2021年8月31日

函館市、事業者へ支援金支給

北海道函館市は緊急事態宣言で影響を受けている事業者を支援しようと、市内およそ5,000の事業者を対象に10万円から20万円の支援金を支給する方針を決めました。NHK札幌放送局が伝えています。
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20210831/7000037856.html

支援金の対象になるのは、函館市内に本店または支店がある事業者のうち、緊急事態宣言による時短営業の協力要請に応じている飲食店などのほか、宿泊事業者やバスやタクシーなどの旅客運送業、クリーニングや美容室、学習塾などの生活関連のサービス業です。

支援を迅速に行うため、売り上げの増減に関係なく一律で法人の事業者に20万円、個人の事業主に10万円を支給するということです。

みつわランドリーが障害者雇用優良事業所大臣表彰

厚生労働省は令和3年度の「障害者雇用優良事業所等厚生労働大臣表彰」の受賞者を決定しました。株式会社みつわランドリー(本社栃木県那須塩原市)も受賞しました。
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_20717.html

9月の「障害者雇用支援月間」にあわせて、障害者の職業的自立の意欲を喚起するとともに、障害者の雇用に関する国民、とりわけ事業主の関心と理解を一層深めるため、毎年行っているもの。
今年の厚生労働大臣表彰は障害者雇用優良事業所6件、優秀勤労障害者12件。9月14日、東京で表彰式を行います。

メディロムグループ、リネン事業開始

株式会社メディロム(本社東京、江口康二社長)は、子会社の株式会社ジョイハンズ・ウェルネスでリネンサプライ事業を開始します。同事業で障害を持った方が安心して働きながら、仲間と共に成長できる職場環境の提供および就業機会の創出を目指すとしています。

同グループはRe.Ra.Kuを中心に全国に314店舗(2021年7月末現在)のリラクゼーションスタジオを展開。施術で使用するタオルや着替えなどのクリーニングはすべて外部業者に依頼をしていました。今回、自社で事業展開することで、雇用の創出に繋がり、またリネンサプライの内製化によってコストの削減、タオルの品質向上も期待できるとしています。

第一号店は名古屋市西区で2021年9月1日より事業開始。事業所名は「Amazon Cafe Linen Supply(アマゾンカフェ・リネンサプライ)」で、就業者が向かう職場をクリーニング「工場」ではなく、心穏やかに過ごせる空間にという思いから「カフェ」としたとのこと。
グループ各店舗のリネンを集めて事業を開始しますが、BtoBで事業拡大を目指す考え。


2021年8月29日

7月のチェーンストア販売、衣料品2.8%増

日本チェーンストア協会が2021年7月度の「チェーンストア販売統計」を発表しました。
http://www.jcsa.gr.jp/

会員企業数56社(店舗数11,845店)の販売データをまとめたもので、総販売額は1兆1,362億9,316万円(前年比4.6%増)でした。
概況として7月は、新型コロナウイルス感染拡大防止対策に係る政府からの行動自粛要請等により内食化需要は続いており、食料品は農産品、畜産品は苦戦したが他の部門が堅調に推移し全体をカバーした。衣料品は一部の商品に動きが見られ、住関品もまずまずの動きだったことから、総販売額の前年同月比(店舗調整後)はプラスとなった、としています。

衣料品を見てみると、販売金額は660億9,522万円で、前年同月比2.8%増でした。
部門別では、
紳士衣料  116億6,467万円(前年比4.8%増)
婦人衣料  190億6,805万円(前年比2.2%増)
その他衣料 353億6,250万円(前年比2.5%増)

紳士衣料は、半袖ドレスシャツ、カジュアルシャツ、ショートパンツ、ポロシャツ、Tシャツなどはまずまずの動きだったが、ジャケット、スラックス、ブルゾンなどの動きは鈍かった。

婦人衣料は、カラーフォーマル、ブラウス、カジュアルシャツ、Tシャツ、レギンスなどはまずまずの動きだったが、フォーマル、スラックスなどの動きは鈍かった。

その他衣料・洋品は、紳士・婦人半袖パジャマ、紳士・婦人リラクシング、紳士・婦人インナー、婦人下着、女児ワンピース、ベビー用品、スニーカー、紳士・婦人・子供水着、日傘、帽子などはまずまずの動きだったものの、子供用キャラクターボトムス、子供肌着、ストッキング、婦人靴・バッグ、レイングッズなどの動きは鈍かった。

