2023年12月31日

「産業総合展2024」アンケート実施中

クリーニングオンラインでは2024年2月14日、15日に東京ビッグサイトで開催される「クリーニング産業総合展2024 クリーンライフビジョン 21 in Tokyo」の特集ページを公開しています。
http://www.c-online.net/exhibit/clv2024/index.html

展示会特集では恒例の展示会に行く?行かない?アンケートも実施中です。皆様のご意見をお聞かせください。

ご協力よろしくお願い申し上げます。

「2023年商況」アンケート実施中

クリーニングオンラインでは2023年の商況に関するアンケート調査を実施しています。皆様のご意見をお聞かせください。
http://www.c-online.net/from/enquete/enquete231230.html

アンケートへご協力よろしくお願い申し上げます。

2023年12月29日

100年の歴史に幕、長崎・樋口クリーニング

100年の歴史に幕〜長崎・万屋町「樋口クリーニング店」 高齢化、燃料高騰など受け、という記事を長崎新聞が伝えています。

長崎市万屋町の「樋口クリーニング店」は店主の樋口寿美江さんの義父が1923年(大正12年)に開業。
クリーニングの需要が減り、売り上げも激減。長年使ってきた機械の買い替え時期が迫る中、従業員も高齢に。大正、昭和、平成、そして令和-。創業100年の節目を迎えた今年、悩んだ末、店を畳むことを決意したとのこと。記事では「苦労もたくさんあったけど楽しかった。やっと息抜きできるかな」と寿美江さんの言葉を伝えています。

2023年12月28日

ナガイレーベンが第1四半期決算を発表

ナガイレーベン株式会社(本社東京、澤登一郎社長)が2024年8月期第1四半期決算の連結業績(2023年9月1日〜2023年11月30日)を発表しました。
http://www.nagaileben.co.jp/ir-statements/

それによると、
  • 売上高   :30億4,800万円(前年同期比3.2%増)
  • 営業利益  :6億5,700円(同4.3%増)
  • 経常利益  :6億7,600万円(同4.3%増)
  • 四半期純利益:4億6,400万円(同4.2%増)
でした。

決算短信によると、コア市場においては主力のヘルスケアウェアが前期からの期ズレ更新物件を中心に受注が進んだものの、厳しい市場環境の継続により新たな月ズレ物件も発生し2.1%の増収でした。また周辺市場は患者ウェアのシェアアップが牽引し6.9%の増収と順調に推移。一方、海外市場は売上規模が小さいため物件の多寡の影響が大きく17.9%の減収となりました。

2023年12月27日

島根県、クリーニング師試験で出題誤り

島根県薬事衛生課は、令和4年度に実施したクリーニング師試験で出題の誤りがあり、本来合格とすべき受験者1名を不合格としていたと発表しました。

島根県が令和4年12月15日に行ったクリーニング師試験の実地試験のうち「繊維の鑑別試験」で、出題2問に誤りがありました。この2問を不適切問題とし、全受験者を正答にした結果、不合格と決定していた受験者1名が合格基準に達しており、合格と決定したとのこと。

令和5年度クリーニング師試験の事前打合せ時、出題に誤りがあることが判明したとしています。

2023年12月26日

最低賃金法違反疑い、不起訴

今年8月、最低賃金法違反の疑いで書類送検された長野県佐久市のクリーニング会社とその代表取締役について、検察が不起訴にしました。NHKが伝えています。

佐久市のクリーニング会社と代表取締役は、従業員12人に対して、2カ月分の賃金あわせて230万円ほどを給料日に支払わず、労働基準監督署に対し、うその説明をしたとして最低賃金法違反の疑いで2023年8月に書類送検されましたが、長野地方検察庁佐久支部は12月22日付けで不起訴にしました。検察は不起訴の理由を明らかにしていませんが「しかるべく捜査を尽くした」とコメントしているとのこと。

2023年12月25日

サニクリーン中国、児童養護施設などにクリスマスケーキ

株式会社サニクリーン中国(本社広島市)は、広島県内13カ所の児童養護施設や障害者支援施設などにクリスマスケーキ200個を贈りました。中国新聞が伝えています。

12月25日、中国新聞ビルで贈呈式があり、同社の川村勝彦副社長が各施設の代表者にケーキを手渡しました。同社は1984年から毎年、中国新聞社会事業団を通じてケーキを贈り、今回で40回目になるとのこと。

フトン巻きのジロー、アプリ会員数5万人達成

フトン巻きのジロー株式会社(本社栃木県宇都宮市、森下洋次郎社長)は、コインランドリーのアプリ会員が5万人を達成したと発表しました。

同社はスマートフォンのアプリ「ジローアプリ」を2022年2月にリリース。同アプリはキャッスレス決済、洗濯乾燥機の混雑状況をリアルタイムで確認ができるほか、洗濯乾燥機の完了を通知してくれる機能があります。さらに洗濯乾燥機を利用すればするほど、会員ステータスがランクアップし、ポイント還元率もアップします。
現在は栃木県を中心とした会員数ですが、今後は全国に店舗を拡大し、アプリ会員数の増大を目指すとしています。

ナガイレーベン、大阪ショールームをリニューアル

ナガイレーベン株式会社(本社東京、澤登一郎社長)は2024年1月4日、大阪支店内に大阪ショールームをリニューアルオープンします。

東京ショールームの実績を踏まえ、大阪ショールームの展示スペースを従来の3倍に拡大。同社の主力商品含め7割以上の商品を常時展示するとのこと。

11月の百貨店売上、衣料品8.8%増

日本百貨店協会が2023年11月の「全国百貨店売上高」を発表しました。
http://www.depart.or.jp/

調査対象百貨店72社180店のデータをまとめたもので、売上高総額は約5,023億円、前年同月比で7.4%増。21カ月連続のプラスとなりました。
11月の特徴としては、中旬以降の気温低下に伴って、防寒衣料等季節商材が動いた他、高伸が続く高付加価値商材とインバウンドが牽引。主力の衣料品は、天候与件などからコートなどの重衣料や、マフラー・手袋など防寒アイテムも稼働した、としています。

衣料品を見てみると、売上高は1,366億9,436万5千円で、前年同月比8.8%増。21カ月連続のプラスとなりました。
商品別では、
  • 紳士服・洋品 294億1,898万9千円(前年比6.7%増)
  • 婦人服・洋品 932億7,257万3千円(前年比10.3%増)
  • 子供服・洋品 64億2,866万5千円(前年比1.6%増)
  • その他衣料品 75億7,413万8千円(前年比6.1%増)
となっています。

1万球のイルミネーション、丸中クリーニング

青森県三沢市の丸中クリーニングが店をイルミネーションで飾りつけ、色鮮やかな光が通行人や住民の心に灯をともしている、と東奥日報が伝えています。

毎年恒例の1万球の電飾を楽しみにしている人は多いとのことで、店主の中川原敏雄さんは「みんなへのクリスマスプレゼント。喜んでほしい」と話しているそうです。

2023年12月23日

日本産業機械工業会、機関誌で業務用洗濯機特集

日本産業機械工業会の機関誌「産業機械」2023年12月号で業務用洗濯機を特集しています。
https://www.jsim.or.jp/pdf/publication/journal/a-1-55-01-00-00-20231220.pdf

特集の内容は、
  • 巻頭座談会「業務用洗濯機業界の未来に向けて 取り組むべき課題について考える」
  • 蒸気式乾燥機の廃熱回収による蒸気量の削減とサスティナブルな環境実現へ(アイナックス稲本株式会社)
  • 連続洗濯機へのリネン保管・投入システムLAUND–CABINの紹介(株式会社アサヒ製作所)
  • 洗濯水の再利用を中心とした連続洗濯機の省エネルギーシステム(株式会社東京洗染機械製作所)

エレクトロラックス、TOSEIを買収

エレクトロラックス・プロフェッショナル・グループは、TOSEI株式会社を丸の内グローバルファンドII、丸の内キャピタルファンドIIから約16億5,000万クローナ(約232億5,000万円)で買収する契約を締結したことを発表しました。

営業、サービス、物流、財務などの運営は個別の事業体として現状のまま別々に継続されるとのこと。エレクトロラックスは、日本での地位を大幅に強化することができるとしています。

2023年12月22日

11月のチェーンストア販売、衣料品3.5%増

日本チェーンストア協会が2023年11月度の「チェーンストア販売統計」を発表しました。
http://www.jcsa.gr.jp/

会員企業数54社(店舗数10,822店)の販売データをまとめたもので、総販売額は1兆1,286億6,897万円(前年比3.7%増)でした。
概況として11月は、食料品は節約志向から買い控えの傾向が続いている中、農産品が相場高の影響から堅調に推移し、食料品全体では店頭価格の上昇もあり売上は良かった。衣料品は気温の低下ともに季節商品が動き始め、住関品はまずまずの動きだったこともあり、総販売額の前年同月比(店舗調整後)はプラスとなった、としています。

衣料品を見てみると、販売金額は630億3,006万円で、前年同月比3.5%増でした。
部門別では、
紳士衣料  121億9,755万円(前年比0.1%増)
婦人衣料  164億222万円(前年比2.7%増)
その他衣料 344億3,029万円(前年比5.2%増)

紳士衣料は、スーツ、セットアップ、ジャケット、コート、スラックス、カットソー、ボトムなどはまずまずの動きだったが、アウターなどの動きは鈍かった。

婦人衣料は、ビジネスフォーマル、ワイドパンツ、シャツブラウスなどはまずまずの動きだったが、セーター、カットソー、アウターなどの動きは鈍かった。

その他衣料・洋品は、紳士・婦人インナー、紳士・婦人パジャマ、紳士ルームウェア、スクール衣料、ベビーインナー、婦人レッグタイツ、スニーカー、靴、鞄などの動きは良かったものの、婦人ブランド下着、男児・女児カジュアルウェア、ひざ掛け、傘などの動きは鈍かった。

福岡県のカバー回収実証、1店舗で年間およそ40kg

福岡県と福岡県リサイクル総合研究事業化センターは、クリーニングの衣類用カバーの回収・再資源化に関する実証事業を実施しています。

福岡県クリーニング生活衛生同業組合と協同して、ハニー東京10店舗、そらいろクリーニングファクトリー4店舗の計14店舗で、2022年7月21日から店頭でカバーの回収を行っています。回収量はハニー東京が204kg(2023年8月末時点)、そらいろクリーニングファクトリーが371kg(2023年9月末時点)でした。

今後、回収状況を踏まえながら、回収量を増やす工夫や異物の付着を防止するための方法を検討し、回収したカバーは、プラスチック再生事業者で溶解・ペレット化、最終的にはもとの衣類用カバーへの再生を目指す取組を進めるとしています。

「日本クリーニング新聞」2021号発行

クリーニング業界の業界紙「日本クリーニング新聞」2023年12月20日号(第2021号)が発行されました。


今号の主な内容は、
  • 全協24春キャンペーンが始動
  • 展示会特集第1弾:同業者が示す在り方
  • 10月のクリーニング代支出額
  • TeMAマスターメンバー公開講座(下)
  • 再構築補助金・最終12次「待ったなし」
  • ひかりドライ/絡まない洗い開発
  • 建基法対応・機材商社アンケート
  • 新型プライヤータイプ発売(マックス)
  • 受付業務を全力サポート/ライト
【日本クリーニング新聞のサイト】
http://www.nicli.co.jp/

2023年12月19日

洗えるネクタイ、作業着スーツ発祥ブランドが発売

株式会社オアシスライフスタイルグループ(本社東京、関谷有三社長)は2023年12月18日、自宅洗濯機で簡単に洗える「ウォッシュブルネクタイ」を発売しました。

同社は作業着スーツ発祥のボーダレスウェアブランド「WWS/ダブリューダブリューエス」を展開。機能性とファッション性を両立させたスーツに見える作業着を筆頭に、シーン問わず着用できる高機能かつシンプルなデザインを追求したボーダレスウェアを販売しています。

今回、新発売した「ウォッシュブルネクタイ」は、リサイクルポリエステル繊維「ECOPET」を採用し、京都伝統の西陣織で織り上げたもの。自宅洗濯機で簡単に洗えるとのこと。

2023年12月15日

ヤマシタ、WAmazing社へ出資

株式会社ヤマシタ(本社静岡県島田市、山下和洋社長)は、訪日外国人旅行者向け観光プラットフォームサービスを展開するスタートアップの「WAmazing株式会社」が実施する第三者割当増資の一部引き受けにより出資を実施したことを発表しました。

WAmazingは、(1)OTA(オンライントラベルエージェント事業)を通じて、旅行者の訪問場所・訪問時期時間の分散化をはかりオーバーツーリズムの予防、(2)地域観光DX事業を通じて地域のDX支援や労働力・人手不足問題の解消、地域観光資源の高付加価値化に寄与、(3)訪日マーケティングパートナー事業を通じてインバウンドの消費促進、などに貢献しながらインバウンド消費による地方創生と真の観光立国日本の実現に向けて事業活動を行っています。

ヤマシタはホテル向けのリネンサプライに留まらないサービス拡充の提携などにおいて、相互にシナジーがあると考え、同社への出資に至ったとのこと。
今後は取引先ホテルに対するWAmazingの免税ECサービスの導入提案に加えて、中国におけるヤマシタの福祉用具サービス利用者に対するOTAサービスの紹介など、さまざまな中長期的な連携の可能性を検討していくとしています。

2023年12月12日

「クリーニング流通新聞」404号発行

クリーニング業界の業界紙「クリーニング流通新聞」2023年12月10日号(第404号)が発行されました。


今号の主な内容は、
  • クリーニング産業総合展2024開催概要を発表
  • 店舗表彰企画「クリニシュラン」沖縄青年会議で結果発表
  • ボーケン展・オンラインで2月まで開催
  • 全国ふとんCL協会/寝具2団体と合同キャンペ
  • 折目加工協が定例総会
  • 羽毛アンチエイジプラス〜新需要創造と単価アップ
  • スミマバイトのタイミー/クリーニング業での採用約6倍と急増
  • 龍クリーニング/福岡dアワードの金賞受賞

2023年12月11日

「日本クリーニング新聞」2020号発行

クリーニング業界の業界紙「日本クリーニング新聞」2023年12月5日号(第2020号)が発行されました。


今号の主な内容は、
  • 施設数7万4083施設
  • TeMAマスターメンバー公開講座(上)
  • コイン連合会〜5月28日を「コインの日」に
  • JCPC西日本/ハイブリッドで無料公開講座
  • SDGs時代のトートバッグ/ライト
  • クリーニング店のための改正取扱い表示(玉井千里)
  • あの頃の消費者はもういない(中村祐一)
  • 「C-1グランプリ」開催決定/一般出場枠2人公募
【日本クリーニング新聞のサイト】
http://www.nicli.co.jp/

