2011年4月30日

白洋舍が第1四半期決算を発表

株式会社白洋舎(本社東京、五十嵐素一社長)は、平成23年12月期第1四半期の連結業績(平成23年1月1日から3月31日)を発表しました。
http://www.hakuyosha.co.jp/ir/02.html

それによると、
  • 売上高    86億4,800万円(前年同期比7.5%減)
  • 営業利益    △13億6,800万円(-)
  • 経常利益    △14億4,100万円(-)
  • 四半期純利益  △10億7,900万円(-)
でした。

震災の直接的な損害としては、仙台市、千葉市等の一部工場や店舗において、建物及び機械設備等の部分的な損壊、破損が生じ、その修繕費用の見積額をもとに算出した災害損失引当金6,600万円を当第1四半期連結会計期間末に引き当てています。

業績を事業セグメント別にみると、

個人向けクリーニング事業は、1~2月は下げ止まりの傾向がみられ、収益的にも前年同四半期比で回復傾向が見られました。しかし震災後には仙台支店の営業が1週間程度停止、また全国的に消費マインドが急激に冷え込んだほか、関東エリアでの計画停電の影響による店舗等の一時休業、一時的なガソリン不足による集配サービスへの影響など供給面での制約も営業への大きな支障となり、3月は例年と比較して大幅な売上減となりました。結果、売上高は36億6,700万円(前年同期比14.6%減)、営業損失は12億2,700万円でした。

レンタル事業のうち、リネンサプライ分野は主力とする都内高級ホテルが震災以降外国人旅行者の大幅な減少によるホテル稼働率の急落、関東地方のリゾート系ホテルについてはいわゆる「自粛ムード」による利用客の激減の影響をそれぞれ受け、売上が大幅に低下。
ユニフォームレンタル分野は、工場等の操業休止等により扱い数量が減少するなどの影響が生じました。
この結果、売上高は41億6,900万円(前年同期比11.7%減)、営業利益は1億3,500万円(前年同期比63.8%減)でした。

建築基準法問題対応DVD制作

全国クリーニング生活衛生同業組合連合会(青山亨会長)は建築基準法問題対応DVD「石油系溶剤にかかる安全対策について−日常の安全管理と必要な設備等−」を制作しました。


DVDの内容は、建築基準法問題への対応策を次の両面から解説したもの。
  1. 作業所や機械そのものに一定の措置を講じる「ハード対策」
  2. 日常の作業時における安全管理である「ソフト対策」
ハード対策では、昨年の東京国際クリーニング総合展示会のモデル店舗の映像をもとに、洗濯機・乾燥機を設置する上で必要とされる作業場の構造や防火措置、引火性溶剤の保管容器やスペース等について言及。

ソフト対策では、衛生管理要領に組み込まれた安全対策を主に技術的基準の安全対策を加えて解説しています。

このDVDは各都道府県の組合をはじめ、指導センター、クリーンライフ協会会員などに計300枚を配布。5月下旬から、全ク連ホームページでDVD映像を見られるようにするとしています。

2011年4月29日

東日本大震災:全ク連が被害状況を発表

全国クリーニング生活衛生同業組合連合会(青山亨会長)は、4月26日、27日に開催した理事会で、これまで把握している東日本大震災の被害状況を確認しました。
http://www.zenkuren.or.jp/media/1/dai-3pou.pdf

全容把握には、まだ時間がかかるとしていますが、現時点でわかっている被害状況は次の通りです。

現在までに、地震による組合員の人的被害・建物被害があることの報告があった組合:9組合

9組合合計での被害状況概要

【人的被害】
  • 組合員ご本人・ご家族・従業員で亡くなられた方:4名
  • 組合員ご本人・ご家族・従業員で安否不明の方:14名
【建物被害】
  • 店舗や住居等の一部損壊:230軒
  • 店舗や住居等の半壊:7軒
  • 店舗や住居等の全壊:11軒
  • 店舗や住居等が津波で壊:30軒

