2023年8月31日

山梨県のホワイト急便FC、事業を停止

山梨県内で「ホワイト急便」を展開している会社が、来月中旬で事業を停止することがわかったと、山梨放送が伝えています。

この会社は1989年からフランチャイズ契約を結びホワイト急便を県内で60店舗展開。コロナ禍や原油価格の高騰が重なり経営状況の改善が見込めないことから事業の停止を決めたとのこと。
8月31日以降の新規のクリーニングの受け入れを停止し、来月中旬までに衣類の引き取りを呼び掛けていて、利用客に対しては来店時の説明のほか店内の張り紙、電話などで周知をはかっているとしています

ガソリン価格高騰、クリーニング業界にも影響

ガソリン価格が高騰していますが、クリーニング業界でも影響が出てきているというニュースを各放送局、新聞社が報じています。

■NHK徳島:ガソリン価格15年ぶり180円超 10週連続の値上がり
https://www3.nhk.or.jp/lnews/tokushima/20230824/8020018419.html

■岐阜新聞:燃油価格高騰 運送業大打撃、クリーニング業も悲鳴
https://www.gifu-np.co.jp/articles/-/278011

■テレビ信州:ガソリン・石油価格の高騰 コスト増でクリーニング店も苦悩
https://www.tsb.jp/news/nnn/news11626z1u4bb5cz4up1m.html

■テレビ神奈川:ガソリン価格高騰止まらず 県内への影響は
https://www.tvk-kaihouku.jp/news_wall/post-12980.php

■大分放送:ガソリン価格9週連続値上がり バス会社にクリーニング業界も悲鳴
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/obs/691555

■NHK秋田:クリーニング店“値上げ避けられない”
https://www3.nhk.or.jp/lnews/akita/20230830/6010018842.html

■南日本新聞:止まらない燃料高 ちらつく廃業
https://373news.com/_news/storyid/181023/

2023年8月30日

7月のチェーンストア販売、衣料品8.6%増

日本チェーンストア協会が2023年7月度の「チェーンストア販売統計」を発表しました。
http://www.jcsa.gr.jp/

会員企業数54社(店舗数10,801店)の販売データをまとめたもので、総販売額は1兆1,663億5,949万円(前年比4.9%増)でした。
概況として7月は、食料品は節約志向の高まりから買い控えが続いているが、店頭価格の上昇により水産品を除き売上は伸びた。衣料品は高気温の影響もあり季節商品の動きが良く、住関品の動きも良かったことから、総販売額の前年同月比(店舗調整後)はプラスとなった、としています。

衣料品を見てみると、販売金額は685億4,572万円で、前年同月比8.6%増でした。
部門別では、
紳士衣料  114億4,309万円(前年比4.1%増)
婦人衣料  198億4,334万円(前年比8.6%増)
その他衣料 372億5,929万円(前年比10.0%増)

紳士衣料は、フォーマルスーツ、スーツジャケット、ドレスシャツ、チノパンツ、カジュアルシャツ、ショートパンツ、Tシャツなどはまずまずの動きだったが、スラックス、半袖ドレスシャツ、長袖ポロシャツなどの動きは鈍かった。

婦人衣料は、ワンピース、ブラウス、スカート、スラックス・パンツ、カジュアルシャツ、ホームドレス、Tシャツ、レギンスパンツなどはまずまずの動きだったが、カラーフォーマル、ビジネス関連、カットソーなどの動きは鈍かった。

その他衣料・洋品は、紳士・婦人・子供インナー、紳士・婦人・子供水着、UV衣料、浴衣、スニーカー、帽子、靴下などの動きは良かったものの、紳士パジャマ、婦人下着、子供衣料、子供靴、フォーマルネクタイ、レイングッズなどの動きは鈍かった。

7月の百貨店売上、衣料品10.7%増

日本百貨店協会が2023年7月の「全国百貨店売上高」を発表しました。
http://www.depart.or.jp/

調査対象百貨店70社181店のデータをまとめたもので、売上高総額は約4,758億円、前年同月比で8.6%増。17カ月連続のプラスとなりました。
7月の特徴としては、猛暑が続いた天候与件や旅行需要などにより盛夏商材が牽引した他、ラグジュアリーブランド・宝飾品などの高付加価値商材も好調に推移。円安効果と入国制限終了などから増勢が続くインバウンドは、2019年実績も超えて売上全体を底上げした。主力の衣料品ではクリアランスのセール品以上に実需品へのニーズが高く、定価販売のプロパー商材も健闘した、としています。

