2019年7月31日

令和元年度最低賃金、東京と神奈川は千円超え

厚生労働省は、第54回中央最低賃金審議会で取りまとめられた今年度の地域別最低賃金額改定の目安についての答申を公表しました。
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_06020.html

各都道府県の引上げ額の目安については、Aランク28円、Bランク27円、Cランク26円、Dランク26円 。今後は各地方最低賃金審議会で、この答申を参考にし、地域における賃金実態調査や参考人の意見等も踏まえた調査審議のうえ答申を行い、各都道府県労働局長が地域別最低賃金額を決定します。
今年度の目安が示した引上げ額の全国加重平均は27円(昨年度は26円)となり、昭和53年度に目安制度が始まって以降で最高額。

最低賃金時間額は東京都と神奈川県では1,000円を超えることになります。

2019年7月30日

ホワイトプラス、CIを刷新

株式会社ホワイトプラス(本社東京、井下孝之社長)は、創業10周年を機にさらなる成長・革新への決意を込め、2019年7月30日よりCI(コーポレート・アイデンティティ)およびコーポレートロゴを刷新しました。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000028.000016048.html

新CIのコンセプトは「自由闊達に枠をはみ出し、成長・変革し続け高みを目指す」。ロゴマークは世の中の人々に新しい価値を届けるために自らも変化し続けるイメージを表現。枠にとらわれず自由闊達に枠をはみ出し、成長・変革をし続けてさらなる高みを目指すという思いが込められているとのこと。力強く上に伸びるフォントは、ホワイトプラスの一人ひとりの強さとバリューでもある「のびしろで戦う」メンバーも表現しています。
コーポレートカラーには「黒」を採用。


また、ビジョンとして「新しい日常をつくる」、バリューには「のびしろで戦う / 心遣いで仲間を笑顔にする / 気づいたらすぐ行動」を設定しています。

洗濯後に伸び、まるとせんシリーズ

株式会社オルウェイズはプルオーバー等の一部で洗濯後に伸びてしまうことが判明したと発表しました。
http://always-net.jp/contact-2/kaisyuu/

対象商品は「製品染め まるとせんシリーズ」の、まるせんとプルオーバー(品番:10193-0641-2、10193-0641-3)、クロスネックチュニックまるせんと(品番:10193-0746-2、10193-0746-3)、まるせんとカットソーワンピース(品番:10193-0843-2、10193-0843-3)、タックパンツまるせんと(品番:10193-1142-2、10193-1142-3)。

製品を縫製してから、染色や加工を施した際に、縮みが発生することを想定して大き目に仕上げたところ、家庭で洗濯すると、その縮みが戻ってしまうことが判明。同社では回収対応するとしています。

2019年7月29日

白洋舍が第2四半期決算を発表

株式会社白洋舍(本社東京、松本彰社長)は、2019年12月期第2四半期の連結業績(2019年1月1日から6月30日)を発表しました。
http://www.hakuyosha.co.jp/ir/news/financial_report/

それによると、
  • 売上高   :244億6,900万円(前年同期比4.8%減)
  • 営業利益  :△1億6,700万円(ー)
  • 経常利益  :△1億5,400万円(ー)
  • 四半期純利益:△2億3,100万円(ー)
でした。

決算短信によると、業績を事業セグメント別にみると、

個人向けのクリーニング事業については、衣替えの時期の到来が遅かったこと等から、クリーニングの集品が減少したことに加え、「未完成品」の算出方法の変更に伴う売上計上の期ズレの影響により、売上高は112億6,100万円(前年同四半期比10.6%減)、セグメ ント損失は1億1,500万円でした。

レンタル事業は、特にリネンサプライ部門においては2020年の東京オリンピック・パラリンピック開催に向けたホテル数の増加等を背景に、市場の拡大が見込まれることから、工場設備の増強等による生産体制の強化を計画的に推進。リネンサプライ部門では連結子会社が管轄する関西地区を中心に、既存得意先ホテルの稼働率低下の影響が見られ、ユニフォームレンタル部門についても、既存得意先ナショナルチェーンからの需要の伸びが鈍化したことから、売上は微増に留まりました。
レンタル事業の売上高は116億1,500万円(同0.6%増)となりましたが、燃料費や配送費用の増加等から、セグメント利益は6億2,900万円となりました。

