2020年4月29日

新型コロナ関連:白星社、包装資材を防護服の代用に

新型コロナウイルスの感染拡大を受け、兵庫県内の企業が医療用資材の供給に力を入れている、と神戸新聞NEXTが報じています。
https://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/202004/0013305343.shtml

記事では、自社の経営資源を生かして、防護服や消毒に使えるアルコールなどを提供、不足感のある各種物資を側面から補給して、逼迫する医療現場を支えている事例を紹介。

白星社クリーニング株式会社(本社神戸市、石井大社長)は、ビニール資材で仕立てる医療用防護服の導入を県内の病院に提案したとのこと。クリーニング後の衣類にかぶせるビニールに頭と腕を通すための穴を開け、防護服の代用にしてもらい、希望の医療機関に千着までを寄付するとしています。

令和2年春の叙勲受章者を発表

令和2年春の叙勲の受章者が4月29日付で発令され、厚生労働省の関連では480名の方が受章されました。業界関係では次の方が受賞されました。
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_10684.html

旭日双光章・生活衛生功労
大本達也氏(おおもと・たつや、80歳、元岡山県組合理事長)

新型コロナ関連:お願いPOPを作成、全ク連

全国クリーニング生活衛生同業組合連合会(小池広昭会長)は組合員向け店頭POP「新型コロナウイルス感染症対策に関するお客様へのお願い」を作成しました。
https://www.zenkuren.or.jp/news/4633

新型コロナウイルス感染症対策に関連して、お客様にお願いしたい内容を記載したPOPで、次の2種類がサイトで公開されています。
  • お引受けに関するお客様へのお願い
  • ポケット清掃のお願い
組合員には各1枚ずつ、5月初旬に発送するとのこと。

2020年4月28日

新型コロナ関連:母校にマスク1万枚寄贈

株式会社フロンティアリネンサプライ(本社広島市)の田中慎太朗社長が、母校にマスクを寄贈しました。広島ホームテレビが伝えています。
https://www.home-tv.co.jp/news/content/?news_id=20200428038874

田中社長は元プロ野球選手で、野球を通じてお世話になった母校・崇徳高校にマスク1万枚を寄贈。マスクを扱っている中国やベトナムの会社と取引があり仕入れることができたとのこと。「感染拡大防止のために有効に使っていただけたら」と話しています。

エレクトロラックス、コインでスマホ決済

エレクトロラックス・プロフェッショナル・ジャパンは、コインランドリー向けにスマホで決済できる決済管理システム「スマートセレクタ」を発売しました。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000021.000014335.html

各機器に設置されたスマートセレクタのQRコードをスマホで読み込んで決済するだけなので、より利用者の利便性が高まります。現在対応する決済アプリはLine Pay、Rakuten Pay、PayPay、AliPay、Wechat(今後追加予定)。
また来店前に機器の空き状況を確認できるため、混み具合をあらかじめ知ることができ 「密」を防ぐことにも繋がるとしています。

オーナーサイドも、スマホやPCで簡単に売上管理が可能、遠隔操作でとトラブルに対応、手軽なキャンペーン設定で販促を強化、などのメリットがあります。

新型コロナ関連:谷川クリーニング、カーテンと上履き無料で

有限会社谷川クリーニング(本社茨城県神栖市、谷川祐一社長)は、コロナウイルスの影響で休校中の学校のカーテンと児童の上履きを無償でクリーニングすると発表しました。
https://www.atpress.ne.jp/news/210980

長期休校中の茨城県神栖市、鹿嶋市、千葉県銚子市内の小学校・中学校を対象に、学校のカーテンと児童の上履きをクリーニング。カーテンは学校単位で、上履きは個人のお客様を対象に無料で対応します。
安心して学校再開を迎えられるように、医療関係の品物と同等レベルの洗浄でクリーニングを行うとのこと。実施期間は2020年4月25日より学校休校期間終了まで。

2020年4月25日

大幸薬品、リネン用のクレベリン発売

大幸薬品株式会社(本社大阪、柴田高社長)は2020年4月24日、二酸化塩素分子のチカラでウイルス・菌・ニオイを除去する衛生管理製品『クレベリン』シリーズより、リネンサプライの連続洗濯機用に『クレベリンW リネン用』を新発売すると発表しました。
https://www.seirogan.co.jp/internal/uploads/arrival/pdf_587.pdf