衣料品を見てみると、売上高は1,187億2,410万4千円で、前年同月比10.7%増。17カ月連続のプラスとなりました。
商品別では、
  • 紳士服・洋品 235億9,603万4千円 (前年比9.2%増)
  • 婦人服・洋品 817億2,295万円 (前年比12.9%増)
  • 子供服・洋品 61億8,020万円 (前年比3.5%増)
  • その他衣料品 72億2,492万円 (前年比1.7%減)
となっています。

2023年8月24日

ボイラー事故、製造元に4億2千万円の賠償命令

ガスボイラー機器の使用中に事故が発生し従業員2人が死傷するなどした沖縄県・糸満市のクリーニング業の企業が、ボイラー機器を製造販売する宮崎県の会社と役員3人に損害賠償を求めた訴訟の判決で、那覇地裁は8月23日、原告の請求を全面的に認め、約4億2千万円の支払い判決を言い渡しました。琉球新報が報じています。

判決によると、被告は2020年1月、機器システムを原告に引き渡し、その時点で設計・製造上の欠陥、指示・警告上の欠陥が存在。原告は被告が指示する用法に従って稼働させましたが、2021年5月と10月に炉内で爆発が起きるなどしました。運転マニュアルや被告の指示には、使用法の明確な基準や適切な説明がなかったとしています。

原告側代理人弁護士は琉球新報の取材に「システムの欠陥が認められたことは大きい」と判決を評価したとのこと。一方、被告の会社と役員3人は今年、宮崎地裁都城支部から破産手続きの開始決定を受けたといい「被った損害の賠償金をどうやって回収するかが課題」と述べたとしています。

2023年8月23日

宮崎県が物価高対策で支援、ポイント還元

宮崎県は県内のクリーニング店、理容室、美容室を対象に、キャッシュレス決済の利用でポイントを付与するキャンペーンを実施すると、NHKが報じています。

仕入れ価格の上昇や光熱費など物価高により打撃を受けている理容店やクリーニング店などの利用を促すため、県が支援に乗り出すもの。期間は9月1日から11月末までで、およそ1,400店舗で実施されます。

キャンペーンは、利用者が対象となる店舗で「PayPay」や「楽天ペイ」などのアプリを使ってキャッシュレス決済をすると、一部がポイントで還元される仕組み。決済1回につき最大で1,000ポイント、合計で4,000ポイントを上限に付与されるとのこと。

県は6月の補正予算でおよそ1億6,500万円を計上。河野知事は「物価高の影響が続く中、県民に幅広く利用していただき、地域経済の回復に貢献してほしい」と話しています。

2023年8月22日

「日本クリーニング新聞」2013号発行

クリーニング業界の業界紙「日本クリーニング新聞」2023年8月20日号(第2013号)が発行されました。


今号の主な内容は、
  • <本紙予測>総需要2743億円へ〜回復基調が4月に暗転
  • 全協/秋キャン、会員外も受付中
  • 人不足で伸び悩む・7月のホテル利用率
  • 白洋舍中間決算/ホーム4.5%増加
  • 出荷金額2年連続増加〜産機工業務用洗濯機部会/全機連
  • TERAOKAユーザーカンファレンス・アプリが描く新しいカタチ
  • ヘアカラーのシミを素早くきれいに処理(カミナガ販売)
  • ライト/無人受付機マジックシェル紹介
【日本クリーニング新聞のサイト】
http://www.nicli.co.jp/

2023年8月18日

加重平均額1,004円に、地域別最低賃金答申

厚生労働省は、都道府県労働局に設置されている地方最低賃金審議会が答申した令和5年度の地域別最低賃金の改定額を取りまとめました。

47都道府県で39円~47円の引上げ、改定額の全国加重平均額は1,004円(昨年度961円)で、43円の引上げは昭和53年度に目安制度がはじまって以降で最高額となります。

答申された改定額は、都道府県労働局での関係労使からの異議申出に関する手続を経た上で、都道府県労働局長の決定により10月1日から10月中旬までの間に順次発効される予定。

2023年8月17日

阿武隈急行のジオラマ展示、ドリームランドリー

株式会社ドリームランドリー(本社宮城県柴田町)が、阿武隈急行の鉄道模型と沿線を再現したジオラマを制作し展示しています。東北放送が伝えています。 https://newsdig.tbs.co.jp/articles/tbc/665472

ジオラマが展示されているのは同社工場の休憩室。雪景色の鉄橋を走る阿武隈急行の列車。鉄道模型「Nゲージ」と丸森駅周辺の景色などが精巧に再現されています。

同社は会社のロゴマークを、列車のヘッドマーク広告として掲示するなど、阿武隈急行への支援を続けており、ジオラマを見た人が沿線に実際に足を運んでくれるきっかけになればとしています。

