2012年7月31日

白洋舍が第2四半期決算を発表

株式会社白洋舎(本社東京、五十嵐素一社長)は、平成24年12月期第2四半期の連結業績(平成24年1月1日から平成24年6月30日)を発表しました。
http://www.hakuyosha.co.jp/ir/02.html

それによると、
  • 売上高   :224億900万円(前年同期比6.1%増)
  • 営業利益  :6億6,100万円(同493.1増)
  • 経常利益  :6億7,400万円(-)
  • 四半期純利益:2億6,800万円(-)
でした。

決算短信によると、業績を事業セグメント別にみると、

個人向けのクリーニング業務については、中長期的に需要が減少傾向にあるが、新規のお客を増やす・継続してご利用いただく・より多くご利用いただくことに注力するとともに、アパレルメーカーやインテリアメーカーなど異業種他企業との連携・提携によるお客さまとの接点の拡大に努めている。
また、新たな取組みとしては、「ふとん」「じゅうたん」の防ダニ加工の取扱いを開始するとともに、ホームページ等で保管付宅配クリーニング「安心クローク」の受付を実施(4月~6月限定)。
これらの結果、クリーニング事業における売上高は116億7,000万円(前年同四半期比2.5%増)、セグメント利益(営業利益)は6億5,700万円(同34.4%増)でした。

レンタル事業のうち、リネンサプライ部門は主力顧客である都内高級ホテルならびに関東地区リゾート宿泊施設の需要に持ち直しの傾向が見られるとともに、新規開業ホテルの受注が売上に貢献し、増収となりました。
ユニフォームレンタル部門については、外食産業をはじめとした既存のお客さまのユニフォームレンタル利用頻度に増加が見られたほか、ISO22000認証取得効果により新規に受注した食品関連事業ユニフォームの売上に支えられ、増収となりました。
これらの結果、売上高は85億9,200万円(前年同四半期比7.2%増)、セグメント利益(営業利益)は4億6,500万円(同193.7%増)でした。

またその他として、事業所及び家庭用モップ・マット等を供給するケミサプライ部門並びに、オフィス等の清掃、リフォーム、特殊清掃等を行うハウスケア部門においては、同業他社との競争環境が厳しく、引き続きお客さまからの値下げ要請等の動きが売上、利益の圧迫要因となっています。
しかしながら、ユニフォーム販売が増加したことを主因として、売上高は28億2,000万円(前年同四半
期比11.9%増)、セグメント利益(営業利益)は8,300万円(同9.3%増)となりました。

6月の洗濯代支出、0.9%増加

総務省統計局の「家計調査報告(二人以上の世帯)」2012年6月分がまとまりました。

6月分の結果は、全国全世帯の洗濯代支出金額826円で、前年の818円より0.9%増加。前月に続いてほぼ横ばいで、大きな伸びにはなりませんでした。
勤労者世帯は前年より7.6%増加して919円(前年854円)でした。

地方別では、
  • 北海道 873円(前年738円)
  • 東 北 727円(前年739円)
  • 関 東 954円(前年815円)
  • 北 陸 775円(前年750円)
  • 東 海 852円(前年966円)
  • 近 畿 726円(前年894円)
  • 中 国 808円(前年792円)
  • 四 国 1,091円(前年882円)
  • 九 州 563円(前年713円)
  • 沖 縄 393円(前年255円)
過去の世帯当たり支出金額はクリーニングオンラインのデータ集にも掲載しています。
http://www.c-online.net/data/c_expense/index.html

「日本クリーニング新聞」1647号発行

クリーニング業界の業界紙「日本クリーニング新聞」2012年7月25日号(第1647号)が発行されました。


今号の主な内容は、
  • 女性物取る《ニンジャウエット》首都圏ユーザー・セミナー盛り上がる
  • ドライ協/2工場見学とセミナー
  • 九州北部豪雨被害〜お客様の心配も
  • 夏の名刺広告特集
  • 売上の明暗分ける“夏対策” /デジジャパン
  • コイン店の営業者・クリーニング店、公衆浴場を逆転
  • 今週の機材紹介
  • ふとん協会/羽毛ふとんの構造学ぶ