『クレベリンW リネン用』は病院・ホテルのシーツ、タオル等のリネン製品の付着ウイルス・菌の除去を目的に連続洗濯機専用に大幸薬品が日本医療産業株式会社(本社大阪市北 区、𠮷永英人社長)の協力のもと、3年を要して開発した製品。

専用の別売「クレベリンリネン用注入装置」(株式会社東京洗染機械製作所社製)を設置することで、連続洗濯機の最終槽に被洗物が送られると、この注入装置から『クレベリンWリネン用』(A液、B液、C液の3液)より調製した二酸化塩素水溶液が連続洗濯機に自動注入されます。この最終槽に注入された二酸化塩素水溶液が、被洗物に付着するウイルスや菌を除くというもの。

「日本クリーニング新聞」1922号発行

クリーニング業界の業界紙「日本クリーニング新聞」2020年4月25日号(第1922号)が発行されました。


今号の主な内容は、
  • 5月連休の対応/店舗は時短も営業の声
  • 衛生商材の店頭販売〜売上補填で提案
  • 従業員の感染予防に広がるカーテン設置
  • 「クリーニングで清潔」強調〜ポニーが初CM
  • 衣管協・衣料の実態調査
  • 銀洋舎「ウエディングドレス」市場作り
  • ツー・エム化成/除菌・抗菌ニーズに応える
  • クリーニング師資格制度実態・意識調査(上)
【日本クリーニング新聞のサイト】
http://www.nicli.co.jp/

2020年4月24日

3月の百貨店売上、衣料品39.9%減

日本百貨店協会が2020年3月の「全国百貨店売上高」を発表しました。
http://www.depart.or.jp/

調査対象百貨店74社205店のデータをまとめたもので、売上高総額は約3,403億円、前年同月比で33.4%減。6カ月連続のマイナスとなりました。
3月の特徴としては、新型コロナウイルス感染拡大の影響から、過去最大のマイナス幅となった。商圏顧客の外出自粛に加え、感染防止策として各社が実施した営業時間短縮や臨時休業、さらには物産展や文化催事など大型イベントの中止や縮小から入店客数は大幅に減少し、売上も大きく落ち込んだ、としています。

衣料品を見てみると、売上高は975億4,788万9千円で、前年同月比39.9%減。6カ月連続のマイナスとなりました。
商品別では、
  • 紳士服・洋品 195億3,876万6千円 (前年比39.7%減)
  • 婦人服・洋品 557億1,902万3千円 (前年比44.2%減)
  • 子供服・洋品 152億9,854万円 (前年比24.9%減)
  • その他衣料品 69億9,156万円 (前年比27.7%減)
となっています。

新型コロナ関連:全ク連・小池会長がメッセージ

全国クリーニング生活衛生同業組合連合会は小池広昭会長からのメッセージ(動画)をサイトに公開しました。
https://www.zenkuren.or.jp/news/4600

新型コロナウイルスの影響を受けている組合員への小池会長からのメッセージで、支援策やクリーニング品の取扱い等、全ク連の対応について説明しています。

2020年4月23日

ダスキン、ふとん丸洗い宅配でキャンペーン

株式会社ダスキン(本社大阪府吹田市、山村輝治社長)は『ふとん丸洗い宅配サービス』を、全国でお得に利用できる期間限定キャンペーンを実施します。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000509.000005720.html

『ふとん丸洗い宅配サービス』は、天日干しや掃除機では取り除くことが困難なダニの死がいやフン、汗や尿などの水溶性の汚れ、アカやフケなど、ふとんの内部まで入り込んだ汚れを専用工場にて水洗いを行いキレイにします。専用の宅配袋にふとんをつめて宅配業者に連絡をすると自宅まで取りに伺い、仕上がったふとんを届ける宅配サービス。

キャンペーンは「通常ふとん3枚パック(リピート)」「羽毛ふとん2枚パック(初回)」「羽毛ふとん2枚パック(リピート)」を対象に、通常の価格より1,100円(税込)割引となります。期間は5月1日~9月30日。

