2021年5月31日

アイナックス稲本、情報誌第12号発行

アイナックス稲本株式会社は洗いに関わる情報誌「I-POST」2021年5月号(第12号)を発行しました。


今号の主な内容は、
  • 新体制のご案内
  • 特集・安定操業の鍵を今、見直そう
    • 機械の日常メンテナンス
    • 導入事例(株)北関東リネンサプライ様
  • 石綿対策の規制が強化されました
  • SDGsの取り組み

2021年5月29日

「Pandora」2021年春号発行

品質情報研究所の「Pandora(パンドラ)」2021年春号(第84号)が発行されました。


今号の主な内容は、
  • 名画に描かれた洗濯風景〜バルセロナの洗濯場
  • 洗剤メーカーP&Gが米国最大のクリーニング事業進出
  • GBPA受賞者/Oxwash(英国)
  • GBPA受賞者/WOSH(スペイン)
  • 事故事例報告
    • 接着樹脂の劣化溶解によるシミ
    • 虫害の繊維切断による損傷の拡大
    • 樹脂皮膜のない箔の剥離
    • 絹生地のカビと虫害による損傷
    • スウェットジャージの収縮
  • クリーニングトラブル解析マニュアル
【日本テキスタイルケア協会のサイト】
http://www.textilecare.jp/

2021年5月28日

旭川市がクリーニングサポート事業

北海道旭川市は、新型コロナウイルスの影響で厳しい経営を強いられているクリーニング店を支援しようと、市内の店舗で使える3,000円分のチケットを作り、医療従事者などに配付します。NHK NEWS WEBが伝えています。
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20210528/7000034691.html

旭川市内にはおよそ100店舗のクリーニング店がありますが、新型コロナの影響で厳しい経営を強いられています。こうした状況を受けて、旭川市は市内のクリーニング店で使える3,000円分(1,000円券×3枚)のチケットおよそ1万3,000セットを市の財源で作り、医療従事者などに配付するとのこと。
配付対象は新型コロナの感染患者を受け入れている病院など7つの施設の医療従事者などのほか、妊娠または1歳未満の乳児を育てている女性。

チケット取扱期間は2021年5月31日〜10月31日。

旭川クリーニング組合による「クリーニングサポート事業」の実施について

SGロジスティクス、ユニフォームリサイクル開始

SGホールディングスグループでロジスティクス事業を展開する佐川グローバルロジスティクス株式会社(本社東京、山本将典社長)は、使用済ユニフォームを裁断、加工し、自動車内装用原料としてリサイクルするスキームを開始したと発表しました。

同社はこれまで使用済ユニフォームを産業廃棄物として処分していましたが、リサイクル事業者と連携し、自動車内装用原料として再生利用する取り組みを開始。同社ユニフォームの100%リサイクルが可能になり、今年1月の取り組み開始から約80kgの使用済ユニフォームを自動車内装用原料として再生したとのこと。本年度中に約1トンのユニフォームを再生利用させる予定。

「洗濯の科学」261号発行

一般財団法人洗濯科学協会の「洗濯の科学」2021年5月号(第261号)が発行されました。


今号の内容は、
  • 『家庭洗濯実態調査2020』の結果から
  • 家計にみる洗濯関連支出2020年
  • 二酸化塩素ガスによる空間除菌方法について
  • Probiotic cleaning − 微生物を利用した洗浄
  • クリーニングと衛生〜家庭洗濯と商業水洗いの比較〜
  • クリーニングの苦情事例(39)次亜塩素酸ナトリウムによる破損
  • クリーニング所における新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドライン
  • 自然素材でのんびりナチュラル・ライフ(59)静かなライフスタイルの変化
  • 編集後記
【洗濯科学協会のサイト】
http://www.foundation-f.com/~sentakukagaku/