物品販売事業では、連結子会社におけるクリーニング機械の売上増加等により、売上高は13億7,600万円(同1.0%増)、セグメント利益は1億400万円でした。

2019年7月27日

「日本クリーニング新聞」1898号発行

クリーニング業界の業界紙「日本クリーニング新聞」2019年7月25日号(第1898号)が発行されました。


今号の主な内容は、
  • 速報・神戸のクリーンフェスタ
  • CLVセミナーセッション/11月に福岡で開催が決定
  • 三浦工業・60周年祝い5カ所で愛とひらめきミウラフェア
  • ダスコン協会/スムーズな消費増税対応から令和の時代を進める
  • 業者のための改正取扱い表示・第2章(玉井千里)
  • 今年の販促は増税対策を兼ねて
  • 商品紹介(アンカー・蝶キーパー など)
  • 暑中見舞い名刺広告
【日本クリーニング新聞のサイト】
http://www.nicli.co.jp/

2019年7月26日

こんな会社で働きたい、茨城編が刊行

株式会社クロスメディア・マーケティングは、茨女(いばじょ)・クロスメディアHR総合研究所執筆による「こんな会社で働きたい 茨城編」を7月26日に刊行しました。
https://www.dreamnews.jp/press/0000198752/

茨城には毎年業績を伸ばしている成長企業、経営が安定して多種多様な働き方を認めてくれる先進的な企業がたくさんあります。本書では茨城で活躍する女性たちのロールモデルを紹介するフリーペーパー「茨女(いばじょ)」編集部独自の目線で「働きやすい」「働きがいのある」茨城県の企業14社を紹介。

このなかで、株式会社ユーゴー(小美玉市) が「社員の挑戦を応援し、人間力を育むクリーニング事業者」として取り上げられています。

無人ロッカー、米国のサービスが日本に

株式会社スパークル(本社岐阜市、小木曽勝社長)は24時間365日待ち時間なしで受付・お引渡しができるクリーニング&洗濯代行サービス「LaBox(ラボックス)」を2019年7月30日から開始すると発表しました。
https://www.value-press.com/pressrelease/223355

米Laundry Locker社が世界18か国52ブランドで展開する24時間・セルフクリーニング受付・お引渡しシステムのサービス。設置のロッカーに衣類を入れて、スマホアプリ操作およびスマホサイトで受付から決済、お引渡しまで行います。

スパークルが日本国内における独占的ライセンスを受け、共同で日本向けにローカライズ開発。まずは東海地区マックスバリュから全国展開を視野にサービスを開始します。
直営出店、パートナー制度により、今後3年以内に、名古屋市内に100店舗、首都圏に300店舗の展開を目指すとしています。

2019年7月25日

ホワイト急便とベクトル、衣類・ブランド品買取で提携

株式会社日本さわやかグループ(本社熊本市、中園博也社長)と、ファッション古着の買取や販売を手掛ける株式会社ベクトル(本社岡山市、村川智博社長)は2019年7月25日、買取における戦略的業務提携を締結します。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000066.000019990.html

本提携により、熊本県内にある一部のホワイト急便店舗で衣類やブランド品の買取受付を開始。ホワイト急便のスタッフが商品をお預かりし、ベクトルのスタッフが商品を査定をします。ホワイト急便は、買取商品の点数に応じお客様にクリーニングのクーポンを発行することで顧客満足度を高めるとともに、買取を目的とした新規顧客の来店を見込んでいるとのこと。
ベクトルは、ホワイト急便のお客様の平均年齢が50代から60代であることから、リサイクルショップに来店しない層にアプローチすることが可能になるとしています。さらにホワイト急便が運営しているクリーニングのルート便で商品を運ぶなどし、送料や出店コストを抑えられるとしています。

2019年7月2日から7月7日まで、ホワイト急便「帯山コインランドリー店」(熊本市)にて、衣類買取の実証テストを実施。実証テストの結果、買取件数45件、買取点数546点で、クリーニング店に行くついでに不要な服を持ち込む「ついで売り」の需要があると判断し、両社で提携する運びとなったもの。
この実証テストの様子は、7月23日放送のテレビ東京の「ガイアの夜明け」でも取り上げられました。

