2020年11月30日

「洗濯の科学」259号発行

一般財団法人洗濯科学協会の「洗濯の科学」2020年11月号(第259号)が発行されました。


今号の内容は、
  • ハンドソープの成分と効果
  • 洗浄に有効な流動挙動に関する解析
  • 人間情報IoTで制御する快適冷暖房服の商品化
  • ZDHCの目的と役割
  • 日本の医療用マスク、一般家庭用マスクについて
  • 自然素材でのんびりナチュラル・ライフ(57)withコロナはwithマスク
  • クリーニングの苦情事例(37)ドライクリーニング時の汚染
  • 編集後記
【洗濯科学協会のサイト】
http://www.foundation-f.com/~sentakukagaku/

「ニュークリーナーズ」592号発行

全国クリーニング協議会の「ニュークリーナーズ」2020年11月25日号(第592号)が発行されました。


今号の主な内容は、
  • 春シーズンの値引きについて〜業界全体で考えたい
  • 第29回環境保全全国大会を開催
  • 便利でお得な「メンテ」の話〜機械の定期自主点検について
  • 機材会員の企業紹介・第11回:(株)エイブルhc
  • クリーニング業の労務管理/在宅勤務における通勤手当の扱い
  • 法律相談/テナントの共益費 分配率を非公開
  • 「不良少年」と業界の問題

2020年11月28日

「洗濯の科学」廃刊へ、60年以上の歴史に幕

一般財団法人洗濯科学協会は2021年度中に解散し、定期発行していた「洗濯の科学」誌は2021年8月号で廃刊すると発表しました。

「洗濯の科学」は昭和31年に創刊。最新の衣料素材、その取り扱い方やクリーニング方法をはじめ、消費者情報や地球視野の環境問題などを取り上げ、年4回、会員に発送しています。

出版の趣旨に賛同する株式会社白洋舍をはじめ全24社の賛助金、会員の購読料で運営していましたが、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により協賛各社からの賛助が困難になったとしています。また一般財団法人としての公益目的支出財産も今年3月で支出を完了しているとのこと。

「Pandora」2020年秋号発行

品質情報研究所の「Pandora(パンドラ)」2020年秋号(第82号)が発行されました。


今号の主な内容は、
  • 名画に描かれた洗濯風景〜洗濯する女たち
  • CINET国際大会
  • GBPA受賞者/オーシャンサイドクリーナーズ
  • 事故事例報告
    • 石油系ドライによる脱色
    • 裏コーティング劣化による中綿つぶれ
    • 地の目のゆがみ
    • ポリエステルの色泣き
    • 中綿接着樹脂の剥離による変色
  • 繊維素材の雑学コラム
【日本テキスタイルケア協会のサイト】
http://www.textilecare.jp/

2020年11月27日

「日本クリーニング新聞」1941号発行

クリーニング業界の業界紙「日本クリーニング新聞」2020年11月25日号(第1941号)が発行されました。


今号の主な内容は、
  • [特集]コロナ禍 来春に備える〜一喜一憂から必要価値売ろう
  • “次なる時代導く経営者に聞く”C&L・尾上有嘉子社長
  • 20年繁忙期、夏の各社決算短信概要
  • 紙上展示会特集/各社の《商材・提案》
  • 新型コロナ対策〜クリーニング業ガイドライン・チェック項目
  • 八つ当たりばったりでモノ申す(毛利春雄)
  • 需要創造プロジェクト/オンライン、活用しなきゃ損
  • 純国産品の立体包装機(日本シーリング)
【日本クリーニング新聞のサイト】
http://www.nicli.co.jp/

2020年11月26日

10月のチェーンストア販売、衣料品4.0%増

日本チェーンストア協会が2020年10月度の「チェーンストア販売統計」を発表しました。
http://www.jcsa.gr.jp/

会員企業数56社(店舗数10,871店)の販売データをまとめたもので、総販売額は1兆486億5,826万円(前年比2.8%増)でした。
概況として10月は、新型コロナウイルス感染症感染拡大防止対策の一つであるテレワークなどによる内食化需要などもあり食料品は引き続き好調だった。衣料品はビジネス関連商品の動きが鈍いがその他の商品は気温の低下とともに動き始め、住関品もまずまずの動きだったことから、総販売額の前年同月比(店舗調整後)はプラスとなった、としています。