【日本クリーニング新聞のサイト】
http://www.nicli.co.jp/

名鉄クリーニングが工場改修

株式会社名鉄クリーニング(本社名古屋市、井戸田和彦社長)は本社工場の大規模なレイアウト変更に踏み切ると、中部経済新聞が報じています。
http://www.chukei-news.co.jp/news/201207/30/articles_18411.php

今年秋にも建屋内を有効活用し、生産スペースを1割強拡大。営業活動を強化し、受注時に迅速に対応できる態勢を整えるとしています。本社工場の設立以来初の大規模なレイアウト変更になるとのこと。

2012年7月30日

工場跡地汚染、周辺地下水に問題なし

7月21日のブログで掲載した、鎌倉市のクリーニング工場跡地から基準値を超えるテトラクロロエチレンが検出された問題で、事業所周辺の地下水に汚染はありませんでした。
http://www.pref.kanagawa.jp/prs/p499714.html

神奈川県と横浜市が7月18、19日に事業所周辺の地下水調査を実施。汚染のあった土地から地下水流動の下流側1kmまでの範囲にある井戸8地点で地下水を採取し、テトラクロロエチレンおよびその分解生成物を調査しました。
調査の結果、テトラクロロエチレン等の調査項目は、地下水環境基準に適合しており、全て定量下限値未満でした。

エルゼの工場事務所棟で火災

北九州市のクリーニング工場の事務所棟で火災が発生しました。読売新聞が報じています。
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20120730-OYS1T00394.htm

記事によると7月28日午後8時50分頃、北九州市八幡西区のエルゼ八幡工場から出火。鉄骨2階建ての事務所棟(延べ約530平方メートル)のうち1、2階の約280平方メートルを焼きました。
出火当時は無人だったことから、県警八幡西署は不審火の疑いもあるとみて出火原因を調べているとのことです。

2012年7月29日

黄ばみやかび取り事業が好評、浜松白洋舎グループ

株式会社浜松白洋舎のグループ会社「めぐる」がはじめた、毛布や縫いぐるみなどの黄ばみや、かび取りをする新事業が好評だと、中日新聞が伝えています。
http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20120721/CK2012072102000076.html

同社の杉原政一会長が今年の浜松まつりの前に、地元で一年間お蔵入りして、かびだらけになっていたたすきのかび取りをしたところ、周囲から好評で、これがきっかけとなり、事業化を思い付いたとのこと。黄ばみやかびを抜くための工場を3月に立ち上げました。取り扱う品は毛布や布団、縫いぐるみ、チャイルドシート、剣道着など。

3年後には2億円の売り上げを目標とし、浜松白洋舎との合併を目指しているとしています。

全国クリーニング大会、徳島組合が専用ページ開設

全国クリーニング生活衛生同業組合連合会(小池広昭会長)は9月29、30日に「第4回全国クリーニング大会 in 徳島」を開催しますが、開催県の徳島県組合は同大会のホームページを開設しました。
http://tokushima929.web.fc2.com/2012taikai/

ホームページでは当日のスケジュールをはじめ、上勝町長の笠松和市氏による特別記念講演、「利用者信頼確保のためのクリーニング工程」をテーマとした研究発表など、大会の内容について詳しく解説しています。

参加申し込み締切りは8月31日。申込書が付いた募集要項も、同ホームページからダウンロードできるようになっています。

2012年7月26日

店舗兼住宅で火災、東京

東京・荒川区のクリーニング店舗兼住宅から火災が発生、女性1人が死亡しました。NHKニュースが報じています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120725/k10013830491000.html

7月25日午前3時前、荒川区東尾久の小泉進一さんのクリーニング店と住宅を兼ねた建物から火が出ていると消防に通報がありました。消防がおよそ2時間半後にほぼ火を消し止めましたが、木造モルタル3階建ての建物およそ260平方メートルが全焼し、隣の住宅やアパートの壁などが焼けました。
この火事で小泉さんの妻が死亡、小泉さんと隣のアパートに住む男性がけがをしたとのことです。

産経ニュースの記事はこちら。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120725/dst12072511200003-n1.htm

第12回生衛営業振興検討会、議事録を公開

厚生労働省は6月28日に開かれた「第12回生活衛生関係営業の振興に関する検討会」の議事録を公開しました。
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000002g18e.html