新型コロナ関連:小学生の制服無料で、ヤングドライ

株式会社ヤングドライ(本社富山市、栃谷義隆社長)は「新型コロナウィルスの感染予防対策、応援事業」として、学校用制服のクリーニングとウィルスガード加工の無料サービスを実施します。
https://www.young-dry.com/info/

砺波市、南砺市、魚津市、黒部市の小学生を対象に学校用制服のクリーニングとウィルスガード加工を無料サービスするもの。クリーニング、抗菌を施し、ウィルスや細菌をキャッチ・分解をしてくれるとのこと。
1人2点まで。受付期間は4月21日~4月27日。

2020年4月22日

新型コロナ関連:ボイラー等の検査期日が延長可能

厚生労働省は4月20日、ボイラー及び圧力容器安全規則等の一部を改正する省令を公布、施行しました。
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_10964.html

新型コロナウイルス感染症の影響により、性能検査の実施が困難な特定機械等について、検査期日の延長が可能となります。改正の内容は、次の通り。
令和2年7月31日までに有効期間が満了する検査証(※1)に係るボイラー等の特定機械等(※2)について、新型コロナウイルス感染症のまん延の影響を受け、当該有効期間内に性能検査を受けることが困難であると都道府県労働局長が認めるときは、当該検査証の有効期間を、4月を超えない範囲内において都道府県労働局長が定める期間延長することができる。 
(※1)ボイラー等の特定機械等は「検査証」の有効期間に限り使用することができる。有効期間の更新には、当該有効期間のうちに、登録性能検査機関の実施する性能検査に合格する必要がある。
(※2)ボイラー、第一種圧力容器、クレーン、移動式クレーン、デリック、エレベーター、ゴンドラ(建設用リフトも特定機械等に含まれるが、「検査証」が当該リフトの廃止まで有効であるため、今般延長措置の対象としない)。

リネット、翌日届けオプションを無料化

株式会社ホワイトプラス(本社東京、井下孝之社長)が運営するネット完結型クリーニング『Lenet(リネット)』は、プレミアム便「翌日届け」の配送サービスを2020年4月20日より無料化しました。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000041.000016048.html

『リネット』のプレミアム会員が利用できる「翌日届け」はお預かりの翌日にお届けする超速配達サービスで、6時〜18時のお預けなら、翌日の20時〜24時にお届けするというもの。
これまで300円(税抜)のオプション料金が必要でしたが、無料化することで、急いでクリーニングをしたいニーズにも気軽に応えられるほか、たとえば「土曜日の朝に預けて、翌日の日曜日の夜に受け取る」というように、週末にクリーニングを完結させることも、これまで以上に気軽に注文いただけるようになるとしています。

2020年4月21日

「Linen Plant」31号発行

テキスタイルレンタルの専門情報誌「Linen Plant」2020年春季号(第31号)が発行されました。


今号の主な内容は、
  • RAKUNA液洗×SEKO供給システム/東基日高工場
  • 地域密着、多品種対応のマルチ工場/イドタフレスコ
  • クーラー撤去、契約電力もダウン!!/モガワ
  • 省エネ・高生産トンネル「MAXシリーズ」/東京洗染機械製作所
  • 高さ約1.2m短縮!!「KUZ-3」/プレックス
  • 経営環境の変化に対応する基幹業務システム/ABSランドリービジネスソリューションズ
  • Wash Man ユニフォーム管理システム/アクティブ
  • 最適なラベル取り付けのために〜高性能のヒートシール機を/共栄産業
  • 新型コロナウイルスを考える/EID SYSTEM
  • ズボン等の生産性が向上!!「耐熱パワークリップ」/マルソー産業
  • SUPPLIER'S NEWS
  • ローコスト高生産工場のつくり方(ケーエスシー・北川幸一)
  • リネン工場の現場改善&生産管理術(エムアイイーシーシステム研究所・伊藤良哉)
【ゼンドラ/Linen Plantのサイト】
https://www.zendora.co.jp/service/supplier/