予約制でジオラマの見学も行っているとのこと。

2023年8月16日

住友商事、当日完結の洗濯代行サービス

住友商事株式会社は株式会社白洋舍と共同で、洗濯代行サービス「Life Wash」(ライフ ウォッシュ)の実証実験を東京・渋谷区で開始しました。

Life Washは「ストレスフリーな家事代行体験」をコンセプトに、LINEベースの受発注プラットフォームから簡単に発注でき、お預かりした洗濯物を12時間後には畳まれた状態で返却するもの。物流マッチングプラットフォームを活用した物流網の効率化や、徹底したシステム管理による受注と洗濯オペレーションの組み合わせ最適化などにより、お預かり当日のサービス受け取り完了を実現させるとのこと。

事業化に向けた実証実験として8月16日より東京・渋谷区で期間限定のサービス提供を開始しました。

本件は、住友商事の社内起業制度「0→1チャレンジ2022(ゼロワンチャレンジ2022)」で新規ビジネスの優れたアイデアとして選出された案件。

「クリーニング流通新聞」400号発行

クリーニング業界の業界紙「クリーニング流通新聞」2023年8月10日号(第400号)が発行されました。今号で400号となるそうです。おめでとうございます。


今号の主な内容は、
  • ふとんCLを日本の文化に〜「布団の達人」栄社長が講演
  • クリーンフェスタ兵庫に1500人/セミナー・商談も活発に
  • コインランドリーはピークアウト/産機工・全機連出荷実績
  • 折目加工協春のキャンペ・前年比103%と増加
  • 羽毛アンチエイジプラス〜受付担当者集めて研修会(びゅぅ・ふらんせ)
  • ムシューダ導入6000店に
  • 選択肢を広げ選ばれる店に〜CA勉強会公開講座で
  • かさばる布団や毛布 輸送・保管コストを「圧縮」/日本シーリング

2023年8月15日

コンテナ型移動式ランドリー、兵庫県養父市に設置

山本運輸株式会社(本社兵庫県養父市、山本洋介社長)が、車でけん引できるコンテナ型移動式ランドリー「COMOREBI(こもれび)」の運営を始めたと、神戸新聞が伝えています。

コンテナ内部には、コイン式の洗濯乾燥機9台を設置。通常時は道の駅やキャンプ場などでコインランドリーとして、災害時には避難所に出向いて被災者らの衣服を洗えるようにするとのこと。
同社は養父市と災害時の連携協定を締結。8月7日、養父市の防災拠点になっている「道の駅ようか但馬蔵」にコンテナを設置し、お披露目と協定の締結式を行いました。

トーカイが第1四半期決算を発表

株式会社トーカイ(本社岐阜市、浅井利明社長)が、2024年3月期第1四半期決算の連結業績(2023年4月1日から6月30日)を発表しました。
http://www.tokai-corp.com/finance/

それによると、
  • 売上高   :334億9,100万円(前年同期比6.2%増)
  • 営業利益  :16億2,300万円 (同0.7%減)
  • 経常利益  :17億5,500万円 (同0.3%減)
  • 四半期純利益:12億3,800万円 (同4.1%増)
でした。

決算短信によると、「健康生活サービス」はシルバー事業の介護用品レンタルや「入院セット」の売上が好調に推移したことに加え、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けた寝具・リネンサプライ事業およびクリーニング設備製造事業の売上が、観光需要の拡大に伴うホテル・旅館稼働率の回復、リネンサプライ業界の省人・省力化設備への投資意欲の高まりにより伸長したことから、前年同四半期比増収となりました。利益面では増収効果のほか、エネルギー価格高騰に対応したお客様への提供価格見直しやエネルギー原単位改善等生産性向上に努めたことによる利益貢献はあるものの、コロナ禍の収束に伴うレンタル資材費の増加、事業拡大のための人件費の増加等により前年同四半期を僅かに下回りました。
売上高は173億4,400万円(前年同期比7.0%増)、営業利益は13億4,500万円(同0.7%減)でした。

「環境サービス」はリースキン事業において非連結子会社を吸収合併したことにより、前年同四半期比増収となりました。利益面は、太陽光事業の減収に伴う減益はあるものの、リースキン事業における非連結子会社1社、連結子会社1社を吸収合併したことによる業務集約、効率化等の統合効果、ビル清掃管理事業における工程改善による収益性向上のほか、前期には不動産事業において不動産売却に向けた一時的な費用の計上があっ たことから、前年同四半期比増益となりました。
売上高は36億1,700万円(同5.2%増)、営業利益3億2,800万円(同8.5%増)でした。