「Pandora」2021年夏号発行

品質情報研究所の「Pandora(パンドラ)」2021年夏号(第85号)が発行されました。


今号の主な内容は、
  • 名画に描かれた洗濯風景〜洗濯
  • 試験報告・家庭用クリーナーを静止洗浄機として応用実験
  • “ファッションのサスティナビリティ”を問う
  • 事故事例報告
    • カシミヤニットの虫害
    • 金属製ドットボタンによる損傷
    • 金属繊維の切断による損傷
    • 綿ジャケットの光退色
    • 保管中のガス退色
  • クリーニングトラブル解析マニュアル
【日本テキスタイルケア協会のサイト】
http://www.textilecare.jp/

2021年8月28日

7月の百貨店売上、衣料品0.8%増

日本百貨店協会が2021年7月の「全国百貨店売上高」を発表しました。
http://www.depart.or.jp/

調査対象百貨店73社191店のデータをまとめたもので、売上高総額は約4,020億円、前年同月比で4.2%増。2カ月ぶりのプラスとなりました。
7月の特徴としては、時計・宝飾品など高額品のほか、イエナカ需要等による食料品が牽引。衣料品ではブラウス、カットソーなどカジュアルアイテムが動いたが、クリアランスでは生産抑制による在庫不足も見られた、としています。

衣料品を見てみると、売上高は958億3,573万7千円で、前年同月比0.8%増。2カ月ぶりのプラスでした。
商品別では、
  • 紳士服・洋品 195億8,145万3千円 (前年比1.7%減)
  • 婦人服・洋品 630億8,349万1千円 (前年比2.1%増)
  • 子供服・洋品 60億3,401万2千円 (前年比4.8%減)
  • その他衣料品 71億3,678万1千円 (前年比1.6%増)
となっています。

「日本クリーニング新聞」1962号発行

クリーニング業界の業界紙「日本クリーニング新聞」2021年8月25日号(第1962号)が発行されました。


今号の主な内容は、
  • 2021年上半期支出額10.3%ダウン
  • 白洋舎中間売上・レンタル21%減
  • 特集・これからの業を考える
  • クリーンライフ協会総会/4重点事業を決定
  • 「ハズ販」ウエビナー〜新規客の獲得に力を入れよう
  • 三幸社/1台で3役マルチプレス新発売
  • 生産性協議会がワークショップ〜銀行との良好な関係作り
  • 補助金を活用して工場・店舗を大改革する絶好の機会
【日本クリーニング新聞のサイト】
http://www.nicli.co.jp/

2021年8月27日

「洗濯の科学」262号(最終号)発行

一般財団法人洗濯科学協会の「洗濯の科学」2021年8月号(第262号・最終号)が発行されました。洗濯の科学は1956年(昭和31年)に発刊されてから66年、通巻262号発行されましたが、今号が最終号となります。


今号の内容は、
  • 洗剤の70年 洗濯の科学誌から見る洗剤の変遷
  • クリーニングの価値と時代の要請
  • 今後の洗浄と洗浄研究
  • ファッション流行情報(35)戦後日本のファッション変遷と今後
  • 自然素材でのんびりナチュラル・ライフ(60)洗濯今昔物語
  • クリーニングの苦情事例(40)クリーニングと衣類のトラブル
  • 近代日本の洗濯とクリーニングの歴史
  • 洗濯の科学(索引)
  • 惜別の言葉
  • 終刊にあたり
  • 編集後記

2021年8月24日

ダスキン、都と「ながら見守り連携事業」

東京都都民安全推進本部は8月23日、株式会社ダスキンと「ながら見守り連携事業」に関する覚書を締結したと発表しました。
https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2021/08/23/07.html

内容は、高齢者へのあいさつ、 住民の安全・安心に係る異常を認知した際の関係機関への通報等で、あわせて車両等にながら見守り連携事業シンボルステッカーを貼付し、地域に見守りをしていることをアピールします。