3月のチェーンストア販売、衣料品22.3%減

日本チェーンストア協会が2020年3月度の「チェーンストア販売統計」を発表しました。
http://www.jcsa.gr.jp/

会員企業数55社(店舗数10,621店)の販売データをまとめたもので、総販売額は1兆338億6,996万円(前年比0.8%増)でした。
概況として3月は、外出自粛要請もあり家庭内での消費需要が増えたことから、食料品は好調に推移した。一方、衣料品、住関品は苦戦したが、総販売額の前年同月比(店舗調整後)はプラスとなった、としています。

衣料品を見てみると、販売金額は631億8,749万円で、前年同月比22.3%減でした。
部門別では、
紳士衣料  102億4,901万円(前年比29.7%減)
婦人衣料  154億1,134万円(前年比35.3%減)
その他衣料 375億2,714万円(前年比12.6%減)

紳士衣料は、トレーナー、アウターなどはまずまずの動きだったものの、スーツ、ジャケット、スラックス、ドレスシャツ、カジュアルシャツ、ポロシャツなどの動きは鈍かった。

婦人衣料は、Tシャツなどはまずまずの動きだったが、フォーマル、スーツ、スラックス、カットソーなどは苦戦した。

その他衣料・洋品は、紳士・婦人リラクシングウェア、紳士・婦人肌着、婦人ハンカチ・手袋などの動きは良かったが、子供パジャマ、ストッキングタイツ、スクール関連、ビジネスシューズ、傘、婦人バッグなどの動きは鈍かった。

2020年4月20日

新型コロナ関連:白洋舍、株主優待券の有効期限延長

株式会社白洋舍(本社東京、松本彰社長)は、株主優待券の有効期限を延長すると発表しました。
http://www.hakuyosha.co.jp/news_files/upload_news_file/20200420154701_284390.pdf

緊急事態宣言の対象地域が全国に拡大したことに伴い、株主の利用機会確保を目的として、2020年4月30日を有効期限とする株主優待券(株主優待券無料券、株主優待券3割引券)の有効期限を6月30日まで延長するとのこと。

2020年4月16日

CVSベイエリア、クリーニング事業11億5,900万円

株式会社シー・ヴイ・エス・ベイエリア(本社千葉市、上山富彦社長)が2020年2月期の連結業績(2019年3月1日から2020年2月29日)を発表しました。
http://www.cvs-bayarea.co.jp/ir/

それによると、
  • 営業総収入 :104億2,700万円 (前年同期比4.5%減)
  • 営業利益  :3,700万円 (同18.6%増)
  • 経常利益  :1億6,500万円 (−)
  • 当期純利益 :△4億100万円 (−)
でした。

決算短信によると、クリーニング事業では、マンションフロントやコンビニエンス・ストア店舗、社員寮においてクリーニングサービスを提供しており、法人向けサービスとして、マンション内のゲストルームやホテルにおけるリネンサプライのほか、自社工場と商品管理センターによる、ユニフォームのクリーニングからメンテナンス、在庫管理までを一元管理するトータルサービスの拡大を進めています。

リネンサービスにおいて、大口受注先へのサービス提供が2019年5月末で終了したことなどで売上高、セグメント利益ともに前年を下回る結果となり、当連結会計年度における業績はクリーニング事業収入11億5,900万円(対前年同期比7.2%減)、セグメント利益5,200万円(同8.7%減)でした。

2020年4月15日

きょくとう、売上高66億1,800万円

株式会社きょくとう(本社福岡市、牧平直社長)が2020年2月期の業績(2019年3月1日から2020年2月29日)を発表しました。
http://www.cl-kyokuto.co.jp/ir/

それによると、
  • 売上高   :66億1,800万円(前年同期比0.9%減)
  • 営業利益  :8,100万円(同63.4%減)
  • 経常利益  :1億7,100万円(同48.3%減)
  • 当期純利益 :4,900万円(同58.7%減)
でした。

決算短信によると、営業面では2019年3月より新商材として「スニーカークリーニング」をスタートし、全国の主要工場に専用の水洗機・乾燥機を配備しました。
5月には、事業の一部譲受けにより東京23区内に19店舗、埼玉県新座市に1店舗を取得、10月にはM&A第2弾として、同地区に更に4店舗を取得し、関東の営業基盤を強化。