2021年5月26日

4月のチェーンストア販売、衣料品74.3%増

日本チェーンストア協会が2021年4月度の「チェーンストア販売統計」を発表しました。
http://www.jcsa.gr.jp/

会員企業数56社(店舗数11,804店)の販売データをまとめたもので、総販売額は1兆815億8,782万円(前年6.0%増)でした。
概況として4月は、政府がまん延防止等重点措置を実施したこともあり内食化需要はあるものの、昨年の反動の影響が大きく食料品は苦戦。衣料品、住関品は堅調に推移し、総販売額の前年同月比(店舗調整後)はプラスとなった、としています。

衣料品を見てみると、販売金額は643億2,658万円で、前年同月比74.3%増でした。
部門別では、
紳士衣料  112億6,567万円(前年比104.9%増)
婦人衣料  161億5,337万円(前年比93.5%増)
その他衣料 369億5,754万円(前年比60.0%増)

紳士衣料は、スーツ、フォーマル、ドレスシャツ、カジュアルシャツ、ポロシャツ、Tシャツなどはまずまずの動きだったものの、スラックス、トレーナーなどの動きは鈍かった。

婦人衣料は、フォーマル、スーツ、スラックス、シャツブラウス、ニット、Tシャツなどはまずまずの動きだったが、スカートなどは不調だった。

その他衣料・洋品は、紳士・婦人リラクシングウェア、紳士・婦人・子供肌着、子供衣料、紳士装飾品、子供靴・靴下、スクール関連、帽子などはまずまずの動きだったが、ストッキングタイツ、紳士靴下、ハンカチ、手袋などは苦戦した。

コイン制御にXコントロール・フレックス、Primus

アライアンス・ランドリー・システムズ(米国ウィスコンシン州)は、タッチスクリーン制御のXコントロール・フレックスを発表しました。
https://kyodonewsprwire.jp/release/202105265416

Xコントロール・フレックスはPrimus(プリマス)ブランドのコインランドリー用途の洗濯脱水機、乾燥機に搭載。34言語に対応したタッチスクリーンにより、追加洗い、すすぎ、特殊サイクルといった機能を使ってサイクルを調整可能。利用者はスクリーン上で直感的に洗いのレベルをより高度に制御でき、接触することを減らすため、新型コロナが拡大するなか、安心して使えるとのこと。

またコインランドリー所有者は、Xコントロール・フレックスとクラウドベースのプリマスiトレース・ランドリー管理システムにより、店舗運営のためのさらに優れた制御が可能になるとしています。

2021年5月25日

4月の百貨店売上、衣料品280.8%増

日本百貨店協会が2021年4月の「全国百貨店売上高」を発表しました。
http://www.depart.or.jp/

調査対象百貨店73社192店のデータをまとめたもので、売上高総額は約3,178億円、前年同月比で167.0%増。2カ月連続のプラスとなりました。
4月の特徴としては、前年の緊急事態宣言に伴う臨時休業や時短営業など営業自粛の反動から167.0%増と3桁のプラスでしたが、実質的には反動要素を除く前々年比では27.7%減、前月よりも8.6%ポイントダウンと大幅に水準を下げた、としています。

衣料品を見てみると、売上高は896億8,647万円で、前年同月比280.8%増。2カ月連続のプラスでした。
商品別では、
  • 紳士服・洋品 180億7,837万5千円 (前年比296.4%増)
  • 婦人服・洋品 558億7,889万5千円 (前年比402.1%増)
  • 子供服・洋品 97億6,701万6千円 (前年比81.8%増)
  • その他衣料品 59億6,218万4千円 (前年比139.2%増)
となっています。

「日本クリーニング新聞」1955号発行

クリーニング業界の業界紙「日本クリーニング新聞」2021年5月25日号(第1955号)が発行されました。


今号の主な内容は、
  • 特集「業の未来を考える」
  • 売上26%の大幅減/きょくとう2021年2月期
  • TeMA「Sシリーズ」ステップアップ
  • アンドオンのメール販促〜追い込み・囲い込みに
  • 医療従事者から好評の3Dマスク/キューセン
  • 三幸社/高速型シングルワイシャツ仕上機
  • かなめ流通グループ/オンラインで総会開催
  • 【需要創造プロジェクト】「ダークアップ」は奇跡の加工
【日本クリーニング新聞のサイト】
http://www.nicli.co.jp/