2023年12月8日

「東京クリーニング界」890号発行

東京都クリーニング生活衛生同業組合の「東京クリーニング界」2023年12月号(第890号)が発行されました。


今号の主な内容は、
  • 店頭と店内で注意を促そう!
  • 最新の事故事例から学ぶ「所見と未然防止策」
  • 部会報告11月分
  • 生衛業フェアに出展/ホテル・旅館組合とコラボ
  • 本部だより
【東京都クリーニング生活衛生同業組合のサイト】
http://www.tokyo929.or.jp/

10月のクリーニング代支出は385円、1.0%減少

総務省統計局の「家計調査報告(二人以上の世帯)」2023年10月分がまとまりました。

10月分の結果は、全国全世帯のクリーニング代支出額は385円で、前年の389円より1.0%減少。勤労者世帯も前年より3.9%減少して、419円(前年436円)でした。

地方別では、
  • 北海道 328円(前年318円)
  • 東 北 359円(前年426円)
  • 関 東 439円(前年504円)
  • 北 陸 443円(前年314円)
  • 東 海 289円(前年344円)
  • 近 畿 454円(前年367円)
  • 中 国 239円(前年276円)
  • 四 国 427円(前年211円)
  • 九 州 316円(前年244円)
  • 沖 縄 57円(前年60円)
詳細はクリーニングオンラインのデータ集に掲載しています。
http://www.c-online.net/data/c_expense/index.html

2023年12月6日

wash-plusのダイナミックプライシング、IT賞受賞

公益社団法人企業情報化協会(IT協会)は、2023年度(第41回)IT賞の受賞企業を発表しました。

株式会社wash-plus(本社千葉県浦安市、高梨健太郎社長)が、コインランドリー専用IoTシステム「Smart Laundry」で実施したコインランドリービックデータ×気象データが導く“ダイナミックプライシング”がIT賞(顧客・事業機能領域)を受賞しました。

2024年1月31日~2月1日の「第39回 IT戦略総合大会 – ITMC2024–」で受賞各社による受賞記念講演、表彰式典が行われます。

2023年12月5日

鹿児島県内組合と日本公庫、事業譲渡を支援

クリーニングなど鹿児島県内11の組合で組織する「鹿児島県生活衛生同業組合連合協議会」と日本政策金融公庫は、事業譲渡と譲受の橋渡しを支援する協定を締結しました。鹿児島テレビが報じています。

協定は後継者不足などによる事業の譲渡や、他社の事業を譲り受けたいと希望する事業者の橋渡しを支援するもの。日本政策金融公庫では、事業の譲渡や譲り受けを考えている事業者の橋渡しをサポートしていて、相談があった場合、全国152の支店のネットワークを活用して、譲渡先などの引き合わせを行うとしています。

「Pandora」94号発行

品質情報研究所の「Pandora(パンドラ)」2023年秋号(第94号)が発行されました。


今号の主な内容は、
  • 名画に描かれた洗濯風景〜巨大洗濯場ドービー・ガート(アレックス・ハイエムストラ作)
  • 店頭で生かせる!素材知識
  • 深刻なサステナブルの課題にファッション産業が取り組む
  • 事故事例報告
    • 石油ファンヒーターなどによるガス褪色
    • ポリエステル繊維の焼け損傷
    • モール糸の花糸の脱落
    • ウール繊維の強アルカリによる損傷
    • シミ故障のあった原反修正
    • 部分的に白くなったプルオーバー
  • クリーニングトラブル解析マニュアル/変退色
【日本テキスタイルケア協会のサイト】
http://www.textilecare.jp/

2023年12月4日

「ニュークリーナーズ」628号発行

全国クリーニング協議会の「ニュークリーナーズ」2023年11月25日号(第628号)が発行されました。

今号の主な内容は、
  • 来年の最賃は今年以上のアップか
  • <速報>外国人技能実習試行試験へ
  • 2024年感謝キャンペーン日程決まる
  • 便利でお得な「メンテ」の話〜ドライ溶剤の回収に関するレポート
  • クリーニング業の労務管理/雇用契約終了時の予告手当の支払い
  • 法律相談/所持品検査・拒否することは可能?
  • 11月打越圭介クリーニング紀行
  • 業界の品格と信頼を取り戻す努力を

ヤマシタ、カムバック採用サイト開設

株式会社ヤマシタ(本社静岡県島田市、山下和洋社長)は2023年12月4日、退職した元社員に活躍してもらうことを目的としたカムバック採用専用サイトを立ち上げました。

同サイトを退職者協働のプラットフォームとして、これまでの関係性を活かし、元社員との協働や再雇用などを進めていくとしています。またカムバック採用に応募し、再入社が決まった場合、最大50万円の入社祝い金を2024年3月末までの期間、賃金として支払う施策を実施します。

同社は長期ビジョン2030で掲げる850億円の売上目標達成に向けた人財ポートフォリオにおいて、正社員数を2030年に4,000人まで大幅増員する目標を掲げており、数多くのポジションで積極的な採用活動を行っているとのこと。

2023年12月3日

アルコール検知器が義務化、2023年12月

道路交通法施行規則の改正により、2023年12月1日からアルコール検知器を用いた運転者の酒気帯びの有無の確認が義務付けられました。

一定台数以上の自動車を使用する事業所は安全運転管理者の選任が必須で、今回の改正により、安全運転管理者によるアルコール検知器を用いた酒気帯びの確認を行うこと、その内容を記録して1年間保存すること、アルコール検知器を常時有効に保持することが義務化されました。

労働条件明示のルール改正、2024年4月

2024年4月から労働条件明示のルールが改正されます。

労働契約の締結・更新のタイミングの労働条件明示事項が追加されます。

2023年12月2日

ヤングドライ、滋賀で事業譲り受け

株式会社ヤングドライ(本社富山市、栃谷義隆社長)は、株式会社シガドライウィザース(本社滋賀県彦根市)からクリーニング事業を譲り受けたことを発表しました。日本経済新聞が伝えています。

シガドライウィザースの直営店やフランチャイズ店を含め11店舗を引き継ぎ、2023年12月1日付で「ヤングドライ」として営業をはじめたとのこと。

「かなめ」467号発行

かなめ流通グループの情報紙「かなめ」2023年12月1日号(第467号)が発行されました。


今号の主な内容は、
  • 洗濯代、6か月連続前年割れ
  • 業界外で評価!福岡県の2業者が受賞の栄誉に
  • 一人暮らしで近くにあったらいいなと思う施設
  • JCPCの新春セミナー
  • 重質汚れ用洗剤「オイルストライク」(ツー・エム化成)
  • 百貨店にワークマン!!ユニクロ、GU、ニトリも出店
  • 仕上がり品を潰さず返そう/キューセンの幅広ダウンカバー
【かなめ流通グループのサイト】
http://www.kaname-g.jp/

2023年12月1日

JAF山形、うさちゃんクリーニングのクーポン配信

JAF(一般社団法人日本自動車連盟)山形支部は、山形県内のうさちゃんクリーニング(ロイヤルネットワーク株式会社)限定で、毎月1回利用できるJAFスマートフォンアプリクーポンを2023年12月1日から2024年6月30日まで毎月配信します。

山形県内のうさちゃんクリーニングを対象に、会計時にJAFスマートフォンアプリのアプリクーポンを提示するとクリーニング料金が40%割引となります(JAF会員本人のみ、各月1回)。

JAFスマートフォンアプリは、JAFロードサービスの救援要請機能、デジタル会員証機能、会員優待機能などがひとつになった公式の無料アプリで、アプリ限定のクーポンも配信しています。 

「クリーニングニュース」896号発行

全国クリーニング生活衛生同業組合連合会の「クリーニングニュース」2023年12月号(第896号)が発行されました。


今号の内容は、
  • 厚生労働大臣表彰・中央会理事長表彰
  • 【特集】クリーニング産業総合展2024
  • 【特集】洗太くんイラスト新作登場!
  • 情報ファイル(小冊子「サステナブル&クリーニングガイド」を販売開始 など)
  • クリーニング師研修・業務従事者講習インフォメーション
  • 日本公庫の調査結果・クリーニング業の業況DI等
  • 全国クリーニング業企業年金基金
  • 衣料管理情報:ボンディング加工樹脂のシミ出し
  • CLEANER'S VOICE〜読者のページ〜
  • 全ク連活動報告Diary(令和5年10月)
  • 編集後記
【全ク連のサイト】
http://www.zenkuren.or.jp/

2023年11月30日

社会体験アプリに白洋舍「クリーニングたいけん」

株式会社白洋舍(本社東京、松本彰社長)は、株式会社キッズスターが提供する子ども向け社会体験アプリ 『ごっこランド』に11月30日、「クリーニングたいけん」を出店しました。 

『ごっこランド』は、子どもたちが大好きな“ごっこ遊び”を通して、“社会のしくみ”が学べる無料の社会体験アプリ。

「クリーニングたいけん」は、白洋舍のオリジナルキャラクター・しろくまヨーシャのナビゲートのもと、クリーニングの工程を学ぶ「はくようしゃのクリーニング」と、しみ抜きを疑似体験する「めざせ!しみぬきたつじん!」の2つのゲームから構成されています。
ゲームを通して、クリーニングを楽しみながら身近に感じてもらうことで、1着を長く大切に着ていただきたいという想いから、今回の出店となったとしています。

2023年11月28日

COL、産業総合展2024特集ページ公開

「クリーニング産業総合展2024 クリーンライフビジョン 21 in Tokyo」が2024年2月14日、15日に東京ビッグサイトで開催されます。
クリーニングオンラインでは展示会特集ページを公開しました。出展一覧や企画情報などを掲載しています。

展示会情報は随時、更新予定ですので皆様のアクセスお待ちしております!

2023年11月24日

10月の百貨店売上、衣料品4.4%増

日本百貨店協会が2023年10月の「全国百貨店売上高」を発表しました。
http://www.depart.or.jp/

調査対象百貨店72社180店のデータをまとめたもので、売上高総額は約4,531億円、前年同月比で6.1%増。20カ月連続のプラスとなりました。
10月の特徴としては、気温が高く推移したことで、秋冬物や防寒商材の動きは鈍かったものの、高付加価値商品の増勢やインバウンドの活況が売上全体を押し上げた。衣料品は天候与件からコートが苦戦したものの、ジャケットやカットソーなど軽衣料は好調だった、としています。

衣料品を見てみると、売上高は1,362億2,017万2千円で、前年同月比4.4%増。20カ月連続のプラスとなりました。
商品別では、
  • 紳士服・洋品 284億6,218万1千円(前年比0.8%増)
  • 婦人服・洋品 938億1,124万円(前年比7.2%増)
  • 子供服・洋品 68億1,055万7千円(前年比6.4%減)
  • その他衣料品 71億3,619万4千円(前年比4.1%減)
となっています。

2023年11月22日

10月のチェーンストア販売、衣料品5.9%減

日本チェーンストア協会が2023年10月度の「チェーンストア販売統計」を発表しました。
http://www.jcsa.gr.jp/

会員企業数54社(店舗数10,813店)の販売データをまとめたもので、総販売額は1兆1,390億2,067万円(前年比3.3%増)でした。
概況として10月は、食料品は節約志向は変わらず買い控えが続いているが、農産品が相場高の影響もあり好調に推移し、食料品全体では店頭価格の上昇もあり売上は好調だった。衣料品は高気温の影響から秋・冬物商品の動きが鈍かったが、住関品はまずまずの動きだったこともあり、総販売額の前年同月比(店舗調整後)はプラスとなった、としています。

衣料品を見てみると、販売金額は627億3,184万円で、前年同月比5.9%減でした。
部門別では、
紳士衣料  106億8,786万円(前年比9.2%減)
婦人衣料  158億4,784万円(前年比5.6%減)
その他衣料 361億9,614万円(前年比5.1%減)

紳士衣料は、ジャケット、半袖カッターシャツ、長袖ドレスシャツ、カジュアルパンツ、ボトムなどはまずまずの動きだったが、コート、ビジネススーツ、トレーナー、アウターなどは苦戦した。

婦人衣料は、フォーマル、シャツ・ブラウス、ニット、ボトムなどはまずまずの動きだったが、ジャケット、カットソーなどの動きは鈍かった。

その他衣料・洋品は、紳士パジャマ、紳士・婦人インナー、子供帽子、スニーカー、紳士バッグなどはまずまずの動きだったが、紳士リラクシングパンツ、婦人パジャマ、婦人ブランド下着、スクール衣料、男児・女児カジュアルウェア、ベビー用品、マフラー・ストールなどの動きは鈍かった。

「日本クリーニング新聞」2019号発行

クリーニング業界の業界紙「日本クリーニング新聞」2023年11月20日号(第2019号)が発行されました。


今号の主な内容は、
  • 2月の産業総合展・大幅リニューアル
  • 働き手足りず廃業の声〜人材難深刻さ際立つ
  • 店舗表彰クリニシュラン・青年会議で結果発表/中青会
  • クリーニング代支出額〜6カ月連続マイナスに
  • TeMA-CA会/新人教育の指導法伝授
  • 次代は「実店舗×デジタル」
  • 防炎加工振/火災の被害抑止に効果
  • 10月現場の声〜2年半ぶり昨対割れ
【日本クリーニング新聞のサイト】
http://www.nicli.co.jp/

保管付き布団洗いサービス、グッドデザイン賞受賞

フトン巻きのジロー株式会社/株式会社ニトリ/SINGS株式会社の「保管付き布団洗いサービス」が2023グッドデザイン賞を受賞しました。

「保管付き布団洗いサービス」はニトリネットからの申し込みで布団クリーニングを自宅まで集荷&配送依頼できるサービス。洗った布団は希望に応じて最長9カ月間保管可能。気軽にコインランドリーなどへ布団を持ち込めない方も毎シーズン清潔な布団を使用でき、自宅に保管場所が無い方は収納スペースの悩みから解放されるとし、デザインのポイントは次のとおり。
  1. 長期間、清潔に布団を使用いただくため、日本で有数の寝具販売数を誇るニトリと提携し洗濯保管問題を解決
  2. 圧縮配送による東西に配置した洗濯拠点で配送コスト抑制、一般的な相場より安くサービスを提供
  3. 天日干しや布団掃除機では取り切れなかったダニも、丸洗いすることで97%除去を実現

2023年11月21日

ワイエイシイが第2四半期決算を発表

ワイエイシイホールディングス株式会社(本社東京都昭島市、百瀬武文社長)が2024年3月期第2四半期決算の連結業績(2023年4月1日から9月30日)を発表しました。
http://www.yac.co.jp/ir/

それによると、
  • 売上高   :115億600万円(前年同期比4.8%増)
  • 営業利益  :7億1,000万円(同50.2%増)
  • 経常利益  :8億6,100万円(同49.1%増)
  • 四半期純利益:7億円(同115.1%増)
でした。