今回の議題は
  1. 生活衛生関係営業対策事業費補助金審査・評価会事後評価結果について
  2. 生活衛生関係営業活性化のための税制問題ワーキンググループ検討結果について
  3. 今後の議論の進め方について
  4. その他
で、全国クリーニング生活衛生同業組合連合会顧問の青山亨氏も出席。
震災関係で融資を受けて開設した岩手県内の2カ所の共同工場について、経緯や問題点などを説明されています。

2012年7月25日

浴衣が好調、花火大会復活など後押し

夏の花火大会シーズンを前に、百貨店での浴衣の売上が伸びていると、Sankei Bizが伝えています。
http://www.sankeibiz.jp/business/news/120724/bsd1207240501001-n1.htm

昨年は東日本大震災の影響による自粛ムードから、各地で花火大会の中止が相次ぎましたが、今夏は多くが復活。「浴衣を着て参加したい」という声が、売り上げを後押ししているとしてます。

百貨店によってはスニーカーやジーンズと合わせる着こなしを紹介したり、ロンドン五輪にちなみ、英国の老舗百貨店とコラボレーションしたものなども登場。節電に伴うクールビズ需要も追い風に、メンズ用や高機能素材を使った商品に人気が集まっているとのことです。

2012年7月24日

6月のチェーンストア販売、衣料品7.0%減

日本チェーンストア協会が6月度の「チェーンストア販売統計」を発表しました。
http://www.jcsa.gr.jp/

会員企業数57社 (店舗数7,810店)の販売データをまとめたもので、概況としては、6月では異例となる台風4号の上陸、全国各地で大雨等の天候不順、気温が低かったこと等の影響を受けた。衣料品は気温が上昇しなかったために夏物商品の動きが鈍かった、と分析しています。

衣料品を見てみると、販売金額は1,131億4,805万円で、前年同月7.0%の減少でした。
部門別では、
紳士衣料  250億6,744万円(前年比2.7%減)
婦人衣料  327億5,711万円(前年比7.4%減)
その他衣料 553億2,350万円(前年比8.6%減)

紳士衣料は、ドレスシャツ等のクールビズ商品、ショートパンツ、Tシャツなど夏物商品が苦戦して、紳士衣料はマイナスとなった。父の日関連商品では、半袖カジュアルシャツ、半袖ポロシャツが好調であった。
婦人衣料は、夏物商品の動きが低調となって婦人衣料はマイナスとなった。夏物ではカジュアル衣料のカットソー、Tシャツ、スカート、シャツが不調であった。ワンピース、薄手のニット、ホームウェアは好調に推移した。UVケア商品の動きも鈍かった。
その他衣料・洋品は、昨年好調であった機能性肌着は不調となり、その他衣料・洋品全体でマイナスとなった。男児・女児パジャマ、ショートパンツ、女児ワンピースも苦戦した。スクール水着、浴衣の動きは良かった。

2012年7月23日

6月の百貨店売上、衣料品2.7%減

日本百貨店協会が6月の「全国百貨店売上高」を発表しました。
http://www.depart.or.jp/

調査対象百貨店86社249店のデータをまとめたもので、売上高総額は約4,829億円、前年同月比で1.2%減でした。
6月の特徴としては、平年に比べて梅雨入り後の降量が多かったことや台風4号上陸、更には全国的に気温が低めに推移したことなど、不安定な天候が入店客数と主力の夏物衣料の売行きに影響して、前年実績を僅かに下回る結果となった、としています。

衣料品を見てみると、売上高は1,558億598万6千円で、前年同月比2.7%減。
商品別では、
  • 紳士服・洋品 347億1,912万3千円 (前年比3.6%減)
  • 婦人服・洋品 998億7,424万円 (前年比2.3%減)
  • 子供服・洋品 90億7,162万2千円 (前年比1.6%減)
  • その他衣料品 121億4,100万1千円 (前年比4.2%減)
となっています。

カーゴパンツの素材表記に誤り

株式会社ビームスは、カーゴパンツで素材表記に誤りがあると発表しました。
http://www.beams.co.jp/about/important/brilla-per-il-gusto-2.html