2021年5月23日

青森県五所川原市、クリーニング工場が全焼

青森県五所川原市のクリーニング工場で火災が発生しました。RAB青森放送が報じています。

2021年5月22日午後9時半ごろ、五所川原市梅田の布団や絨毯を扱うクリーニング工場から火が出ました。火はおよそ4時間後に消し止められましたが、事務所を兼ねたクリーニング工場と隣の車庫あわせて710平方メートルを全焼。けが人はいませんでした。
出火当時工場は稼働しておらず、従業員もいなかったとのこと。

[読売テレビの報道]

2021年5月18日

浜松白洋舎、着なくなったワイシャツを紙に

株式会社浜松白洋舎(本社静岡県浜松市、杉原徳彦社長)が、着なくなったワイシャツをあるものに変えてしまうという取り組みを行っています。SBSテレビが報じています。

同社では着なくなった綿100%の白いワイシャツやTシャツを回収し「紙」に変える取り組みを始めました。「綿を循環」させるサーキュラーコットンの一つとして、回収したシャツを裁断・粉砕して紙にするというもので、ワイシャツ1着で、名刺サイズの紙が8枚ほどとれるということです。
このシャツから生まれ変わった紙は、浜松市内の小学校でSDGs教育に使います。

ナック、レンタル事業売上高146億2,600万円

株式会社ナック(本社東京、吉村寛社長)が2021年3月期決算の連結業績(2020年4月1日から2021年3月31日)を発表しました。
http://www.nacoo.com/ir/library.html

それによると、
  • 売上高   :555億1,300円(前年同期比37.1%減)
  • 営業利益  :27億8,200万円(同31.3%増)
  • 経常利益  :26億8,300万円(同27.9%増)
  • 当期純利益 :18億3,700万円(同257.5%増)
でした。

決算短信によると「レンタル事業」は、主力のダスキン事業では、感染症の影響を受ける中、売上高は前期比で増加。これはダストコントロール商品部門におけるレンタル売上の減少を、コロナ禍で顧客の不安が軽減されるプラズマクラスター空気清浄機等の感染症対策関連商品を積極的に提案したことにより補ったこと、家事代行や害虫駆除、花と庭木の管理といった包括的な役務サービスを提供するケアサービス部門において、2018年8月に締結した株式会社ダスキンとの資本業務提携契約に基づき事業数を追加したことによるとのこと。
レンタル事業の売上高は146億2,600万円(1.2%減)、営業利益13億3,300万円(27.7%減)となりました。

ワイエイシイ、クリーニング関連売上高8億1,800万円

ワイエイシイホールディングス株式会社(本社東京都昭島市、百瀬武文社長)が2021年3月の連結業績(2020年4月1日から2021年3月31日)を発表しました。
https://www.yac.co.jp/ja/ir.html

それによると、
  • 売上高   :241億9,500万円(前年同期比10.4%増)
  • 営業利益  :7億2,700万円(−)
  • 経常利益  :7億3,900万円(−)
  • 当期純利益 :3億3,700万円(−)
でした。

決算短信によると「産業機器関連事業」は国内クリーニング市場が新型コロナウイルス感染症の拡大及びワークスタイルの変化等の影響を大きく受け、一方中国クリーニング市場も立ち直りが見えず、大幅な減収減益。産業機器関連事業の売上高は8億1,800万円(53.7%減)、セグメント損失は2億5,900万円でした。

三浦工業、ランドリー事業売上高125億8,300万円

三浦工業株式会社(本社愛媛県松山市、宮内大介社長)は、2021年3月期の連結業績(2020年4月1日から2021年3月31日)を発表しました。
http://www.miuraz.co.jp/ir/tanshin.html

それによると、
  • 売上収益 :1,347億3,200万円(前年同期比6.2%減)
  • 営業利益 :178億5,800万円(同3.7%減)
  • 税引前利益:181億6,500万円(同3.2%減)
  • 当期利益 :127億1,100万円(同7.5%減)
でした。