スワローチェーン、ワクチン接種率キャンペーン

スワローチェーンを展開する株式会社加賀屋商会(本社東京、石村正人社長)は、新型コロナワクチン接種率キャンペーンを開始します。
https://www.value-press.com/pressrelease/278108

全人口(国内)に占める1回目ワクチン接種割合が50%を達成した翌日から2021年9月30日まで、シャツ類の対象品から3点の持ち込みで1点無料となるキャンペーンです。
同社では「医療従事者の皆様に深く感謝し、また一日も早いコロナ収束を願っており​ます」としています。

2021年8月23日

宿泊業の不振、納入企業の8割が売上減

帝国データバンクは、ホテル・旅館など宿泊業向けに食材やサービスを納入する企業の2020年度業績は前年度から「減収」となる企業の割合が8割に迫るほか、売上高の落ち込み幅は前年度比で平均2割の減少、半数超の企業が「売上20%以上減」だったと発表しました。

宿泊業は、首都圏などに発出された緊急事態宣言の延長などで客足が大幅に減少したほか、期待された東京五輪が無観客開催となったことで需要が大幅に減少しました。ホテルでは結婚式など団体予約も延期や中止となり、納入企業も宿泊業の不振に引きずられる形で取引量が大きく減少。

帝国データバンクが保有する企業データベースから、宿泊業を主な得意先とする企業1,000社超を調査したところ、リネンサプライ・クリーニングも83.2%の企業が減収となっています。

2021年8月17日

「クリーニング流通新聞」376号発行

クリーニング業界の業界紙「クリーニング流通新聞」2021年8月10日号(第376号)が発行されました。


今号の主な内容は、
  • 若者のクリーニング離れに一石〜ホームドライ神戸に反響
  • 伊勢津ドライを子会社化・ヤングドライが事業取得
  • 業界の包括的団体として/クリーンライフ協会総会
  • JCPC/未来つくる事業構築に・ワークショップzoomで
  • 機械出荷金額が大幅減/産機工・全機連
  • TeMA-CA勉強会・高度な接客にチャレンジを
  • ツー・エム化成/抗ウイルス加工製品をラインナップ
  • 折目加工協春のキャンペ〜新型コロナで今年も減少

2021年8月16日

ワイエイシイが第1四半期決算を発表

ワイエイシイホールディングス株式会社(本社東京都昭島市、百瀬武文社長)が2022年3月期第1四半期決算の連結業績(2021年4月1日から6月30日)を発表しました。
http://www.yac.co.jp/ir/

それによると、
  • 売上高   :47億4,800万円(前年同期比10.1%減)
  • 営業利益  :1億2,200万円(−)
  • 経常利益  :1億1,700万円(−)
  • 四半期純利益:3,200万円(−)
でした。

決算短信によると「産業機器関連事業」について、国内外向けクリーニング市場は、前年度に引き続き緊急事態宣言発出に伴う営業自粛や、在宅勤務化の増加といったライフスタイルの変化の影響を受け、大変厳しい経営環境となりました。
産業機器関連事業の売上高は1億2,700万円(前年同期比42.8%減)、セグメント損失は6,000万円でした。

エランが第2四半期決算を発表

株式会社エラン(本社松本市、櫻井英治社長)は、2021年12月期第2四半期の連結業績(2021年1月1日から6月30日)を発表しました。
https://www.kkelan.com/ir/ir-news/

それによると、
  • 売上高   :152億1,800万円(前年同期比25.1%増)
  • 営業利益  :14億300万円(同42.4%増)
  • 経常利益  :14億1,400万円(同42.7%増)
  • 四半期純利益:9億5,600万円(同43.8%増)
でした。

決算短信によると、介護医療関連事業の主力サービスである「CS(ケア・サポート)セッ ト」の新規契約の施設数は147施設、契約終了施設数は41施設で、CSセット導入施設数は1,720施設となりました。

白洋舍が第2四半期決算を発表

株式会社白洋舍(本社東京、松本彰社長)は、2021年12月期第2四半期の連結業績(2021年1月1日から6月30日)を発表しました。
http://www.hakuyosha.co.jp/ir/news/financial_report/

