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鳥取市内などに店舗を展開するクリーニング店の工場では、ボイラーの燃料に重油が使われているほか、洗濯に使う溶剤やハンガーなど、さまざまなものに石油製品が使われています。しかし、原油価格の高止まりで重油のコストは、ことし春ごろに比べおよそ1.5倍に増えているということです。溶剤の価格も徐々に値上がりしているほか、ハンガーなども仕入れ先から12月以降値上がりが始まる可能性があると連絡があったということです。 福喜屋クリーニング・平木智之さん「これ以上値上がりすれば、クリーニングの料金も上げていかないといけない状況だが、そんな簡単に上げられない。原油価格が安くなるような対策をしていただければありがたい」
新潟市中央区の老舗クリーニング店では原油が材料になっているビニールカバーの仕入れ値がおよそ8%も上昇しました。さらに光熱費も。アイロンの蒸気を出すボイラーなどの燃料は都市ガスですが、石油高騰に伴う公共料金の値上げを危惧しています。すぐに価格に転嫁するわけにいかず葛藤が続いています。新型コロナで業界全体が低迷する中での原油高。国や県に対しては末端まで届く支援を求めています。
アイロンやプレス機で使う蒸気は、ボイラーで作られるため、燃料費の高騰が直撃しています。また、こんなものにも影響が。それがサービス品の、ハンガーやビニール袋。さらには、衣類を洗う洗浄液まで。全てが石油製品です。そこで、このクリーニング店では料金の値上げに踏み切る前に、こんな「働き方改革」に取り組んでいます。「集中して機械を使って処理する」客の少ない早朝に、蒸気を使う作業をまとめることで、燃料の使用を少しでも抑えようとしています。
山形市にある会田クリーニング工場。機械の燃料となる重油は去年の春先に比べ、価格が2倍ほどにまで高騰しているという。ハンガーや洗剤、梱包用のビニールも軒並み値上がりしている。さらに、シーツなどの回収や配達も行なっているため、車のガソリン代も痛手になっているという。黒沼好晴専務「これからだというところではあるがやはり原油価格が倍以上増えているので稼働も抑えないといけない苦しさがある。旅館から来たシーツもなかなか洗い切れていない。仕事をいただいて稼働しても採算が取れるくらいの重油の値段であれば当社として一番ありがたいがいまは忙しくても喜べない状態」
石油の値上がりは、クリーニング店にも影響があるという。プラスチック製のハンガーや、ほこりを防ぐカバーなど、石油を原料とした製品を多く扱っている。小林ランドリー工場・小林史明代表「経営状況が厳しくなっているなと。(クリーニングの)品物が減っているのもそうなんですけど、経費的なものの値段が上がってきて、それでちょっと困っている」。20年間、値上げせずに営業してきたが、料金の値上げを検討している。
岐阜市のこちらのクリーニング店では…クリーニングのモリワキ・森脇重之社長「灯油ってすぐに燃えて結構使うので、今、原油高で値段が上がってとても大変。昼ごはんも食べずに午後2時、3時までやって、(ボイラーを)消してからご飯を食べることで値段を上げないようにしている」アイロンや乾燥機などを可動させるためのボイラーですが、灯油の価格が従来の倍以上に値上がりし、コストを下げるために働き方での工夫で乗り切りたいとのこと。
盛岡市の「はやしクリーニング」ではアイロンで使う蒸気を作るために1日約12Lの灯油を消費。しかし原油価格の高騰によって10月の灯油の価格は前の月と比べて約10%値上がりした。さらにドライクリーニングで使う石油系の溶剤やハンガー、包装用シートなども石油製品で、今後、値上げが予想されているという。林伸介社長「業務の7割から8割は(原油の高騰の)影響を受けるので、かなり厳しい」。
1日に約100人が訪れるというこちらのクリーニング店。頭を悩ませていた。白晴舎の木村和行代表は「ハンガーで15パーセント値があがっている。すごく痛い。これがないと商売ができないので」と話す。石油製品であるハンガー。1日に500本以上使うというが、原油価格の高騰を受け、今年9月ごろと比べ約15パーセント仕入れ値が上がっているという。木村代表は「値が上がるとどんどん材料費、原価があがっていくので、すごくきつい」と話した。