2019年7月23日

6月のチェーンストア販売、衣料品4.3%減

日本チェーンストア協会が2019年6月度の「チェーンストア販売統計」を発表しました。
http://www.jcsa.gr.jp/

会員企業数56社(店舗数10,456店)の販売データをまとめたもので、総販売額は1兆26億2,695万円(前年比0.5%減)でした。
概況として、6月は食料品は、農産品の相場安の影響などもあり動きが鈍かった。衣料品、住関品も、天候不順の影響もあり動きが鈍かったことから、総販売額の前年同月比(店舗調整後)はマイナスとなった、としています。

衣料品を見てみると、販売金額は761億7,442万円で、前年同月比4.3%減でした。
部門別では、
紳士衣料  148億5,335万円(前年比8.7%減)
婦人衣料  187億9,394万円(前年比8.1%減)
その他衣料 425億2,713万円(前年比0.8%減)

紳士衣料は、スーツ、ジャケット、スラックス、ドレスシャツ、ベストなどの動きは良かったが、ショートパンツ、ポロシャツ、Tシャツなどの動きは鈍かった。

婦人衣料は、ブラウス、羽織シャツなどの動きは良かったものの、フォーマル、スラックス、カットソー、ボトムなどの動きは鈍かった。

その他衣料・洋品は、婦人・子供インナー、女児服、子供靴下、婦人カジュアルシューズ、パラソルなどの動きは良かったが、紳士・婦人・子供パジャマ、男児服、ベビーインナー、婦人ストッキングタイツ、子供サンダルなどは不調に終わった。

6月の百貨店売上、衣料品1.7%減

日本百貨店協会が2019年6月の「全国百貨店売上高」を発表しました。
http://www.depart.or.jp/

調査対象百貨店78社215店のデータをまとめたもので、売上高総額は約4,789億円、前年同月比で0.9%減。3カ月連続のマイナスとなりました。
6月の特徴としては、中旬以降の低温多雨に加え、月末の台風など悪天候による集客減が響き、主力の夏物商材が苦戦。同時期開催のクリアランスセールは盛り上がりに欠ける結果となった、としています。

衣料品を見てみると、売上高は1,376億1,054万円で、前年同月比1.7%減。12カ月連続のマイナスとなりました。
商品別では、
  • 紳士服・洋品 313億6,813万5千円 (前年比0.2%増)
  • 婦人服・洋品 885億9,757万2千円 (前年比1.7%減)
  • 子供服・洋品 85億4,761万1千円 (前年比3.7%減)
  • その他衣料品 90億9,722万2千円 (前年比6.3%減)
となっています。

2019年7月20日

「Linen Plant」28号発行

テキスタイルレンタルの専門情報誌「Linen Plant」2019年夏季号(第28号)が発行されました。


今号の主な内容は、
  • 衛生管理徹底、作業環境追求の“見せる工場”/ナゴヤベビーサービス
  • 多品種を安定生産<イージーホークJOY6>/南国リネンサプライ
  • 洗剤自動投入機「エボクリーン」導入/べネック
  • ユニフォームの頑固な油汚れにNFZドライ/マルヨシ
  • ガス式乾燥機GETに60kgタイプ/東京洗染機械製作所
  • 浴衣処理システムP4iシリーズ/東都フォルダー工業
  • 要員不足をカバーするソフトウエアの活用/ABSランドリービジネスソリューションズ
  • コンパクト簡易マルチフォルダー/ワイエイシイマシナリー
  • ペーパーレス化の推奨/EID SYSTEM
  • 水使用量を大幅に削減/共栄産業
  • SUPPLIER'S NEWS
  • ローコスト高生産工場のつくり方(ケーエスシー・北川幸一)
  • リネン工場の現場改善&生産管理術(エムアイイーシーシステム研究所・伊藤良哉)
【ゼンドラ/ザ・サプライヤーのサイト】
http://www.zendora.co.jp/supplier.html

2019年7月19日

表示トラブル「送料無料に一部対象外」

国民生活センターは「消費者トラベルメール箱」2018年度のまとめを発表しました。
http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20190718_2.html

国民生活センターでは2002年4月から「消費者トラブルメール箱」をホームページ上に開設。2018年度に寄せられた情報の件数は9,886件で、その傾向、追跡調査を実施した主な事案等についての報告を行いました。

