2023年4月25日

3月のチェーンストア販売、衣料品2.8%増

日本チェーンストア協会が2023年3月度の「チェーンストア販売統計」を発表しました。
http://www.jcsa.gr.jp/

会員企業数55社(店舗数10,622店)の販売データをまとめたもので、総販売額は1兆1,178億1,577万円(前年比1.5%増)でした。
概況として3月は、節約志向の高まりから買い控え傾向が強くなり、食料品は厳しかった。衣料品は卒・入学関連、ビジネス関連がまずまずの動き、住関品も外出関連商品の需要などもあり動きが良く、総販売額の前年同月比(店舗調整後)はプラスとなった、としています。

衣料品を見てみると、販売金額は701億3,084万円で、前年同月比2.8%増でした。
部門別では、
紳士衣料  106億7,322万円(前年比0.1%増)
婦人衣料  182億7,674万円(前年比5.9%増)
その他衣料 411億8,088万円(前年比2.2%増)

紳士衣料は、スーツ、フォーマル、セットアップスーツ、スラックス、ドレスシャツ、セーター、カジュアルシャツ、ボトムなどの動きは良かったが、コート、ジャンパー、トレーナーなどの動きは鈍かった。

婦人衣料は、スーツ、フォーマル、ジャケット、ブラウス、スカート、カジュアルパンツ、ニット、カットソー、トップスなどの動きは良かった。

その他衣料・洋品は、紳士・婦人インナー、子供フォーマル、子供用Tシャツ、スクール衣料、子供服、紳士・婦人カジュアルシューズ、スニーカー、婦人バッグ、靴下、ベルト、ネクタイ、帽子、傘などは動きが良かったが、紳士リラクシングウェア、紳士・婦人・子供パジャマ、子供用トレーナー、子供肌着、子供靴下などの動きは鈍かった。