2023年8月11日

ファーストリネン、京都ハンナリーズのパートナーに

プロバスケットボールリーグB.LEAGUEの京都ハンナリーズは、ファーストリネンサプライ株式会社(本社京都市、中根淳社長)と2023-24シーズンのゴールドパートナー契約を締結したことを発表しました。

フトン巻きのジローがプロマーケットに上場

フトン巻きのジロー株式会社(本社栃木県宇都宮市、森下洋次郎社長)は8月10日、TOKYO PRO Market(東京プロマーケット)に上場しました。

初値は1株1,300円。発行済株式数は1,715,000株。

2023年8月10日

白洋舍が第2四半期決算を発表

株式会社白洋舍(本社東京、松本彰社長)は、2023年12月期第2四半期の連結業績(2023年1月1日から6月30日)を発表しました。
http://www.hakuyosha.co.jp/ir/news/financial_report/

それによると、
  • 売上高   :208億2,700万円(14.7%増)
  • 営業利益  :8億1,600万円(ー)
  • 経常利益  :8億9,800万円(ー)
  • 四半期純利益:5億1,200万円(27.5%減)
でした。

決算短信によると、業績を事業セグメント別にみると、

個人向けのクリーニング事業は、不採算店舗の閉鎖を通じて店舗部門を縮小すると共に、集配部門等の収益性の高い営業チャネルに売上構成比率をシフトさせるチャネルシフトを進める等、事業の収益性を改善するための構造改革を推進。5月には光熱費等の高騰による経費の上昇等を背景に、昨年4月に続いて再度のクリーニング料金の改定を行いました。
料金改定に伴う増収効果が見られたこと等から、クリーニング事業の売上高は88億400万円(前年同四半期比4.5%増)となりました。加えて構造改革の進捗に伴い、人件費や賃借料等、直営店舗の運営に関わる経費が減少したこと等から、セグメント利益は6億9,500万円(同197.8%増)でした。

レンタル事業に関しては、行動制限緩和に伴う得意先の稼働回復が見られたほか、光熱費の高騰等を背景とする経費の上昇を受けて取引価格への転嫁を進めたこと等から、レンタル事業の売上高は114億7,000万円(同23.5%増)、セグメント利益は9億1,700万円(同198.3%増)となりました。

クリーニング業務用の機械・資材や、ユニフォーム等の販売を行っている物品販売事業は売上高3億1,100万円(同59.0%増)、セグメント利益は4,500万円(同32.1%増)でした。

NECとダスキン、工場内ネットワークをSDNで構築

日本電気株式会社(NEC、本社東京、森田隆之社長)は、株式会社ダスキン(本社大阪府吹田市、大久保裕行社長)とSDN技術を活用した工場内ネットワークを構築し、ダスキン大阪中央工場で稼働開始したと発表しました。

新しいネットワークは、NECのSDNコントローラソフトウェア「UNIVERGE Network Operation Engine」、LANスイッチ「UNIVERGE QXシリーズ」などで構成。ネットワーク全体を物理的に統合することで、本部から一元管理できます。これにより、管理の効率化やトラブル発生時の対応の迅速化を実現したとのこと。
また、ネットワークを用途に応じて論理的に分割することで、ネットワークの遅延を抑えたり、セキュリティレベルを変えたりするなど、構成の変更・追加にも容易に対応することが可能。

両社は今後、ダスキン大阪中央工場以外の工場も、段階的にSDN技術を用いた新ネットワークに移行。無線モバイル機器のような新しいデバイスやデジタル技術を活用したシステムなどを駆使して、工場のスマート化にも積極的に取り組んでいくとしています。

テーオーシーが第1四半期決算を発表

株式会社テーオーシー(本社東京、大谷卓男社長)が2024年3月期第1四半期決算の連結業績(2023年4月1日から6月30日)を発表しました。
https://www.toc.co.jp/toc/ir-new/ir/

それによると、
  • 売上高   :34億7,700万円(前年同期比13.1%減)
  • 営業利益  :7億8,600万円(同42.1%減)
  • 経常利益  :9億2,900万円(同38.4%減)
  • 四半期純利益:6億3,600万円(同38.7%増)
でした。

決算短信によると、リネンサプライおよびランドリー事業は、主な顧客先であるホテル業界からの受注は、回復が継続したものの、コロナ禍前の水準には至っておらず、売上高は3億7,200万円(前年同四半期比32.0%増)、営業損失は300万円でした。

WASHハウスが第2四半期決算を発表

WASHハウス株式会社(本社宮崎市、児玉康孝社長)は、2023年12月期第2四半期決算(2023年1月1日から6月30日)を発表しました。
https://corporate.wash-house.jp/ir/ir-news.php