衣料品を見てみると、販売金額は693億1,433万円で、前年同月比4.0%増でした。
部門別では、
紳士衣料  121億2,999万円(前年比1.8%減)
婦人衣料  174億8,500万円(前年比3.3%減)
その他衣料 396億9,934万円(前年比9.6%増)

紳士衣料は、紳士衣料は、セーター、ベスト、トレーナー、ポロシャツなどはまずまずの動きだったが、スーツ、ジャケット、スラックス、ドレスシャツ、アウターなどの動きは鈍かった。

婦人衣料は、コート、セーター、ニット、トレーナー、カジュアルパンツ、レギンズパンツなどはまずまずの動きだったものの、フォーマル、スーツ、ボトムなどは不調に終わった。

その他衣料・洋品は、紳士・婦人パジャマ、紳士・婦人・子供肌着、紳士・婦人リラクシングウェア、男児・女児ロングパンツ、子供服、子供靴下、ベビー服、帽子、ハンカチなどの動きは良かったが、子供秋物Tシャツ、ストッキング、靴下、靴・鞄、服飾小物、傘などの動きは鈍かった。

2020年11月25日

白洋舎、大阪の淀屋橋ビル売却

株式会社白洋舍(本社東京、松本彰社長)は大阪市中央区にある淀屋橋ビルを譲渡すると発表しました。

2020年11月25日の取締役会で賃貸用不動産の淀屋橋ビルの譲渡を決議。譲渡先は住友商事株式会社。譲渡価額は11億円。引渡日は2020年12月9日を予定。
保有資産の有効活用により、財務内容の改善をはかるのが目的。譲渡益10億8,500万円を2020年12月期第4四半期連結決算において特別利益として計上する見込み。

「クリーニング 面倒」ツイートで無料キャンペーン

宅配クリーニングサービス「クリーニングモンスター」を展開する株式会社シルキードライ(本社大阪府枚方市、蜷川親孝社長)は、過去に「クリーニングに持っていくのが面倒」などのツイートをしていた人のクリーニング代金が完全無料になる「過去ツイート割」キャンペーンを実施しています。

2020年11月18日までにTwitterで「クリーニングに持っていくのが面倒」や「クリーニングに出している暇がない」という趣旨のツイートをした100名様を対象にクリーニング代金と送料が完全無料になるというもの。
同社では、宅配クリーニングを使用したことがない人にも、その便利さを知ってもらいたいとしています。

2020年11月24日

10月の百貨店売上、衣料品4.1%減

日本百貨店協会が2020年10月の「全国百貨店売上高」を発表しました。
http://www.depart.or.jp/

調査対象百貨店73社196店のデータをまとめたもので、売上高総額は約3,753億円、前年同月比で1.7%減。13カ月連続のマイナスとなりました。
10月の特徴としては、消費増税や台風の影響があった前年の反動で押上げ効果は見られたが、入国規制による免税売上の消失が引き続き大きなマイナス要因となっている。衣料品は依然としてビジネス需要は低迷しているが、カジュアル衣料や気温低下による防寒商材等が動いた、としています。

衣料品を見てみると、売上高は1,153億1,214万7千円で、前年同月比4.1%減。13カ月連続のマイナスとなりました。
商品別では、
  • 紳士服・洋品 255億2,657万3千円 (前年比5.5%減)
  • 婦人服・洋品 737億9,264万9千円 (前年比5.9%減)
  • 子供服・洋品 78億5,050万9千円 (前年比0.8%増)
  • その他衣料品 81億4,241万6千円 (前年比15.1%増)
となっています。

2020年11月21日

衛生環境整備費の一部を助成、青森市

青森市は2020年11月20日、市内の小売業など全19業種の事業者を対象に、新型コロナウイルス感染防止のための衛生環境整備費の一部を助成すると発表しました。東奥日報が報じています。
https://www.toonippo.co.jp/articles/440625