決算短信によると「産業機器関連事業」はホームクリーニング事業から、医療リネン事業およびeコマース業界向け紙包装事業等へのビジネスモデルの転換、AI光学式検査装置の製造販売等広域にわたる事業展開をはかっていますが、資材高騰等により減益となりました。 産業機器関連事業の売上高は4億9,300万円(同18.5%増)、セグメント損失は2億4,400万円となりました。

SマークをPR、静岡生衛指導センター

11月は標準営業約款(Sマーク)普及登録促進月間ですが、静岡県生活衛生営業指導センターは11月17日、JR静岡駅北口地下イベント広場でSマークをPRするキャンペーンを実施しました。静岡新聞が報じています。

当日はSマークを啓発するのぼり旗を掲げ、チラシやティッシュなど500セットを通行人に配布したとのこと。

2023年11月17日

ビクター商事、コインランドリー店舗カレンダー作成

ビクター商事株式会社(本社名古屋市、臼井昭人社長)は、『洗濯したくなるコインランドリー店舗』例を紹介した2024年オリジナル卓上カレンダーを作成しました。

同社がお手伝いしたコインランドリー店舗の中から『使いやすい』『分かりやすい』『おしゃれな』店をピックアップ。カレンダーでは1月~12月までの12店舗の写真(外観と店舗内)を掲載しているとのこと。
同カレンダーは顧客先をはじめ、12月7日、8日にパシフィコ横浜で開催される『国際コインランドリーEXPO2023』でのプレゼンテーション受講者へもプレゼントする予定。 

2023年11月16日

ダスキン創業60周年記念サイト開設

株式会社ダスキン(本社大阪府吹田市、大久保裕行社長)は2023年11月16日、創業60周年を迎えたことを記念し「ダスキン創業60周年記念サイト」を開設しました。

記念サイトでは60年間の感謝とダスキンのあゆみを分かりやすく紹介。60年間を振り返る「裏話」などを紹介するスペシャルコンテンツ「ダスキンのあれこれのぞき見!」や、60周年を記念した各事業のキャンペーン情報などを掲載しており、公開期間中、ダスキンの今後の展望など、各種メッセージを随時公開する予定とのこと。

2023年11月15日

「クリーニング流通新聞」403号発行

クリーニング業界の業界紙「クリーニング流通新聞」2023年11月10日号(第403号)が発行されました。


今号の主な内容は、
  • 四国ヤングドライG見学会/羽毛ふとんの1割に新加工
  • 防炎加工の重要性語る/全防振
  • オスカー加藤英雄氏の黄綬褒章受賞で祝賀会
  • 矢島新体制でスタート・ふとんCL協会総会
  • みのりの箱募金を贈呈
  • 布団リフォームで高収益/コスモクリエイティブ(埼玉)
  • 制度拡充された助成金〜ライトWebセミナー
  • 都経協/武蔵野CLで総会と研修会

2023年11月14日

白洋舍が第3四半期決算を発表

株式会社白洋舍(本社東京、松本彰社長)は、2023年12月期第3四半期の連結業績(2023年1月1日から9月30日)を発表しました。
http://www.hakuyosha.co.jp/ir/news/financial_report/

それによると、
  • 売上高   :317億8,600万円(11.5%増)
  • 営業利益  :17億2,100万円(237.5%増)
  • 経常利益  :19億2,800万円(75.2%増)
  • 四半期純利益:12億7,300万円(16.9%減)
でした。

決算短信によると、業績を事業セグメント別にみると、

個人向けのクリーニング事業は、不採算店舗の閉鎖を通じて店舗部門を縮小すると共に、集配部門等の収益性の高い営業チャネルに売上構成比率をシフトさせるチャネルシフトを進める等、事業の収益性を改善するための構造改革を推進。5月には、光熱費等の高騰による経費の上昇等を背景に、昨年4月に続いて再度のクリーニング料金の改定を実施。
クリーニング事業の売上高は、料金改定に伴う増収効果が見られたこと等から、134億1,900万円(1.7%増)、セグメント利益は、14億4,300万円(49.3%増)となりました。

レンタル事業に関しては、行動制限緩和に伴う得意先の稼働回復が見られたほか、光熱費の高騰等を背景とする経費の上昇を受けて取引価格への転嫁を進めたこと等から、レンタル事業の売上高は175億5,000万円(20.1%増)、セグメント利益は14億5,000万円(110.1%増)となりました。

クリーニング業務用の機械・資材や、ユニフォーム等の販売を行っている物品販売事業は売上高4億5,400万円(34.1%増)、セグメント利益は6,900万円(16.0%増)でした。

龍洗濯室、福岡デザインアワード金賞を受賞

第25回福岡デザインアワード (主催福岡県産業デザイン協議会、福岡県)の受賞商品が決定しました。

今回は148社・184点の応募があり、株式会社龍クリーニング(本社福岡県大牟田市、龍大次郎社長)の「龍洗濯室」が金賞を受賞しました。
「龍洗濯室」は営業時間に縛られず好きな時、必要な時に利用できる無人店舗のクリーニングサービス。待つこともなく受付・受取は店内端末操作だけ、さらに受付・仕上りのお知らせメールで確認できるシステム。

福岡デザインアワードは1999年に創設された、優れたデザインを評価、発信するコンペティション。

「Linen Plant」45号発行

テキスタイルレンタルの専門情報誌「Linen Plant」2023年秋季号(第45号)が発行されました。


今号の主な内容は、
  • コロナ明けの中国展、過去最大規模
  • ユニフォーム包装に全自動包装機導入/リースサンキュー
  • SUPPLIER'S NEWS
  • ゲームの力が向上を変える!!/トーカイメディカルリネン工場
  • 人手不足解消へ、『タイミー』を活用/白洋舍
  • ドライ兼用ノンプレスフィニッシャー・ジェネシス/三幸社
  • ABSSoluteでビジネスを未来へ/ABSランドリービジネスソリューションズ
  • 耐洗ラベルを使用したネームラベルが特注でサイズ・色・形の変更も可能/NLC
  • 受発注管理Wash Man Webシステム/アクティブ
  • 『シータスCP2610HMES』が好評/ダイニック
  • オリジナル熱圧着機LP-15シリーズ好評発売中!!/EID SYSTEM
  • ロール機の性能と仕上がり品質を上げる/共栄産業
  • ローコスト高生産工場のつくり方(ケーエスシー・北川幸一)
  • リネン工場の現場改善&生産管理術(エムアイイーシーシステム研究所・伊藤良哉)
【ゼンドラ/Linen Plantのサイト】
https://www.zendora.co.jp/service/supplier/

2023年11月13日

「日本クリーニング新聞」2018号発行

クリーニング業界の業界紙「日本クリーニング新聞」2023年11月5日号(第2018号)が発行されました。


今号の主な内容は、
  • 再構築補助金10次採択結果〜洗濯業界は前回並み
  • 全協「持続可能」テーマに環境保全大会
  • 品質総合研究会/カリキュラムがスタート
  • 都経協・2年ぶりに総会開催
  • 「IT導入」などの助成制度でPOSレジを一新
  • 富山第一ドライクリーニング/加工品と布団メインに単価上げ利益アップ狙う
  • 福岡デザインアワード2023〜「龍洗濯室」に金賞
  • ロゴ機最前線/「その後」導入店に聞く
【日本クリーニング新聞のサイト】
http://www.nicli.co.jp/

2023年11月11日

トーカイが第2四半期決算を発表

株式会社トーカイ(本社岐阜市、浅井利明社長)が、2024年3月期第2四半期決算の連結業績(2023年4月1日から9月30日)を発表しました。
http://www.tokai-corp.com/finance/

それによると、
  • 売上高   :678億6,500万円(前年同期比5.9%増)
  • 営業利益  :36億8,400万円 (同3.3%増)
  • 経常利益  :38億6,900万円 (同4.0%増)
  • 四半期純利益:26億2,600万円 (同16.1%減)
でした。

決算短信によると、「健康生活サービス」はシルバー事業の介護用品レンタルや「入院・入居セット」の売上が好調に推移したことに加え、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けていた寝具・リネンサプライ事業及びクリーニング設備製造事業の売上が、観光需要の拡大に伴うホテル・旅館稼働率の回復、リネンサプライ業界の省人・省力化設備への投資意欲の高まりにより伸長したことから、前年同四半期比増収となりました。
利益面は増収効果のほか、エネルギー価格高騰に対応した価格見直しやエネルギー原単位改善等生産性向上に努めたことによる利益貢献はあるものの、コロナ禍の収束に伴うレンタル資材費の増加、 事業拡大のための人件費の増加、10月から稼働の埼玉工場(埼玉県毛呂山町)に係る一時費用の発生等により前年同四半期比減益となりました。
売上高は349億1,000万円(前年同期比5.7%増)、営業利益は30億900万円(同6.1%減)でした。

「環境サービス」はビル清掃管理事業が、感染対策など付加価値の高いサービスへの需要が引き続き高まる一方、コロナ病棟受託業務の減少などにより減収となったことに加え、太陽光発電の出力制御により太陽光事業が減収となりましたが、リースキン事業において非連結子会社を吸収合併したことにより、前年同四半期比増収となりました。 利益面は、リースキン事業における非連結子会社1社、連結子会社1社を吸収合併したことによる業務集約、効率化等の統合効果が利益に貢献しました。
売上高は73億3,200万円(同8.5%増)、営業利益7億3,200万円(同32.0%増)でした。

WASHハウスアプリ、50万ダウンロード達成

WASHハウス株式会社(本社宮崎市、児玉康孝社長)は「WASHハウスアプリ」の累計ダウンロード数が50万を超えたと発表しました。

同アプリ利用をした全店キャンペーンや無料営業など、アプリ利用促進に繋がる施策を複数実施したこともあり、当初の計画よりも2カ月早く50万ダウンロードを達成しました。

また独占的にWASHハウス全店舗を広告場所として使用できる、新しい広告プラン「WASHハウス全店JACK」を2023年12月から提供することも発表しました。店内ポスターや店外のぼりなどの物理空間を使った広告に加え、WASHハウスアプリ内広告やPUSH通知広告などのアプリ広告もセットにした総合的な広告プランとなっています。
さらにオプションとして、一定額の景品提供を頂けることを条件として、キャンペーン名にスポンサー名を追加できるメニューも準備しているとのこと。

同社では、将来、WASHハウスアプリをはじめとした広告収入により、洗濯・乾燥を無料でこ利用できることを目標に掲げ、店舗運営を継続しているとしています。

2023年11月10日

WASHハウスが第3四半期決算を発表

WASHハウス株式会社(本社宮崎市、児玉康孝社長)は、2023年12月期第3四半期決算(2023年1月1日から9月30日)を発表しました。
https://corporate.wash-house.jp/ir/ir-news.php

それによると、
  • 売上高   :13億9,000万円(前年同期比1.6%減)
  • 営業利益  :△2,700万円(ー)
  • 経常利益  :△1,400万円(ー)
  • 四半期純利益:△1,400万円(ー)
でした。

決算短信によると、2023年6月30日現在のコインランドリーFC店舗数は合計536店舗。

2023年11月9日

テーオーシーが第2四半期決算を発表

株式会社テーオーシー(本社東京、大谷卓男社長)が2024年3月期第2四半期決算の連結業績(2023年4月1日から9月30日)を発表しました。
https://www.toc.co.jp/toc/ir-new/ir/

それによると、
  • 売上高   :68億2,400万円(前年同期比15.3%減)
  • 営業利益  :12億3,900万円(同53.0%減)
  • 経常利益  :14億5,200万円(同49.2%減)
  • 四半期純利益:59億2,200万円(同189.2%増)
でした。

決算短信によると、リネンサプライおよびランドリー事業は、主な顧客先であるホテル業界からの受注は、コロナ禍前の水準には至ってはいないものの回復が継続し、売上高は7億6,700万円(27.8%増)、営業利益は800万円でした。

エステー、防虫剤などの価格改定

エステー株式会社は、防虫剤および除湿剤の一部商品について、2024年2月1日から出荷価格を改定すると発表しました。

同社では原材料などの価格高騰、電気代高騰による生産コストの上昇などを受け、生産の効率化をはじめとする様々なコストダウンを行ってきましたが、これ以上出荷価格を維持することが困難な状況となり、価格改定することになったとしています。
現行価格から約10~50%の値上げとなります。

2023年11月8日

ブラウスとスカートで組成表示に誤り

イトキン株式会社は「MKミッシェルクラン」ブランドのブラウス、スカートで組成表示に誤りがあったと発表しました。

対象商品は2023年7月7日から9月27日まで販売したMKミッシェルクランの「フェイクパール釦ブラウス」(品番:FKBGU58110、F1BGU58110)、「ボリュームフレアスカート」(品番:FKHGU58150、F1HGU58150)。組成表示が、再生繊維(セルロース)77%・コットン23%となっていますが、正しくは「再生繊維(セルロース)77%・ナイロン23%」。
同社では正しい織付ラベルへの付け替え、または商品回収し返金対応するとしています。

東海染工が第2四半期決算を発表

東海染工株式会社(本社名古屋市、鷲裕一社長)は、2024年3月期第2四半期の連結業績(2023年4月1日から9月30日)を発表しました。
https://www.tokai-senko.co.jp/ir/index-f/

それによると、
  • 売上高   :64億6,500万円(前年同期比6.1%増)
  • 営業利益  :△1億1,600万円(−)
  • 経常利益  :△1億900万円(−)
  • 四半期純利益:△8,900万円(−)
でした。

決算短信によると、洗濯事業はホテルリネン・レジャー関連の回復、新規アイテム受注による取扱量の増加、価格改定などを実施した結果、売上高は7,000万円(23.0%増)、営業利益は700万円(同444.4%増)となりました。

エランが第3四半期決算を発表

株式会社エラン(本社長野県松本市、峯崎友宏社長)は、2023年12月期第3四半期の連結業績(2023年1月1日から9月30日)を発表しました。
https://www.kkelan.com/ir/ir-news/

それによると、
  • 売上高   :304億2,600万円(前年同期比13.7%増)
  • 営業利益  :27億2,600万円(同6.4%増)
  • 経常利益  :27億4,200万円(同6.3%増)
  • 四半期純利益:18億8,800万円(同7.1%増)
でした。

決算短信によると、介護医療関連事業の主力サービスである「CS(ケア・サポート)セッ ト」の新規契約の施設数は242施設、解約施設数は65施設で、CSセット導入施設数は2,237施設となりました。

ナックが第2四半期決算を発表

株式会社ナック(本社東京、吉村寛社長)が2024年3月期第2四半期決算の連結業績(2023年4月1日から9月30日)を発表しました。
http://www.nacoo.com/ir/library/results.html