それによると、
  • 売上高   :9億1,300万円(前年同期比6.2%減)
  • 営業利益  :△2,400万円(ー)
  • 経常利益  :△1,100万円(ー)
  • 四半期純利益:△1,400万円(ー)
でした。

決算短信によると、2023年6月30日現在のコインランドリーFC店舗数は合計543店舗。

「Linen Plant」44号発行

テキスタイルレンタルの専門情報誌「Linen Plant」2023年夏季号(第44号)が発行されました。


今号の主な内容は、
  • タオル自動化、初のフレンチ折り/プレックス
  • 世界各国で運用される「ABSSolute」導入/ABSランドリービジネスソリューションズ
  • 物流2024年問題対応へ、ふとん圧縮包装/日本シーリング
  • ラベル圧着の作業効率アップ!!/EID SYSTEM
  • 高生産と省エネを両立した蒸気式乾燥機/アイナックス稲本
  • シータスCP2610HMES/ダイニック
  • 導入進むノンプレスフィニッシャー/三幸社
  • コーティングラベルでも驚きの柔らかさ/NLC
  • 受発注管理Webシステムで業務を効率化/アクティブ
  • 活用の幅が広いエンブレムラベル/共栄産業
  • SUPPLIER'S NEWS
  • ローコスト高生産工場のつくり方(ケーエスシー・北川幸一)
  • リネン工場の現場改善&生産管理術(エムアイイーシーシステム研究所・伊藤良哉)
【ゼンドラ/Linen Plantのサイト】
https://www.zendora.co.jp/service/supplier/

エランが第2四半期決算を発表

株式会社エラン(本社松本市、峯崎友宏社長)は、2023年12月期第2四半期の連結業績(2023年1月1日から6月30日)を発表しました。
https://www.kkelan.com/ir/ir-news/

それによると、
  • 売上高   :197億8,100万円(前年同期比12.4%増)
  • 営業利益  :18億100万円(同5.1%増)
  • 経常利益  :18億1,300万円(同5.1%増)
  • 四半期純利益:12億5,300万円(同6.4%増)
でした。

決算短信によると、介護医療関連事業の主力サービスである「CS(ケア・サポート)セッ ト」の新規契約の施設数は158施設、解約施設数は47施設で、CSセット導入施設数は2,171施設となりました。

三浦工業が第1四半期決算を発表

三浦工業株式会社(本社愛媛県松山市、宮内大介社長)は、2024年3月期第1四半期の連結業績(2023年4月1日から6月30日)を発表しました。
http://www.miuraz.co.jp/ir/tanshin.html

それによると、
  • 売上収益 :297億1,400万円(前年同期比1.6%増)
  • 営業利益 :35億3,000万円(同13.2%増)
  • 税引前利益:51億1,300万円(同46.3%増)
  • 四半期利益:37億7,400万円(同57.6%増)
でした。

決算短信によると、ランドリー事業は株式会社ヤブサメにおいては、大型案件もあり売上が増加しましたが、アイナックスが持分法適用会社となった影響により、当事業の売上収益は23億4,300万円と前年同期に比べ19.3%減となり ました。セグメント利益は、株式会社ヤブサメの増収効果もあり、3億9,700万円でした。

なお、JENSEN-GROUP NV(ベルギー)と業務用ランドリー機器等の製造販売に関する資本業務提携を目的とした出資契約及び合弁契約を締結し、アイナックスの株式の一部を現物出資したことに伴い、「国内ランドリー事業」が「ランドリー事業」に変更となっています。

2023年8月9日

「日本クリーニング新聞」2012号発行

クリーニング業界の業界紙「日本クリーニング新聞」2023年8月5日号(第2012号)が発行されました。


今号の主な内容は、
  • 情報収集の夏〜前半戦レポート
  • JCPC・経営研究会/いつまで値引きする?
  • 全ク連・ライフ協会〜プロのシミ抜きでPR
  • 折目加工協議会/受注本数プラスに
  • 「クリーンフェスタ兵庫」展示会場写真レポート
  • 布団は丸洗いだけじゃない/木戸商事&花嫁わた
  • 業界展望「クリーニングのプロになろう」(玉井千里)
  • 菅俊介の|売れる|売れない|は紙一重
【日本クリーニング新聞のサイト】
http://www.nicli.co.jp/