対象商品は2012年3月1日から7月8日まで販売した「ELEVENTY TWILL CARGO PANTS(イレブンティツイルカーゴ パンツ)」(品番:24-23-0217-485)。27,300円。
素材表記が 、コットン 97%・ポリエステル 3%・皮革 牛革となっていますが、正しくは「コットン 97%・ポリウレタン 3%・皮革 牛革」。
洗濯絵表示および、取扱い方法に変更はないとのこと。

2012年7月22日

白衣の支給に関する調査

メドピア株式会社は、同社が運営する医師コミュニティサイト・MedPeerで「病院・施設からの白衣の支給」に関する調査を実施しました。
https://medpeer.jp/

今回の調査の結果は、
  • 支給されている(返却不要):39%
  • 貸与されている(離職時返却):38%
  • 貸与・支給されない:12%
  • 貸与・支給されるが、利用せず自分で用意している:7%
  • その他:4%
でした。

「支給されている」では、「毎年2着」「2、3年に1枚」「入職時のみ」など、施設によって対応は異なっています。

「貸与されている」では、「リース会社からのレンタルで、クリーニング込み」というケースが多くなっています。白衣は個人用が決まっている場合と、共有の場合があり、個人用が決まっている場合、「退職時、実際に返却している人はいないようだ」というコメントもあったそうです。

また支給されていても、枚数が足りない、デザインが悪い、着心地が悪いといった不満もみられたとのこと。

調査は2012年5月23日から29日に実施、有効サンプル数は2,783。

ドット柄ワンピースで色落ち

ローラアシュレイジャパン株式会社は、ドット柄ワンピースで色落ちが発生すると発表しました。
http://www.laura-ashley.co.jp/pc/information/20120717.html

対象商品は2012年6月28日から7月15日に店頭、およびオンライン店舗で販売した「ドット柄ワンピース」(品番:MDJ 131 H2)。13,440円。
裏地背部見返しの赤いパイピングパーツ生地に色落ちの問題が発生、水洗い洗濯時に表地の白色ドット部へも移染する可能性があるとのこと。
同社では連絡のうえ、その後の対応を説明するとしています。

2012年7月21日

「日本クリーニング新聞」1646号発行

クリーニング業界の業界紙「日本クリーニング新聞」2012年7月15日号(第1646号)が発行されました。


今号の主な内容は、
  • ネットで在庫情報共有〜中古機ネットワークグループ新会則発表会
  • TeMA/接客CA資格試験募集開始
  • 日繊ク協、10周年で記念式典
  • 日東商事/新ウエット常設展示場を設置
  • イーエムシー・電気料金が即半減
  • 島円/お客様との信頼作り〜クレーム減少、売上アップに一役
  • 今週の機材紹介
  • 機材商協議会/東京ホールセール見学会〜特殊品市場も大きく変化

【日本クリーニング新聞のサイト】
http://www.nicli.co.jp/

工場跡地からテトラクロロエチレン検出

神奈川県は7月18日、鎌倉市にあったクリーニング工場の閉鎖に伴い、土壌汚染対策法に基づく土壌調査等を実施したところ、土壌溶出量基準及び地下水の環境基準を超過したと発表しました。
http://www.pref.kanagawa.jp/prs/p497705.html

昭和46年から平成23年11月までクリーニング工場が操業していた鎌倉市岩瀬の土地を調査したところ、土壌から最大で基準値の5,700倍にあたるテトラクロロエチレンが検出されました。

汚染のあった土地については、土壌汚染対策法に基づき区域指定としました。

県および横浜市では、事業所周辺の井戸で地下水調査を行い、汚染の影響範囲を確認するとしています。

2012年7月20日

熱中症患者発生情報を公表、厚労省

厚生労働省では今夏の熱中症対策を一層強化するため、熱中症の発生が危惧される梅雨明け後の7月20日から8月15日の期間、前日の患者発生情報を厚生労働省ホームページで公表します。
http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/nettyuu/index.html

また熱中症予防のリーフレットも作成しています。熱中症の予防法や注意点等をまとめたものですので、活用してみてください。
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000002fpv2-att/2r9852000002fq0g.pdf