2011年4月28日

3月の洗濯代支出は大幅減

総務省統計局の「家計調査報告(二人以上の世帯)」2011年3月分がまとまりました。

3月分の結果は、全国全世帯の洗濯代支出金額453円で、前年の603円より24.9%減少。勤労者世帯も前年より35.7%減少して464円(前年722円)でした。

地方別では、
  • 北海道 390円(前年428円)
  • 東 北 297円(前年610円)
  • 関 東 441円(前年642円)
  • 北 陸 573円(前年817円)
  • 東 海 524円(前年546円)
  • 近 畿 507円(前年562円)
  • 中 国 440円(前年413円)
  • 四 国 722円(前年700円)
  • 九 州 356円(前年687円)
  • 沖 縄 304円(前年238円)
過去の世帯当たり支出金額はクリーニングオンラインのデータ集にも掲載しています。
http://www.c-online.net/data/

2011年4月26日

3月の百貨店売上、衣料品19.2%減

日本百貨店協会が3月の「全国百貨店売上高」を発表しました。
http://www.depart.or.jp/

調査対象百貨店89社259店のデータをまとめたもので、売上高総額は約4,624億円、前年同月比で14.7%減となりました。

衣料品を見てみると、売上高は1,621億3,820万7千円で、前年同月比19.2%減でした。
商品別では、
  • 紳士服・洋品 272億4,642万8千円 (前年比20.0%減)
  • 婦人服・洋品 1,016億8,588万8千円 (前年比20.9%減)
  • 子供服・洋品 203億5,616万1千円 (前年比11.4%減)
  • その他衣料品  128億4,973万円  (前年14.1%減)
となっています。

2011年4月25日

3月のチェーンストア販売、衣料品16%減

日本チェーンストア協会が3月度の「チェーンストア販売統計」を発表しました。
http://www.jcsa.gr.jp/

会員企業数62社 (店舗数8,045店)の販売データをまとめたもので、概況としては、震災後の消費マインドの低下や計画停電の影響等から衣料品の動きが鈍かったものの、食料品の動きが良かったことから、総販売額の前年同月比は0.3%のプラス(2カ月連続)となった、と分析しています。

衣料品を見てみると、販売金額は906億3,813万円 で、前年同月16.0%の減少でした。
部門別では、
紳士衣料  155億1,990万円(前年比16.5%減)
婦人衣料  271億1,416万円(前年比20.8%減)
その他衣料 480億407万円(前年比12.9%増)

紳士衣料は、セーター、カジュアルパンツは好調だが、コート、ジャケット、スーツ、スラックスは不調。
婦人衣料は、フォーマル、ブラウスは好調だが、ジャケット、カットソー、ジーンズは不調。
その他衣料・洋品は、肌着、ソックスは好調だが、ホームウェア、子供衣料は不調。靴、帽子、手袋は好調だが、雨傘、レイングッズの動きは鈍かった。

2011年4月22日

節電でレンタルLEDなどが人気

電力不足に備えようと自家発電装置や蓄電池、LED(発光ダイオード)照明などの注文が急増していると毎日新聞が報じています。
http://mainichi.jp/select/biz/news/20110422ddm008020097000c.html

節電意識の高まりは低消費電力のLED照明の需要も伸ばしているとし、株式会社サニクリーン(本社東京、山田健社長)の店舗向けLED照明具レンタルについても掲載しています。それによると、週に10件程度だった問合せが、1日10件程度に増加。レンタルで初期投資を抑えられるメリットに加え「電力使用量を抑えたいが『間引き』で暗くしたくないという飲食店の問い合わせが多い」とのこと。

サニクリーンではサイト内で、レンタルLEDをわかりやすく紹介するページを開設しています。
http://www.sanikleen.co.jp/lp/led.html

2011年4月21日

「日本クリーニング新聞」1601号発行

クリーニング業界の業界紙「日本クリーニング新聞」2011年4月15日号(第1601号)が発行されました。

今号の主な内容は、
  • 東日本大震災
    • 宮城県生衛同業組合/難局打開へ全力
    • 緊急投稿「知ってください!」北洋舎クリーニング・代表取締役高橋美加子
    • 災害時の公的支援策(1)
    • 義援・支援の輪
  • ふとんは冬?クイックあり?
  • 11年春繁忙機vs 自粛風潮
  • 今週の機材紹介

