2016年2月22日

1月のチェーンストア販売、衣料品2.3%増

日本チェーンストア協会が平成28年1月度の「チェーンストア販売統計」を発表しました。
http://www.jcsa.gr.jp/

会員企業数58社(店舗数9,384店)の販売データをまとめたもので、総販売額は1兆1,227億3,473万円(前年比2.3%増)でした。
概況としては1月は、食料品は上旬の気温高が影響したがまずまず動き、衣料品は気温が低下した中旬以降は堅調に推移し、住関品もまずまずの動きだったこともあり、総販売額の前年同月比(店舗調整後)はプラスとなった、としています。

衣料品を見てみると、販売金額は1,072億8,584万円で、前年同月比2.3%増でした。
部門別では、
紳士衣料  235億8,444万円(前年比0.8%減)
婦人衣料  315億5,116万円(前年比0.9%減)
その他衣料 521億5,024万円(前年比6.0%増)

紳士衣料は、コート、スーツ、セーター、カジュアルパンツ、ジーンズなどの動きは良かったものの、ジャケット、スラックス、アウターなどは不調に終わった。
婦人衣料は、コート、ジャケット、スーツ、カーディガン、カットソーなどの動きが良かったが、ニット、カジュアルパンツ、レギンスなどの動きは鈍かった。
その他衣料・洋品は、女児トレーナー、女児ロング・ハーフパンツ、パジャマ、肌着、靴下、紳士装飾品、マフラー・帽子・手袋などの動きは良かったが、子供服、ベビー用品、婦人ブーツなどの動きは鈍かった。