それによると、
  • 売上高   :258億2,800万円(前年同期比1.0%減)
  • 営業利益  :6億900万円(同10.4%増)
  • 経常利益  :6億8,900万円(同21.8%増)
  • 四半期純利益:2億8,000万円(同10.3%増)
でした。

決算短信によると「レンタル事業」に関しては、主力のダスキン事業では、ダストコントロール部門において、物価高による家計の見直し等から解約率が増加し売上高が減少。一方、家事代行や害虫駆除、花と庭木の管理といった包括的な役務サービスを提供するケアサービス部門、介護用品や福祉用具のレンタル・販売を行うヘルスレント部門において、引き続き事業数を増やしたことに加え、猛暑によるエアコン需要の高まりを受け、ケアサービス部門でのクリーニング受注が増加したこともあり、売上高は前年同期比で増加しました。
レンタル事業の売上高は87億1,100万円(1.1%増)、営業利益8億700万円(同8.7%減)でした。

三浦工業が第2四半期決算を発表

三浦工業株式会社(本社愛媛県松山市、宮内大介社長)は、2024年3月期第2四半期の連結業績(2023年4月1日から9月30日)を発表しました。
http://www.miuraz.co.jp/ir/tanshin.html

それによると、
  • 売上収益 :701億4,700万円(前年同期比1.3%増)
  • 営業利益 :98億6,200万円(同5.7%増)
  • 税引前利益:120億7,700万円(同17.6%増)
  • 四半期利益:90億8,200万円(同21.8%増)
でした。

JENSEN-GROUP NV(ベルギー)と業務用ランドリー機器等の製造販売に関する資本業務提携を目的とした出資契約および合弁契約を締結し、アイナックスの株式の一部を現物出資したことに伴い、アイナックスが当社の連結子会社から持分法適用会社となったため、当第2四半期連結会計期間より管理区分の見直しを行い「国内ランドリー事業」は「国内機器販売事業」に統合されています。

決算短信によると、国内機器販売事業はアイナックスが持分法適用会社となった影響により売上が減少し、売上収益は329億3,800万円(5.0%減)となりました。セグメント利益は原材料 価格の上昇や営業活動に伴う費用の増加がありましたが、アイナックスが持分法適用会社となった影響や大規模な設備工事からの利益確保があり、26億2,100万円(16.6%増)でした。

ダスキンが第2四半期決算を発表

株式会社ダスキン(本社大阪府吹田市、大久保裕行社長)は、2024年3月期第2四半期の連結業績(2023年4月1日から9月30日)を発表しました。
http://www.duskin.co.jp/ir/library/result/index.html

それによると、
  • 売上高   :858億2,100万円(前年同期比4.8%増)
  • 営業利益  :29億4,700万円(同44.4%減)
  • 経常利益  :41億400万円(同38.2%減)
  • 四半期純利益:26億4,800万円(同41.6%減)
でした。

決算短信によると、訪販グループにおいては、サステナブルな洗浄・物流体制を目指して前期に開始したマット・モップへのRFID(電子タグ)取り付けの本格化、前期に直営および関係会社で検証を進めたクリーンサービス事業(ダストコントロール商品のレンタルと販売)家庭用営業専任組織の加盟店への拡大をはかった。
訪販グループの売上高は534億3,400万円(1.4%減)、営業利益は26億2,000万円(48.4%減)でした。

2023年11月7日

9月のクリーニング代支出は219円、5.6%減少

総務省統計局の「家計調査報告(二人以上の世帯)」2023年9月分がまとまりました。

9月分の結果は、全国全世帯のクリーニング代支出額は219円で、前年の232円より5.6%減少。勤労者世帯も前年より5.7%減少して、250円(前年265円)でした。

地方別では、
  • 北海道 173円(前年208円)
  • 東 北 258円(前年297円)
  • 関 東 218円(前年233円)
  • 北 陸 208円(前年303円)
  • 東 海 167円(前年288円)
  • 近 畿 278円(前年250円)
  • 中 国 272円(前年135円)
  • 四 国 248円(前年168円)
  • 九 州 161円(前年166円)
  • 沖 縄 58円(前年50円)
詳細はクリーニングオンラインのデータ集に掲載しています。
http://www.c-online.net/data/c_expense/index.html

2023年11月6日

「東京クリーニング界」889号発行

東京都クリーニング生活衛生同業組合の「東京クリーニング界」2023年11月号(第889号)が発行されました。


今号の主な内容は、
  • 傘寿を祝う会並びに旧現役員・支部長等懇親会4年ぶりの開催
  • 第38期クリーンライフみのりの箱募金を贈呈
  • 東京都の支援事業
  • 部会報告10月分
  • 本部だより
【東京都クリーニング生活衛生同業組合のサイト】
http://www.tokyo929.or.jp/

2023年11月3日

「ニュークリーナーズ」627号発行

全国クリーニング協議会の「ニュークリーナーズ」2023年10月25日号(第627号)が発行されました。

今号の主な内容は、
  • 来春の販促や価格戦略、今から準備を
  • 10月打越圭介クリーニング紀行
  • 便利でお得な「メンテ」の話〜環境保全アンケートより
  • クリーニング業の労務管理/社会保険電子申請変更時のメリット
  • 環境保全対策アンケート調査結果報告
  • 法律相談/大型工場を保管場所に
  • 宅配クリーニングは儲かるビジネス?

令和5年秋の叙勲・褒章を発表

令和5年秋の叙勲・褒章受章者が発令され、業界関係では次の方が受賞されました。

旭日双光章・生活衛生功労
木村守氏(きむら・まもる、70歳、和歌山県組合副理事長)

黄綬褒章
早藤博文氏(はやふじ・ひろふみ、83歳、元・京都府組合副理事長)

2023年11月2日

「かなめ」466号発行

かなめ流通グループの情報紙「かなめ」2023年11月1日号(第466号)が発行されました。


今号の主な内容は、
  • 一般衣類以外も集めよう
  • 全協・環境保全全国大会/持続可能なクリーニング業のために
  • 爽快洗いにウエット、シミ抜き〜秋の衣替えシーズンに役立つ
  • クリーニング店でもできるファスナー修理の基本
  • 静岡県、違反業者に待ったなし!/ドライ機の今後を考える時
  • 「値上げ=客離れ」って本当?
  • インボイス制度登録店ステッカー
【かなめ流通グループのサイト】
http://www.kaname-g.jp/

2023年11月1日

「クリーニングニュース」895号発行

全国クリーニング生活衛生同業組合連合会の「クリーニングニュース」2023年11月号(第895号)が発行されました。


今号の内容は、
  • 【特集】LINEミニアプリ「御用達クリーニング名鑑」がやってくる!〜後編〜
  • 【特集】クリーニング業法・施行規則が一部改正〜施行にむけたポイントチェック!
  • 情報ファイル(第4回理事会を開催 など)
  • クリーニング師研修・業務従事者講習インフォメーション
  • みんなの共催広場『日本の銭湯たち』
  • 技術部会/「部会長のクリーニング技術」を紹介しています
  • 青年部通信!/第5回常任委員会を開催
  • 衣料管理情報:金属の接触による変化
  • CLEANER'S VOICE〜読者のページ〜
  • 全ク連活動報告Diary(令和5年9月)
  • 編集後記
【全ク連のサイト】
http://www.zenkuren.or.jp/

2023年10月28日

ダスキン、JPホールディングスと業務提携契約

株式会社ダスキンは(本社大阪府吹田市、大久保裕行社長)は株式会社JPホールディングス(本社名古屋市、坂井徹社長)と業務提携契約を締結、並びに同社株式の一部を取得し、持分法適用関連会社とすると発表しました。

JPホールディングスは、関東を中心とした全国に300を超える子育て支援施設(保育園・学童クラブ・児童館)を運営。ダスキンは今回の「子育て支援領域」への参入は「中期経営方針2022」の基本方針に据えた社会価値の向上と経済価値向上双方の実現に繋がるものとしています。
また本業務提携を推進するため、ダスキンは株式会社学研ホールディングスが保有するJPホールディングスの株式(31.7%)のすべてを取得。これによりJPホールディングスはダスキンの持分法適用関連会社となります。

2023年10月27日

不要になったシーツでキーホルダー

一般社団法人別府市産業連携・協働プラットフォーム B-biz LINK(大分県別府市)は、宿泊施設で不要になったシーツ、枕カバー等を材料としたお土産品「湯ザメぬいぐるみキーホルダー」を販売します。

宿泊施設の不要になったシーツなどでアップサイクル商品を開発し、再び命を吹き込むとともに、その売り上げを観光促進に還元する仕組み。
「湯ザメぬいぐるみキーホルダー」の材料には、クリーニングして最終チェックの過程で不要と決まったシーツを使⽤。ぬいぐるみの製作は⼤分県内の障がい者就労支援作業所で、ひとつひとつ⼿作りされていて、障がい者就労のサポートにもつながっているとのこと。

別府市には334軒(2022年3⽉現在)の宿泊施設があります。季節により差はありますが、プロジェクトに賛同したリネンサプライ2社によると1カ月に約800kg〜1tのシーツや枕カバーが処分されているとしています。

2023年10月26日

宮城県知事、新陽ランドリーを視察

宮城県の村井知事が10月26日、障がいがある人を多く雇用する株式会社新陽ランドリー(仙台市泉区)を視察し、関係者と意見を交わしました。仙台放送が伝えています。

同社は行政などの支援を受けずに、障がい者を積極的に採用していて、全従業員47人のうち、半数を超える28人を雇用しているとのこと。

宮城県内の企業で働く障がい者の数は去年の時点でおよそ6,500人と、13年連続で増加している一方、雇用率は2.21%で法定雇用率2.3%を下回る状況が続いています。

「日本クリーニング新聞」2017号発行

クリーニング業界の業界紙「日本クリーニング新聞」2023年10月20日号(第2017号)が発行されました。


今号の主な内容は、
  • クリーニングとコインに新たな選択肢
  • コスト対策で価格改定は?各地の事業者に聞く
  • TeMA第2回CA勉強会
  • 8月のクリーニング代支出額/コロナ時の最低を更新
  • UFBとオゾン洗浄〜抗菌、消臭クリーニングを実現
  • サステナブル展「クリーニングはブランドです!」
  • 全国から昨年上回る応募/エネロキャンペーン
  • 「クラウド」もっと身近に(ライト)
【日本クリーニング新聞のサイト】
http://www.nicli.co.jp/

2023年10月25日

9月のチェーンストア販売、衣料品3.5%減

日本チェーンストア協会が2023年9月度の「チェーンストア販売統計」を発表しました。
http://www.jcsa.gr.jp/

会員企業数54社(店舗数10,803店)の販売データをまとめたもので、総販売額は1兆708億7,238万円(前年比2.8%増)でした。
概況として9月は、依然として食料品は節約志向の高まりから買い控えが続いているが、店頭価格の上昇もあり売上は伸びた。衣料品は高気温の影響もあり季節商品の動きが鈍かったものの、住関品はまずまずの動きだったこともあり、総販売額の前年同月比(店舗調整後)はプラスとなった、としています。

衣料品を見てみると、販売金額は460億4,094万円で、前年同月比3.5%減でした。
部門別では、
紳士衣料  65億7,343万円(前年比10.5%減)
婦人衣料  120億9,279万円(前年比3.4%減)
その他衣料 273億7,472万円(前年比1.7%減)

紳士衣料は、フォーマル、半袖ドレスシャツ、ショートパンツ、半袖Tシャツなどはまずまずの動きだったが、ビジネススーツ、秋物カジュアルシャツ、長袖Tシャツ、カットソー、ボトムなどは苦戦した。

婦人衣料は、フォーマルスーツ、カジュアルシャツ、デニムパンツ、Tシャツなどはまずまずの動きだったが、秋物パンツ・スカート、カットソー、トップスなどの動きは鈍かった。

その他衣料・洋品は、紳士・婦人インナー、紳士綿下着、スニーカー、帽子、日傘、財布などはまずまずの動きだったが、紳士・婦人パジャマ、婦人ブランド下着、スクール衣料、子供長袖Tシャツ、ストッキング、レイングッズなどの動きは鈍かった。

コインEXPO、来場事前登録を開始

2023年12月7日・8日、パシフィコ横浜で開催される「第8回国際コインランドリー EXPO2023」の来場事前登録がはじまりました。ホームページから来場事前登録すると入場料1,000円が無料となります。

2023年10月24日

9月の百貨店売上、衣料品9.6%増

日本百貨店協会が2023年9月の「全国百貨店売上高」を発表しました。
http://www.depart.or.jp/

調査対象百貨店72社180店のデータをまとめたもので、売上高総額は約4,151億円、前年同月比で9.2%増。19カ月連続のプラスとなりました。
9月の特徴としては、残暑が厳しい中でも、外出機会の増加などから身のまわり品や衣料品、高付加価値商材が牽引。加えてインバウンドが売上を底上げした他、外商催事や会員向施策、物産展などのイベント効果も見られた。衣料品は羽織物やブラウス、カットソーなど秋物軽衣料に動きが見られた、としています。

衣料品を見てみると、売上高は1,103億6,032万8千円で、前年同月比9.6%増。19カ月連続のプラスとなりました。
商品別では、
  • 紳士服・洋品 201億5,789万9千円(前年比5.5%増)
  • 婦人服・洋品 783億9,788万6千円(前年比13.1%増)
  • 子供服・洋品 57億4,159万円(前年比3.2%減)
  • その他衣料品 60億6,295万3千円(前年比4.2%減)
となっています。

2023年10月23日

地下水汚染の拡大の防止技術を公募、東京都

東京都環境局は「地下水汚染拡大防止技術支援事業」の第2回目の公募を開始しました。

汚染が確認されている中小事業者の工場等の跡地において、掘削除去によらない技術により土壌地下水汚染対策を実際に実施し、当該技術の効果等を検証し、公表することにより「土壌の3R」を考慮した土壌汚染対策の普及をはかるもの。
公募の対象となるのは、狭あいな土地でも施工が可能であり、掘削除去によらない土壌地下水汚染の拡大の防止技術で、東京都土壌汚染対策指針に定める措置に対応した技術。

公募期間は、2023年10月23日〜2024年1月19日。

2023年10月18日

「クリーニング流通新聞」402号発行

クリーニング業界の業界紙「クリーニング流通新聞」2023年10月10日号(第402号)が発行されました。


今号の主な内容は、
  • 新たな需要を創り出す〜睡眠アドバイザー養成で
  • ヤングドライG見学も/ふとんクリーニング協会総会
  • 全協環境保全大会【速報】建築基準法への対応は
  • 羽毛アンチエイジプラス加工手順を一般公開/都経協
  • JCPC/価値観変化に合わせた“今の売り方”を学ぶ
  • 洗剤同業会〜上期・出荷実績を発表
  • サステナブルファッション展/カミナガ販売等が出展
  • 「ムシューダ」で社内キャンペ〜株式会社丸三(沖縄県)