2023年8月8日

給料不払いで書類送検、長野・佐久市

長野県佐久市のクリーニング会社と経営者の男性が、従業員に給料を支払わなかったとして書類送検されました。SBC信越放送が報じています。

小諸労基署によると、平野ワンデイショップと経営者の男性は、従業員12人に対して今年2月と3月分の給料合わせておよそ230万円を支払わなかった疑いが持たれています。男性は取材に対し容疑を認めていて「コロナ禍で取引先のホテル関係の売り上げが減った一方、電気代やガス代の高騰で支払いが出来なかった」と話しているとのことです。

【2023年12月26日追記】
本件について、長野地方検察庁佐久支部は12月22日付けで不起訴にしました。

アイナックス稲本、情報誌第18号発行

アイナックス稲本株式会社は、洗いに関わる情報誌「I-POST」2023年7月号(第18号)を発行しました。


今号の主な内容は、
  • ごあいさつ〜アイナックス稲本の新たなスタート
  • 役員改選のお知らせ
  • 新製品:排風循環型蒸気式乾燥機・CFX-120S
  • MEX金沢2023に出展
  • ロボカップ世界大会出場の金沢工業大学を応援
  • 西日本・東日本地区販売協力店会

「東京クリーニング界」886号発行

東京都クリーニング生活衛生同業組合の「東京クリーニング界」2023年8月号(第886号)が発行されました。


今号の主な内容は、
  • 脱炭素社会でのクリーニング業の価値
  • 全ク連第65回通常総会を開催
  • クリーニング所における衛生管理要領の一部改正について
  • 取材「制服おさがりプロジェクト」
  • 一都三県共同PR企画委員会/令和4年度実施事業報告
  • 本部だより
【東京都クリーニング生活衛生同業組合のサイト】
http://www.tokyo929.or.jp/

ヤマシタ、介護用品EC全10サイトを統合

株式会社ヤマシタ(本社静岡県島田市、山下和洋社長)は、運営する介護系EC「けあ太朗」「車椅子販売センター」「くつ急便」など全10サイトを統合し「YAMASHITA ONLINE STORE(ヤマシタオンラインストア)」として7月31日にリニューアルオープンしました。

今回のサイト統合およびリニューアルでは、「対面販売に限りなく近いネット販売」というモットーは引き継ぎながら、ユーザーのさらなる利便性向上を図るともに、YAMASHITA ONLINE STOREとヤマシタが有する60以上の福祉用具レンタル営業所との顧客体験を連動するOMO((Online Merges with Offline)の実現を目指すとしています。

6月のクリーニング代支出は499円、5.5%減少

総務省統計局の「家計調査報告(二人以上の世帯)」2023年6月分がまとまりました。

6月分の結果は、全国全世帯のクリーニング代支出額は499円で、前年の528円より5.5%減少。勤労者世帯も前年より10.8%減少して、576円(前年646円)でした。

地方別では、
  • 北海道 619円(前年428円)
  • 東 北 466円(前年439円)
  • 関 東 603円(前年610円)
  • 北 陸 511円(前年588円)
  • 東 海 380円(前年446円)
  • 近 畿 473円(前年729円)
  • 中 国 425円(前年458円)
  • 四 国 294円(前年228円)
  • 九 州 405円(前年241円)
  • 沖 縄 115円(前年179円)
詳細はクリーニングオンラインのデータ集に掲載しています。
http://www.c-online.net/data/c_expense/index.html

2023年8月7日

ワンピース、生地に不具合

株式会社パルは、BEARDSLEYブランドのワンピースの生地に不具合があると発表しました。

対象商品は2023年2月9日から4月25日まで販売した「ドットギャザーワンピース」(品番BEZ1022209A0001)。生地に不具合があることが判明したため、同社では回収、返金対応するとしています。

クリーニング店の倒産が過去最多ペースに、TDB

株式会社帝国データバンクは「クリーニング店」の倒産発生状況について調査・分析を行いました。

調査によると2023年1月〜7月、負債1,000万円以上法的整理によるクリーニング店の倒産は21件。既に22年通年(15件)を上回ったほか、7月までに20件を超えたのは過去20年で初めて。このペースで推移すれば、2019年の28件を上回り、過去最多を更新する可能性が高いとのこと。