「無人お渡しシステム」は設置台数が当事業年度末で35店舗となり、11月には、店頭の「お預り」と「お引き取り」の両方に対応できる「無人受付システム」の試験導入を開始。またキャッシュレス決済ができる店舗は500店を超えました。

暖冬の影響で重衣料の入荷が少なかったこと、 春場の最需要期に超大型連休へ家計支出が流れたこと、また、夏場から天候不順や記録的な台風続きで店頭持ち込み機会を失ったこと、消費増税による家庭の支出抑制、新型コロナウイルス感染回避のための外出自粛などの影響も加わり、 売上高は前事業年度と比べ0.9%の減収となりました。

当事業年度末の店舗数は601店舗(前事業年度末に比べて37店舗の減少)。

「日本クリーニング新聞」1921号発行

クリーニング業界の業界紙「日本クリーニング新聞」2020年4月15日号(第1921号)が発行されました。


今号の主な内容は、
  • 「CL産業総合展2020」に名称変更
  • 白洋舎「抗ウイルス(VB)加工」開始
  • 新型コロナ・先行不安で資金確保に動く
  • 全協・規模を縮小、少人数で第51回通常総会開催
  • リネット〜ネット宅配アプリ開発に15億円の資金調達
  • セブンリバー/除菌洗浄と抗菌防臭加工で
  • モデル雇用契約書を策定・クリーンライフ協会
  • ホテル・旅館の施設数・客室数の推移
【日本クリーニング新聞のサイト】
http://www.nicli.co.jp/

2020年4月14日

「クリーニング流通新聞」360号発行

クリーニング業界の業界紙「クリーニング流通新聞」2020年4月10日号(第360号)が発行されました。


今号の主な内容は、
  • 政府“緊急事態宣言”発令〜繁忙期に大きな影響も
  • CLV東京展が新名称に
  • 業界各団体Web会議へ
  • クリーンライフ協会を社団法人化
  • 全協第51回通常総会を開催・コロナ影響により少人数で
  • クリーニング師資格制度/実態・意識調査まとまる
  • 個人店の生きる道(クリーニング工房木下・木下直人)
  • 新型コロナの質問・要望に〜全ク連がQ&A形式で回答

2020年4月12日

新型コロナ関連:岡山県の11同業組合、知事に支援要望

新型コロナウイルス感染拡大の影響が岡山県内の経済活動にも広がっているのを受け、県内11の生活衛生同業組合は4月10日、伊原木隆太知事に支援の要望書を手渡しました。山陽新聞が報じてます。
https://www.sanyonews.jp/article/1002522

要望書では、国が進める個人事業主などへの給付金への上乗せや支援制度の周知、相談窓口の設置、手続きの簡素化などを求めています。

2020年4月10日

新型コロナ関連:東京都、緊急事態措置を取りまとめ

東京都は「新型コロナウイルス感染拡大防止のための東京都における緊急事態措置等」を取りまとめ、公表しました。
https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2020/04/10/27.html

2020年5月6日まで、都内全域で新型コロナウイルス感染症のまん延防止に向け、徹底した外出自粛の要請、施設の使用停止及び催物の開催の停止要請などを実施。
「ランドリー」は社会生活を維持する上で必要な施設として、適切な感染防止対策の協力を要請しています。適切な感染防止対策とは、
  • 発熱者等の施設への入場防止
  • 3つの「密」(密閉・密集・密接)の防止
  • 飛沫感染、接触感染の防止
  • 移動時における感染の防止

※全ク連さんによるとランドリーは「クリーニング業全般を指す」とのこと。
https://www.zenkuren.or.jp/news/4549

エレクトロラックス、洗濯乾燥55分のコイン機

エレクトロラックス・プロフェッショナル・ジャパンは、コインランドリー向け洗濯乾燥機「Line 6000」を新発売しました。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000020.000014335.html

Line 6000は「エキスプレスウォッシュ」プログラム搭載で、洗濯品質を落とさずに洗濯から乾燥まで55分を達成。利用者の時間の節約と使いやすさが向上しました。また業界トップクラスの節水も実現しています。