2023年10月17日

巴屋、創業100周年の記念式典

株式会社巴屋(本社長野県松本市、武田揚介社長)が創業100周年を迎え、記念式典で新しいロゴなどを発表しました。長野朝日放送が伝えています。

巴屋は1923年(大正12年)に松本市で創業。記念式典の式辞で武田善彦会長は「会社の未来は過去・現在の延長線上には存在しない。時代の変化に柔軟に対応できる会社が歴史を重ねることができる」と述べました。
4代目の武田揚介社長は「この3人のやってきたことをしっかりと引き継ぎながら、そこに今の時代の新しいものを付け加えることでさらなる巴屋をつくっていきたい」としています。

【巴屋グループ100周年記念サイト】

2023年10月16日

生活衛生功労者、大臣表彰が決定

厚生労働省は、令和5年度生活衛生功労者に対する厚生労働大臣表彰の受賞者を決定しました。 

生活衛生関係営業の運営の適正化及び振興に関する法律第2条第1項に規定する営業に関し、組織活動の推進、衛生措置の改善向上等に顕著な功績があった方を表彰するもの。
10月20日に東京・ホテルニューオータニで表彰式を行います。

2023年10月13日

幸和グループ、レンタル事業の一部をヤマシタに譲渡

株式会社幸和製作所(本社大阪府堺市、玉田秀明社長)は、連結子会社の株式会社幸和ライフゼーション(本社東京)のレンタル事業の一部を、株式会社ヤマシタ(本社静岡県島田市、山下和洋社長)へ譲渡すると発表しました。

幸和グループは福祉用具製造販売を中心とした事業を展開していますが、幸和ライフゼーションが関東圏を中心に展開するレンタル事業を譲渡し、福祉用具製造販売に経営資源を集中することがグループの企業価値向上に資すると判断したとのこと。事業譲渡部門の売上高は1億1,873万円(2022年12月期)。

事業譲渡期日は2023年12月1日予定。

サニクリーン中国、ドラゴンフライズのGパートナーに

プロバスケットボールチーム・広島ドラゴンフライズは、株式会社サニクリーン中国(本社広島市、山田健社長)が2023-24シーズンのゴールドパートナーに決定したと発表しました。

2023年10月12日

CVSベイエリアが第2四半期決算を発表

株式会社シー・ヴイ・エス・ベイエリア(本社千葉市、泉澤摩利雄社長)が2024年2月期第2四半期決算の連結業績(2023年3月1日から8月31日)を発表しました。
http://www.cvs-bayarea.co.jp/ir/results.html

それによると、
  • 営業総収入 :37億5,100万円 (前年同期比11.8%増)
  • 営業利益  :2億8,000万円 (ー)
  • 経常利益  :3億1,100万円 (ー)
  • 四半期純利益:2億3,900万円 (ー)
でした。

決算短信によると、個人向けクリーニングは、取次拠点の減少に加え、在宅勤務の普及によるワイシャツ、スーツのクリーニング需要の減少などにより、取次件数の減少傾向は続くものの、既存顧客へのアプローチを強化し、需要の掘り起こしに向けた施策のほか、マンションフロント事業との親和性も高く今後の需要拡大も見込まれるハウスクリーニングや顧客ニーズの高い保管や個配のサービス展開など、新規獲得に注力することに加え、昨年9月の自社工場閉鎖やバックオフィスの業務効率化を進めることによる管理コストの削減にも努めました。 当期のクリーニング事業収入1億1,200万円(対前年同期比14.2%減)、セグメント利益2,500万円(同126.1%増)でした。

2023年10月11日

「日本クリーニング新聞」2016号発行

クリーニング業界の業界紙「日本クリーニング新聞」2023年10月5日号(第2016号)が発行されました。


今号の主な内容は、
  • LINE販促・生の声〜距離感「いいね」
  • 「品質総合研究会」が始動
  • JCPC公開講座/多様化時代のデジタル社会
  • 日本テキスタイルケア協会〜基本情報と事例で学ぶ
  • ふとん協/羽毛の新加工研修
  • 折目加工協議会・響城れいさん招き掃除術学ぶ
  • TeMAマスターメンバー講習会/SNSは維持・継続が重要
  • 省エネ・省コストのコインランドリー(エレクトロラックス)
【日本クリーニング新聞のサイト】
http://www.nicli.co.jp/

ワタキューセイモア、「くるみん認定」取得

ワタキューセイモア株式会社(本社京都府井手町、村田清和社長)は、2023年10月2日付で厚生労働大臣認定の「くるみん認定」を取得したと発表しました。 https://www.watakyu.co.jp/data/sites/2/oshirase-20231010.pdf

くるみん認定は次世代育成支援対策推進法に基づき、一般事業主行動計画を策定した企業のうち、計画に定めた目標を達成し、一定の基準を満たした企業に対して厚生労働大臣が認定する「子育てサポート企業」の証です。

賃貸マンションの駐車場で衣類乾燥サービス

株式会社コスモスイニシアは、賃貸管理を行う埼玉県さいたま市のマンションで入居者向け衣類乾燥サービスの実証実験を開始すると発表しました。

マンションの駐車場空き区画にガス衣類乾燥機を搭載したトレーラーハウスを設置、入居者が24時間いつでも利用できるサービス。

賃貸マンションは洗濯パンの大きさや水栓の位置等の理由から乾燥機能付き洗濯機の設置が困難なところが多く、またガス衣類乾燥機は別途ガス引き込み工事等が必要となるため、入居者自らの設置が難しい状況です。そこで同社は、トレーラーハウスの車両でありながら建築物のように内装工事が行える特徴に着目し、これらの課題を解決できるのではないかと考え今回のサービスを企画したとしています。
またマンション内駐車場の空き区画活用にも貢献できると期待しているとのこと。

利用料の支払いはキャッシュレス決済を採用。

2023年10月7日

ビクター商事、保護猫活動の団体へテレビ寄贈

ビクター商事株式会社(本社名古屋市、臼井昭人社長)は、株式会社大垣共立銀行が行うOKB地域貢献私募債『拍手喝采』(SDGs賛同型)を利用して、名古屋市守山区で、地域猫・保護猫活動を行い、定期的に猫の譲渡会を開催するDOTS MEOW MORIYAMへ10万円相当の4K液晶テレビを寄贈しました。

寄贈した4K液晶テレビは、譲渡会にくる方々へDOTS MEOW MORIYAMの活動内容等の映像で放映して、しっかりと内容をお伝えしたいとの想いから選ばれて、今月の譲渡会から使われることになるとのこと。

同社は、日本動物園水族館協会の維持会員、ブレス浜松(Vリーグバレーボールクラブ)のクラブパートナーなど、様々な地域貢献活動に参加しており、今回もその一環。

きょくとうが第2四半期決算を発表

株式会社きょくとう(本社福岡市、牧平年廣社長)が2024年2月期第2四半期の業績(2023年3月1日から8月31日)を発表しました。
http://www.cl-kyokuto.co.jp/ir/

それによると、
  • 売上高   :29億4,400円(前年同期比6.9%増)
  • 営業利益  :3億3,300万円(同80.8%増)
  • 経常利益  :3億7,200万円(同65.2%増)
  • 四半期純利益:2億2,900円(同61.4%増)
でした。

決算短信によると、コロナ禍の内向き(守り)の意識をリセットし、外向き(攻め)の意識にチェンジしていくために、再度、成長・拡大を基本方針として、新規出店や店舗リニューアルを含めた設備投資や春の衣更えシーズンに合わせた販促活動など積極的に実施。
設備投資は新規出店を5店舗(移転リニューアル2店舗含む)、既存店舗のリニューアルを14店舗実施。店舗数は5店舗の新規出店と3店舗の閉鎖で452店舗となりました。
販促活動は、春の衣更えシーズンに合わせたサービスを提供するなど販売強化に努めました。

「東京クリーニング界」888号発行

東京都クリーニング生活衛生同業組合の「東京クリーニング界」2023年10月号(第888号)が発行されました。


今号の主な内容は、
  • 組合ホームページ・店舗紹介サービスの魅力とは?
  • ブロック・支部講習会〜新型コロナ5類移行につき活動本格化
  • 第1回経営技術講習会/浴衣・足袋の仕上げ方
  • ワンランク上の事故防止対策<お渡し前の目視による検品方法>
  • 今最も旬のあるブランドランキング
  • 本部だより
【東京都クリーニング生活衛生同業組合のサイト】
http://www.tokyo929.or.jp/

2023年10月6日

Yシャツ用段ボールハンガー、グッドデザイン賞受賞

株式会社アルサ(本社福岡市、中田大史社長)が運営する自然派クリーニング「Solairo Cleaning Factory」(そらいろクリーニングファクトリー)と、大国段ボール工業株式会社(本社福岡県行橋市、寺澤一光社長)が共同開発した段ボールハンガーが、2023年のグッドデザイン賞を受賞しました。

同ハンガーはクリーニング用のYシャツ包装機で使用できる業務用ハンガー。2つの部位を組み合わせることで耐荷重性や再利用性、コスト効率を追求したほか、ボディ部分には顧客へのキャンペーン案内等の告知に使用できるコミュニケーションスペースを設けています。

2022年11月からSolairo Cleaning Factory店舗で使用しており、今後、グループ会社の商社等を通して日本全国での販売を計画しているとのこと。



8月のクリーニング代支出は242円、8.0%減少

総務省統計局の「家計調査報告(二人以上の世帯)」2023年8月分がまとまりました。

8月分の結果は、全国全世帯のクリーニング代支出額は242円で、前年の263円より8.0%減少。勤労者世帯も前年より4.1%減少して、279円(前年291円)でした。

地方別では、
  • 北海道 239円(前年320円)
  • 東 北 297円(前年328円)
  • 関 東 291円(前年293円)
  • 北 陸 320円(前年396円)
  • 東 海 153円(前年227円)
  • 近 畿 198円(前年230円)
  • 中 国 169円(前年223円)
  • 四 国 130円(前年223円)
  • 九 州 261円(前年194円)
  • 沖 縄 121円(前年31円)
詳細はクリーニングオンラインのデータ集に掲載しています。
http://www.c-online.net/data/c_expense/index.html

2023年10月3日

「ニュークリーナーズ」626号発行

全国クリーニング協議会の「ニュークリーナーズ」2023年9月25日号(第626号)が発行されました。

今号の主な内容は、
  • 続く最賃上昇、いずれ1500円台も〜先を見据え変化に対応
  • 静岡の建築基準法対応を事例に対策を講演
  • 便利でお得な「メンテ」の話〜配管内部のレポート
  • クリーニング業の労務管理/最低賃金引き上げ時の固定残業代
  • 福利厚生に社販ドットコム
  • 法律相談/勤務態度が悪く解雇・不当性を主張 どう対応する?
  • クリーニングは女性の社会進出が一番の職業

2023年10月2日

ナガイレーベン、売上高171億8,100万円

ナガイレーベン株式会社(本社東京、澤登一郎社長)が2023年8月期の連結業績(2022年9月1日から2023年8月31日)を発表しました。
http://www.nagaileben.co.jp/ir-statements/

それによると、
  • 売上高   :171億8,100万円(前年同期比3.2%減)
  • 営業利益  :46億400万円(同8.5%減)
  • 経常利益  :46億7,300万円(同9.1%減)
  • 当期純利益 :32億2,600万円(同14.6%増)
でした。

決算短信によると、第2四半期までは比較的に順調に推移しましたものの、高騰する原価上昇に対応するため商品価格改定を2月に行った結果、業界の経営悪化の影響もあり、コア市場での一部の更新物件において期ズレが発生。また周辺市場においても同様にインフレの影響を受け、ここ数年売上を大きく伸ばしてきた患者ウェアも前年同期比2.3%の微増に留まりました。

「かなめ」465号発行

かなめ流通グループの情報紙「かなめ」2023年10月1日号(第465号)が発行されました。


今号の主な内容は、
  • コストは3割増も値上げは1割程度…今の価格で大丈夫?
  • 就労継続支援事業者と業務提携/上田商店
  • 上半期の洗剤出荷、3.1%減(洗剤同業会14社)
  • 大好評の肩貼りニュースレター
  • "衣類のお医者さん"に集まるリフォームあれこれ
  • 繰り返し利用可能なマイバッグ/山口県と山口県ク組合
  • 自店の品質やサービス〜値上げ時に見直してみては?
【かなめ流通グループのサイト】
http://www.kaname-g.jp/

2023年10月1日

「クリーニングニュース」894号発行

全国クリーニング生活衛生同業組合連合会の「クリーニングニュース」2023年10月号(第894号)が発行されました。


今号の内容は、
  • 【特集】LINEミニアプリ「御用達クリーニング名鑑」がやってくる!〜前編〜
  • 【特集】第23回JAPANドラッグストアショー出展報告
  • 「クリーニング所における衛生管理要領」が改正
  • 情報ファイル(ポスターおよび小冊子のデータ提供開始 など)
  • クリーニング師研修・業務従事者講習インフォメーション
  • 日本公庫の調査結果・クリーニング業の業況DI等
  • 青年部通信!/令和5年度事業計画
  • 全国クリーニング業企業年金基金
  • 衣料管理情報:パーツごとに状態が異なるムートン
  • CLEANER'S VOICE〜読者のページ〜
  • 全ク連活動報告Diary(令和5年8月)
  • 編集後記
【全ク連のサイト】
http://www.zenkuren.or.jp/

2023年9月30日

愛媛県組合、クリーニングの日に利用呼びかけ

「クリーニングの日」にあわせ、愛媛県クリーニング業生活衛生同業組合が松山市で利用を呼びかけました。南海放送が伝えています。

9月29日のクリーニングの日、「クリーニングこそサステナブル」をキャッチフレーズに、松山市駅前で同組合が通勤中の人たちにポケットティッシュなどを手渡し、クリーニングの利用を呼びかけました。

コロナによる生活スタイルの変化などを受け、県内でもクリーニング店の売り上げが2割から3割減少しているとのことで、組合では、紙製ハンガーの使用などSDGsの取り組みを通じ、利用客の獲得に努める方針としています。

2023年9月29日

丸正、羽毛製品リサイクル活動

株式会社丸正(本社三重県津市)は店頭で回収した羽毛製品をリサイクルするため、津市社会福祉協議会に手渡しました。三重テレビ放送が伝えています。

同社は、三重県共同募金会の羽毛製品リサイクル活動「UMOU(うもう)プロジェクト」に4年前から参加、店頭にボックスを設置してお客さんから羽毛製品を回収しているとのこと。
9月28日、1年間で集まった羽毛布団やダウンジャケット、約140キロを津市社会福祉協議会を通して寄付しました。

