今号の主な内容は、
- クリーニング店で帽子が洗えたら頼みたいですか?洗いたい6割
- 帽子メニュー導入店の声〜コスト分の効果「あった」
- ワイシャツの仕上り感いい/(有)エンゼルクリーニング
- 顧客第一を目指す/(株)アクティブ
- 来月のラクナ大感謝祭〜特設会場で需要喚起ゼミ
- 第14回毛利セミナー/若手社長注目の連続講演
- TeMA-CA会・お客様対応のバリエーションを徹底追及
【日本クリーニング新聞のサイト】
http://www.nicli.co.jp/
特別な思い出のある服が、全国から託されるクリーニング店がある。手がけるのは古田武(74)、クリーニングひと筋60年の職人だ。シミの付いたネクタイは、縫い目の糸をすべてほどいてから仕事を施し、今や大部分が機械化されている洗いやプレスもすべて手作業。繊細な技で洋服の風合いを蘇らせ、客は「買ったときよりきれいになる」と評する。ほかのクリーニング店までもが依頼をよせるほどだ。
そんな古田には、たび重なる挫折から這い上がってきた壮絶な過去があった。「誇りの持てる仕事がしたい」その一心で、新たな道を切り開いてきたという。
この夏、古田の店にある姉妹から年代物のワンピースが預けられた。亡くなった母の形見で、再び着てみたいとの相談。だが、その服は極めて難しい事情があった・・・。クリーニングに人生をささげた職人の、ひと夏のドラマ。
人々の生活の基盤である衣食住、その中の衣類の分野で欠かせないのがクリーニングです。身近にありながらクリーニングの方法はあまり知られていません。クリーニング工場の中に入り、汚れのついた衣類をきれいにする作業がどのように行われているか、また、「しみ抜き」やアイロンかけの技術を実際に行ってみることで、クリーニングに関心・興味をもっていただき、将来の職業選択のひとつに加えていただければ幸いです。としています。