調査・分析によると、
クリーニング店はコロナ禍で甚大な影響を受けた業界の一つだ。外出自粛や在宅勤務の拡大で、スーツやワイシャツ類の注文が激減したほか、冠婚葬祭の中止でフォーマル衣装需要もほぼゼロに近い状態が続いた。そのため、コロナ直後の21年3月期は8割超が減収、赤字も最大で半数に上った。22年以降は外出制限が緩和されたものの、在宅勤務の定着もあって需要が伸び悩み、限られた顧客を他社と取り合う状態が続いた。 
こうしたなか、石油やガス代の急激な値上げに直面し、ハンガーや溶剤、袋など石油製品も相次ぎ高騰。さらに年3万品目に達する食品の値上げなどで家計の節約志向が強まり、安価なコインランドリーなどに需要が分散し、収益力がさらに悪化した。その結果、「在宅勤務」「物価高」「節約志向」の三重苦を前に経営体力が限界に達し、事業継続をあきらめるケースが23年以降に急増している。
として、経営体力に乏しい中小クリーニング店で「あきらめ倒産」がさらに増加する可能性があると述べています。

2023年8月6日

せんたく便、ゆかたキャンペーン開催中

株式会社ヨシハラシステムズ(本社滋賀県彦根市、吉原保社長)は、宅配クリーニングサービス・せんたく便で「ゆかたパック」キャンペーンを8月31日まで実施してます。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000051.000014169.html

キャンペーン期間中、ゆかたパックが4点で6,980円(税別)。キャンペーン中は本来6,000円(税別)のプラチナ加工を無料、さらに高級たとう紙で納品します。

2023年8月5日

「ニュークリーナーズ」624号発行

全国クリーニング協議会の「ニュークリーナーズ」2023年7月25日号(第624号)が発行されました。

今号の主な内容は、
  • 豪雨と災害級の暑さ続く
  • セキュリティ対策アンケート実施
  • 便利でお得な「メンテ」の話〜蒸留スラッジ、残渣について
  • クリーニング業の労務管理/電子申請義務化の適用時期
  • 7月打越圭介クリーニング紀行
  • 法律相談/保管クリーニング すぐに洗わない場合
  • クリーニング業者は世渡り上手?〜各生活衛生組合を調査

2023年8月4日

キャリアチェンジ支援セミナー、埼玉県

埼玉県は、県内の企業および求職者の双方をサポートするために令和4年11月より”キャリアチェンジ促進事業”を実施しています。このキャリアチェンジ促進事業の一環として8月30日に「キャリアチェンジ支援セミナー」を開催します。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000112560.html

今回のセミナーは現在のビジネス環境における、人材の採用・活用について、即効性のある提案を行い、実践ができるような具体的な成功事例などを紹介。
セミナー内容は次のとおり。
  • 斎藤ただし講師による人材採用・活用講座
  • 埼玉県内3社のキャリアチェンジ事例紹介
    • 株式会社埼玉イエローハット 取締役兼人事部長 金井淳氏
    • 橋本セロファン印刷株式会社 総務部部長 奥田治之氏
    • ワタキューセイモア株式会社 管理部採用課主任 檜山美衣氏
  • キャリアチェンジに関するディスカッション及びQ&A 
参加対象は、埼玉県内の中小企業の経営者、人事担当者。Zoomによるオンライン開催。

ナックが第1四半期決算を発表

株式会社ナック(本社東京、吉村寛社長)が2024年3月期第1四半期決算の連結業績(2023年4月1日から6月30日)を発表しました。
http://www.nacoo.com/ir/library/results.html

それによると、
  • 売上高   :119億4,100万円(前年同期比2.0%増)
  • 営業利益  :△1億6,200万円(−)
  • 経常利益  :△1億5,700万円(−)
  • 四半期純利益:△2億4,400万円(−)
でした。

決算短信によると「レンタル事業」に関しては、主力のダスキン事業では、ダストコントロール部門において2022年7月に一部商品の値上げを実施したことで顧客単価が増加。また、家事代行や害虫駆除、花と庭木の管理といった包括的な役務サービスを提供するケアサービス部門、介護用品や福祉用具のレンタル・販売を行うヘルスレント部門において引き続き事業数を増やしたことにより、売上高は前年同期比で増加しました。レンタル事業の売上高は43億8,100万円(前年同期比7.3%増)、営業利益4億800万円(同1.4%減)でした。

ダスキン、6つのESG指数の構成銘柄に継続選定

株式会社ダスキン(本社大阪府吹田市、大久保裕行社長)は、GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)が採用する6つのESG指数の構成銘柄に継続して選定されたと発表しました。

「MSCI ジャパン ESG セレクト・リーダーズ指数」「S&P/JPX カーボン・エフィシェント指数」に6年連続、「FTSE Blossom Japan Index」「MSCI 日本株女性活躍指数(WIN)」に4年連続、「FTSE Blossom Japan Sector Relative Index」に2年連続で選定。また今年度からGPIFが採用した「Morningstar 日本株式ジェンダー・ダイバーシティ・ティルト指数」の構成銘柄にも選定され、同社はGPIFが採用する6つの国内インデックスすべてに選定されることになります。