【日本クリーニング新聞のサイト】
http://www.nicli.co.jp/

2011年4月19日

震災影響で苦境、青森

東日本大震災の影響で、青森県内のクリーニング業者が苦境に立たされていると東奥日報が伝えています。
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2011/20110418140227.asp

記事によると、株式会社弘前ドライクリーニング工場(本社弘前市、久保弘之社長)では震災後、宿泊施設からのリネンのキャンセルが相次いだため3月の売上が前年の半分以下に落ち込んだそうです。
株式会社東洋社(本社青森市、相馬敏行社長)でも同様にホテル、旅館、レストランのリネンが大幅に減少しているほか、一般クリーニングも減っているとのこと。
株式会社ニュークリーン(本社青森市、太田竜生社長)も一般家庭からの注文が4割減としています。

2011年4月17日

きょくとう、売上高68億4千万円

株式会社きょくとう(本社福岡市、牧平年廣社長)が平成23年2月期決算(非連結)を発表しました。
http://www.cl-kyokuto.co.jp/company/index.html

今期の業績(2010年3月1日から2011年2月28日)は売上高が68億4,100万円で前期より5.0%減少。しかし営業利益、経常利益は前期より増加となりました。
  • 売上高   :68億4,100万円 (前期比5.0%減)
  • 営業利益  : 4億3,100万円 (前期比19.4%増)
  • 経常利益  : 5億300万円 (前期比20.5%増)
  • 当期純利益 : 2億5,900万円 (前期比50.4%増)

決算短信によると、3月、4月の気温が平年を大幅に下回り、冬物衣料が手放せない天候要因により、最需要期である春の衣替えシーズンの需要が落ち込むなど、厳しい経営環境で推移。このような状況の中で、クリーニング需要の掘り起こしを図るため営業力の強化を主体とした組織改正を実施したとのこと。主な改正の内容は、営業部を新設して各地区に女性の営業スタッフを配置し、ナイターセールや夏祭りセールなど、地域に密着したきめ細かなサービスの実施とお客様に楽しんで頂くためのイベントを積極的に実施したとしています。
また、品質の向上と生産体制の強化に努める一方、地域消費者サービスの拡大を目指し、10月に稲城プラント(東京都稲城市)、11月に博多プラント(福岡市博多区)を開設しました。

売上高は減収となりましたが、営業利益は工場運営における時間管理の徹底や運営面改善の効果と不採算店を閉鎖したことによる効果等により増益となりました。

2011年4月16日

ユーゴー、水戸アカデミーパートナーに

株式会社ユーゴー(本社茨城県小美玉市、沼崎周平社長)は、水戸ホーリーホックアカデミーパートナーとなりました。
http://www.mito-hollyhock.net/www/news/index.cgi?no=662

水戸ホーリーホックアカデミーパートナーに決定したことで、水戸ホーリーホックユース公式戦用ユニフォーム背部、および水戸ホーリーホックジュニアユース公式戦用ユニフォーム胸部にユーゴーが展開している店舗『クリーニング専科』のロゴが掲出されます。

同社はピッチ看板スポンサーとしても支援を行っています。

2011年4月15日

イオンディライト、カジタクを子会社化

イオンディライト株式会社(本社大阪、堤唯見社長)は株式会社カジタク(本社東京、澁谷祐一社長)の株式を取得し、連結子会社化することを4月14日の取締役会で決議したと発表しました。
http://www.aeondelight.co.jp/files/news/2011/kaji.pdf

カジタクは家事代行サービスや宅配クリーニング、布団丸洗い、マンションコンシェルジュ等のサービスを展開。売上高は5億7,300万円(2010年9月期)。

イオンディライトは、イオングループの総合ファシリティマネジメントサービス会社として、建物・施設のメンテナンス、業務用資材供給、自動販売機の管理・運営などを行っています。その仕組みやノウハウを家事支援の分野にも援用するとともに、当面は小型店舗のビジネスやマンション管理ビジネスの分野でカジタクとの早期のシナジー実現を果たしていくとしています。

2011年4月14日

そごう・西武が保管付クリーニング

株式会社そごう・西武は、保管付衣類クリーニングパックの展開を開始しました。
http://www.sogo-seibu.co.jp/

衣類15点を専用袋で宅配回収、クリーニングして保管するサービスで、保管後も宅配で自宅まで配送してくれます。1回のサービスで料金は12,600円。クリーニング、保管は株式会社カジタクが実施します。