2012年7月18日

「クリーニング流通新聞」262号発行

クリーニング業界の業界紙「クリーニング流通新聞」2012年7月10日号(第262号)が発行されました。


今号の主な内容は、
  • 「利益出る工場」に学ぶ〜第3回埼玉クリーニング交流会
  • ふとんの日キャンペーン/JBAと共に大々的に
  • 全機連・出荷実績を発表〜金額では17億円減少、出荷台数では増加
  • 全協/感謝キャンペーン抽選会
  • 東洋リネン見学会/アサヒ製作所
  • 羽毛ふとん構造から学ぶ〜リフォーム工場を見学/全国ふとん協
  • 提案『夏の販促、そのポイントは?』

2012年7月17日

サニクリーン九州、新人事システム採用

株式会社ワークスアプリケーションズ(本社東京都、牧野正幸代表取締役最高経営責任者)は、株式会社サニクリーン九州(本社福岡市、山田健社長)から新人事システム「COMPANY 人事・給与」を受注したと発表しました。
http://www.worksap.co.jp/topics/news/2012/0717.html

サニクリーン九州では、法改正や税制変更などの際には、システム部門や給与担当がホストシステムにてその都度対応していたため、業務が属人化し、特定の要員に負荷がかかっていた。また、Excelとホストでの処理が分かれていることが原因で、賞与計算処理、月次給与の貸付金・通勤手当、年末調整の保険料控除、住民税など、給与計算の仕組みが複雑になっていることも課題とされていました。

新システムの選定に当っては、業務の効率化はもちろんのこと、将来的な人事制度の変更にも柔軟に対応できるパッケージシステムであることが重視されたとし、
  1. 豊富な標準機能とノウハウを活かし、業務の効率化を実現
  2. 一般的には有償となる稼動後のシステム改修にも、追加費用なく対応
この2点について特に効果が期待されることから「COMPANY」を採用したとのことです。

2012年7月16日

ヤングドライ、越前市に新工場

株式会社ヤングドライ(本社富山市、栃谷義隆社長)は10月上旬、福井市越前市にクリーニング工場を併設した武生支店を開設すると、47NEWSが報じています。
http://www.47news.jp/localnews/toyama/2012/07/post_20120714095142.html

同社の支店・工場は27カ所目となるそうで、これまで福井県内には福井市に2工場ありました。武生支店は土地約800平方メートルを取得し、約500平方メートルの鉄骨2階建ての工場、店舗を建設。投資額は約2億円。

新工場の開設により、越前市や近隣の鯖江市、敦賀市までを商圏に拡大。このエリアで受付店舗を増やし、取扱量を伸ばすとしています。

2012年7月14日

レザーヨーク部分がドライで剥離

株式会社LeDome EDIFICEは、ダウンの一部で身頃レザーヨーク部分がドライクリーニング時に剥離する可能性があると発表しました。
http://www.baycrews.co.jp/information/recall/2012/002292.html

対象商品は2011年11月15日から2012年3月末まで、EDIFICE各店舗、通販サイトで販売した「シルク混ホームスパンレザーヨークダウンコート」(品番11-011-300-6101-3-0)、「ホームスパンレザーヨークダウンベスト」(品番11-011-300-6100-3-0)。ともに23,100円。

身頃レザーヨーク部分がドライクリーニング時に剥離する可能性があるため、同社では回収のうえ、新しく作り直した商品と交換対応するとしています。

2012年7月13日

コインランドリー検索アプリ

株式会社CHINTAIは日本全国のコインランドリーを検索できるiPhoneアプリ「GO!ランドリー!」をリリースしました。
http://itunes.apple.com/jp/app/id537499269

日本全国4,000箇所以上のコインランドリー情報を掲載しており、自宅に近い店舗を簡単に検索することができるアプリ。
洗濯・乾燥の終了時間を知らせてくれるタイマー機能もついています。

2012年7月12日

生活衛生資金貸付、利率を改定

生活衛生資金貸付の貸付利率が平成24年7月11日から改定されました。
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000002f2tl-att/2r9852000002f2x7.pdf