様々な人が使用するコインランドリーで、初めてでも、日本語が分らなくても、感覚的に使用可能なインターフェースを採用したとこと。

新型コロナ関連:野球ユニフォーム、試合なく洗えず

プロ野球の開幕延期により、選手のユニフォームを洗うクリーニング店にも大きな影響が及んでいる、とスポニチが報じています。
https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2020/04/10/kiji/20200409s00001000469000c.html

東京都江東区の高山ランドリーは長年、プロ、アマチュアの野球チームのユニフォームを中心に扱ってきました。
入り口付近には、試合が行われる球場や開始時間が細かく書かれたスケジュール表がありますが、昨年のまま。
通常通りであれば、練習後の夕方と試合終了後の深夜の2回、各球場やホテルでユニホームを回収。未明から作業を始め、早朝には洗い終わったユニホームを球場に届けていますが、開幕延期が決まって以降、店内の機械は稼働していないそうです。

2020年4月9日

YAC、中古機引き取り・販売開始

ワイエイシイマシナリー株式会社(本社東京都昭島市、副島幸雄社長)は、同社装置の中古機引き取り・販売を開始しました。
https://www.yac.co.jp/ja/machinery/index.html

同社のクリーニング装置が不要になる場合、使用していない装置がある場合、新品に買い替えたい場合など引き取りの相談に応じるとのこと。引き取った装置は製造拠点でメンテナンス調整し再生、サービス体制は新品装置と変わらず実施するとしています。

2020年4月7日

2月のクリーニング代支出は294円、7.5%減少

総務省統計局の「家計調査報告(二人以上の世帯)」2020年2月分がまとまりました。

2月分の結果は、全国全世帯のクリーニング代支出額は294円で、前年の318円より7.5%減少。勤労者世帯も前年より10.5%減少して341円(前年381円)でした。

地方別では、
  • 北海道 310円(前年332円)
  • 東 北 378円(前年363円)
  • 関 東 307円(前年292円)
  • 北 陸 248円(前年418円)
  • 東 海 273円(前年337円)
  • 近 畿 233円(前年367円)
  • 中 国 470円(前年287円)
  • 四 国 381円(前年217円)
  • 九 州 191円(前年299円)
  • 沖 縄 341円(前年171円)
詳細はクリーニングオンラインのデータ集に掲載しています。
http://www.c-online.net/data/c_expense/index.html

2020年4月6日

ジャケット、生地の強度に問題

株式会社ネキストは、CONFECTのジャケットの一部で生地の強度に問題があると発表しました。
https://nestrobe.com/mens/news/information/20200324_1

対象商品は2020年2月7日から3月24日まで販売した「ヘンプコットンテーラードジャケット」(品番02201-0012)。生地の強度に問題があり、破れるおそれがあるものが含まれている可能性が判明。同社では商品を回収のうえ強度について調査をし、良品であることを確認したら返送、もし問題があった場合は交換、返金対応するとしています。

「東京クリーニング界」846号発行

東京都クリーニング生活衛生同業組合の「東京クリーニング界」2020年4月号(第846号)が発行されました。


今号の主な内容は、
  • 2019年業界総需要3474億円
  • クリーニング所における新型コロナウイルス対策について
  • 投稿:第4ブロック家族慰安行事開催
  • WEB広告の仕組み
  • 令和元年度 東京都クリーニング師試験問題
  • 時代に適応したクリーニング経営を
  • 本部だより
【東京都クリーニング生活衛生同業組合のサイト】
http://www.tokyo929.or.jp/

2020年4月5日

「日本クリーニング新聞」1920号発行

クリーニング業界の業界紙「日本クリーニング新聞」2020年4月5日号(第1920号)が発行されました。


今号の主な内容は、
  • 実践業者が語るスニーカー洗い〜価値観いかに創れるか
  • 春の衣替え/4月以降の施策
  • 速報・新型コロナウイルス 感染事例
  • 全協・春の感謝キャンペーン「景品」の変更について
  • 衣管協/TES試験7月12日 今年も全国7会場で
  • 工場拝見:浜松屋クリーニング店(静岡・浜松市)
  • リネン協、新型コロナ対応事例紹介
  • 共栄社化学/活性酵素のチカラで抗菌・消臭効果がアップ
【日本クリーニング新聞のサイト】
http://www.nicli.co.jp/