服が欲しいけど、収納・管理が大変というお客様の声に応えたものとしています。
取扱い店舗は、西武の池袋本店、渋谷、所沢、船橋、筑波、そごうの横浜、千葉、大宮、川口。

東日本大震災:フランチャイズ協会、今後の節電対応

社団法人日本フランチャイズチェーン協会(=JFA、土方清会長)は、4月12日からの節電対応を発表しました。
http://www.jfa-fc.or.jp/particle/395.html

同協会では東日本大震災に伴う節電協力として、発生当初より全エリアでの店頭看板(ポール・袖看板等)および店頭入口電飾看板(ファサード等)の消灯により節電協力をしてきました。今後も東京・東北両電力管内のエリアにおいて、JFA自主行動計画を策定し更なる節電に向けて一層の取組みを行っていくとしています。

しかし東京・東北電力管内以外では、本来の営業活動を取り戻し生活者に安全で安心な姿を示すことが使命とし、4月12日から店頭看板、店頭入口電飾看板照明の点灯自粛を解除。
店内照明および空調についてはお客様にご迷惑をお掛けしない範囲での節電を継続するとしています。

2011年4月13日

ワンピースで不良品発生、BEAMS

株式会社ビームスは、1月から販売した「ラピスビームスオリジナル配色切替ボーダーカットワンピース」が着脱の際、切り替え部分のステッチが切れてしまう恐れがあると発表しました。
http://www.beams.co.jp/about/important/lapis-beams-1.html

同社では商品回収の上、修理するとしています。

2011年4月12日

「クリーニング流通新聞」247号発行

クリーニング業界の業界紙「クリーニング流通新聞」2011年4月10日号(第247号)が発行されました。

今号の主な内容は、
  • 東日本を襲った未曾有の大惨事
  • 予想超える津波に被害甚大/三陸海岸沿い壊滅状態
  • クリーンライフ協会/震災復興へ支援策決定
  • 阪神大震災の復興に学ぶ
  • 被災された皆様へのお見舞いとご案内
  • 原発問題で暗い影・繁忙期が来ない福島

2011年4月11日

CVSベイエリア、クリーニング事業は約12億円

株式会社シー・ヴイ・エス・ベイエリア(本社千葉市、泉澤豊社長)が平成23年2月期決算(連結)を発表しました。
http://www.cvs-bayarea.co.jp/ir05.html

連結業績(2010年3月1日から2011年2月28日)は営業総収入が286億3,500万円で前期より8.8%増加しました。
  • 営業総収入 :286億3,500万円 (前期比8.8%増)
  • 営業利益  : 6億100万円 (前期比44.5%増)
  • 経常利益  : 6億5,000万円 (前期比6.5%増)
  • 四半期純利益: 2億3,300万円 (前期比0.8%減)
決算短信によると、同社のクリーニング事業は、タワーマンションや高級マンションのフロントでの便利、かつ、高品質の「クリーニング取次ぎサービス」を提供することにより、全国全世帯平均よりも高い客単価を得られることができた。衣替えの時期に合わせた値引きセールなど販促を実施し、また、株式会社アスクとの業務提携により、取引先の増加をはじめ、スケールメリットを生かすことで収益性の向上につなげてきた。法人を対象とする「リネンサプライサービス」では、ホテルや医療関係などの取引先企業の拡大を進めることで、着実に売上を伸ばした、としています。

当連結会計年度における業績は、クリーニング事業収入12億2,200万円、営業利益5,000万円でした。

2011年4月9日

「日本クリーニング新聞」1600号発行

クリーニング業界の業界紙「日本クリーニング新聞」2011年4月5日号(第1600号)が発行されました。

今号の主な内容は、
  • 東日本大震災
    • くじけるな東日本、支えるぞ西日本
    • 被災・再生・復興
    • 支援・義援・再建
  • 建基法問題/西日本は粛々と進行
  • 洗いの基本を学ぶ/東横サポート
  • ミスター・ランドリー「地方で戦い、生き残るために」
  • 今週の機材紹介