基準利率 :2.05〜3.35%
特別利率A:1.65〜2.95%
特別利率B:1.40〜2.70%
特別利率C:1.15〜2.45%
特別利率E:0.65〜1.95%
特別利率F:1.75%

・引火性溶剤の安全対策設備の導入が必要なクリーニング業を営む方(洗濯物取次業を除く)が、引火性溶剤使用に伴う安全対策に必要な設備資金については、特別利率Cが適用されます。
・生活衛生同業組合等から、一定の会計書類を準備していることの確認および事業計画の確認を受けた方が振興事業を行うための設備資金および運転資金については、通常適用される利率より0.15%低い利率でご利用いただけます。
・東日本大震災に伴う東日本大震災復興特別貸付及び生活衛生関係営業経営改善資金特別貸付における拡充措置が適用されています。

2012年7月11日

変わる洗濯絵表示

洗濯絵表示がISOにあわせて変更されることになり、一般紙などでも取り上げられることが多くなってきました。読まれた方も多いと思います。

毎日小学生新聞でも、小学生に向け“なぜ「洗濯表示」はあるの?”という記事を掲載しています。
http://mainichi.jp/feature/maisho/news/20120708kei00s00s012000c.html
イラスト入りでわかりやすくまとまっています。

また、経済産業省が発表している「繊維製品の洗濯絵表示JIS改正の検討について-進捗状況報告」(2012年6月時点)で、繊維評価技術協議会がまとめたJIS(現行版)とISOの対比も掲載されています。
http://www.meti.go.jp/policy/economy/hyojun/sentakuehyouji_.pdf

今回の変更により、取扱いの表示が国際的に整合化されることで、洗濯絵表示の種類が増え、繊維製品の取扱いに関するきめ細かな情報提供が可能となるとしています。

2012年7月10日

「日本クリーニング新聞」1645号発行

クリーニング業界の業界紙「日本クリーニング新聞」2012年7月5日号(第1645号)が発行されました。


今号の主な内容は、
  • 《節電の夏》全国規模で
  • 日本テキスタイルケア協会『研修サイト』オープン
  • 5月のクリーニング代〜需要挽回はや失速
  • 全協/応募2万通越え〜キャンペーン大成果
  • ワイズプラント/ライバルに勝つ「基準」作り
  • リネン協会講習会・ニューラッキーランドリー石川工場(沖縄県)
  • 毛利春雄の『クリーニング革新大系』〜クリーニングの機械とメンテナンス
  • 今週の機材紹介
  • 売れる店舗の共通点/ぶんちゃん勉強会

【日本クリーニング新聞のサイト】
http://www.nicli.co.jp/

CVSベイエリアが第1四半期決算を発表

株式会社シー・ヴイ・エス・ベイエリア(本社千葉市、泉澤摩利雄社長)が平成25年2月期第1四半期決算(連結)を発表しました。
http://www.cvs-bayarea.co.jp/ir/

第1四半期の業績(2012年3月1日から5月31日)は営業総収入が50億2,400万円で前期より29.5%減少しました。
  • 営業総収入 :50億2,400万円 (前期比29.5%減)
  • 営業利益  :△3億8,700万円 (−)
  • 経常利益  :△4億4,600万円 (−)
  • 四半期純利益:△3億6,000万円 (−)
決算短信によると、同社のクリーニング事業は、衣替えによるホームクリーニング需要の最盛期であり、各種の販促企画を実施することで、潜在需要の顕在化に取組むセールを実施しました。また、新たに開設したクリーニング工場は、未だ損益分岐点に達していないものの、新規顧客の獲得にも繋がっており、順調に稼動しています。クリーニング、メンテナンス、在庫管理の一元管理を可能とするトータルサービスを提供することで収益の拡大を目指しているとしています。

クリーニング事業の業績は、売上高3億6,600万円(前年比4.3%増)、セグメント利益1,100万円(同47.8%減)でした。

2012年7月9日

アサヒ、工場見学会・新製品発表展示会を開催

株式会社アサヒ製作所(本社横浜市、飯田正博社長)関東支店は7月5、6日の2日間、群馬県高崎市の同社関越営業所で工場見学会・新製品発表展示会を開催しました。


今回の展示会では新製品の私物連続乾燥機をはじめ、省エネ効果の高い洗濯脱水機、乾燥機などを展示実演。関東地区のリネンサプライヤーを中心に、約350人(初日160人、2日目190人)が来場しました。