対象業種にはクリーニング業も含まれます。

対象となる経費は非接触型検温器やアクリル板、飛沫防止シート、空調設備、キャッシュレス決済導入など。1事業者当たり上限30万円を助成します。申請期間は12月中旬から来年2月28日までとし、今年4月以降のこれらの経費も助成対象になるそうです。

2020年11月20日

洗太くんの感染症対策イラストなど、全ク連が作成

全国クリーニング生活衛生同業組合連合会(小池広昭会長)は新たに洗太くんのイラスト24種類を作成しました。

今回作成したのは、次の2つのテーマのイラスト。
  1. クリーニング店が行う感染症対策のPRやお客様のお願いに活用できるイラスト
  2. マイバッグ推進やキャッシュレス化など、社会情勢に対応したイラスト
感染症対策シリーズのイラスト11種類に関しては、組合員店での新型コロナウイルス感染症対策のPRに迅速に活用いただけるよう、組合員に限り全ク連ホームページからの登録申請でデータダウンロードによる使用が可能となっています。

スーツ需要が落ち込み、紳士服4社が赤字へ

新型コロナの影響でスーツ需要が落ち込んでいると、東京商工リサーチが伝えています。
青山商事株式会社、株式会社AOKIホールディングス、株式会社コナカ、株式会社はるやまホールディングスの紳士服4社の業績は赤字、もしくは赤字予想になっているとのこと。

新型コロナの感染拡大により、入学式や入社式、就活の需要が急減。さらにテレワークの浸透でスーツの販売が落ち込んでいます。紳士服4社はECの強化など業績回復を目指していますが、新型コロナの感染者数が再び増加しており、当面は苦戦が続きそうだとしています。

2020年11月19日

クリーニング店に車が突っ込む、各務原市

岐阜県各務原市でクリーニング店に車が突っ込む事故がありました。東海テレビが報じています。

2020年11月18日午後3時前、各務原市尾崎西町5丁目のクリーニング店の入口に乗用車が突っ込みました。この事故で店の自動ドアのガラスや店内のカウンターが壊れたほか、女性店員2人が腕などを打撲する軽いケガをしました。事故当時、店内にお客はいませんでした。
運転手は駐車しようとした際にアクセルとブレーキを踏み間違えたと話しているということで、警察が状況を詳しく調べています。

ワイエイシイが第2四半期決算を発表

ワイエイシイホールディングス株式会社(本社東京都昭島市、百瀬武文社長)が2021年3月期第2四半期決算の連結業績(2020年4月1日から9月30日)を発表しました。
http://www.yac.co.jp/ir/

それによると、
  • 売上高   :122億3,000万円(前年同期比2.3%増)
  • 営業利益  :3億1,100万円(−)
  • 経常利益  :3億700万円(−)
  • 四半期純利益:2億7,300万円(−)
でした。

決算短信によると「産業機器関連事業」について、国内向けクリーニング市場は営業自粛や在宅勤務化の影響を受けました。中国を中心として展開している海外向けについても同様で、国内、海外とも大変厳しい環境となった結果、産業機器関連事業の売上高は4億800万円(前年同四半期比56.9%減)、セグメント損失は7,800万円となりました。

2020年11月18日

タグの撮影で家庭洗濯を判断、AIアプリ開発

株式会社AOBコンサルティング(本社神奈川県川崎市、松澤亜希社長)は、洗濯表示マークをAIで自動認識するアプリ「あ~らくせんたく」を開発しました。

洗濯タグをスマートフォンで撮影するだけで、AIが洗濯表示マークを自動認識し、自宅で「洗える/洗えない」を知ることができるというもの。洗濯のワンポイントアドバイスも表示し、自宅で洗えないの判定が出たらクリーニング店が探せる機能もあります(※検索対象エリアは首都圏のみ)。

リネット、CINETのアワードで入賞

株式会社ホワイトプラス(本社東京、井下孝之社長)は、CINET(International Committee of Professional Textile Care、本部オランダ)が主催する「Global Best Practices Awards 2020」の大規模小売繊維クリーニング部門で入賞しました。