ダスキンが第1四半期決算を発表

株式会社ダスキン(本社大阪府吹田市、大久保裕行社長)は、2024年3月期第1四半期の連結業績(2023年4月1日から6月30日)を発表しました。
http://www.duskin.co.jp/ir/library/result/index.html

それによると、
  • 売上高   :436億3,100万円(前年同期比6.6%増)
  • 営業利益  :20億2,000万円(同24.5%減)
  • 経常利益  :25億9,700万円(同22.4%減)
  • 四半期純利益:16億7,800万円(同18.5%減)
でした。

決算短信によると、訪販グループは、主力のクリーンサービス事業が減収となったこと等により、売上高は前年同期から0.7%減少し269億300万円でした。利益面は計画に沿って進めているマット・モップへのRFID(電子タグ)取り付けに伴う原価上昇等により、営業利益は前年同期から37.0%減少し15億5,400万円となりました。

2023年8月2日

Yahoo!ブラウザーに洗濯マーク検索機能

ヤフー株式会社は8月2日、Androidアプリ・Yahoo!ブラウザーに「洗濯マーク検索」機能の提供を開始しました。

「洗濯マーク検索」は洗濯タグをカメラで撮影するだけで洗濯方法をAIが判定。「洗濯機で洗えます」「手洗いできます」「おうち洗濯できません」の3種類の結果をイラストとテキストでわかりやすく表示するほか、家庭での洗濯方法、漂白方法、乾燥方法、アイロンのかけ方、クリーニングの種類など各洗濯マークの意味を確認できるというもの。
独自開発の人工知能(AI)による画像解析技術により、新旧合わせて84種類ある小さな洗濯マークを高精度で識別できるとしています。

「かなめ」463号発行

かなめ流通グループの情報紙「かなめ」2023年8月1日号(第463号)が発行されました。


今号の主な内容は、
  • ヘアケア発想のクリーニング<東京・南青山>エッセンス
  • 3〜5月の洗濯代、前年にも届かず
  • 肩貼りニュースレター
  • 資材REPORT/抗菌剤配合の柔軟仕上げ剤
  • 包装というより“パッケージ”/キューセン・ユーザー紹介
  • 孫の手ポスティング企画〜安価で簡単、効果も出やすい
  • 三洋商事・熱くて暑い夏の祭典
【かなめ流通グループのサイト】
http://www.kaname-g.jp/

2023年8月1日

ダスキン、会計業務でSmartDBの本格利用開始

株式会社ドリーム・アーツは、株式会社ダスキンが大企業向け業務デジタル化クラウド「SmartDB」を2023年10月から、会計業務のフロントシステムとして本格的に展開することを発表しました。

ダスキンは2022年11月よりSmartDBをシェアードサービスセンター内で利用を開始していましたが、10月からは子会社を含む経理部門を中心に約1,000名が利用予定。

白洋舍、古着買取サービスを開始

株式会社白洋舍(本社東京、松本彰社長)は、ユーズドセレクトショップRAGTAGを運営する株式会社ティンパンアレイ(本社東京、平野大輔社長)と提携し「古着買取サービス」を開始すると発表しました。

サービスの概要は、お客さまが白洋舍に買取り対象アイテム(衣類・靴・バッグなど、白洋舍のクリーニングで受付が可能なものに限る)を持込み・受付後、ティンパンアレイが査定・買取・買取金の振込を行うというもの。
大切に着用された衣類を白洋舍のクリーニング・リペア技術でよみがえらせ、古着買取サービスによって二次流通させることで、持続可能な衣料品ライフサイクルを推進するとしています。

まず溜池サービス店で8月16日より受付を開始。徐々に受付店舗を増やし、サービスの拡大を計画しているとのこと。

「クリーニングニュース」892号発行

全国クリーニング生活衛生同業組合連合会の「クリーニングニュース」2023年8月号(第892号)が発行されました。


今号の内容は、
  • 【特集】第65回全ク連通常総会開催
  • 情報ファイル(第2回理事会を開催 など)
  • 「クリーニング所における衛生管理要領」が改正
  • 全国クリーニング業企業年金基金
  • クリーニング師研修・業務従事者講習インフォメーション
  • 日本政策金融公庫・振興事業貸付のご案内
  • 青年部通信!/令和4年度事業報告
  • 衣料管理情報:着用による目寄れ
  • CLEANER'S VOICE〜読者のページ〜
  • 全ク連活動報告Diary(令和5年6月)
  • 編集後記
  • 2023年盛夏・クリーニング検索ガイド
【全ク連のサイト】
http://www.zenkuren.or.jp/