それによると、
  • 売上高   :172億400万円(前年同期比15.5%減)
  • 営業利益  :△18億3,100万円(ー)
  • 経常利益  :△15億3,900万円(ー)
  • 四半期純利益:△8,600万円(ー)
でした。

決算短信によると、業績を事業セグメント別にみると、

個人向けのクリーニング事業については、需要の低下に伴ってワイシャツや背広等のクリーニング売上が大きく減少し、春の衣替えの時期においても需要が十分に回復しなかったこと等から、売上高は85億9,800万円(前年同期比8.3%減)となりました。不採算店舗の閉鎖、工場再編等により人件費を中心とした経費削減を図りましたが、セグメント損失は3億3,000万円でした。

レンタル事業は、リネンサプライ部門においては、緊急事態宣言の断続的な発出等の影響により、得意先ホテルの稼働率が低調に推移したこと等から、大幅な減収。ユニフォームレンタル部門は得意先ナショナルチェーンや外食店舗等の稼働減に伴い、取扱い点数が減少したこと等から、売上が減少しました。
レンタル事業の売上高は75億2,200万円(同21.2%減)。取引量の減少に対応し、工場の生産調整や一部工場の操業停止措置の延長等により経費の削減を図りましたが、売上高の減少幅が大きく、セグメント損失は7億4,300万円となりました。

クリーニング業務用の機械・資材や、ユニフォーム等の販売を行っている物品販売事業は売上高9億6,700万円(同23.2%減)、セグメント利益6,100万円(同30.9%減)。

その他の事業として、モップ・マットのレンタル等を手がけるダストコントロール事業の売上高は8億4,000万円(同8.9%減)、セグメント損失は2,500万円でした。

2021年8月13日

最低賃金平均930円に、引上げ額は過去最高

厚生労働省は令和3年度の地域別最低賃金の改定額を取りまとめました。

厚生労働大臣の諮問機関である中央最低賃金審議会が示した「令和3年度地域別最低賃金額改定の目安について」などを参考として、各地方最低賃金審議会で調査・審議した結果を取りまとめたもの。答申された改定額は、都道府県労働局長の決定により10月1日から10月上旬までの間に順次発効される予定。

引上げ額が28円は40都道府県、29円は4県、30円は2県、32円は1県。改定額の全国加重平均額は昨年度より28円あがって930円。引上げ額は1978年度に目安制度が始まって以降で最高額となりました。
改定後の最高額は東京の1,041円、次いで神奈川県1,040円、大阪府992円。最低額は高知県と沖縄県の820円。

2021年8月11日

GPIF採用のESG指数、ダスキン2年連続で選定

株式会社ダスキン(本社大阪府吹田市、山村輝治社長)は2年連続で年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が採用した4つのESG指数すべてに選定されました。
https://www.duskin.co.jp/news/2021/pdf/210810_01.pdf

GPIFが採用した4つのESG指数は
  • FTSE Blossom Japan Index
  • MSCI ジャパン ESG セレクト・リーダーズ指数
  • MSCI 日本株女性活躍指数(WIN)
  • S&P/JPX カーボン・エフィシェント指数
同社は、サステナビリティビジョンである「社会からの期待に喜びをもって応えること」 を実現するべく、ステークホルダーの皆様との対話を通じて取り組むべきESG課題を特定すると共に、持続可能な開発目標(SDGs)に貢献する多様な視点・側面からの取り組みを推進してまいります、としています。

WASHハウスが第2四半期決算を発表

WASHハウス株式会社(本社宮崎市、児玉康孝社長)は、2021年12月期第2四半期決算(2021年1月1日から6月30日)を発表しました。
https://corporate.wash-house.jp/ir/ir-news.php

それによると、
  • 売上高   :10億2,700万円(前年同期比8.9%増)
  • 営業利益  :△7,700万円(ー)
  • 経常利益  :△7,800万円(ー)
  • 四半期純利益:△8,100万円(ー)
でした。

決算短信によると、テレビCM等により新たな店舗利用者数の拡大を図る広告施策を積極的に行うとともに、洗剤製造を行う宮崎工場が2月に落成、試験運用を経て、製造した洗剤を4月から直営店舗に出荷を開始。
また必ず待ち時間が発生するコインランドリーの特徴を活かし、WASHハウスアプリ広告システムによる広告事業の運用など「プラットフォームとしてのコインランドリー事業」の強化を着実に進めるなか、既存エリア及び新規エリアでの営業活動に加え、フランチャイズオーナーの新規開拓も行いながら、チェーンストア敷地内へのフランチャイズ店舗の出店を中心に取り組んでいます。