同社が運営するネット完結型クリーニング『リネット』について、お客様のニーズを最大限に満たすための品質と体制を重視したサービスコンセプトが評価されたとのこと。

今回のアワードには36カ国120社が公式ノミネート。「品質」「サステナビリティ」「ビジネスモデルとサービスコンセプト」「イノベーション」「キーノート」の5項目で、総合的に評価が行われました。

2020年11月17日

「日本クリーニング新聞」1940号発行

クリーニング業界の業界紙「日本クリーニング新聞」2020年11月15日号(第1940号)が発行されました。


今号の主な内容は、
  • [特集]コロナ禍 来春に備える〜対面と非対面を融合
  • 全協/コロナ禍の対策と動向
  • “次なる時代導く経営者に聞く”フルール・佐藤昭仁社長
  • 生産性オンラインセミナー/異業種から学ぶIT
  • 紙上展示会特集/各社の《商材・提案》
  • ふとん洗い定着化に尽力〜潜在需要の拡大は期待大
  • 2020年度「利用者意識調査」
  • 白洋舎/トーカイとダスコンで業務提携
【日本クリーニング新聞のサイト】
http://www.nicli.co.jp/

2020年11月15日

「クリーニング流通新聞」367号発行

クリーニング業界の業界紙「クリーニング流通新聞」2020年11月10日号(第367号)が発行されました。


今号の主な内容は、
  • ウィズコロナにどう取り組むか〜環境保全大会で討論
  • スペシャルイベント開催へ・CLV21
  • GoToで客室利用率改善/シティホテル連盟
  • CA全国キャラバン〜ZOOM開催にも「満足」
  • 在宅勤務でワイシャツ減
  • スニーカークリーニング紹介ーTBSがっちりマンデー
  • リネットとフルタイム提携/より安全で便利な日常へ
  • 全ク連・2020秋のポスター

2020年11月14日

エランが第3四半期決算を発表

株式会社エラン(本社松本市、櫻井英治社長)は、2020年12月期第3四半期の連結業績(2020年1月1日から9月30日)を発表しました。
https://www.kkelan.com/ir/ir-brief/

それによると、
  • 売上高   :188億5,400万円(前年同期比19.6%増)
  • 営業利益  :15億3,600万円(同36.2%増)
  • 経常利益  :15億5,000万円(同36.8%増)
  • 四半期純利益:10億4,200万円(同38.0%増)
でした。

決算短信によると、介護医療関連事業の主力サービスである「CS(ケア・サポート)セッ ト」の新規契約の施設数は190施設、契約終了施設数は26施設で、CSセット導入施設数は1,526施設となりました。

2020年11月13日

WASHハウスが第3四半期決算を発表

WASHハウス株式会社(本社宮崎市、児玉康孝社長)は、2020年12月期第3四半期決算(2020年1月1日から9月30日)を発表しました。
https://corporate.wash-house.jp/ir/ir-news.php

それによると、
  • 売上高   :14億9,900万円(前年同期比6.0%減)
  • 営業利益  :△1億4,100万円(ー)
  • 経常利益  :△1億3,000万円(ー)
  • 四半期純利益:△1億3,600万円(ー)
でした。

決算短信によると、2020年9月30日現在のコインランドリーFC店舗数は合計572店舗。直営店舗数は53店舗。

2020年11月12日

オンラインで職場体験、福井市の中学校

福井市の中学校が職場体験に初めてオンラインを導入しました。福井放送が報じています。

11月10日、福井市の至民中学校の2年生がオンラインで職場体験を実施しました。例年は地域の職場で2日間の職場体験を行ってきましたが、今年はコロナ禍で中止。そこで今回は、クリーニング店など県内の8つの業種と回線をつなぎ、1人あたり2つの業種を選んで仕事の内容を質問していました。
学校にいながら「仕事」に触れることができ、充実した時間を過ごすことができたとしています。

ホワイトプラス、ホワイト企業アワードで最優秀賞

株式会社ホワイトプラス(本社東京、井下孝之社長)は、一般財団法人日本次世代企業普及機構(通称「ホワイト財団」)が主催する「第5回ホワイト企業アワード」で最優秀賞を受賞したと発表しました。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000056.000016048.html