決算短信によると、国内ランドリー事業は新型コロナウイルス感染症によるホテルや病院などのリネンサプライやクリーニング需要の減少により、設備投資意欲が大きく減退し売上が減少。同事業の売上収益は125億8,300万円(33.9%減)でした。セグメント利益は、減収の影響や無形資産の償却により1億7,800万円(83.4%減)となりました。

テーオーシー、リネンサプライ売上高7億5,800万円

株式会社テーオーシー(本社東京、大谷卓男社長)が2021年3月期決算の連結業績(2020年4月1日から2021年3月31日)を発表しました。
https://www.toc.co.jp/toc/ir-new/ir/

それによると、
  • 売上高   :160億8,700万円(前年同期比12.5%減)
  • 営業利益  :56億1,900万円(同9.8%減)
  • 経常利益  :60億3,000万円(同7.1%減)
  • 当期純利益 :41億3,100万円(同7.7%減)
でした。

決算短信によると、リネンサプライおよびランドリー事業は、顧客先であるホテルからの受注が大幅に減少したことにより、売上高は7億5,800万円(54.8%減)、営業損失は3億7,700万円(前連結会計年度は1,000万円の営業利益)となりました。

ダスキン、売上高1,537億7,000万円

株式会社ダスキン(本社大阪府吹田市、山村輝治社長)は、2021年3月期の連結業績(2020年4月1日から2021年3月31日)を発表しました。
http://www.duskin.co.jp/ir/library/result/index.html

それによると、
  • 売上高   :1,537億7,000万円(前年同期比3.4%減)
  • 営業利益  :46億5,100万円(同29.3%減)
  • 経常利益  :66億3,300万円(同16.3%減)
  • 当期純利益 :28億2,100万円(同49.5%減)
でした。

決算短信によると、訪販グループの売上高は、主力のダストコントロール商品の売上高が減少したことにより、1,110億3,600万円(0.4%減)。営業利益は、原価率が悪化し売上総利益が減少したことに加え、人件費や消費増税に対応するためのシステム関連費用等の経費増加により、116億300万円(13.5%減)でした。
ユニフォーム関連事業もコロナの影響で活動が鈍化し減収となりました。

エランが第1四半期決算を発表

株式会社エラン(本社松本市、櫻井英治社長)は、2021年12月期第1四半期の連結業績(2021年1月1日から3月31日)を発表しました。
https://www.kkelan.com/ir/ir-news/

それによると、
  • 売上高   :75億2,300万円(前年同期比25.7%増)
  • 営業利益  :7億3,700万円(同46.8%増)
  • 経常利益  :7億3,900万円(同46.2%増)
  • 四半期純利益:5億700万円(同49.0%増)
でした。

決算短信によると、介護医療関連事業の主力サービスである「CS(ケア・サポート)セッ ト」の新規契約の施設数は53施設、契約終了施設数は40施設で、CSセット導入施設数は1,627施設となりました。
なお同社は2021年1月1日を効力発生日として、普通株式を1株につき2株の割合をもって分割しました。

トーカイ、中期経営計画 を策定

株式会社トーカイ(本社岐阜市、小野木孝二社長)は、2022年3月期から2025年3月期までの4カ年を計画期間とする中期経営計画 「Challenge for the new stage!」を策定しました。
https://ssl4.eir-parts.net/doc/9729/tdnet/1973468/00.pdf

コンセプトは、“持続的な成長の実現に向けて「続ける」「変える」「創る」で新たなステージへ”。「続ける」「変える」「創る」の3つの観点に基づき、持続的な成長につながる施策を実行することを基本方針としています。
  1. 社会の要請やお客様のニーズに応えるために「続ける」
  2. 経営環境の変化に対応し、さらなる成長につなげるために「変える」
  3. 次世代につながる新たな価値を生み出すために「創る」
2025年3月期の売上高目標は1,400億円。