2021年6月30日現在のコインランドリーFC店舗数は合計573店舗。直営店舗数は61店舗。

2021年8月10日

テーオーシーが第1四半期決算を発表

株式会社テーオーシー(本社東京、大谷卓男社長)が2022年3月期第1四半期決算の連結業績(2021年4月1日から6月30日)を発表しました。
https://www.toc.co.jp/toc/ir-new/ir/

それによると、
  • 売上高   :40億5,000万円(前年同期比16.6%増)
  • 営業利益  :15億5,400万円(同36.5%増)
  • 経常利益  :17億円(同32.5%増)
  • 四半期純利益:△1,800万円(−)
でした。

決算短信によると、リネンサプライおよびランドリー事業に関しては、コロナ禍の影響により大口顧客先からの受注が、前年同四半期の大幅な減少から持ち直しつつあるものの、売上高は1億8,000万円(前年同期比75.5%増)となりましたが、営業損失は8,700万円でした。

ナックが第1四半期決算を発表

株式会社ナック(本社東京、吉村寛社長)が2022年3月期第1四半期決算の連結業績(2021年4月1日から6月30日)を発表しました。
http://www.nacoo.com/ir/library/results.html

それによると、
  • 売上高   :119億8,400万円(前年同期比5.8%減)
  • 営業利益  :1億8,500万円(同12.6%減)
  • 経常利益  :1億7,500万円(同30.5%増)
  • 四半期純利益:6,900万円(同86.9%減)
でした。

決算短信によると「レンタル事業」に関しては、主力のダスキン事業では、感染症の影響を受ける中、ダストコントロール商品部門において販促活動(人員の採用等)を控えたことによるレンタル売上の減少や、前年同期に需要の増加した感染症対策関連商品の反動減が発生しました。
レンタル事業の売上高は36億5,200万円(前年同期比4.1%増)、営業利益2億9,000万円(同8.8%増)でした。

三浦工業が第1四半期決算を発表

三浦工業株式会社(本社愛媛県松山市、宮内大介社長)は、2022年3月期第3四半期の連結業績(2021年4月1日から6月30日)を発表しました。
http://www.miuraz.co.jp/ir/tanshin.html

それによると、
  • 売上収益 :274億3,800万円(前年同期比0.8%減)
  • 営業利益 :30億8,600万円(同21.9%増)
  • 税引前利益:32億4,900万円(同23.1%増)
  • 四半期利益:23億300万円(同29.0%増)
でした。

決算短信によると、国内ランドリー事業は新型コロナウイルス感染症によるホテルや病院などのリネンサプライやクリーニングの需要減少により、設備投資意欲が引続き減退しているため、売上は低調に推移しました。この結果、同事業の売上収益は24億2,700万円(前年同期比18.8%減)。セグメント損失は1億1,000万円でした。

ダスキンが第1四半期決算を発表

株式会社ダスキン(本社大阪府吹田市、山村輝治社長)は、2022年3月期第1四半期の連結業績(2021年4月1日から6月30日)を発表しました。
http://www.duskin.co.jp/ir/library/result/index.html

それによると、
  • 売上高   :394億6,100万円(前年同期比9.4%増)
  • 営業利益  :27億4,800万円(同246.3%増)
  • 経常利益  :33億7,900万円(同155.9%増)
  • 四半期純利益:22億6,300万円(−)
でした。

決算短信によると、訪販グループはクリーンサービス事業(ダストコントロール商品のレンタルと販売)がコロナの影響を受け減収となったものの、前期コロナの影響が最も大きかったレントオール事業(日用品・イベント用品等のレンタル)やケアサービス事業が増収となったこと等により、売上高は265億7,600万円(前年同期比3.8%増)、営業利益は29億6,900万円(同41.2%増)でした。