事案のひとつに『「送料無料」に一部対象外地域があることの表示が分かりづらい宅配クリーニング店』が取り上げられています。内容の抜粋は次の通り。
「宅配クリーニングを申し込んだところ、ホームページには送料無料と書いてあるのにもかかわらず、申込み後の確認メールを確認すると、別途送料が加算されていた。改めてホームペー ジをよく読むと、ページの下の方に小さな文字で、一部地域は別途送料がかかる旨の注意書きがあった。このような分かりづらい表示は問題ではないか」との情報提供が寄せられました。 
このような表示は景品表示法上の有利誤認にあたる可能性があると考えられたため、消費者庁の考え方を確認したうえで事業者に連絡をとり、問題点を伝えて表示の改善の検討を求めました。
事業者は当初、一部対象外地域があることについて注意事項に明記していることや一部地域の顧客を想定していないことなどを理由に「表示を訂正するつもりはない」と回答していました。
しかし、後日改めて事業者に電話し、ウェブで申込みを受け付けている以上一部地域を想定していないというのは消費者の理解が得られないこと、有利誤認にあたると判断された場合の消費者庁の措置命令がどのようなものか等を説明したところ、「訂正を検討する」との回答がありました。
その後、全てのページにおいて、「送料無料」の表示のすぐ下に対象外地域がある旨の表示が追加されました。

2019年7月18日

「日本クリーニング新聞」1897号発行

クリーニング業界の業界紙「日本クリーニング新聞」2019年7月15日号(第1897号)が発行されました。


今号の主な内容は、
  • CLVセミナーセッション「キャッシュレス推進協」と連携
  • TeMA-CA・全国に400名超、CAAは千人超え
  • 5月のCL代〜春の不振とどまらず
  • ダスコン30年調査/依然市場減少続くなか芳香消臭剤が健闘
  • 速報:ツー・エム化成「クリーン2019」第2弾
  • 新人パートさんの集め方・育て方セミナー
  • 三幸社/難洗衣料のケアで話題
【日本クリーニング新聞のサイト】
http://www.nicli.co.jp/

2019年7月17日

コインEXPO、セミナー事前無料申込の受付開始

2019年9月18日〜20日、東京ビッグサイトで行われる「第4回国際コインランドリーEXPO2019/第3回クリーンビジネスフォーラム2019」のセミナー事前無料申込受付がはじまりました。
http://www.iclexpo.com/seminar/

期間中、全38プログラムのセミナー・企画を開催する予定。無料申込期間は8月30日18:00まで(無料申込期間以降は有料となります)。なお満席となった場合は対象プログラムの申込受付は締め切りとなります。

「クリーニング流通新聞」351号発行

クリーニング業界の業界紙「クリーニング流通新聞」2019年7月10日号(第351号)が発行されました。


今号の主な内容は、
  • 外国人材安定雇用実現に〜まずはサポーター500へ
  • TeMA/基礎・研究科とも増員
  • カウンター接客プロの資格・2019年試験受付中
  • ふとん丸洗い第3次ブームへ/びゅぅ・ふらんせ(埼玉)
  • 全協・秋のわくわくキャンペ
  • 三幸社・新製品3機種が反響得る〜クリーン2019で
  • 外国人技能実習生の受け入れ体験を発表/日本リネンS協会

2019年7月16日

CVSベイエリアが第1四半期決算を発表

株式会社シー・ヴイ・エス・ベイエリア(本社千葉市、上山富彦社長)が2020年2月期第1四半期決算の連結業績(2019年3月1日から5月31日)を発表しました。
http://www.cvs-bayarea.co.jp/ir/results.html

それによると、
  • 営業総収入 :27億8,500万円 (前年同期比1.3%減)
  • 営業利益  :7,300万円 (ー)
  • 経常利益  :1億500万円 (ー)
  • 四半期純利益:7,300万円 (同97.9%減)
でした。

決算短信によると、クリーニング事業については、マンションフロントやコンビエンス・ストア店舗、社員寮においてクリーニングサービスを提供しているほか、マンション内のゲストルームやホテルにおけるリネンサプライに加え、自社工場と商品管理センターによる、ユニフォームのクリーニングからメンテナンス、在庫管理までを一元管理するトータルサービスの拡大を進めています。

前年と比較し3月下旬から4月上旬にかけて気温の低い日が多く、衣替えに伴うクリーニング需要が高まらなかった影響などにより売上高は減少。当第1四半期連結累計期間における業績は、クリーニング事業収入3億5,900万円(対前年同期比7.5%減)、セグメント利益2,200万円(同3.7%増)でした。