2021年5月17日

「日本クリーニング新聞」1954号発行

クリーニング業界の業界紙「日本クリーニング新聞」2021年5月15日号(第1954号)が発行されました。


今号の主な内容は、
  • 5月前半の商況〜連休明け、やや落ち着く
  • 同一労働同一賃金の対応 大半の業者は「これから」
  • TeMAの5月/19日新事業Sシリーズ
  • CLV21東京総合展示会・次回開催概要を正式発表
  • ファンフィージョンのSMS販促
  • 三幸社/品質重視のパフ機
  • ウィズコロナ時代の工場経営
  • ライト/生産点数カウンターで改善
【日本クリーニング新聞のサイト】
http://www.nicli.co.jp/

コインランドリー店アワード、募集開始

国際コインランドリーEXPO事務局は「第6回コインランドリー店アワード2021」のエントリー受付を開始しました。

全国のコインランドリー店舗を対象に、次の各賞を選出。2021年9月15、16日にインテックス大阪で開催される国際コインランドリーEXPO会場で表彰式を行います。
  • 最優秀賞
    あらゆる側面から、もっとも評価が高かった店舗
  • 特別賞
    特定の分野において秀でている店舗
  • UI・UX部門
    ユーザーにとって使いやすい店舗であり、質の高いサービスを提供する店舗
  • 店舗デザイン部門
    店舗外観・内装のデザイン性に特化した店舗
募集期間は2021年5月17日〜8月2日。自薦、他薦を問わずエントリーできます。

2021年5月13日

パンツ、縫い目が裂ける可能性

株式会社ユナイテッドアローズはUNITED ARROWS green label relaxingブランドのパンツの一部で縫い目から生地が裂ける可能性があると発表しました。

対象商品は2021年3月11日から4月12日まで販売したパンツ(FM セルロース/N シアーPT)。品番3614-162-2145。
着用時に両脇・尻ぐり部分、股ぐり部分に負荷がかかると、縫い目が裂ける可能性があることが判明。同社では商品回収専用フリーダイヤルまで連絡してほしいとしています。

白洋舍が第1四半期決算を発表

株式会社白洋舍(本社東京、松本彰社長)は、2021年12月期第1四半期の連結業績(2021年1月1日から3月31日)を発表しました。
http://www.hakuyosha.co.jp/ir/news/financial_report/

それによると、
  • 売上高   :76億3,400万円(前年同期比25.9%減)
  • 営業利益  :△18億4,000万円(ー)
  • 経常利益  :△17億5,400万円(ー)
  • 四半期純利益:△12億3,200万円(ー)
でした。

決算短信によると、業績を事業セグメント別にみると、

個人向けのクリーニング事業については、新型コロナウイルスの感染拡大以降は、外出の自粛や、在宅勤務の普及等の影響により、ビジネスウェアやおしゃれ着のクリーニング需要の減少に一層拍車が掛かっており、クリーニング事業の売上高は31億1,200万円(前年同四半期比22.4%減)、セグメント損失は11億6,300万円でした。

レンタル事業は、リネンサプライ部門においては、緊急事態宣言の再発出等を背景に、得意先ホテルの稼働率が低調に推移したこと等から、大幅な減収となりました。
ユニフォームレンタル部門は得意先ナショナルチェーンや外食店舗等の稼働減に伴い、レンタルユニフォームの取扱い点数が減少したこと等から、売上が減少。
これらの結果、レンタル事業の売上高は39億2,700万円(同30.5%減)となりました。取引量の減少に対応し、外注作業費等の変動費の抑制を図りましたが、売上高の減少幅が大きく、セグメント損失は3億1,100万円となりました。

クリーニング業務用の機械・資材や、ユニフォーム等の販売を行っている物品販売事業は売上高4億6,200万円(同1.4%減)、セグメント利益4,400万円(同0.2%減)。