11月10日にホワイト企業アワードの表彰式がオンラインで開催され、同社はバリューを中心とした組織づくりと柔軟な勤務制度の設計が高く評価され、中小企業区分において最優秀賞を受賞。
またホワイト財団が展開する「ホワイト企業認定」の最高水準である「プラチナ」を取得しました。

2020年11月11日

ナックが第2四半期決算を発表

株式会社ナック(本社東京、吉村寛社長)が2021年3月期第2四半期決算の連結業績(2020年4月1日から9月30日)を発表しました。
http://www.nacoo.com/ir/library/results.html

それによると、
  • 売上高   :270億800万円(前年同期比35.2%減)
  • 営業利益  :8億2,500万円(−)
  • 経常利益  :6億9,700万円(−)
  • 四半期純利益:11億4,900万円(−)
でした。

決算短信によると「レンタル事業」に関しては、主力のダスキン事業では、ダストコントロール商品部門において、感染症の影響により減少したレンタル売上を売切り関連商品の販売促進活動を強化したことにより補ったことと、家事代行や害虫駆除、花と庭木の管理といった包括的な役務サービスを提供するケアサービス部門において、2018年8月に締結した株式会社ダスキンとの資本業務提携契約に基づき事業数を追加したことで売上高が前年同期比で増加。
レンタル事業の売上高は72億1,600万円(前年同期比1.3%減)、営業利益5億9,500万円(同37.0%減)でした。

2020年11月10日

ダスキンが第2四半期決算を発表

株式会社ダスキン(本社大阪府吹田市、山村輝治社長)は、2021年3月期第2四半期の連結業績(2020年4月1日から9月30日)を発表しました。
http://www.duskin.co.jp/ir/library/result/index.html

それによると、
  • 売上高   :740億6,000万円(前年同期比6.4%減)
  • 営業利益  :28億3,700万円(同23.3%減)
  • 経常利益  :39億6,200万円(同3.7%減)
  • 四半期純利益:13億9,300万円(同49.9%減)
でした。

決算短信によると、家庭向けダストコントロール商品は、主力のモップ商品は、特に第1四半期に新規のお客様を獲得する積極的な営業活動が実施できなかったことや既存のお客様の交換時期の延期が発生したこと等により売上高は減少。
事業所向けダストコントロール商品も、第1四半期に緊急事態宣言発出に伴う自治体からの休業要請に応じたお客様店舗の休店によるマット等の商品交換の中止、延期が発生し、売上高は前年同期を下回りました。しかしながら、経済活動の活性化に伴ってその影響は徐々に薄れつつあります。

訪販グループの売上高は前年同期から6.5%減少し522億9,400万円。営業利益は16.2%減少し、10億3,700万円でした。

抗ウイルスシャツ、洗濯で変色

東京シャツ株式会社は、抗ウィルス加工シャツを洗濯すると変色するおそれがあると発表しました。

対象商品は「メンズ長袖抗ウイルスシャツ」7種類、「レディース長袖抗ウイルスシャツ」3種類で、洗濯水の温度や洗剤の種類などの影響で変色が起こったものと推測。同社では返金処理するとしています。

2020年11月9日

「日本クリーニング新聞」1939号発行

クリーニング業界の業界紙「日本クリーニング新聞」2020年11月5日号(第1939号)が発行されました。


今号の主な内容は、
  • [特集]コロナ禍 来春に備える〜安心して利用できるお店に
  • 全ク連/4種の対策POP
  • 抗ウイルス加工 各地で打ち出す
  • 外国人技能実習第2号許可へ、審査基準案申請
  • 紙上展示会特集/各社の《商材・提案》
  • 第21回毛利セミナー・コロナで社会情勢が一変する中、どう生き残るか
  • 2020年度「利用者意識調査」
  • コインビジネスを通して新時代の習慣化づくりへ
【日本クリーニング新聞のサイト】
http://www.nicli.co.jp/

トーカイが第2四半期決算を発表

株式会社トーカイ(本社岐阜市、小野木孝二社長)が、2021年3月期第2四半期決算の連結業績(2020年4月1日から9月30日)を発表しました。
http://www.tokai-corp.com/finance/