リネットのプレミアム便、東京23区全域に拡大

株式会社ホワイトプラス(本社東京、井下孝之社長)が運営するネット宅配クリーニングサービス「Lenet」は、2019年7月16日よりプレミアム便の「朝イチ便・夜イチ便」の集荷エリアを東京23区全域に拡充すると発表しました。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000027.000016048.html

早朝6時から深夜0時までの集配や翌日届けを行うプレミアム便は2018年4月にサービスを開始。当初は東京10区のみでしたが、徐々にエリアを拡大し、今回、江戸川区や葛飾区など4区を追加、東京23区全域の対応となりました。

2019年7月12日

ホテルの宿泊者向けに自動クリーニングマシン

米国インディアナ州に本拠地を置くPressoは、ホテルの宿泊者向けのクリーニングマシンを開発しました。TechCrunch Japanが伝えています。
https://jp.techcrunch.com/2019/07/12/2019-07-11-presso-is-piloting-dry-cleaning-vending-machines-at-midwestern-hotels/

ホテルのロビーで使うことを想定した自動ドライクリーニングマシンで、宿泊者はカードを通し、クリーニングする服の特徴を手入力(今後のアップデートでAIとコンピュータビジョンにより衣服を判断する計画だが、現時点ではユーザーに任されている)。すると蒸気と洗浄液を使って、およそ5分でクリーニングとプレスが完了するというもの。

現状、衣類の染みにはまだ対応できていないとのこと。会議や商談の前に素早くクリーニングとプレスをするためのものとしています。

このマシンは現在、米国中西部の16カ所のホリデーインに試験的に設置されているそうです。

2019年7月11日

ホテルのシーツ、洗濯情報をチェック

中国・武漢市で、ホテルのシーツやタオルが最後に洗濯されたのはいつだったのか、宿泊客がチェックできるサービスをクリーニング業者が展開する、とCNNが報じています。
https://www.cnn.co.jp/travel/35139780.html

このサービスはシーツやタオルなどにマイクロチップを埋め込み、宿泊客がスマートフォンを使ってチップの情報を読み取ると、最後に洗濯したのがいつだったかが分かる仕組み。中国国営新華社通信によると、マイクロチップは同市内のホテルや宿泊施設のクリーニングを請け負っている業者が、シーツなどの隅に埋め込んで提供するとのこと。

2019年7月8日

「日本クリーニング新聞」1896号発行

クリーニング業界の業界紙「日本クリーニング新聞」2019年7月5日号(第1896号)が発行されました。


今号の主な内容は、
  • 米国「クリーン2019」最新情報
  • リネン協会・外国人技能実習制度 概況説明と体験発表
  • TeMA-CA「き・づ・き」を軸に不安にさせないリスク説明
  • 全協19感謝キャンペ/当選者100名が決定
  • 関西めんて研2018年度各科修了式
  • <特集>クリーンフェスタHYOGO2019
  • ニューヨーク業界スタディツアーの見どころ
【日本クリーニング新聞のサイト】
http://www.nicli.co.jp/

Washing Systems社、GCチャレンジ賞を受賞

花王株式会社の子会社であるWashing Systems, LLC(本社米国オハイオ州)は、業務用クリーニング会社向けの洗浄プロセス『TRUpathTM(トゥルーパス)』で、米国環境保護庁(EPA)と米国化学会(ACS)が共同して選定する「2019年度グリーンケミストリーチャレンジ賞」を受賞しました。
https://www.kao.com/jp/corporate/news/2019/20190625-001/

受賞した『TRUpathTM』は、一般に業務用クリーニングで使用される、環境負荷の高いアルカリ(水酸化ナトリウム)を使用せずに、ほとんどのアイテムを洗うことのできる洗浄プロセス。短い洗浄時間、節水、低温洗浄による使用燃料の削減も可能にします。

グリーンケミストリーチャレンジ賞は、潜在的な環境問題をビジネスの機会につなげ、イノベーションと経済発展を促進する画期的なグリーンケミカル技術を開発した企業・団体・個人に贈られる賞で、23年の歴史があります。