児童がSDGsの取り組みを見学、岡山ランドリー

岡山市の平福小学校の3年生78人が9月29日、株式会社岡山ランドリー(本社岡山市、佐々木篤社長)訪れ、SDGsの取り組みを見学しました。山陽新聞が報じています。

おかやま信用金庫が扱うSDGs私募債を同社が発行し、手数料の一部を同小の物品購入に充てた縁で実現したとのこと。工場では佐々木社長が、燃料を重油から天然ガスに転換し二酸化炭素(CO2)の排出量を減らしたことや、水の再利用により節水を進めていることを説明していました。

せんたく便、クリーニングの日キャンペーン

株式会社ヨシハラシステムズ(本社滋賀県彦根市、吉原保社長)は、9月29日のクリーニングの日にあわせて、宅配クリーニングサービス『せんたく便』のサービスをご利用したことがないお客様を対象に、せんたく便最速10点パックが利用ができるモニターを20名募集しています。

初めてせんたく便を使う方限定で20名に、せんたく便最速10点パック(10,208円)が当たるというキャンペーン。応募期間は2023年9月29日〜10月13日23:59。

ナガイレーベン、MACKINTOSH PHILOSOPHY発売

ナガイレーベン株式会社(本社東京、澤登一郎社長)は、八木通商株式会社(本社大阪、八木雄三社長)、株式会社マッキントッシュ ジャパン (本社東京、八木洋三社長)とブランドライセンス契約を結び、「MACKINTOSH PHILOSOPHY Medicalwear」を2024年1月から発売すると発表しました。
https://www.nagaileben.co.jp/wp-content/uploads/2023/09/383e09d406746df1f8ffbd7fd4402084-1.pdf

同社はハイエンドブランドとして「Bright Days」「Beads Berry」ブランドの展開を行なってきましたが、「MACKINTOSH PHILOSOPHY」ブランドを導入することでハイエンドゾーンに厚みを持たせ、多様で高レベルなユーザー満足度を高めることができるとしています。

昨今、医療・介護機関は患者・利用者が緊張感を和らげリラックスして過ごせる環境を作ることを目的として、院内・施設内の内外装に変化をもたらせてきています。内装の変化は医療・介護従事者のホスピタリティを重視した姿勢と相まって、患者・利用者が高い安心感を得られる結果に結び付いているとのこと。その中でも特に上質で落ち着いたホテルライクな空間によってより満足度を高める施設が増加しており、そのような空間に相応しいメディカルウェアの要望もまた高まってきているとしています。

2023年9月28日

VOC排出削減設備導入、事業概要動画を公開

東京都地球温暖化防止活動推進センター(クール・ネット東京)は「省エネ型VOC排出削減設備導入促進事業」のQ&A、事業概要動画を公開しました。

東京都の「省エネ型VOC排出削減設備導入促進事業」は、石油製品の値上がりへの対応や脱炭素の取り組みを強化するため、石油系原材料の削減等に寄与できるVOC(揮発性有機化合物)排出削減設備やVOC削減装置付空調・換気設備の導入に要する費用の一部を補助するもの。
都内で工場内塗装・印刷・ドライクリーニングのいずれかの作業でVOCを扱う都内の中小企業や個人事業者が対象。受付期間は2024年3月29日まで。

2023年9月27日

ブラックのシャツとスカート、色落ちの可能性

株式会社パルは、Loungedress(ラウンジドレス)ブランドのシャツ、スカートの一部で色落ちするおそれがあると発表しました。
http://www.palgroup.co.jp/important_/important.php?c=20230925

対象商品は2023年6月21日から7月29日までLoungedress各店舗およびWEBで販売したサテンフレアシャツ(品番LDZ1031604A0002)、サテンフレアスカート(品番LDZ1031601A0002)。それぞれ色はブラック。
染色の不具合から、汗や摩擦等によって色落ち、色移りする可能性があることが判明したため、同社では返金対応するとしています。

熊本、クリーニング工場が半焼

熊本市南区でクリーニング店の工場を焼く火事がありました。テレビ熊本が報じています。

9月27日午前4時20分ごろ熊本市南区近見で「建物から黒煙が出ている」と消防に通報がありました。鉄骨2階建てのクリーニング店の工場を半焼。2階の床およそ400平方メートルを焼いて、およそ3時間後に消し止められたとのこと。この火事によるケガ人はいませんでした。
関係者の話では出火当時、工場は無人だったということで警察と消防が火事の原因を調べています。

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この火事に関し、株式会社日本さわやかグループはホームページに「ホワイト急便近見工場 火災発生のおわび」を掲載しています。

2023年9月26日

8月の百貨店売上、衣料品10.2%増

日本百貨店協会が2023年8月の「全国百貨店売上高」を発表しました。
http://www.depart.or.jp/

調査対象百貨店70社181店のデータをまとめたもので、売上高総額は約3,897億円、前年同月比で11.8%増。18カ月連続のプラスとなりました。
8月の特徴としては、一部店舗で台風による休業や営業時間短縮などの影響も見られたが、増勢が続く高付加価値商材に加え、旅行や帰省など外出機会の増加や、連日の猛暑による盛夏アイテムの活況などが業績拡大に寄与した。円安効果を背景に高伸するインバウンドも売上を押し上げた。また、夏休みのファミリー催事や、趣味性の高いイベント、食品催事等も奏功した、としています。

衣料品を見てみると、売上高は924億9,833万2千円で、前年同月比13.1%増。18カ月連続のプラスとなりました。
商品別では、
  • 紳士服・洋品 164億5,156万1千円(前年比10.2%増)
  • 婦人服・洋品 654億1,320万5千円(前年比15.4%増)
  • 子供服・洋品 52億2,286万7千円(前年比13.9%増)
  • その他衣料品 54億1,069万9千円(前年比3.0%減)
となっています。

2023年9月25日

「日本クリーニング新聞」2015号発行

クリーニング業界の業界紙「日本クリーニング新聞」2023年9月20日号(第2015号)が発行されました。


今号の主な内容は、
  • 夏場の商況〜値上げ効果プラスで推移
  • 全協・環境保全大会/公開講座で持続可能なク業と課題
  • テキスタイルケア協会〜品質とトラブルの本格講座
  • 日本さわやかグループ/営業・販促テーマに研修
  • 基礎からいつでも学べる〜TeMA新人研修Sシリーズ
  • 省エネ&パワフル運転・ウールプレス機(東信精機)
  • ダストコントロール協会/SDGsへ具体的な取り組み採択
  • ライト/オリジナルバッグ紹介
【日本クリーニング新聞のサイト】
http://www.nicli.co.jp/

2023年9月23日

8月のチェーンストア販売、衣料品8.4%増

日本チェーンストア協会が2023年8月度の「チェーンストア販売統計」を発表しました。
http://www.jcsa.gr.jp/

会員企業数54社(店舗数10,796店)の販売データをまとめたもので、総販売額は1兆1,432億8,672万円(前年比3.4%増)でした。
概況として8月は、依然として食料品は節約志向の高まりから買い控えが続いているが、店頭価格の上昇もあり水産品を除き売上は伸びた。衣料品は高気温の影響もあり季節商品の動きが良く、住関品の動きも良かったことから、総販売額の前年同月比はプラスとなった、としています。

衣料品を見てみると、販売金額は503億6,619万円で、前年同月比8.4%増でした。
部門別では、
紳士衣料  72億3,248万円(前年比0.4%増)
婦人衣料  124億2,217万円(前年比8.4%増)
その他衣料 307億1,154万円(前年比10.5%増)

紳士衣料は、フォーマル、スラックス、長袖・半袖ドレスシャツ、半袖カジュアルシャツ、ショートパンツ、Tシャツなどはまずまずの動きだったが、長袖カジュアルシャツ、ボトム、カットソーなどの動きは鈍かった。

婦人衣料は、フォーマル、ベスト、スラックス・パンツ、カジュアルシャツ、Tシャツ、ボトムなどの動きは良かったものの、ワンピース、カラーフォーマル、ブラウスなどの動きは鈍かった。

その他衣料・洋品は、紳士・婦人パジャマ、紳士・婦人インナー、紳士・婦人・子供水着、UV衣料、浴衣、スニーカー、靴下、帽子、日傘、婦人バッグなどの動きは良かったが、スクール衣料、子供靴、ハンカチ、婦人靴、レイングッズなどの動きは鈍かった。

2023年9月21日

衣替え10月上旬が半数、アクティアが調査

アクティア株式会社は「衣替え 春夏から秋冬物へ」に関するアンケート調査を実施しました。 調査は9月12日〜15日、X(Twitter)で行われ、有効回答数は326件。
https://www.value-press.com/pressrelease/325290

■今年の秋冬物への衣替えのタイミングはいつ位になりそうですか?
  • 9月上旬:2%
  • 9月下旬:21%
  • 10月上旬:50%
  • 10月下旬:21%
  • 11月以降:4%
  • 既に終えた:1%
  • その他:1%
■ご自身の「春夏物」の衣服で、最もクリーニングに出すのはなんですか?
  • ビジネス用:47%
  • カジュアル・普段着:30%
  • 制服:5%
  • その他:18%
■ご家族の「春夏物」の衣服で、最もクリーニングに出すのはなんですか?
  • ビジネス用:52%
  • カジュアル・普段着:23%
  • 制服:6%
  • その他:12%
  • ひとり暮らし:7%
■ご家族の中で、誰の「春夏物」の衣服を最もクリーニングに出しますか?
  • ご自身:50%
  • 配偶者:31%
  • お子様(未成年のご家族):6%
  • 成人されたお子様・ご家族:3%
  • 祖父・祖母:3%
  • その他:6%
■次のシーズンまでお預かりする保管付き宅配クリーニングサービスを「春夏物」衣類で利用したことはありますか?
  • 利用したことはない:83%
  • 利用している:10%
  • 春夏物はないが、秋冬物では利用している:6%
■あなたは、宅配クリーニング派ですか? 店舗型クリーニング派ですか?
  • 店舗型クリーニング:90%
  • 宅配クリーニング:10%

2023年9月20日

就活用スーツの寄付プロジェクト

引きこもりなどで一定期間仕事に就いていない人たちの就労支援に取り組む、山形県米沢市のNPO法人With優(白石祥和代表)が、かつみクリーニング(勝見弘志社長)と連携し、着なくなったスーツを募り、就職活動に臨む若者に安価で譲る取り組みをはじめました。山形新聞が伝えています。
https://www.yamagata-np.jp/news/202309/20/kj_2023092000460.php

同法人の利用者から「働き口を探したいが、就活用のスーツが高くて買えない」との声が複数寄せられていたとのこと。白石代表が「着る機会がないまま眠っているスーツを生かせないか」と発案し、かつみクリーニングが連携を決めました。
1着2,500円で販売して、就職後に給与を得てからの後払いも可能。同法人利用者を中心に、高校生や大学生にも広く声をかけ、個別販売のほか、販売会開催も検討しているとのこと。

寄付はかつみクリーニングの米沢、南陽の3店舗で受け付けます。

2023年9月15日

児童養護施設の毛布を無償クリーニング

長崎西ロータリークラブが、長崎市内の児童養護施設の毛布を無償でクリーニングしました。長崎文化放送が伝えています。

9月14日、長崎市内の児童養護施設「マリア園」の毛布61枚を無償でクリーニングしました。 この活動は40年前、長崎市のパールドライ・三宅敏彦さんがボランティアで毛布のクリーニングを始め、1985年から三宅さんも所属する長崎西ロータリークラブが奉仕活動の一環として引き継ぎ、続けているとのこと。

2023年9月14日

労災死亡事故、会社と代表取締役を書類送検

青森県弘前市のクリーニング工場で男性が頭を機械に挟まれて死亡した事故で、弘前労働基準監督署は事故を防ぐ安全装置を適切に設置していなかったとして労働安全衛生法違反の疑いで会社と代表取締役を書類送検しました。NHKが報じています。

弘前労働基準監督署によると、今年1月に工場で作業にあたっていた20代の男性が脱水機に頭をはさまれて死亡しました。機械が突然停止したため原因を調べようと内部をのぞき込んだところ頭を挟まれたということです。
機械には法律で義務づけられている事故防止のための安全装置が備えられていましたが、その一部を取り外していた疑いがあるということで、弘前労働基準監督署は労働安全衛生法違反の疑いで会社と代表取締役の男性を書類送検したとのこと。

ハーティークリーニング、破産手続き開始

「ホワイト急便」を山梨県内で展開していたハーティークリーニング(山梨県昭和町)が経営破たんしたことがわかりました。テレビ山梨が報じています。

帝国データバンクによると9月5日、同社は甲府地裁から破産手続きの開始決定を受けたとのこと。負債総額はおよそ1億8,300万円。
8月末時点の直営店は16店、取次店は44店で、取次店の一部は株式会社せんたくクラブ(山梨県笛吹市)が権利を継承する予定。

ダンボールニットの一部で組成表記に誤り

株式会社サザビーリーグは、エストネーションで販売したダンボールニットの一部で組成表記に誤りがあったと発表しました。

対象商品は「onegravity」ブランドの「ダンボールニットフーディー」(商品番号32-234-13-080043)、「ダンボールニットジップアップロングベスト」(商品番号32-234-13-080044)、「ダンボールニットショーツ」(商品番号32-234-07-080046)、「ダンボールニットリブパンツ」(商品番号32-234-07-080045)。
商品タグおよび洗濯ネームの組成表記に誤りがあったとのこと。取扱い、着用に支障はありませんが、同社では希望に応じて正しい表記に付け変え対応するとしています。

2023年9月13日

ガソリン価格高騰、クリーニング業界にも影響<続報>

ガソリン価格が高騰していますが、クリーニング業界でも影響が出てきているというニュースを各放送局、新聞社が報じています。

■さくらんぼテレビ:クリーニング店「全部値上がり」に危機感
https://www.sakuranbo.co.jp/news/2023/09/12/2023091200000004.html

■富山テレビ:カニ漁、銭湯、クリーニング店…燃料高騰の“直撃”受ける各業界
https://www.fnn.jp/articles/-/585296

■熊本朝日放送:長引く燃料費の高騰 クリーニング店にも影響が
https://www.kab.co.jp/news/?NewsData=202309137858.php&path=video/202309137858.mp4&mode=1

2023年9月12日

「クリーニング流通新聞」401号発行

クリーニング業界の業界紙「クリーニング流通新聞」2023年9月10日号(第401号)が発行されました。


今号の主な内容は、
  • ふとんCLの習慣づくり本格化・まだまだ眠る10億枚の市場
  • 業界取巻く課題に取り組む/クリーンライフ協会・総会
  • 衛生管理要領の一部改正〜処理・保管など留意事項追加
  • サスティナブルファッション啓発ツールを作成
  • 販売促進の最前線学ぶ/TeMA・マスター講習会
  • 個人店の生きる道(クリーニング工房木下・木下直人)
  • 全ク連・クリーンライフ協会/ドラッグストアショーに出展
  • 人手不足対策へ新たな提案/ライトWebセミナー

