています。

東日本大震災:被災地で奮闘、大丸クリーニング

津波で壊滅的な被害を受けた岩手県大槌町で奮闘するクリーニング店を、産経ニュースが報じています。
http://sankei.jp.msn.com/region/news/110605/iwt11060521400004-n1.htm

大丸クリーニングセンターは創業50年。大槌町と山田町で10店舗を営業してましたが、すべて津波の被害に。唯一、高台にあった大槌町吉里吉里地区の工場だけが難を逃れ、電気が通った4月初めに営業を再開したそうです。
店舗がなくなったために、約20年ぶりに、ワゴン車による訪問営業でお客さんのところをまわっているとのこと。当時と同じように音楽を流しながら車を走らせていると、そのメロディーを覚えていてくれたお客さんが多かったのがうれしいと話しています。

2011年6月4日

ジャケットの品質表示に誤り

株式会社JS WORKSは、ジャーナルスタンダードメンズ各店舗で販売したジャケットの一部で、素材名表記に誤りがあると発表しました。
http://www.baycrews.co.jp/information/recall/2011/001371.html

対象商品は4月19日から5月30日に販売した「カノコCOOL MAX 2B JKT・カノコCOOL MAX C/A JKT」。ブラック、グレー、ネイビーの3カラーで、品番は11-010-600-8160-1-0、11-010-600-8161-1-0、11-010-600-8210-1-0。

下げ札および品質表示の素材名は「綿100%」または「綿54/麻46%」となっていますが、正しくは「綿54%/ナイロン46%」。洗濯、取り扱い方法については、絵表示の通りで間違いないとのこと。
同社では組成表記の付け替えで対応するとしています。

2011年6月3日

第1回補助金審査の議事録公表

厚生労働省・健康局生活衛生課は4月28日に開催された「第1回生活衛生関係営業対策事業費補助金審査・評価会」の議事録が公表されました。
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000001cvg2.html

今回の議題は
  1. 生活衛生関係営業の振興に関する検討会第2次報告書提言内容等について
  2. 当面の審査・評価の進め方について
  3. その他
当日の配布資料はこちら。
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000001b65o.html

2011年6月2日

白洋舍、じゅうたん割引実施

株式会社白洋舎(本社東京、五十嵐素一社長)は「じゅうたんクリーニング10%OFF」キャンペーンを実施しています。
http://www.hakuyosha.co.jp/news/news50.html

6月1日から7月31日の期間中、全てのじゅうたんを対象に10%割引。
同社では、じゅうたんの集配サービスや保管サービス、特注クリーニング、ペルシャじゅうたんなどのメンテナンスクリーニングも行なっています。

東日本大震災:ダイワ、避難所に洗濯設備

株式会社ダイワコーポレーション(本社横浜市、宮園誠士郎社長)は、福島県相馬市の要請を受け避難所8カ所に洗濯機と乾燥機を合計28台無償贈与、設置しました。
http://www.daiwa-corp.com/pdf/souma_report.pdf

2011年6月1日

東日本大震災:クリーンライフの募金約300万円

クリーンライフ協会(青山亨会長)は義援金の募金活動を行っていますが、5月30日現在で2,935,670円の募金が寄せられたことを発表(中間報告)しました。

この募金活動はクリーンライフ協会加盟各団体・企業が拠出した義援金、ならびに趣旨に賛同したクリーニング店の店頭の募金箱に寄せられた義援金を、同協会が取りまとめて日本赤十字社を通じて被災地域に贈遺するというもの。
引き続き6月末日まで募金活動を続けていくとしています。

東日本大震災:全ク連の義援金5千万円超える

全国クリーニング生活衛生同業組合連合会(青山亨会長)は、被災組合員等に贈遺するため全国の組合員等から寄せられた義援金総額が5月25日現在、52,913,872円になったと発表(中間報告)しました。

5月26日に開かれた理事会で義援金贈遺基準を決定し、これに基づき被災組合(岩手県、宮城県、福島県、青森県、茨城県、千葉県、栃木県、群馬県、埼玉県)については5月31日に義援金を贈遺しました。

被災組合員については被災確認・書類整備に時間のかかる建物の一部損壊の場合を除き、対象組合から最終報告が提出され次第、速やかに組合を通じ義援金を贈遺するとしています。
なお建物の一部損壊の場合は罹災証明書等の必要書類を完備した最終報告書が提出された段階で、組合を通じ義援金を贈遺するとのこと。

単青組首長会議・研修会を開催

全国クリーニング生活衛生同業組合連合会・中央青年部会(片岡芳規部会長)は6月11、12日に「平成23年度単青組首長会議・研修会」を開催します。スケジュールは次の通り。

6月11日(12:00〜17:00)
  • 単青組活動報告
  • 研修1「中青会事業主旨説明」
  • 研修2「全ク連事業主旨説明」
6月12日(8:30〜12:00)
  • 単青組首長会議(総会)
  • 研修3「クリーニングサービスに関する利用者意識調査/20代・30代の利用者のクリーニングに対する意識」
会場は、東京の全国クリーニング会館。