展示会にあわせて、東洋リネンサプライ株式会社(本社高崎市、坂原世紀雄社長)の工場見学会も実施。同工場では新型連洗アサヒニューゼンキング・Universalを導入し、蒸気や水の使用量の削減を実現しました。

※工場見学会・新製品発表展示会の写真レポートはこちらをご覧ください。

2012年7月8日

生衛営業の振興検討会、第4次報告書を公表

厚生労働省は「生活衛生関係営業の振興に関する検討会第4次報告書」を公表しました。
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000002eo7g.html

検討会は専門的知見に基づいて検討を行うため、平成24年1月に生活衛生関係営業の振興に関する検討会の下に「生活衛生関係営業活性化のための税制問題ワーキンググループ(座長:芳賀康浩 青山学院大学教授)」を設置して作業を進めてきました。

報告書の提言の概要は
  1. 生活衛生関係営業者が計画的に取得する「高い衛生水準の確保に資する設備」、「高い公共目的の実現に資する設備」に係る設備投資促進税制の創設
  2. 生活衛生同業組合のための共同利用施設税制について「少子高齢化、買い物弱者問題」、「環境・エコ・清潔・快適」等の喫緊の重点課題に重点化
  3. 資本金1億円以下の中小企業にのみ限定的に認められている交際費の損金算入の仕組みについて、資本金1億円以下の中小企業に限定しない形にする(交際費課税の廃止)

2012年7月6日

タオルたたみロボット開発

株式会社関西技研と山陽ダイヤパーサーヴィス株式会社は、タオルをたたむ無人化装置を共同開発しました。神戸新聞が伝えています。
http://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/0005191546.shtml

7月5日の実演発表会に登場した装置は、センサーを使ってタオルの端を検知し、自動でたたんでいくもの。
人間の手のように動くロボットがタオルをつまみ上げ、センサーが下から上に動いて角を探し出す。角をつまんで持ち上げることで、タオルの対角線を見つけ出し、さらに短辺を探し出す、という方法でタオルを広げることに成功しました。

この装置があれば人員が不要となり、人の介在による感染症の懸念が回避でき、また24時間稼働も可能になるとしています。

今後、さらに装置の改良を進め、画像認識でタオルの汚れや破れを見つけ、良品を選別できるようにするとのこと。今秋にも完成させ、クリーニング工場で実際に稼働させる予定。

「東京クリーニング界」753号発行

東京都クリーニング生活衛生同業組合の「東京クリーニング界」2012年7月号(第753号)が発行されました。


今号の主な内容は、
  • 挨拶
    • 組合の方向と実行〜伊澤勝令理事長
    • 魅力あるクリーニング業へ〜飯塚誠司副理事長
    • 組合の発展のために〜笹村勝専務理事
  • 第54回全ク連通常総会開催
  • 役員の素顔 vol.1
  • 知りたい!青年部
  • クリーニングの滞留品問題/いつまで保管すれば良いの?
【東京都クリーニング生活衛生同業組合のサイト】
http://www.tokyo929.or.jp/

2012年7月4日

TES試験、福井会場を変更

一般社団法人日本衣料管理協会は、7月15日に行われるTES試験の福井会場を福井大学に変更すると発表しました。
http://www.tes-shikaku.jp/pdf-data/exam2012-07.pdf

福井会場の出願者が昨年に比べ約15%増加したため、予定していた福井市民福祉会館、福井市文化会館から福井大学・文京キャンパスに変更して試験を行います。

厚生労働省、補助金審査の結果を公表

厚生労働省は、補助金審査・評価会での審議に基づき、事後評価を決定したことから次の結果一覧を公表しました。

平成23年度生活衛生関係営業対策事業費補助金(震災関係)事後評価結果
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000002eiog.html

※全ク連の「被災地復興支援クリーニング工場設置事業」(3,400万円)に関する事後評価コメントが掲載されています。

生活衛生関係営業対策事業費補助金(連合会・組合・全国センター関係)事後評価結果
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000002ej2x.html