トーカイが第1四半期決算を発表

株式会社トーカイ(本社岐阜市、小野木孝二社長)が、2022年3月期第1四半期決算の連結業績(2021年4月1日から6月30日)を発表しました。
http://www.tokai-corp.com/finance/

それによると、
  • 売上高   :296億9,400万円(前年同期比5.4%増)
  • 営業利益  :15億5,500万円 (同100.5%増)
  • 経常利益  :16億7,000万円 (同58.2%増)
  • 四半期純利益:11億1,400万円 (同50.1%増)
でした。

決算短信によると、「健康生活サービス」は新型コロナウイルスの感染状況は未だ収束がみられず、ホテル・旅館の稼働率低下による寝具・リネンサプライ事業及びクリーニング設備製造事業への影響が継続している一方、シルバー事業の介護用品レンタルや、病院関連事業の戦略商品である「入院セット」「ネクサージ」の売上が好調に推移。売上高は153億4,300万円(前年同期比7.6%増)、営業利益は11億6,900万円(同61.6%増)でした。

「環境サービス」は感染症対策需要により病院清掃を中心としたビル清掃管理事業が引き続き順調に推移したことに加え、飲食店等取引先の業況悪化による影響が続くリースキン事業においてもトイレ周り商品の売上が伸長したことなどから、売上高は32億7,000万円(同3.4%増)、営業利益3億1,700万円(同39.3%増)でした。

2021年8月9日

台風の強風対策、作業中に死亡事故

兵庫県稲美町六分一のクリーニング工場の倉庫で、工場長の男性が死亡する事故がありました。神戸新聞が伝えています。

8月9日午前7時35分ごろ、工場の倉庫で工場長の男性が倒れているのを従業員の男性が見つけ119番しました。男性は搬送先の病院で死亡が確認されました。

加古川署によると倉庫には消毒薬の入った金属製ボンベ(高さ約140cm、直径約20cm、重さ約30kg)を約30本保管。男性はボンベの近くで倒れており、首にロープが絡まっていたとのこと。倉庫の入口に壁はなく、台風9号による強風でボンベが倒れないように、ロープで固定しようと1人で作業中、事故が起きた可能性があるとみています。

2021年8月8日

「日本クリーニング新聞」1961号発行

クリーニング業界の業界紙「日本クリーニング新聞」2021年8月5日・15日号(第1961号)が発行されました。


今号の主な内容は、
  • 「折目加工」40年の実績と可能性
  • 「事業再構築」採択者に聞く〜既存の延長にこだわらず
  • EM研究会/SDGs勉強会8月下旬から全3回で
  • 中青会首長会議・書面表決で全て可決
  • 不入流がキティとコラボ/家庭向けのシミ抜き術
  • TOSEIクイックシステム構築/需要創出と開拓の機会に
  • マスク着用も快適に作業 “暑さ指数”いかに下げるか
  • ライト/クラウドサービス提案〜販促を「当たり前」に使う
【日本クリーニング新聞のサイト】
http://www.nicli.co.jp/

2021年8月7日

ヤングドライ、伊勢津ドライを100%子会社化

株式会社ヤングドライ(本社富山市、栃谷義隆社長)は8月1日、3月に民事再生法の適用を申請した株式会社伊勢津ドライ(本社大阪府交野市)の事業を譲り受け、同社を100%子会社化すると47NEWSが報じています。

今後も「伊勢津ドライ」の屋号を継続するとのこと。ヤングドライグループとしては奈良県初進出で営業エリアは11府県となります。

広島・新光クリーニング、店舗事業から撤退

株式会社新光クリーニング(本社広島市安芸区、板岡誠社長)は広島市内で展開する全店(29店舗)を8月25日で閉じ、宅配サービスに専念すると中国新聞が報じています。
https://www.chugoku-np.co.jp/localeco/article/article.php?comment_id=781172&comment_sub_id=0&category_id=113

閉店する店舗の大半と2工場は、株式会社白王(本社広島県呉市、乗本邦彦社長)に譲渡、売却するとのこと。パートを含む従業員については希望者が白王で働けるよう準備を進めています。 