その他の事業として、モップ・マットのレンタル等を手がけるダストコントロール事業の売上高は4億3,600万円(同9.5%減)、セグメント損失は、500万円でした。

※当第1四半期連結累計期間より「その他」に含めていたクリーンサービス事業のうちハウスクリーニング事業を「クリーニング」に含めています。

2021年5月11日

3月のクリーニング代支出は417円、6.6%増加

総務省統計局の「家計調査報告(二人以上の世帯)」2021年3月分がまとまりました。

3月分の結果は、全国全世帯のクリーニング代支出額は417円で、前年の391円より6.6%増加。2019年11月以来の対前年増加となりました。勤労者世帯は前年より1.5%減少して455円(前年462円)でした。

地方別では、
  • 北海道 429円(前年479円)
  • 東 北 439円(前年458円)
  • 関 東 461円(前年398円)
  • 北 陸 538円(前年459円)
  • 東 海 406円(前年373円)
  • 近 畿 318円(前年347円)
  • 中 国 406円(前年444円)
  • 四 国 546円(前年464円)
  • 九 州 359円(前年285円)
  • 沖 縄 180円(前年542円)
詳細はクリーニングオンラインのデータ集に掲載しています。
http://www.c-online.net/data/c_expense/index.html

「クリーニング流通新聞」373号発行

クリーニング業界の業界紙「クリーニング流通新聞」2021年5月10日号(第373号)が発行されました。


今号の主な内容は、
  • 寝具クリーニングに追い風〜コロナ禍でも伸びる市場
  • 枕洗いで第4回テスト・課題は概ねクリア/全国ふとんCL協会
  • 新型コロナで直前予約増加/全日本ホテル連盟
  • TeMA・通常総会オンラインで
  • ウルトラシールド有効の研究結果/(有)JPS
  • 春版クリーニング啓発チラシ〜クリーンライフ協会
  • 個人店の生きる道(木下直人)
  • 週休5日で人件費削減/ホワイト急便日吉箕輪店

2021年5月10日

WASHハウスが第1四半期決算を発表

WASHハウス株式会社(本社宮崎市、児玉康孝社長)は、2021年12月期第1四半期決算(2021年1月1日から3月31日)を発表しました。
https://corporate.wash-house.jp/ir/ir-news.php

それによると、
  • 売上高   :5億2,700万円(前年同期比0.5%減)
  • 営業利益  :△4,100万円(ー)
  • 経常利益  :△4,200万円(ー)
  • 四半期純利益:△4,100万円(ー)
でした。

決算短信によると、コインランドリーの利点を普及する目的として、テレビCM等により新たな店舗利用者数の拡大を図る広告施策を積極的に行うとともに、洗剤製造を行う宮崎工場の落成及び本格稼働に向けた試験運用の実施や、WASHハウスアプリ広告システムなど「プラットフォームとしてのコインランドリー事業」の強化を着実に進めています。
2021年3月31日現在のコインランドリーFC店舗数は合計573店舗。直営店舗数は59店舗。

国立感染症研究所、新型コロナのリネン洗濯方法

国立感染症研究所は「新型コロナウイルス感染症患者が使用したリネン類等を扱う時の感染リスクと安全かつ効果的なクリーニング方法」を公開しています。

新型コロナウイルス感染症患者が使用したリネン類等を扱う際の感染の可能性と、様々な洗濯方法の感染性のあるウイルス残留に対する効果を調べたもの。

研究によると、患者周囲にあるリネン類等は一定頻度で汚染されていることを確認。少なくとも入院または発症5日目までは、感染性がある新型コロナウイルスが付着しているリネン類等が患者周辺に存在している可能性があると考えられたとしています。

リネン交換、洗濯に関しては次のように報告しています。
リネン類等に付着した新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)を吸い込むことによる感染リスクは小さいと考えられた。ただし、感染性があるSARS-CoV-2が付着している可能性があるリネン類等を扱う際は、十分な換気を行いつつ、使用していた患者と接する可能性も考慮し、サージカルマスクと眼の防護具の着用が重要である。リネン類等を水で洗った場合にウイルスが検出されていないこと、どの方法でもすすぎ液中から検出された場合はCt値34以上であったことから、いかなる洗剤を使っても家庭用洗濯機での標準的な時間で洗浄すれば、洗濯後のリネン類等を扱うことによる感染性リスクは低いと推察した。また、安全に運搬し洗濯機に入れることができるなら、COVID-19患者が使用したリネン類等の洗濯前の熱湯消毒や化学消毒は必ずしも必要ないと考えられた。