2019年7月6日

「東京クリーニング界」837号発行

東京都クリーニング生活衛生同業組合の「東京クリーニング界」2019年7月号(第837号)が発行されました。


今号の主な内容は、
  • 組合員専用ホームページを活用しよう
  • 令和元年度第1回経営技術講習会・受講者受付
  • クリーニング事故相談室のご案内
  • 第61回全ク連通常総会開催
  • <投稿>仕事に思う〜城東支部・矢口昭一
  • マンガを用いた需要拡大や啓発活動は有効
  • 本部だより
【東京都クリーニング生活衛生同業組合のサイト】
http://www.tokyo929.or.jp/

2019年7月5日

5月のクリーニング代支出は930円、4.7%増加

総務省統計局の「家計調査報告(二人以上の世帯)」2019年5月分がまとまりました。

5月分の結果は、全国全世帯のクリーニング代支出額は830円で、前年の793円より4.7%増加。勤労者世帯も前年より17.6%増加して904円(前年769円)でした。

地方別では、
  • 北海道 927円(前年732円)
  • 東 北 626円(前年711円)
  • 関 東 890円(前年999円)
  • 北 陸 894円(前年757円)
  • 東 海 824円(前年659円)
  • 近 畿 886円(前年686円)
  • 中 国 764円(前年745円)
  • 四 国 661円(前年603円)
  • 九 州 741円(前年616円)
  • 沖 縄 234円(前年197円)
詳細はクリーニングオンラインのデータ集に掲載しています。
http://www.c-online.net/data/c_expense/index.html

個人版事業承継税制が創設

個人事業者の事業承継を促進するため、10年間限定で、多様な事業用資産の承継に係る相続税・贈与税を100%納税猶予する「個人版事業承継税制」が創設されました。
https://www.chusho.meti.go.jp/zaimu/shoukei/shoukei_kojin_ninntei.htm

事業を行うために必要な土地・建物、付属設備・器具備品、車両・運搬具、無形償却資産等の事業用資産が対象で、後継者の承継時の納税が猶予されます。

個人版事業承継税制は10年間の時限措置で、2019年1月1日から2028年12月31日までの承継が対象。

2019年7月2日

きょくとうが第1四半期決算を発表

株式会社きょくとう(本社福岡市、牧平直社長)が2020年2月期第1四半期の業績(2019年3月1日から5月31日)を発表しました。
http://www.cl-kyokuto.co.jp/ir/

それによると、
  • 売上高   :23億3,000円(前年同期比5.3%減)
  • 営業利益  :4億9,300万円(同18.6%減)
  • 経常利益  :5億1,900万円(同17.6%減)
  • 四半期純利益:3億900万円(同20.8%減)
でした。

決算短信によると、2019年3月1日より「スニーカークリーニング」サービスをスタート。あわせて「スニーカークリーニング」と「デラックス仕上げ」や「防虫加工」など付加価値商品の販売促進のため「お客様プレゼントキャンペーン」を実施し、販売拡大に努めました。 加えて、店舗の定休日や営業時間外に仕上り品の引取りが可能な「無人お渡しシステム」は、設置店舗数が当第1四半期累計期間末で31店舗となりました。また、決済手段の多様化や消費増税を見据え、キャッシュレス決済の対応を加速しました。

店舗政策としては新たに23店舗を出店。そのうち20店舗は2019年5月16日付の事業の一部 譲受けによるもので東京23区内の8区に19店舗、埼玉県新座市に1店舗を取得。その一方で、不採算店の閉鎖や取次店オーナーの高齢化に伴う閉鎖により3店舗を閉鎖し、当第1四半期累計期間末の店舗数は658店舗となりました。
また看板デザインを8年ぶりに一新し、新規出店先から採用しています。

ワンピース、洗濯でプリーツ加工が消える

株式会社ナイスクラップはワンピースの一部で、洗濯後にプリーツ加工が消える可能性があると発表しました。
https://naturalcouture.jp//news/209.html

対象商品は2019年6月15日から6月27日までnatural coutureで販売した「前後2WAYカシュクールプリーツワンピース」(品番391720230、391720231)。【表地 レーヨン65%、ポリエステル35%】と表記されているものが対象です。 【ポリエステル100%】と記載されているものは問題ありません。