それによると、
  • 売上高   :574億4,900万円(前年同期比5.3%減)
  • 営業利益  :29億900万円 (同26.3%減)
  • 経常利益  :32億8,000万円 (同19.6%減)
  • 四半期純利益:21億9,200万円 (同18.4%減)
でした。

決算短信によると、「健康生活サービス」はシルバー事業においてレンタル売上が堅調に推移した一方、新型コロナウイルス感染拡大に伴うホテル・旅館の稼働率低下による寝具・リネンサプライ事業及びクリーニング設備製造事業への影響により、売上高は292億9,000万円(前年同期比6.4%減)でした。
利益面は売上減少に伴う利益減に加え、医療現場などで業務を行う従業員に対して特別支援金の支給を行ったことなどにより、22億800万円(同24.1%減)となりました。

「環境サービス」は感染症対策需要により清掃事業の売上が堅調に推移した一方、リースキン事業において、衛生管理商品に対するニーズが高まっているものの取引先である飲食店等の業況悪化の影響を受け、売上高は64億2,900万円(同6.4%減)、営業利益4億7,900万円(同11.2%減)でした。

2020年11月8日

白洋舍、お持ち帰り袋を有料化

株式会社白洋舍(本社東京、松本彰社長)は、2020年12月1日から「お持ち帰り袋」を有料化すると発表しました。

同社は2019年12月からお品物をお渡しする際の「お持ち帰り袋」の素材を環境保全に配慮した素材(バイオマスプラスチック10%以上配合素材)に切り替えていますが、有料化はプラスチックごみ排出量のさらなる削減のため実施するとのこと。
販売価格は特大サイズが9円、大横、大、中の各サイズが5円(いずれも税別)。

また白洋舍店舗(一部エリアを除く)では、お客さまへマイバッグ持参のご協力をお願いする キャンペーンを実施しているそうです。

2020年11月6日

9月のクリーニング代支出は244円、26.7%減少

総務省統計局の「家計調査報告(二人以上の世帯)」2020年9月分がまとまりました。

9月分の結果は、全国全世帯のクリーニング代支出額は244円で、前年の333円より26.7%減少。勤労者世帯も前年より18.9%減少して284円(前年350円)でした。
新型コロナウイルスの影響を受け、3月から連続して9月も過去最も低い金額となりました。

地方別では、
  • 北海道 332円(前年256円)
  • 東 北 202円(前年311円)
  • 関 東 270円(前年397円)
  • 北 陸 187円(前年359円)
  • 東 海 220円(前年242円)
  • 近 畿 248円(前年406円)
  • 中 国 363円(前年207円)
  • 四 国 198円(前年277円)
  • 九 州 146円(前年244円)
  • 沖 縄 79円(前年47円)
詳細はクリーニングオンラインのデータ集に掲載しています。
http://www.c-online.net/data/c_expense/index.html

TES試験、業界から10人が合格

一般社団法人日本衣料管理協会は、7月12日に行われた「2020年度繊維製品品質管理士(TES)試験」の結果を発表しました。

今年の出願者は1,829人で、合格者(TES認定者)は362人でした。
業種別ではクリーニング業の出願者は67人(男性46人、女性21人)、そのうち男性7人、女性3人、計10人が合格しました。おめでとうございます。

「東京クリーニング界」853号発行

東京都クリーニング生活衛生同業組合の「東京クリーニング界」2020年11月号(第853号)が発行されました。


今号の主な内容は、
  • 傘寿のお祝い〜今年度の表彰者は51名
  • みのりの箱募金を贈呈
  • 自分のお店の「クリーニング約款」作りましたか?
  • コロナ対策/経費削減で利益を生み出す
  • 知っ得情報
  • 本部だより
【東京都クリーニング生活衛生同業組合のサイト】
http://www.tokyo929.or.jp/

2020年11月5日

三浦工業が第2四半期決算を発表

三浦工業株式会社(本社愛媛県松山市、宮内大介社長)は、2021年3月期第2四半期の連結業績(2020年4月1日から9月30日)を発表しました。
http://www.miuraz.co.jp/ir/tanshin.html