2020年4月4日

「ニュークリーナーズ」第584号発行

全国クリーニング協議会の「ニュークリーナーズ」2020年3月25日号(第584号)が発行されました。


今号の主な内容は、
  • 第51回通常総会を開催
  • モデル雇用契約書を策定
  • 便利でお得な「メンテ」の話〜コロナ感染を防ぐヒント
  • クリーニング業の労務管理/コロナ休校による助成金制度
  • 機材会員の企業紹介・第4回:(株)ライト
  • 法律相談/インショップでコロナ 店を休業した場合
  • 目に見えない不安〜コロナ危機を乗り越えられるか

2020年4月3日

クリーニング店に連続強盗、東京

東京・墨田区でクリーニング店を狙った強盗事件が相次ぎました。TBS NEWSが伝えています。
https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3947360.html

4月3日午後1時半ごろ、墨田区東向島のクリーニング店に男が押し入り、女性従業員にカッターナイフのようなものを突きつけて脅し、店のレジから現金およそ4万円を奪って逃走しました。
およそ1時間半後にもよく似た男が800メートルほど離れた墨田区押上のクリーニング店に押し入りました。男は女性従業員にカッターナイフのようなものを突きつけて「金を出せ」と脅し現金を要求しましたが、何も奪わずに逃げたということです。

その直後に現場近くの路上でカッターナイフを持った不審な男が見つかり、警察官が職務質問したところ、「2件やりました」と話したということで、警視庁は男からさらに事情を聴いているとのこと。

アクア、コインに羽毛ふとん専用コース

アクア株式会社(本社東京、杜鏡国社長)は、コインランドリー洗濯機器の羽毛ふとん専用コースを開発しました。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000045454.html

羽毛布団の洗濯に対しては、ダニの駆除や皮脂や汗の汚れ落ち、ふわふわに仕上がることへのニーズがあることから、今回、独自技術による高い洗浄力で布団全体をムラなく洗い上げる羽毛ふとん専用コースを開発。

標準コースでは布団が膨らみ、水に浮いてしまうことからムラなく洗うことが難しいという短所を独自技術で解消し、布団全体に水を行き渡らせることによって洗剤溶液を浸透。水に浮かせず沈めることによって布団のもみ洗いを効果的に行えるため、全体をムラなく洗浄することができるとのこと。この洗浄方法は業界初で、現在特許出願中。

羽毛ふとん専用コース搭載の洗濯乾燥機ではボタン1つの簡単な操作で、2時間以内に洗浄から乾燥までを済ませることができ、かつ手頃な価格で利用することができるとしています。

2020年4月2日

リアクア、衣類の直し・修理サービス開始

株式会社喜久屋(本社東京、中畠信一社長)は、宅配クリーニング・リアクアで「衣類のお直し・修理」の宅配サービスを2020年4月2日より開始すると発表しました。
https://www.dreamnews.jp/press/0000212812/

リアクアの衣類のお直し・修理サービスは、「お気に入りの洋服だから、きれいに直して長く着る」をコンセプトに、インターネットから簡単に衣類のやぶれやほつれ直し、丈詰め、裾上げ等、あらゆる衣類のお直しを宅配便で集荷配達を行うことで、自宅にいながら気軽に利用できるもの。
さらに、希望の場合はリアクアの質の高いクリーニングを付加することもできるとのこと。

ナガイレーベンが第2四半期決算を発表

ナガイレーベン株式会社(本社東京、澤登一郎社長)が2020年8月期第2四半期決算の連結業績(2019年9月1日〜2020年2月29日)を発表しました。
http://www.nagaileben.co.jp/ir-statements/

それによると、
  • 売上高   :70億5,100万円(前年同期比2.5%減)
  • 営業利益  :17億3,900円(同3.2%減)
  • 経常利益  :17億9,300万円(同2.3%減)
  • 四半期純利益:12億3,600万円(同2.1%減)
でした。