世界的な原油価格高騰の波が、燃料油でボイラー関係のエネルギーを賄う石垣市内のクリーニング店を直撃している。1L当たりの仕入れ価格は2020年5月と比べて約2倍に上昇。洗剤や輸送費などの物価も上がる中、コロナ禍で落ちた消費マインドの二重苦が経営を圧迫。経営者は本格的な冬の到来を前に「お客さんとの信頼関係もあるので、価格高騰分を簡単にクリーニング料金へ転嫁はできない」と耐え忍ぼうと必死だ。
大分市内のクリーニング店では今衣替えシーズンのかき入れ時を迎えています。しかし、原油価格高騰の影響がこんなところにもー。みどりやクリーニング・小原一基社長「ほぼすべての工程に熱とか原料の石油を使っているので影響が出ています」「価格の転嫁も視野にはいつも入れているが生活に密着したサービスなのですぐには転嫁という風には考えれない・今のところ何とか耐えているという感じ」。
2014年以来7年ぶりの高値水準が続き、大津市に本社と工場があるクリーニング会社では、配達に使う車のガソリン代がかさんでいるということです。片岡一郎社長「コロナの影響で外出をする人が少なくなり、ただでさえクリーニングを利用するお客さんが減っているなかで原油高がさらに続けば値上げも検討しなければと思います。原油価格が早く下がることを願っています」。
福山市のクリーニング店では、ドライクリーニングに石油系の溶剤を1カ月で最大1000リットルほど使用していて、その仕入れ価格は今年の春先から20円近く値上がりしているといいます。石油と同じく高騰化が進むガスを大量に使用するほか、プラスチックハンガーやビニール袋も値上がりしていて店の経営には大きな打撃となっています。ホワイト急便・福山新宮領達也代表取締役「ガスでボイラーを焚いて蒸気を送って温めています。全部熱源がガスなので、燃料があがるとどんどんどんどんコストが上がります、大変です」。
ドライクリーニングで使う溶剤。ハンガーにホコリよけのビニール。クリーニング店が使うこれらは、すべて石油製です。衣替えの季節、冬の準備を始める頃とあって、普段より依頼が増える時期ですが、宮崎市にあるこちらのクリーニング店も大きな影響が出ていると言います。
東京・埼玉を中心に52店舗を展開するクリーニング店「アニカ」では、 今月から一部料金の値上げに踏み切った。ドライクリーニングには石油を原料にした溶剤が使われているほか、 商品輸送用の車両のガソリンやハンガー、衣類を包む透明のカバーも軒並み値上がりし、新型コロナの影響で利用客が減ったこともあって、価格の維持は困難だと判断したという。
金沢市のクリーニング店では、水洗いに適さない衣類をクリーニングする際に使う有機溶剤の値段が、来年1月に大幅に値上げされるのを前に、価格設定に悩んでいます。
札幌市豊平区にあるクリーニング店では洗濯機や乾燥機を動かすためのボイラーの燃料に灯油が使われています。このほかにも衣類を包装する袋やハンガーのほか洗剤も石油を原料としているため原油の価格変動はそうした備品などの値上がりを招く可能性もあるということです。 一方で、コロナ禍で店への客足が遠のき業界全体の売り上げが落ち込む中でクリーニングサービスの料金の値上げも難しいということです。
乾燥機やしわ伸ばしに使うプレス機などに、灯油を燃料とする蒸気ボイラーを使用しています。 また、ドライクリーニングに欠かせない溶剤も石油が原料で、月に使う量は1000リットルを超えます。 さらにハンガーや包装用のビニールも石油製のため、燃料の高騰は大きな痛手となっています。 しかし店主は、すぐにクリーニング代を引き上げることは難しいと話します。
長崎市と諫早市で4店舗を運営するクリーニング店。ハンガー、包装のためのビニールなど、店にあるものには石油が使われている製品が多く価格高騰の影響を大きく受けている。機械を動かすために月4000リットル使うという重油は、去年と比べ1リットル当たり20円値上がりし、クリーニング店の生命線と言える衣類を洗う洗剤も石油が使われているため、値上がりした。全体で7万円ほどコストが増えたという。
2020年は、新型コロナウイルス感染拡大に伴うテレワークの普及や、ワイシャツやスーツを中心としたアパレル製品の販売不振の影響を受け、クリーニング業界にとっては総じて厳しい1年となった。インターネットを利用した宅配クリーニング業者等の急成長に伴って「無店舗・宅配型」ルートの成長がこれまで目立っていたが、2020年にはその成長にも急ブレーキがかかった。