2021年5月7日

トーカイ、売上高1,180億900万円

株式会社トーカイ(本社岐阜市、小野木孝二社長)が2021年3月期の連結業績(2020年4月1日から2021年3月31日)を発表しました。
http://www.tokai-corp.com/finance/

それによると、
  • 売上高   :1,180億900万円(前年同期比2.3%減)
  • 営業利益  :72億9,400万円 (同7.8%減)
  • 経常利益  :80億5,000万円 (同1.6%減)
  • 当期純利益 :54億8,100万円 (同4.3%増)
でした。

決算短信によると、「健康生活サービス」は新型コロナウイルス感染拡大に伴いホテル・旅館の稼働率が低下したことによる寝具・リネンサプライ事業及びクリーニング設備製造事業への影響等により、前年同期比減収減益となりました。新型コロナウイルス感染拡大の影響を特に大きく受けた上半期は、売上・利益ともに前年同期を下回ったものの、年間を通して好調に推移したシルバー事業の介護用品レンタルや、病院関連事業の戦略商品である「入院セット」「ネクサージ」の貢献により、下半期は売上・利益ともに前年同期を上回りました。
「健康生活サービス」の売上高は606億3,100万円(前年同期比2.1%減)。営業利益は54億300万円(同11.1%減)。

「環境サービス」は感染症対策需要により病院清掃を中心に清掃事業が好調に推移し、リースキン事業においても衛生関連商品の売上が伸長しましたが、リースキン事業の取引先である飲食店等の業況悪化の影響は大きく、 前年同期比減収となりました。「環境サービス」の売上高は130億7,200万円(前年同期比3.9%減)。営業利益は9億4,400万円(同2.4%減)。

おしぼり業者、経営難で活路

新型コロナにより大きな打撃が続いている飲食業界ですが、飲食店と取引する業者の影響も深刻化しています。そこで新たな事業で活路を見いだそうとする動きも出ていると、FNNプライムオンラインが株式会社東京すずらんを取材しています。
https://www.fnn.jp/articles/-/179322

おしぼりのレンタルを行なっている東京すずらんは、おしぼりの生産数が通常の3割くらいは減っているとし、飲食店の厨房で使われる白衣などの洗濯も開始。6月からは、医療機関のスリッパのほか、地域住民の布団やカーテンの洗濯も手がける予定だとしています。

2021年5月6日

CVSベイエリア、クリーニング事業7億5,100万円

株式会社シー・ヴイ・エス・ベイエリア(本社千葉市、泉澤摩利雄社長)が2021年2月期の連結業績(2020年3月1日から2021年2月28日)を発表しました。
http://www.cvs-bayarea.co.jp/ir/

それによると、
  • 営業総収入 :73億1,800万円 (前年同期比29.8%減)
  • 営業利益  :△5億4,600万円 (−)
  • 経常利益  :△5億4,800万円 (−)
  • 当期純利益 :△11億6,000万円 (−)
でした。

決算短信によると、クリーニング事業では、5月の緊急事態宣言の解除以降、取引先の営業再開に伴い、売上高は改善傾向が見られているものの、ホテルリネンにおいては依然として大幅な減少が続いているほか、在宅勤務の普及によるYシャツ、スーツのクリーニングの減少傾向が続いており、本格的な改善にはさらに一定の期間を要する見込み。
クリーニング事業収入は7億5,100万円(対前年同期比35.2%減)セグメント利益1,200万円(同75.6%減)でした。

パウダリーシルク、水濡れで強度低下

株式会社トゥモローランドは、Ballsey(ボールジィ)ブランドのパウダリーシルクシリーズの一部で水濡れにより問題が起きると発表しました。

対象商品は2021年3月から4月16日まで販売したBallsey パウダリーシルクのベージュカラー(43番色)。水濡れ状態での強度が基準を下まわる可能性があるため、家庭洗濯において素材に対する負荷が大きいと考え、ドライクリーニングの取り扱いへ表示を変更するとのこと。同シリーズのホワイト(11番色)、ブルー(63番色)については問題ありません。
同社では取り扱い絵表示の変更(家庭洗濯不可、ドライクリーニング指示)、または返金対応するとしています。