 ※全ク連の「新クリーニング機税制の活用促進事業」(100万円)、「クリーニング師研修の受講率向上」(600万円)、東京都組合の「後継者等が健全な経営で業に加わるための経営モデルの作成」(175万円)に関する事後評価コメントが掲載されています。

2012年7月3日

カットソーなどで組成誤表記

八木通商株式会社は、J&M DAVIDSONブランドの2012年春夏シーズン商品の一部で組成に誤表記があると発表しました。
http://www.yagitsu.co.jp/jm_notice/20120630.html

対象商品は次の通り。

パイル地カットソー「7654/19020」「7689/19020」「7716/19020」。
表記は綿76%、ポリウレタン24%となっていますが、正しくは 「綿76%、ポリエステル24%」。
洗濯絵表示に変更はありません。

クレープジャージー「7655/19021」「7656/19021」「7657B/19021」「7722B/19021」。
表記はレーヨン72%、ポリウレタン28%となっていますが、正しくは 「レーヨン72%、ポリエステル28%」。
洗濯絵表示に変更はありません。

クレープジャージー「7717/19021」「7718/19021」。
表記は本体:レーヨン72%、ポリウレタン28%/ウエスト別布:ポリエステル84%、ポリウレタン16%となっていますが、正しくは 「本体:レーヨン72%、ポリエステル28%/ウエスト別布:ポリエステル84%、ポリウレタン16%」。
洗濯絵表示に変更はありません。

スカート 「7701/19002」。
表記は表地:綿45%、シルク36%、ポリエステル19%/裏地:キュプラ100%/別布部分:綿100%となっていますが、正しくは 「表地:綿45%、シルク36%、ポリエステル19%/別布部分:綿100%」。
実際の商品には裏地はついていません。また洗濯絵表示に変更はありません。

2012年7月2日

Jensen創業者、J.M.ジェンセン氏が死去

Jensenグループの創業者である、ヨーン・ムンク・ジェンセン(Jørn Munch Jensen)氏が2012年6月21日亡くなりました。80歳でした。
http://www.jensen-group.com/

ジェンセン氏は1932年6月10日、デンマークのボーンホルム島レンネで生まれ、1959年に最初のフォルダーの開発を手がけました。現在では同社は業界最大手の機械メーカーのひとつとして、ランドリー工場向けの機械や設備などを世界各国で提供しています。

ジャケットで縫い目が開くおそれ

株式会社ビームスは、コットンリネンジャケットの一部で縫製不良があることを発表しました。
http://www.beams.co.jp/about/important/lardini.html

対象商品は平成24年1月16日から6月10日まで販売した<LARDINI>コットンリネン3Bジャケット。品番21-16-1412。94,500円。
着用中、縫製部分に力が加わると縫い目が開く恐れのあることが判明したため、同社では回収、返金対応するとしています。

2012年7月1日

きょくとうが第1四半期決算を発表

株式会社きょくとう(本社福岡市、牧平年廣社長)が平成25年2月期第1四半期決算(非連結)を発表しました。
http://www.cl-kyokuto.co.jp/company/index.html

第1四半期の業績(2012年3月1日から5月31日)は売上高が22億9,100万円で前期より4.3%増加。営業利益、経常利益も前期より増加となりました。
  • 売上高   :22億9,100万円 (前期比4.3%増)
  • 営業利益  : 4億2,100万円 (前期比2.4%増)
  • 経常利益  : 4億3,600万円 (前期比2.8%増)
  • 四半期純利益: 2億3,500万円 (前期比15.9%増)
決算短信によると、同社は平成26年の創業50周年へ向けた経営革新3ヵ年計画の初年度として「NBM-12(ニュー・ビジネス・モデル2012)」の方針に基づいた取り組みを推進。
生産面においては、工場・プラントの女性班長を中心とした生産性アップの取り組みと新しい機械設備の積極的な導入を実施するなど、品質と生産性の向上に取り組みました。
営業面においては、工場・プラントの女性スタッフによる対面案内を中心とした告知活動「I(愛)メール」や販促品等を活用して「お客様づくり」「売上づくり」に取り組みました。
また新規出店は、当第1四半期累計期間において新たに11店舗を出店し、需要の拡大に努めた、としています。