それによると、
  • 売上収益 :615億7,900万円(前年同期比9.1%減)
  • 営業利益 :80億2,000万円(同8.1%減)
  • 税引前利益:81億900万円(同8.4%減)
  • 四半期利益:57億6,300万円(同9.7%減)
でした。

決算短信によると、国内ランドリー事業は新型コロナウイルス感染症によるホテル、病院などのリネンサプライやクリーニングの需要減少により、設備投資意欲が大きく減退し、売上が減少。同事業の売上収益は58億6,000万円(前年同期比36.6%減)、減収や無形資産の償却により、セグメント利益は1,200万円(同97.7%減)でした。

リネットがVIRGIN WASH Program開始

株式会社ホワイトプラス(本社東京、井下孝之社長)が運営するLenet(リネット)は、「VIRGIN WASH Program」を開始すると発表しました。

VIRGIN WASH Programに参加しているアパレル企業のお店で新しく買った洋服を対象に、その服の一回目のクリーニングを安心してお任せできるというもの。新品のような仕上がりになるリファイン加工をドライクリーニング対象品の全品に行うプレミアム仕上げに加え、万一の事故時は再購入価格を100%補償する安心保証が付きます(限度額あり)。

第一弾として株式会社デイトナ・インターナショナルが運営するFREAK’S STOREのお店で新しく買った対象のお洋服の一回目のクリーニングに対して、2,000円オフのプログラムを展開。期間は2020年11月5日〜12月31日。

2020年11月4日

白洋舍が第3四半期決算を発表

株式会社白洋舍(本社東京、松本彰社長)は、2020年12月期第3四半期の連結業績(2020年1月1日から9月30日)を発表しました。
http://www.hakuyosha.co.jp/ir/news/financial_report/

それによると、
  • 売上高   :290億3,600万円(前年同期比22.2%減)
  • 営業利益  :△37億5,000万円(ー)
  • 経常利益  :△36億3,900万円(ー)
  • 四半期純利益:△39億6,700万円(ー)
でした。

決算短信によると、業績を事業セグメント別にみると、

個人向けのクリーニング事業については、新型コロナウイルスの感染拡大による影響で、営業機会や来店客数が減少したことに加え、在宅勤務・テレワークといった通勤や外出を必要としない就業スタイルの普及に伴い、ワイシャツやスーツ等のクリーニング需要が減少したこと等から、売上高は139億1,300万円(前年同四半期比19.5%減)、セグメント損失は10億6,000万円となりました。

レンタル事業は、リネンサプライ部門においては、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う得意先ホテルの大幅な稼働率低下等により、売上が大きく減少。ユニフォームレンタル部門も得意先テーマパークや外食店舗等の稼働率低下の影響等により減収でした。
レンタル事業の売上高は128億2,900万円(同27.4%減)。また取引量の減少に対応し、工場の休業等によりランニングコストの削減を図りましたが、人件費やリネン消耗費等の固定費の負担が大きく、セグメント損失は15億6,700万円となりました。

クリーニング業務用の機械・資材や、ユニフォーム等の販売を行っている物品販売事業では、連結子会社のクリーニング機械の売上が減少したことから、売上高17億5,000万円(同35.1%減)、セグメント利益1億200万円(同61.9%減)。

その他の事業として、モップ・マットのレンタルや、店舗・オフィスの清掃・建物管理等を手がけるクリーンサービス事業は、新型コロナウイルス感染拡大の影響による取引量の減少等により、売上高15億7,200万円(同6.9%減)、セグメント損失は3,200万円となりました。

ボーケン展示会、オンラインで開催

ボーケン品質評価機構は「2020/2021ボーケン展示会」をオンラインで開催すると発表しました。

今回で51回目を迎えるボーケン展示会ですが、新型コロナウイルスの影響を鑑み、集合型ではなくオンラインで開催。アクセスが集中するのを避けるため、東京、名古屋、大阪、岡山の拠点ごとに期間を決めて開催するとしています。

2020年11月3日

令和2年秋の叙勲受章者を発表

令和2年秋の叙勲の受章者が11月3日付で発令。業界関係では次の方々が受賞されました。
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_14407.html

