日本チェーンストア協会が平成29年2月度の「チェーンストア販売統計」を発表しました。
http://www.jcsa.gr.jp/
会員企業数57社(店舗数9,464店)の販売データをまとめたもので、総販売額は9,616億1,752万円(前年比3.3%減)でした。
概況として、2月は食料品は農産品を中心に比較的堅調に推移したが、衣料品、住関品ともに一部春物商品に動きはみられたものの全体では鈍く、閏年の影響もあり、総販売額の前年同月比(店舗調整後)はマイナスとなった、としています。
衣料品を見てみると、販売金額は667億8,111万円で、前年同月比9.0%減でした。
部門別では、
紳士衣料 129億3,949万円(前年比8.5%減)
婦人衣料 203億6,224万円(前年比11.2%減)
その他衣料 334億7,938万円(前年比7.9%減)
紳士衣料は、スラックス、ドレスシャツ、トレーナー、カジュアルパンツ、カジュアルシャツなどの動きは良かったものの、スーツ、コート、ジャケット、アウターなどは苦戦した。
婦人衣料は、マザースーツ、パンツ、スカート、ブラウスなどの動きが良かったが、フォーマル、ジャケット、コート、ニットなどは不調に終わった。
その他衣料・洋品は、男児・女児パンツ、紳士・婦人パジャマ、紳士肌着、婦人下着、紳士・婦人靴下、ベビー用品など好調だったが、女児ウェア、男児トレーナー、子供肌着、婦人靴、マフラーなどは不振だった。