日本チェーンストア協会が平成29年6月度の「チェーンストア販売統計」を発表しました。
http://www.jcsa.gr.jp/
会員企業数56社(店舗数9,499店)の販売データをまとめたもので、総販売額は1兆401億2,621万円(前年比1.2%減)でした。
概況として、6月は食料品は、農産品が相場安の影響もあり苦戦、衣料品、住関品は、中旬までの低気温の影響もあり季節商品の動きが鈍かったことから、総販売額の前年同月比(店舗調整後)は、マイナスとなった、としています。
衣料品を見てみると、販売金額は953億9,084万円で、前年同月比3.9%減でした。
部門別では、
紳士衣料 184億5,710万円(前年比5.9%減)
婦人衣料 233億1,129万円(前年比6.5%減)
その他衣料 475億7,391万円(前年比1.7%減)
紳士衣料は、紳士衣料は、長袖カッターシャツ、イージーパンツ、カジュアルシャツ、ポロシャツなどの動きは良かったが、スーツ、スラックス、半袖カッターシャツ、半袖Tシャツなどの動きは鈍かった。
婦人衣料は、ジャケット、シャツ、ブラウス、カジュアルシャツ、Tシャツなどの動きは良かったものの、ワンピース、カットソー、ボトムなどの動きは鈍かった。
その他衣料・洋品は、紳士ホームウェア、紳士下着、婦人靴下、子供服、スクール水着、UV関連商品などの動きは良かったが、婦人パジャマ、紳士肌着、男児半袖Tシャツ、子供靴下、レイングッズ、浴衣などは不調に終わった。