2021年5月4日

「東京クリーニング界」859号発行

東京都クリーニング生活衛生同業組合の「東京クリーニング界」2021年5月号(第859号)が発行されました。


今号の主な内容は、
  • 2021年度クリーニング師研修・業務従事者講習日程決まる
  • クリーニングギフト券事業終了
  • 全国一般施設数〜2万5千施設数割る
  • 産業廃棄物管理票交付等状況報告書の書き方
  • クリーニング保険適用事故統計まとまる
  • 本部だより
【東京都クリーニング生活衛生同業組合のサイト】
http://www.tokyo929.or.jp/

2021年5月3日

「ニュークリーナーズ」597号発行

全国クリーニング協議会の「ニュークリーナーズ」2021年4月25日号(第597号)が発行されました。


今号の主な内容は、
  • スタッフの感染事例も増加/4月度常務理事会
  • オンラインセミナー/コロナ禍での銀行との付き合い方
  • 便利でお得な「メンテ」の話〜機械の疲労を取る方法
  • クリーニング業の労務管理/電子申請の導入方法
  • 機材会員の企業紹介・第16回:ダイニック・ジュノ(株)
  • 法律相談/納品遅滞の謝罪連絡
  • コロナを迎え考えたこと〜私たちをこの先待っているのは?

2021年5月2日

「かなめ」436号発行

かなめ流通グループの情報紙「かなめ」2021年5月1日号(第436号)が発行されました。


今号の主な内容は、
  • 不況時代に最適なリペアメニュー
  • 全国のクリーニング業88,105
  • ぶんちゃんの販促道場(石井康裕)
  • 商売のネタ帳(高橋透)
  • 難洗衣料解体新書(住連木まさし)
  • 資材REPORT/塩分チャージタブレットBIG
  • 洗剤出荷16.4%減/クリーニング、リネンとも低迷
【かなめ流通グループのサイト】
http://www.kaname-g.jp/

2021年5月1日

トーカイ、白洋舍のDC新設会社の株式取得

株式会社トーカイ(本社岐阜市、小野木孝二社長)は、ダストコントロール事業の業務提携先である株式会社白洋舍(本社東京、松本彰社長)との間で、協業の推進および白洋舍が本事業を 承継させるために2021年7月1日に新設する予定の株式会社レンテックスの株式の一部を取得する基本合意を締結すると発表しました。

トーカイは2021年10月1日、レンテックスの発行済株式の90%を取得する予定。 

両社は2020年10月28日付けで業務提携契約を締結し、ダストコントロール事業の合理的な業務運営や発展を目指してきました。今後の展開を両社で協議していく中で、さらに踏み込んだ取り組みの必要性について両社で合意に達したことから、今回の決定に至ったとしています。

「クリーニングニュース」865号発行

全国クリーニング生活衛生同業組合連合会の「クリーニングニュース」2021年5月号(第865号)が発行されました。


今号の内容は、
  • 特集・令和2年度全ク連臨時総会を開催
  • 特集・クリーニング啓発チラシ第二弾作成
  • 「クリーニング業の振興指針」一部改正
  • 情報ファイル(クリーニング師資格のあり方に関する調査検討委員会を開催 など)
  • 技術部会/令和2年度『技術情報』に掲載した主要テーマ
  • 青年部通信!中国ブロック青年会議と併催でタウンミーティングを開催
  • みんなの共済広場「ことわざの違い」
  • クリーニング師研修・業務従事者講習インフォメーション
  • 衣料管理情報:ポリウレタン弾性糸の引き抜け
  • CLEANER'S VOICE〜読者のページ〜
  • 全ク連活動報告Diary(令和3年3月)
  • 編集後記
【全ク連のサイト】
http://www.zenkuren.or.jp/