2023年9月9日

「日本クリーニング新聞」2014号発行

クリーニング業界の業界紙「日本クリーニング新聞」2023年9月5日号(第2014号)が発行されました。


今号の主な内容は、
  • イマドキの意識を知る〜現金に続く決済でスマホ
  • ライフ協会総会/試験統一25年度から
  • 設備投資、人件費対策に〜助成制度活用のススメ
  • 割引に頼らない売上づくり/関西めんて公開講座
  • TeMA・デジタル販促最前線
  • 災害対策ランドリー全国へ推進/TOSEI
  • アフターコロナに増えているステルス繁盛店(菅俊介)
  • 布団は圧縮でらくらく保管・木戸商事
【日本クリーニング新聞のサイト】
http://www.nicli.co.jp/

2023年9月8日

7月のクリーニング代支出は385円、8.3%減少

総務省統計局の「家計調査報告(二人以上の世帯)」2023年7月分がまとまりました。

7月分の結果は、全国全世帯のクリーニング代支出額は385円で、前年の420円より8.3%減少。勤労者世帯は前年より9.8%増加して、470円(前年428円)でした。

地方別では、
  • 北海道 410円(前年508円)
  • 東 北 252円(前年527円)
  • 関 東 407円(前年470円)
  • 北 陸 570円(前年368円)
  • 東 海 335円(前年330円)
  • 近 畿 384円(前年558円)
  • 中 国 370円(前年297円)
  • 四 国 643円(前年142円)
  • 九 州 334円(前年224円)
  • 沖 縄 94円(前年44円)
詳細はクリーニングオンラインのデータ集に掲載しています。
http://www.c-online.net/data/c_expense/index.html

ぎふ未来プロジェクト開催、トーカイとNancy

株式会社トーカイとぎふマーブルタウン実行委員会(一般社団法人Nancy)は9月17日、岐阜聖徳学園大学羽島キャンパスで「ぎふ未来プロジェクト」を開催します。

小学生が失敗と挑戦が許容された架空都市の運営・発展を通して自分の頭で考え自分の手で選択し、自分の足で動ける力を育む「第10回ぎふマーブルタウン2023秋」を開催。
あわせてサッカー場で開催される「考えるサッカー教室」では元JリーガーでFC岐阜クラブアンバサダーの難波宏明氏、元Jリーガー那須大亮氏、インフルエンサーのウンパルンパ氏が登場します。

「東京クリーニング界」887号発行

東京都クリーニング生活衛生同業組合の「東京クリーニング界」2023年9月号(第887号)が発行されました。


今号の主な内容は、
  • アパレル情報交換会を「東京組合×TeMA」コラボ開催
  • クリーニング保険事故支払一覧表
  • 秋の特売キャンペーン
  • 2023年春夏トレンド/男女ともにカーゴパンツが人気
  • 本部だより
【東京都クリーニング生活衛生同業組合のサイト】
http://www.tokyo929.or.jp/

2023年9月7日

山口県組合、マイバックでプラ削減

山口県クリーニング業生活衛生同業組合(山野陽生理事長)は、使い捨ての衣類用カバーを削減するため、繰り返し使用できる「クリーニングマイバック」を下関市と山口市の店舗で導入しました。山口放送が伝えています。
https://kry.co.jp/news/news1021fv3ajtqhhncq7fe.html

「クリーニングマイバック」は、山口県組合が使い捨てされるプラスチック製やビニール製の衣類用カバーを削減しようと県の協力を受けて導入を決めたもの。スーツなどを入れるガーメントバッグのような形となっていてクリーニング店に持ち込む衣類などを入れるスペースとクリーニング後の衣類を入れるスペースは、別となっていてそのまま衣類用カバーとして使用することができます。

今回、下関市内と山口市内のあわせて27店舗で導入、5,000枚を無料で配布するとのこと。来年度以降、順次、導入地域を広げていく予定。

2023年9月5日

千葉市生活応援キャンペーンを実施

千葉市はキャッシュレス決済での支払額を対象にポイント還元を行う「千葉市生活応援キャンペーン」を10月1日から実施します。

物価高騰の影響を受けている市民生活を支援するとともに、市内消費を喚起し地域経済を活性化するのが目的。市内の対象店舗において、対象となるキャッシュレス決済を利用した場合、支払額の最大10%をポイント還元します。期間は2023年10月1日〜10月31日(※期間に関わらず、予算額に到達次第終了)。

対象店舗は千葉市内に所在し、対象の決済サービスを導入しているクリーニング店をはじめスーパーマーケット、ドラッグストア、コンビニなど約8,500店舗。

ニトリ、羽毛布団のリサイクル回収実施

株式会社ニトリ(本社札幌市、武⽥政則社長)は全国のニトリ・ニトリEXPRESS・島忠・島忠ホームズ・ニトリホームズの全店舗で、羽毛布団のリサイクル回収を実施します。期間は2023年10月2日〜12月31日。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000441.000073913.html

同社の「羽毛布団のリサイクル回収」は、不要になった羽毛布団を、販売元にかかわらず店頭で無料回収し、解体して取り出した羽毛を丁寧に洗浄し、再製品化する取り組み。2021年度の15店舗からスタートし、2022年度は全店舗で実施。約1.3万人が参加、持ち込み枚数は約2万枚におよんだとのこと。

なお昨年度回収した羽毛布団から取り出した「再生羽毛」使用の羽毛布団を、10月上旬より数量限定販売する予定。

「ニュークリーナーズ」625号発行

全国クリーニング協議会の「ニュークリーナーズ」2023年8月25日号(第625号)が発行されました。

今号の主な内容は、
  • 「年収の壁」是正は急務
  • クリーニング師試験統一〜25年度実施を目標
  • ドラッグストアショー/全ク連とライフ協会でク業をPR
  • 便利でお得な「メンテ」の話〜原油高騰!工場の省エネ対策
  • クリーニング業の労務管理/ハラスメント発生時の対応方法
  • 法律相談/スーパーの店長・所持品を検査
  • ビッグモーター事件に見る企業倫理の崩壊

2023年9月3日

「Pandora」93号発行

品質情報研究所の「Pandora(パンドラ)」2023年夏号(第93号)が発行されました。


今号の主な内容は、
  • 名画に描かれた洗濯風景〜川で洗濯する女たち(ダニエル・リッジウェイ・ナイト作)
  • テクスケア・ウエッブセミナー2023年/基礎科第1期・繊維素材の特徴とトラブル開講
  • ウエットクリーニング実務の品質管理-4(オフィス毛利・毛利春雄)
  • 事故事例報告
    • 高温プレスによるアセテートのアタリ
    • シミ抜き作業の摩擦による毛羽立ち
    • 部分的に収縮したキルティングの婦人ジャケット
    • 顔料プリント柄のドライクリーニングによる退色
    • ポリウレタン樹脂コーティングにフロッキー加工が経時劣化
    • ショルダーバッグによるとみられるコート脇部分の摩耗損傷
  • クリーニングトラブル解析マニュアル/色泣きと移染(汚染)
【日本テキスタイルケア協会のサイト】
http://www.textilecare.jp/

2023年9月2日

秋田県組合、原油価格高騰で知事に要望書

原油価格の高騰でクリーニング店の経営が厳しさを増していることから、秋田県クリーニング生活衛生同業組合の福岡克正理事長ら4人が県庁を訪れ、佐竹知事に要望書を手渡しました。NHKが伝えています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/akita/20230901/6010018873.html

要望書では、エネルギーや物価の高騰は、中小企業や零細企業が大半を占めるクリーニング業に致命的な影響を及ぼしているとし、国の交付金を活用して支援するよう求めているとのこと。
これに対し、佐竹知事は「いろいろな面で大変な事情なのは十分、わかっているが、どこの業界も厳しく、クリーニング業界だけというわけにはいかない」と答えていました。
福岡理事長は「まずは知事に業界の窮状を知ってもらうことができたと思う。今後は組合員の意見を聞いて、対応を考えていきたい」としています。

「かなめ」464号発行

かなめ流通グループの情報紙「かなめ」2023年9月1日号(第464号)が発行されました。


今号の主な内容は、
  • 労安衛生規則に非該当の糊剤が誕生
  • 上半期の洗濯代支出、前年比1.4%増
  • 専用資材の販売スタート/松田茂伸氏のGP協会が開発
  • 本当に『リフォームは宝の山』だった!
  • TERAOKAクリーニングユーザーカンファレンス
  • 最低賃金、初の1,000円超え
  • Yシャツ減ってませんか?人の動きは活発化するも、なぜ?
【かなめ流通グループのサイト】
http://www.kaname-g.jp/

2023年9月1日

ダスキン、60周年記念事業ロゴ策定

株式会社ダスキン(本社大阪府吹田市、大久保裕行社長)は2023年11月16日に創業60周年を迎えます。それを記念して、創業60周年記念事業ロゴマークを策定しました。

あわせて創業60周年特別記念企画として、ミスタードーナツ各店舗での記念グッズの販売や特設サイトの開設、訪販グループキャンペーン企画、全国での一斉清掃活動実施などを予定しているとのこと。

Odakyu Laundry、洗濯代行サービス開始

小田急不動産株式会社(本社東京、五十嵐秀社長)は、コインランドリー「Odakyu Laundry経堂店」(東京・世田谷区)で洗濯代行サービスの提供を開始します。

店舗内に洗濯代行専用受付カウンターを設け、店舗スタッフが「洗濯物をお預かりし、洗濯から乾燥、たたみまで行いご返却する」サービス。布団など大物を含め、日々の洗濯の煩わしさから解放し、お客さまのより豊かな生活の実現に貢献するとしています。

開始日は2023年9月1日。料金は、敷き布団2,500円/枚~、掛け布団2,200円/枚~、一般衣類2,500円/袋。

ダスキン、営業車両EV化の実証実験

株式会社ダスキン(本社大阪府吹田市、大久保裕行社長)は、営業車両をEV(電気自動車)に切り替えることによる環境負荷軽減(CO2排出量削減)効果とランニングコスト、実用性等についての実証実験を2023年9月1日から2024年2月29日まで、東京都内で実施すると発表しました。

同社では現在、営業車両が日本全国で10,000台以上稼働しており、いままでも低排出ガス認定自動車導入の推進やドライバーへのエコドライブの教育などを行ってきたとのこと。今回、さらなるCO2排出量削減を推進するため、ASF株式会社の協力を得て、訪販グループのダスキン入谷支店(東京都足立区)、ダスキン高松支店(東京都練馬区)に2台のEVを導入。CO2排出量削減効果とランニングコスト、実用性等についての実証実験を行うとしています。

「クリーニングニュース」893号発行

全国クリーニング生活衛生同業組合連合会の「クリーニングニュース」2023年9月号(第893号)が発行されました。


今号の内容は、
  • 【特集】クリーニング専用ムシューダ防虫カバー 選べる!プレゼントキャンペーン
  • 【特集】サステナブルファッション啓発ツール作成
  • 青年部通信!/令和5年度単青組首長会議・研修会を開催
  • 情報ファイル(第3回理事会を開催 など)
  • TSU・NA・GU(vol.23)未来にTSUNAGU財産と事業の承継
  • クリーニング師研修・業務従事者講習インフォメーション
  • 技術部会/令和5年度技術部会事業計画
  • みんなの共催広場『秋の訪れ』
  • 衣料管理情報:汗による変色
  • CLEANER'S VOICE〜読者のページ〜
  • 全ク連活動報告Diary(令和5年7月)
  • 編集後記
【全ク連のサイト】
http://www.zenkuren.or.jp/

2023年8月31日

山梨県のホワイト急便FC、事業を停止

山梨県内で「ホワイト急便」を展開している会社が、来月中旬で事業を停止することがわかったと、山梨放送が伝えています。

この会社は1989年からフランチャイズ契約を結びホワイト急便を県内で60店舗展開。コロナ禍や原油価格の高騰が重なり経営状況の改善が見込めないことから事業の停止を決めたとのこと。
8月31日以降の新規のクリーニングの受け入れを停止し、来月中旬までに衣類の引き取りを呼び掛けていて、利用客に対しては来店時の説明のほか店内の張り紙、電話などで周知をはかっているとしています

ガソリン価格高騰、クリーニング業界にも影響

ガソリン価格が高騰していますが、クリーニング業界でも影響が出てきているというニュースを各放送局、新聞社が報じています。

■NHK徳島:ガソリン価格15年ぶり180円超 10週連続の値上がり
https://www3.nhk.or.jp/lnews/tokushima/20230824/8020018419.html

■岐阜新聞:燃油価格高騰 運送業大打撃、クリーニング業も悲鳴
https://www.gifu-np.co.jp/articles/-/278011

■テレビ信州:ガソリン・石油価格の高騰 コスト増でクリーニング店も苦悩
https://www.tsb.jp/news/nnn/news11626z1u4bb5cz4up1m.html

■テレビ神奈川:ガソリン価格高騰止まらず 県内への影響は
https://www.tvk-kaihouku.jp/news_wall/post-12980.php

■大分放送:ガソリン価格9週連続値上がり バス会社にクリーニング業界も悲鳴
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/obs/691555

■NHK秋田:クリーニング店“値上げ避けられない”
https://www3.nhk.or.jp/lnews/akita/20230830/6010018842.html

■南日本新聞:止まらない燃料高 ちらつく廃業
https://373news.com/_news/storyid/181023/

2023年8月30日

7月のチェーンストア販売、衣料品8.6%増

日本チェーンストア協会が2023年7月度の「チェーンストア販売統計」を発表しました。
http://www.jcsa.gr.jp/

会員企業数54社(店舗数10,801店)の販売データをまとめたもので、総販売額は1兆1,663億5,949万円(前年比4.9%増)でした。
概況として7月は、食料品は節約志向の高まりから買い控えが続いているが、店頭価格の上昇により水産品を除き売上は伸びた。衣料品は高気温の影響もあり季節商品の動きが良く、住関品の動きも良かったことから、総販売額の前年同月比(店舗調整後)はプラスとなった、としています。

衣料品を見てみると、販売金額は685億4,572万円で、前年同月比8.6%増でした。
部門別では、
紳士衣料  114億4,309万円(前年比4.1%増)
婦人衣料  198億4,334万円(前年比8.6%増)
その他衣料 372億5,929万円(前年比10.0%増)

紳士衣料は、フォーマルスーツ、スーツジャケット、ドレスシャツ、チノパンツ、カジュアルシャツ、ショートパンツ、Tシャツなどはまずまずの動きだったが、スラックス、半袖ドレスシャツ、長袖ポロシャツなどの動きは鈍かった。