【日本クリーニング新聞のサイト】
http://www.nicli.co.jp/

2011年4月8日

家庭洗濯できる麻素材

株式会社三陽商会(本社東京、杉浦昌彦社長)は家庭での水洗いを可能にした麻素材商品「WATER CLEAN LINEN」(ウォータークリンリネン)を4月上旬から発売します。
http://www.sanyo-shokai.co.jp/news/2011/04/07.html

多くの麻素材商品は通常、縮み・型崩れ・シワなどの問題からドライクリーニングによる洗濯表示を付けることが多く、家庭洗濯できないのが汗をかく夏のウェアとしては弱点とし、その課題をクリアしたのがウォータークリンリネンとのこと。汗をかく季節でも気軽に麻のウェアでおしゃれを楽しむことができるとしています。

紳士服3ブランド(エポカウォモ、ポール・スチュアート、マッキントッシュフィロソフィー)、婦人服3ブランド(エポカ、ポール・スチュアート、マッキントッシュフィロソフィー)から、各ブランドの特性に合わせたデザインとカラーでジャケット、パンツ、ドレス、シャツなどを、全国百貨店ショップ・直営店にて4月上旬より順次発売します。

2011年4月7日

東日本大震災:資格の再発行などの問合せ先

全国クリーニング生活衛生同業組合連合会(青山亨会長)は、クリーニング業に関連した各種資格の免許等再発行・再交付について、岩手県・宮城県・福島県・茨城県の問い合わせ窓口をまとめています。
http://www.zenkuren.or.jp/media/1/license.pdf

クリーニング師、特別管理産業廃棄物管理責任者、有機溶剤作業主任者、ボイラー技士、危険物取扱者の免許・資格の再発行などの問い合わせ先がリストアップされています。

「東京クリーニング界」738号発行

東京都クリーニング生活衛生同業組合の「東京クリーニング界」2011年4月号(第738号)が発行されました。

今号の主な内容は、
  • 東北関東大震災被災組合員に対する東京組合の方針について
  • 春の包装資材共同購入キャンペーン実施中
  • 環境保全指導推進員「施設見学会」を実施
  • 関係法令確認シート(廃棄物処理法)
  • 平成22年度クリーニング師学科試験問題
  • 第2回経営技術講習会「事故になりやすい衣料品〜失敗しないために〜」

【東京都クリーニング生活衛生同業組合のサイト】
http://www.tokyo929.or.jp/

2011年4月6日

白洋舍、シャキッと加工を開始

株式会社白洋舎(本社東京、五十嵐素一社長)は新加工「シャキッと加工」の受付を4月から開始しました。経年変化で型くずれし、風合いが損なわれた洋服に、新品に近いハリとコシを与えるもの。
http://www.hakuyosha.co.jp/ir/pdf/news_20110406.pdf

クリーニング過程で専用の加工剤を用いて繊維にハリとコシを与えますが、ゴワゴワした硬さはなく、しなやかな風合いに仕上がるとしています。加工料は標準クリーニング料金の50%(最低315円、上限2,310円)。

4月1日から30日の間に受付けた「シャキッと加工」について、売上の一部を日本赤十字社を通じ東北関東大震災義援金とすることも発表しています。

クロロカーボン衛生協会通信第19号

クロロカーボン衛生協会が「クロロカーボン衛生協会通信・第19号」(2011年4月)をサイトにアップしています(PDF配信)。
http://www.jahcs.org/message/message.htm

今号では4月1日に改正された各種法律改正情報と前号に引き続き同協会発行のクロロカーボン適正使用ハンドブックから「地下水汚染未然防止のために-(2)貯蔵施設・場所、作業施設・場所の点検管理について」の内容を紹介しています。

2011年4月5日

白洋舍、105周年感謝セール第2弾

株式会社白洋舎は4月1日から30日まで「創業105周年お客さま感謝セール第2弾!」を実施しています。
http://www.hakuyosha.co.jp/news/news48.html

期間中、クリーニング品1,000円(税別)以上でスタンプ1個を捺印。スタンプ5個ごとに、500円割引券や白洋舎コンパクト洗剤などの商品をプレゼントするというもの。