旭日双光章・生活衛生功労
小原光雄氏(おばら・みつお、78歳、元岩手県組合理事長、元全ク連理事)
渡邉勝幸氏(わたなべ・かつゆき、79歳、元埼玉県組合理事長、元全ク連理事)
伊澤勝令氏(いざわ・かつはる、80歳、東京都組合理事長、全ク連副会長)
武田弘文氏(たけだ・ひろふみ、73歳、元広島県組合理事長、元全ク連理事)

旭日単光章・生活衛生功労
飯塚誠司氏(いいづか・せいじ、78歳、元東京都組合副理事長、元全ク連理事)

2020年11月2日

水洗いによる宅配クリーニング「one more」

合同会社manazashi(本社青森県弘前市、久保栄一郎代表社員)は、宅配クリーニングサービス「one more(ワンモア)」を2020年11月2日より開始します。

同社は「持続可能なクリーニング」を目指し、ドライクリーニングをせずに、ほぼ全ての衣類を簡単に水洗いできる技術を開発。使用する洗剤も天然素材のものにこだわり、人にも環境にもやさしいクリーニングとして完成し、地元青森では4,000着の実績を重ねたとのこと。 
このクリーニングは全国でも需要があると確信、インターネットによる全国からの受付を開始するとしています。

宅配サービス開始を記念し、初回利用料20%オフになるインスタグラムキャンペーンも実施。応募期間は2020年11月30日まで。

ワイシャツをクリーニングに出すのは少数派?

主婦の友社が運営する「暮らしニスタ」が洗濯事情についてのアンケート調査の結果を発表しました。

クリーニングに出すか、家庭で洗うか、衣類別に尋ねた結果は次のようになりました。
■ワイシャツ
クリーニングに出す:7.9%
高級なものや特別なものだけクリーニングに出す:19.7%
家で洗ってアイロンをかける:28.9%
家で洗うけれど、アイロンはかけない:40.8%

■コートやジャケットなどのアウター
クリーニングに出す:34.2%
モノによる:56.6%
家で洗う:9.2%

■セーター
クリーニングに出す:3.9%
モノによる:39.5%
家で洗う:56.6%

■スカートやパンツ
クリーニングに出す:3.9%
モノによる:48.7%
家で洗う:47.4%

また、自宅でのおしゃれ着洗いで失敗したことがあるか聞いたところ36.8%の人が「ある」と回答。失敗で最も多かったのが「縮んでしまった」、次いで「色移り」でした。

「かなめ」430号発行

かなめ流通グループの情報紙「かなめ」2020年11月1日号(第430号)が発行されました。


今号の主な内容は、
  • インパクト70を低コスト、高効率で〜ツー・エム化成
  • 会員機材商の展示会・研修会
  • 利用者意識調査の報告書完成/全ク連・中青会
  • ぶんちゃんの販促道場(石井康裕)
  • 商売のネタ帳(高橋透)
  • 裏コーティングの剥離/難洗衣料解体新書(住連木まさし)
  • 1回の除菌でバリアが1週間持続
  • テキスタイルケア協会代表が日本人初のCINET生涯賞を受賞
【かなめ流通グループのサイト】
http://www.kaname-g.jp/

2020年11月1日

「クリーニングニュース」859号発行

全国クリーニング生活衛生同業組合連合会の「クリーニングニュース」2020年11月号(第859号)が発行されました。


今号の内容は、
  • 特集/新型コロナウイルス感染症対策チラシ作成
  • クリーニング産業総合展2020開催延期のお知らせ
  • 情報ファイル(令和2年度第6回理事会を開催 など)
  • 外国人技能実習制度第2号職種への早期許可に向けた支援金拠出のお願い
  • みんなの共済広場『パラダイムシフト』
  • クリーニング師研修・業務従事者講習インフォメーション
  • 技術部会/令和2〜3年度組合幹事決定!!
  • 青年部通信!次世代育成支援対策検討ワーキング委員会を開催
  • 衣料管理情報:含金属染料と酸素系漂白剤の作用による損傷
  • CLEANER'S VOICE〜読者のページ〜
  • 全ク連活動報告Diary(令和2年9月)
  • 「編集委員だより」・編集後記
【全ク連のサイト】
http://www.zenkuren.or.jp/