決算短信によると、メディカルウェア市場環境は、報酬改定に関しては概ね想定内の改定率であったことから影響は軽微であったと推察されるものの、急激に拡大した新型コロナウイルス感染症問題への対応により医療機関は混乱状況に陥り、納入予定に遅れが発生するなど市場環境はその影響を受けたものと考えられます。
年明けまでは前年比プラスと順調に推移していたものの、新型コロナウイルス感染症問題の影響を受け、主力のヘルスケアウェアを中心に納入の遅れが発生、2月単月が大きく落ち 込んだ結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は前年同期比2.5%の減収となりました。

新型コロナ関連:トーカイ、テレビ会議で入社式

新型コロナウイルスの感染拡大が続くなか、株式会社トーカイ(本社岐阜市、小野木孝二社長)はテレビ会議で入社式を行いました。岐阜新聞が伝えています。
https://www.gifu-np.co.jp/news/20200402/20200402-229089.html

4月1日、トーカイは本社に新入社員196人を集めず、会場を分散し、テレビ会議システムなどで全国9会場をつないで入社式を開催。小野木社長は「衛生管理のプロとして安全と安心をお届けする使命を担っている。地域の医療や福祉に貢献されることを心から期待している」と述べたとのこと。

新型コロナ関連:全ク連、質問・要望に回答

全国クリーニング生活衛生同業組合連合会(小池広昭会長)は、新型コロナウイルス感染症に対する質問・要望について、現段階で応えられる内容を取りまとめ公表しました。
https://www.zenkuren.or.jp/news/4455

これまで全ク連に寄せられた質問や要望を整理し、Q&A形式でまとめています。

なお記載内容は、あくまでも2020年3月20日現在で政府等の公式発表等を参考に作成し、厚生労働省医薬・生活衛生局生活衛生課にも確認をとっていますが、あくまでも一つの目安として認識してほしいとしています。

新型コロナ関連:リネン売り上げ大幅減、NHKニュース

新型コロナウイルスの影響で、首都圏のリネンサプライ業も売り上げが大幅に減少していると、NHKが報じています。
https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20200401/1000046558.html

NHK首都圏ニュースでは、株式会社ベネック(本社さいたま市、山田修社長) の工場の様子を紹介。2月半ばから売り上げが急激に減り、3月は3分の1ほどに落ち込んだとのこと。これまで工場は1年中休みなく稼働していましたが、週3日休みを設けたそうです。
山田社長はインタビューに「どうやって経営して、企業を守っていくか、一生懸命考えてるところ」とこたえています。

「かなめ」423号発行

かなめ流通グループの情報紙「かなめ」2020年4月1日号(第423号)が発行されました。


今号の主な内容は、
  • 受付検品レコーダーRK1・トラブル時の“水掛け論”をなくす
  • クリーニング啓発チラシを作成/クリーンL協会
  • ぶんちゃんの販促道場(石井康裕)
  • 商売のネタ帳(高橋透)
  • 難洗衣料解体新書(住連木まさし)
  • 松井化学の新たなシミ抜き剤「テトラ」
  • かなめ流通Gホットライン
  • 昨年の洗剤出荷量0.7%アップ
【かなめ流通グループのサイト】
http://www.kaname-g.jp/

2020年4月1日

「クリーニングニュース」852号発行

全国クリーニング生活衛生同業組合連合会の「クリーニングニュース」2020年4月号(第852号)が発行されました。


今号の内容は、
  • 特集/クリーニング師資格制度に関する実態・意識調査
  • 特集/群馬県組合主催イベント〜時東ぁみ洗濯大好き!!
  • 情報ファイル(第6回理事会を開催 など)
  • クリーニング師研修・業務従事者講習インフォメーション
  • TSU・NA・GU(vol.7)暦年贈与を活用した財産の承継について
  • 令和2年度「生活衛生貸付」トピックス
  • 青年部通信!リーフレット「ポリウレタンの注意事項」を増刷
  • 全国クリーニング業企業年金基金・新規加入事業所募集中
  • 衣料管理情報:ドライクリーニングでの際つき
  • CLEANER'S VOICE〜読者のページ〜
  • 全ク連活動報告Diary(令和2年2月)
  • 「編集委員だより」・編集後記
  • 組合員限定緊急支援策/新型コロナウイルス感染症に係る特別貸付
【全ク連のサイト】
http://www.zenkuren.or.jp/