中国地方でホテルの価格競争が激化していると中国新聞が報じています。
期間限定や遅めのチェックインなどの条件で5割引から2割引が相次いでおり、シティーホテルとビジネスホテルの垣根を越えた値下げ競争に、地場の中小ホテルは苦戦を強いられているとしています。
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201001030004.html記事によると、ANAクラウンプラザホテル広島は、空室状況に合わせて宿泊料金を変動させる制度を導入。一定の稼働率を下回る日は、従来1泊16,170円だったシングルルームを8,200円で提供しています。14日前までに申し込むとさらに10%引くほか、午後6時以降チェックインすると7,500円に下げる日もあるそうです。
リーガロイヤルホテル広島は閑散期、平日の連泊を対象にシングルを通常の半額の7,000円。
ホテルグランヴィア広島は定価11,319円のシングルを、土曜以外は7,800円。
ザ・グラマシーは、シングル1泊を3,900円にする特別企画を昨年11月に実施。特別企画を延長して展開。
三井ガーデンホテル広島は平日のシングルが定価の3,000円引きの6,800円。
ホテルサンルート広島(同)はシングル5,000円。
...各ホテルでこのようなプランを実施しているそうです。
価格面でシティーホテルとビジネスホテルの差がなくなっている(日本ホテル協会中国四国支部)とし、地場の中小ホテルや旅館の経営は厳しさを増していると結んでいます。