新光クリーニングは1973年設立。新型コロナウイルスの感染拡大に伴うテレワークの広がりで店の売上の4割を占める主力のワイシャツとスーツが減ったことに加え、イベントや入学式の自粛を受け、礼服なども減少。休業や時短営業に踏み切った飲食店の制服や、ホテルの宿泊客向けのクリーニングサービスの低迷も響いたとしています。
今後は本社を安佐北区の工場へ移し、店を持たず宅配サービスに特化するとのこと。

2021年8月6日

6月のクリーニング代支出は470円、9.4%減少

総務省統計局の「家計調査報告(二人以上の世帯)」2021年6月分がまとまりました。

6月分の結果は、全国全世帯のクリーニング代支出額は470円で、前年の519円より9.4%減少。5月に続き、6月も月別で過去最も低い金額となりました。勤労者世帯も前年より16.2%減少して481円(前年574円)でした。

地方別では、
  • 北海道 398円(前年894円)
  • 東 北 303円(前年523円)
  • 関 東 501円(前年489円)
  • 北 陸 779円(前年504円)
  • 東 海 407円(前年529円)
  • 近 畿 454円(前年457円)
  • 中 国 441円(前年597円)
  • 四 国 288円(前年319円)
  • 九 州 590円(前年600円)
  • 沖 縄 79円(前年284円)
詳細はクリーニングオンラインのデータ集に掲載しています。
http://www.c-online.net/data/c_expense/index.html

「東京クリーニング界」862号発行

東京都クリーニング生活衛生同業組合の「東京クリーニング界」2021年8月号(第862号)が発行されました。


今号の主な内容は、
  • 組合の福利厚生についてご存知ですか?
  • セミナー/グーグルマイビジネスを使った店舗集客術
  • 月次支援給付金申請受付始まる
  • 一都三県共同PR企画委員会・令和2年度実施事業報告
  • クリーニング業における夏のトラブル対策
  • Googleレンズを活用してみよう
  • 本部だより
【東京都クリーニング生活衛生同業組合のサイト】
http://www.tokyo929.or.jp/

2021年8月3日

「ニュークリーナーズ」600号発行

全国クリーニング協議会の「ニュークリーナーズ」2021年7月25日号(第600号)が発行されました。
1971年の創刊から50年、記念すべき600号おめでとうございます。


今号の主な内容は、
  • NC600号記念企画第1回/組織力を持った会社づくり(第7代会長小川賢治氏)
  • 環境保全全国大会の調整進む
  • 小川特別顧問と振り返るニュークリーナーズ
  • 法律相談/飲酒運転で...前科の定義とは
  • 便利でお得な「メンテ」の話〜ドライ溶剤液温管理の重要性
  • クリーニング業の労務管理/コロナ感染対策×熱中症予防
  • NC600号に寄せて〜業界発展のためにできること

2021年8月2日

「かなめ」439号発行

かなめ流通グループの情報紙「かなめ」2021年8月1日号(第439号)が発行されました。


今号の主な内容は、
  • 抗ウイルス加工製品、ついに発売!!ツー・エム化成
  • クリーンBF&コインEXPO/来場事前登録の受付スタート
  • ぶんちゃんの販促道場(石井康裕)
  • 商売のネタ帳(高橋透)
  • 難洗衣料解体新書(住連木まさし)
  • 資材REPORT/捕虫器のムシポリス
  • 春のヤマ、一層小さく
【かなめ流通グループのサイト】
http://www.kaname-g.jp/

2021年8月1日

「クリーニングニュース」868号発行

全国クリーニング生活衛生同業組合連合会の「クリーニングニュース」2021年8月号(第868号)が発行されました。


今号の内容は、
  • 特集・新型コロナウイルス支援クーポン券事業
  • 特集・第63回全ク連通常総会開催
  • 特集・無人受渡しロッカーの動向と組合と全ク連による取組み
  • 情報ファイル(大雨等による災害 など)
  • クリーニング師研修・業務従事者講習インフォメーション
  • 日本公庫・新型コロナウイルス感染症に係る特別貸付
  • 全国クリーニング業企業年金基金
  • 衣料管理情報:汗による変色
  • CLEANER'S VOICE〜読者のページ〜
  • 全ク連活動報告Diary(令和3年6月)
  • 編集後記
  • 2021年盛夏/クリーニング検索ガイド
【全ク連のサイト】
http://www.zenkuren.or.jp/