婦人衣料は、ワンピース、ブラウス、スカート、スラックス・パンツ、カジュアルシャツ、ホームドレス、Tシャツ、レギンスパンツなどはまずまずの動きだったが、カラーフォーマル、ビジネス関連、カットソーなどの動きは鈍かった。

その他衣料・洋品は、紳士・婦人・子供インナー、紳士・婦人・子供水着、UV衣料、浴衣、スニーカー、帽子、靴下などの動きは良かったものの、紳士パジャマ、婦人下着、子供衣料、子供靴、フォーマルネクタイ、レイングッズなどの動きは鈍かった。

7月の百貨店売上、衣料品10.7%増

日本百貨店協会が2023年7月の「全国百貨店売上高」を発表しました。
http://www.depart.or.jp/

調査対象百貨店70社181店のデータをまとめたもので、売上高総額は約4,758億円、前年同月比で8.6%増。17カ月連続のプラスとなりました。
7月の特徴としては、猛暑が続いた天候与件や旅行需要などにより盛夏商材が牽引した他、ラグジュアリーブランド・宝飾品などの高付加価値商材も好調に推移。円安効果と入国制限終了などから増勢が続くインバウンドは、2019年実績も超えて売上全体を底上げした。主力の衣料品ではクリアランスのセール品以上に実需品へのニーズが高く、定価販売のプロパー商材も健闘した、としています。

衣料品を見てみると、売上高は1,187億2,410万4千円で、前年同月比10.7%増。17カ月連続のプラスとなりました。
商品別では、
  • 紳士服・洋品 235億9,603万4千円 (前年比9.2%増)
  • 婦人服・洋品 817億2,295万円 (前年比12.9%増)
  • 子供服・洋品 61億8,020万円 (前年比3.5%増)
  • その他衣料品 72億2,492万円 (前年比1.7%減)
となっています。

2023年8月24日

ボイラー事故、製造元に4億2千万円の賠償命令

ガスボイラー機器の使用中に事故が発生し従業員2人が死傷するなどした沖縄県・糸満市のクリーニング業の企業が、ボイラー機器を製造販売する宮崎県の会社と役員3人に損害賠償を求めた訴訟の判決で、那覇地裁は8月23日、原告の請求を全面的に認め、約4億2千万円の支払い判決を言い渡しました。琉球新報が報じています。

判決によると、被告は2020年1月、機器システムを原告に引き渡し、その時点で設計・製造上の欠陥、指示・警告上の欠陥が存在。原告は被告が指示する用法に従って稼働させましたが、2021年5月と10月に炉内で爆発が起きるなどしました。運転マニュアルや被告の指示には、使用法の明確な基準や適切な説明がなかったとしています。

原告側代理人弁護士は琉球新報の取材に「システムの欠陥が認められたことは大きい」と判決を評価したとのこと。一方、被告の会社と役員3人は今年、宮崎地裁都城支部から破産手続きの開始決定を受けたといい「被った損害の賠償金をどうやって回収するかが課題」と述べたとしています。

2023年8月23日

宮崎県が物価高対策で支援、ポイント還元

宮崎県は県内のクリーニング店、理容室、美容室を対象に、キャッシュレス決済の利用でポイントを付与するキャンペーンを実施すると、NHKが報じています。

仕入れ価格の上昇や光熱費など物価高により打撃を受けている理容店やクリーニング店などの利用を促すため、県が支援に乗り出すもの。期間は9月1日から11月末までで、およそ1,400店舗で実施されます。

キャンペーンは、利用者が対象となる店舗で「PayPay」や「楽天ペイ」などのアプリを使ってキャッシュレス決済をすると、一部がポイントで還元される仕組み。決済1回につき最大で1,000ポイント、合計で4,000ポイントを上限に付与されるとのこと。

県は6月の補正予算でおよそ1億6,500万円を計上。河野知事は「物価高の影響が続く中、県民に幅広く利用していただき、地域経済の回復に貢献してほしい」と話しています。

2023年8月22日

「日本クリーニング新聞」2013号発行

クリーニング業界の業界紙「日本クリーニング新聞」2023年8月20日号(第2013号)が発行されました。


今号の主な内容は、
  • <本紙予測>総需要2743億円へ〜回復基調が4月に暗転
  • 全協/秋キャン、会員外も受付中
  • 人不足で伸び悩む・7月のホテル利用率
  • 白洋舍中間決算/ホーム4.5%増加
  • 出荷金額2年連続増加〜産機工業務用洗濯機部会/全機連
  • TERAOKAユーザーカンファレンス・アプリが描く新しいカタチ
  • ヘアカラーのシミを素早くきれいに処理(カミナガ販売)
  • ライト/無人受付機マジックシェル紹介
【日本クリーニング新聞のサイト】
http://www.nicli.co.jp/

2023年8月18日

加重平均額1,004円に、地域別最低賃金答申

厚生労働省は、都道府県労働局に設置されている地方最低賃金審議会が答申した令和5年度の地域別最低賃金の改定額を取りまとめました。

47都道府県で39円~47円の引上げ、改定額の全国加重平均額は1,004円(昨年度961円)で、43円の引上げは昭和53年度に目安制度がはじまって以降で最高額となります。

答申された改定額は、都道府県労働局での関係労使からの異議申出に関する手続を経た上で、都道府県労働局長の決定により10月1日から10月中旬までの間に順次発効される予定。

2023年8月17日

阿武隈急行のジオラマ展示、ドリームランドリー

株式会社ドリームランドリー(本社宮城県柴田町)が、阿武隈急行の鉄道模型と沿線を再現したジオラマを制作し展示しています。東北放送が伝えています。 https://newsdig.tbs.co.jp/articles/tbc/665472

ジオラマが展示されているのは同社工場の休憩室。雪景色の鉄橋を走る阿武隈急行の列車。鉄道模型「Nゲージ」と丸森駅周辺の景色などが精巧に再現されています。

同社は会社のロゴマークを、列車のヘッドマーク広告として掲示するなど、阿武隈急行への支援を続けており、ジオラマを見た人が沿線に実際に足を運んでくれるきっかけになればとしています。

予約制でジオラマの見学も行っているとのこと。

2023年8月16日

住友商事、当日完結の洗濯代行サービス

住友商事株式会社は株式会社白洋舍と共同で、洗濯代行サービス「Life Wash」(ライフ ウォッシュ)の実証実験を東京・渋谷区で開始しました。

Life Washは「ストレスフリーな家事代行体験」をコンセプトに、LINEベースの受発注プラットフォームから簡単に発注でき、お預かりした洗濯物を12時間後には畳まれた状態で返却するもの。物流マッチングプラットフォームを活用した物流網の効率化や、徹底したシステム管理による受注と洗濯オペレーションの組み合わせ最適化などにより、お預かり当日のサービス受け取り完了を実現させるとのこと。

事業化に向けた実証実験として8月16日より東京・渋谷区で期間限定のサービス提供を開始しました。

本件は、住友商事の社内起業制度「0→1チャレンジ2022(ゼロワンチャレンジ2022)」で新規ビジネスの優れたアイデアとして選出された案件。

「クリーニング流通新聞」400号発行

クリーニング業界の業界紙「クリーニング流通新聞」2023年8月10日号(第400号)が発行されました。今号で400号となるそうです。おめでとうございます。


今号の主な内容は、
  • ふとんCLを日本の文化に〜「布団の達人」栄社長が講演
  • クリーンフェスタ兵庫に1500人/セミナー・商談も活発に
  • コインランドリーはピークアウト/産機工・全機連出荷実績
  • 折目加工協春のキャンペ・前年比103%と増加
  • 羽毛アンチエイジプラス〜受付担当者集めて研修会(びゅぅ・ふらんせ)
  • ムシューダ導入6000店に
  • 選択肢を広げ選ばれる店に〜CA勉強会公開講座で
  • かさばる布団や毛布 輸送・保管コストを「圧縮」/日本シーリング

2023年8月15日

コンテナ型移動式ランドリー、兵庫県養父市に設置

山本運輸株式会社(本社兵庫県養父市、山本洋介社長)が、車でけん引できるコンテナ型移動式ランドリー「COMOREBI(こもれび)」の運営を始めたと、神戸新聞が伝えています。

コンテナ内部には、コイン式の洗濯乾燥機9台を設置。通常時は道の駅やキャンプ場などでコインランドリーとして、災害時には避難所に出向いて被災者らの衣服を洗えるようにするとのこと。
同社は養父市と災害時の連携協定を締結。8月7日、養父市の防災拠点になっている「道の駅ようか但馬蔵」にコンテナを設置し、お披露目と協定の締結式を行いました。

トーカイが第1四半期決算を発表

株式会社トーカイ(本社岐阜市、浅井利明社長)が、2024年3月期第1四半期決算の連結業績(2023年4月1日から6月30日)を発表しました。
http://www.tokai-corp.com/finance/

それによると、
  • 売上高   :334億9,100万円(前年同期比6.2%増)
  • 営業利益  :16億2,300万円 (同0.7%減)
  • 経常利益  :17億5,500万円 (同0.3%減)
  • 四半期純利益:12億3,800万円 (同4.1%増)
でした。

決算短信によると、「健康生活サービス」はシルバー事業の介護用品レンタルや「入院セット」の売上が好調に推移したことに加え、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けた寝具・リネンサプライ事業およびクリーニング設備製造事業の売上が、観光需要の拡大に伴うホテル・旅館稼働率の回復、リネンサプライ業界の省人・省力化設備への投資意欲の高まりにより伸長したことから、前年同四半期比増収となりました。利益面では増収効果のほか、エネルギー価格高騰に対応したお客様への提供価格見直しやエネルギー原単位改善等生産性向上に努めたことによる利益貢献はあるものの、コロナ禍の収束に伴うレンタル資材費の増加、事業拡大のための人件費の増加等により前年同四半期を僅かに下回りました。
売上高は173億4,400万円(前年同期比7.0%増)、営業利益は13億4,500万円(同0.7%減)でした。

「環境サービス」はリースキン事業において非連結子会社を吸収合併したことにより、前年同四半期比増収となりました。利益面は、太陽光事業の減収に伴う減益はあるものの、リースキン事業における非連結子会社1社、連結子会社1社を吸収合併したことによる業務集約、効率化等の統合効果、ビル清掃管理事業における工程改善による収益性向上のほか、前期には不動産事業において不動産売却に向けた一時的な費用の計上があっ たことから、前年同四半期比増益となりました。
売上高は36億1,700万円(同5.2%増)、営業利益3億2,800万円(同8.5%増)でした。

2023年8月11日

ファーストリネン、京都ハンナリーズのパートナーに

プロバスケットボールリーグB.LEAGUEの京都ハンナリーズは、ファーストリネンサプライ株式会社(本社京都市、中根淳社長)と2023-24シーズンのゴールドパートナー契約を締結したことを発表しました。

フトン巻きのジローがプロマーケットに上場

フトン巻きのジロー株式会社(本社栃木県宇都宮市、森下洋次郎社長)は8月10日、TOKYO PRO Market(東京プロマーケット)に上場しました。

初値は1株1,300円。発行済株式数は1,715,000株。

2023年8月10日

白洋舍が第2四半期決算を発表

株式会社白洋舍(本社東京、松本彰社長)は、2023年12月期第2四半期の連結業績(2023年1月1日から6月30日)を発表しました。
http://www.hakuyosha.co.jp/ir/news/financial_report/

それによると、
  • 売上高   :208億2,700万円(14.7%増)
  • 営業利益  :8億1,600万円(ー)
  • 経常利益  :8億9,800万円(ー)
  • 四半期純利益:5億1,200万円(27.5%減)
でした。

決算短信によると、業績を事業セグメント別にみると、

個人向けのクリーニング事業は、不採算店舗の閉鎖を通じて店舗部門を縮小すると共に、集配部門等の収益性の高い営業チャネルに売上構成比率をシフトさせるチャネルシフトを進める等、事業の収益性を改善するための構造改革を推進。5月には光熱費等の高騰による経費の上昇等を背景に、昨年4月に続いて再度のクリーニング料金の改定を行いました。
料金改定に伴う増収効果が見られたこと等から、クリーニング事業の売上高は88億400万円(前年同四半期比4.5%増)となりました。加えて構造改革の進捗に伴い、人件費や賃借料等、直営店舗の運営に関わる経費が減少したこと等から、セグメント利益は6億9,500万円(同197.8%増)でした。

レンタル事業に関しては、行動制限緩和に伴う得意先の稼働回復が見られたほか、光熱費の高騰等を背景とする経費の上昇を受けて取引価格への転嫁を進めたこと等から、レンタル事業の売上高は114億7,000万円(同23.5%増)、セグメント利益は9億1,700万円(同198.3%増)となりました。

クリーニング業務用の機械・資材や、ユニフォーム等の販売を行っている物品販売事業は売上高3億1,100万円(同59.0%増)、セグメント利益は4,500万円(同32.1%増)でした。

NECとダスキン、工場内ネットワークをSDNで構築

日本電気株式会社(NEC、本社東京、森田隆之社長)は、株式会社ダスキン(本社大阪府吹田市、大久保裕行社長)とSDN技術を活用した工場内ネットワークを構築し、ダスキン大阪中央工場で稼働開始したと発表しました。

新しいネットワークは、NECのSDNコントローラソフトウェア「UNIVERGE Network Operation Engine」、LANスイッチ「UNIVERGE QXシリーズ」などで構成。ネットワーク全体を物理的に統合することで、本部から一元管理できます。これにより、管理の効率化やトラブル発生時の対応の迅速化を実現したとのこと。
また、ネットワークを用途に応じて論理的に分割することで、ネットワークの遅延を抑えたり、セキュリティレベルを変えたりするなど、構成の変更・追加にも容易に対応することが可能。

両社は今後、ダスキン大阪中央工場以外の工場も、段階的にSDN技術を用いた新ネットワークに移行。無線モバイル機器のような新しいデバイスやデジタル技術を活用したシステムなどを駆使して、工場のスマート化にも積極的に取り組んでいくとしています。

テーオーシーが第1四半期決算を発表

株式会社テーオーシー(本社東京、大谷卓男社長)が2024年3月期第1四半期決算の連結業績(2023年4月1日から6月30日)を発表しました。
https://www.toc.co.jp/toc/ir-new/ir/

それによると、
  • 売上高   :34億7,700万円(前年同期比13.1%減)
  • 営業利益  :7億8,600万円(同42.1%減)
  • 経常利益  :9億2,900万円(同38.4%減)
  • 四半期純利益:6億3,600万円(同38.7%増)
でした。

決算短信によると、リネンサプライおよびランドリー事業は、主な顧客先であるホテル業界からの受注は、回復が継続したものの、コロナ禍前の水準には至っておらず、売上高は3億7,200万円(前年同四半期比32.0%増)、営業損失は300万円でした。