2011年4月4日

ナガイレーベンが第2四半期決算を発表

ナガイレーベン株式会社(本社東京、澤登一郎社長)が平成23年8月期第2四半期決算の連結業績(平成22年9月1日から平成23年2月28日)を発表しました。
http://www.nagaileben.co.jp/ir-jyouhou.html

それによると、
  • 売上高   :57億円7,900万円(前年同期比6.3%増)
  • 営業利益  :14億600万円 (同13.7%増)
  • 経常利益  :13億9,900万円 (同7.4%増)
  • 四半期純利益: 8億2,600万円 (同9.0%増)
でした。

決算短信によると、主力のヘルスケアウェアが更新需要の順調な受注と新規物件の獲得により前年同期比9.4%の大幅な増収となり、手術ウェア、患者ウェアの周辺商品群も堅調な売上であったことから前年同期比6.3%の増収となり、第2四半期連結累計期間としては過去最高の売上を達成した、としています。

販売実績では、ワタキューセイモア株式会社への販売金額が10億9,551万6千円(総販売実績の19.0%)で、前年同期より約5,580万円増加しています。

東日本大震災:ワイエイシイの支援活動

ワイエイシイ株式会社(本社東京都昭島市、百瀬武文社長)は、震災による甚大な被害からの復興支援のため、義援金1,000万円を日本赤十字社に拠出したと発表しました。
http://www.yac.co.jp/Head%20Home100/IR110331_touhokujishin%20shien.pdf

東日本大震災:全ク連機関誌をPDF公開

全国クリーニング生活衛生同業組合連合会(青山亨会長)は、月刊で発行している機関誌「クリーニングニュース」2011年4月号(4月1日発行)をPDFで公開しました。
http://www.zenkuren.or.jp/member.php?itemid=19

大震災の影響で「クリーニングニュース」を届けられない区域もあることが考えられることから、ホームページでPDF版をダウンロードできるようにしたもの。

なお震災関連の情報は5月号での掲載を予定しているそうです。

2011年4月3日

TES試験は7月17日に

TES(繊維製品品質管理士)試験の受験願書の配布が4月1日より始まりました。
http://www.tes-shikaku.jp/tes04/tes04.html

今年の試験日は7月17日。出願受付は5月10日から20日まで。
試験場は、
  • 札幌試験場( 北翔大学北方圏学術情報センター)
  • 東京試験場(文化女子大学)
  • 名古屋試験場(名古屋女子大学)
  • 関西試験場(武庫川女子大学)
  • 福井試験場(福井市民福祉会館)
  • 倉敷試験場(倉敷ファッションセンター)
  • 福岡試験場(福岡ファッションビル)
なお平成23年4月1日より、日本衣料管理協会は「一般社団法人」に変更となりました。

HJ Weir社が米国に子会社

イギリスのHJ Weir Engineering Co. Ltd.は、アメリカに子会社「HJ WEIR USA Inc.」を設立しました。
同社は1950年代後半に設立されたフィーダー、フォルダーなどロール前後機を製造販売する会社。

2011年4月2日

2月のチェーンストア販売、衣料品1.5%減

日本チェーンストア協会が2月度の「チェーンストア販売統計」を発表しました。
http://www.jcsa.gr.jp/

会員企業数62社 (店舗数7,927店)の販売データをまとめたもので、概況としては、衣料品の動きは鈍かったものの、食料品、住関品の動きが良かったことから、総販売額の前年同月比は0.6%のプラス(27カ月ぶり)となった、と分析しています。

衣料品を見てみると、販売金額は839億6,964万円 で、前年同月1.5%の減少でした。
部門別では、
紳士衣料  144億3,736万円(前年比2.8%減)
婦人衣料  244億6,534万円(前年比4.5%減)
その他衣料 450億6,694万円(前年比0.6%増)

紳士衣料は、コート・ジャケット、パンツは好調だが、スーツ、フォーマルは不調。
婦人衣料は、ジャケット、ブラウス、セーターは好調だが、スーツ、フォーマルは不調。
その他衣料・洋品は、機能性肌着、パジャマは好調だが、ソックスは不調。靴、マフラー、帽子の動きは良かった。