洗濯後にプリーツ加工が消えてしまう可能性があることが判明。同社では回収、返金対応するとしています。

カジタク、Amazonプライムデーにあわせキャンペーン

株式会社VOYAGE NEXUS(本社東京、古谷和幸社長)は株式会社カジタク(本社東京、北村文克社長)と共同運営する家事の宅配サービス「カジタクオンラインショップ」で、AmazonプライムデーにあわせたAmazonギフト券プレゼントキャンペーンに参加します。
https://voyagegroup.com/news/press/01_20190701_02/

「【プライムデー特典】Amazon Payのお買い物でAmazonギフト券プレゼントキャンペーン」は2019年6月25日から7月31日まで実施。
期間中、Amazonプライム会員を対象にキャンペーンページから、カジタクオンラインショップのサービスに応募のうえ、カジタクオンラインショップで「宅配クリーニング」などの対象サービスをAmazon Payで決済すると、後日、注文金額の15%分のAmazonギフト券(上限金額:5,000円分)をプレゼントするというもの。

「かなめ」414号発行

かなめ流通グループの情報紙「かなめ」2019年7月1日号(第414号)が発行されました。


今号の主な内容は、
  • 「洗濯槽快」出荷販売1000万個達成!
  • 7月19日〜21日・神戸 クリーンフェスタHYOGO
  • ぶんちゃんの販促道場(石井康裕)
  • 商売のネタ帳(高橋透)
  • 女性のクリーニング店利用実態アンケート
  • 資材REPORT(美男加工&HG加工 等)
  • クリーニング綜合研究所・事故衣料品統計
【かなめ流通グループのサイト】
http://www.kaname-g.jp/

2019年7月1日

白洋舍長者町店、通訳サービス導入

株式会社インデンコンサルティング(本社京都市、斎藤正寛社長)はリアルタイム通訳サービス「スマイルコール」を、株式会社白洋舍(本社東京、松本彰社長)の長者町店(横浜市中区)に6月15日より導入したと発表しました。
https://myco.jp/main/news/release/07012019.html

長者町店では改装を機に、もっと外国人の方に利用してもらうためスマイルコールを導入。溜池山王店でも導入実績があります。

スマイルコールはビデオ通話を利用して顔と顔を合わせながら、英語・中国語・韓国語・スぺイン語・ポルトガル語・タイ語の6言語を24時間365日通訳できるサービス。

リネンの受注業務など、ペーパーレス化へ

株式会社Cogent LabsとJBCCホールディングス株式会社の事業会社JBアドバンスト・テクノロジー株式会社は、AI OCR技術を活用した紙業務のデジタルトランスフォーメーションに共同で取り組み、企業の紙業務削減に貢献することを発表しました。
https://www.cogent.co.jp/news/cogentlabs-jbat-alliance-digitaltransformation/

手書きで書かれた伝票をデータ化し、様々な業務システムへの連携を可能にすることで無駄な二重入力や確認作業を省き業務効率のアップやペーパーレス化を実現するというもの。
利用者はこれまでと同様に文字を手書きするだけで一連の業務がすべてデジタルで連携処理できるようになり、業務時間の短縮および働き場所を選ばないことで企業のデジタルトランスフォーメーションに大きく貢献するとしています。

取り組みの一例として、2019年2月から、九州地区で病院のリネンサプライレンタルを展開する株式会社カクイックスの申込業務に手書き入力システムを試験導入。今後、改善・検証を経て、各病院に順次展開する予定です。

「クリーニングニュース」843号発行

全国クリーニング生活衛生同業組合連合会の「クリーニングニュース」2019年7月号(第843号)が発行されました。


今号の内容は、
  • 春の叙勲
  • 特集/CLVセミナーセッション2019東京
  • 締切迫る!第11回全国クリーニング大会 in 青森 開催のご案内
  • 外国人材雇用拡大対策の現状と重ねてのお願い
  • みんなの共済広場『相互扶助』
  • 特集/全ク連第61回通常総会開催
  • 研修・講習インフォメーション
  • クリーニング技術部会/令和元年度事業計画(要約)
  • 青年部通信!〜令和元年度事業計画案について(抜粋)
  • 衣料管理情報:着用による目寄れ
  • CLEANER'S VOICE〜読者のページ〜
  • 全ク連活動報告Diary(令和元年5月)
  • 「編集委員だより」・編集後記
【全ク連のサイト】
http://www.zenkuren.or.jp/