2023年9月27日

熊本、クリーニング工場が半焼

熊本市南区でクリーニング店の工場を焼く火事がありました。テレビ熊本が報じています。

9月27日午前4時20分ごろ熊本市南区近見で「建物から黒煙が出ている」と消防に通報がありました。鉄骨2階建てのクリーニング店の工場を半焼。2階の床およそ400平方メートルを焼いて、およそ3時間後に消し止められたとのこと。この火事によるケガ人はいませんでした。
関係者の話では出火当時、工場は無人だったということで警察と消防が火事の原因を調べています。

2023年9月26日

8月の百貨店売上、衣料品10.2%増

日本百貨店協会が2023年8月の「全国百貨店売上高」を発表しました。
http://www.depart.or.jp/

調査対象百貨店70社181店のデータをまとめたもので、売上高総額は約3,897億円、前年同月比で11.8%増。18カ月連続のプラスとなりました。
8月の特徴としては、一部店舗で台風による休業や営業時間短縮などの影響も見られたが、増勢が続く高付加価値商材に加え、旅行や帰省など外出機会の増加や、連日の猛暑による盛夏アイテムの活況などが業績拡大に寄与した。円安効果を背景に高伸するインバウンドも売上を押し上げた。また、夏休みのファミリー催事や、趣味性の高いイベント、食品催事等も奏功した、としています。

衣料品を見てみると、売上高は924億9,833万2千円で、前年同月比13.1%増。18カ月連続のプラスとなりました。
商品別では、
  • 紳士服・洋品 164億5,156万1千円(前年比10.2%増)
  • 婦人服・洋品 654億1,320万5千円(前年比15.4%増)
  • 子供服・洋品 52億2,286万7千円(前年比13.9%増)
  • その他衣料品 54億1,069万9千円(前年比3.0%減)
となっています。

2023年9月25日

「日本クリーニング新聞」2015号発行

クリーニング業界の業界紙「日本クリーニング新聞」2023年9月20日号(第2015号)が発行されました。


今号の主な内容は、
  • 夏場の商況〜値上げ効果プラスで推移
  • 全協・環境保全大会/公開講座で持続可能なク業と課題
  • テキスタイルケア協会〜品質とトラブルの本格講座
  • 日本さわやかグループ/営業・販促テーマに研修
  • 基礎からいつでも学べる〜TeMA新人研修Sシリーズ
  • 省エネ&パワフル運転・ウールプレス機(東信精機)
  • ダストコントロール協会/SDGsへ具体的な取り組み採択
  • ライト/オリジナルバッグ紹介
【日本クリーニング新聞のサイト】
http://www.nicli.co.jp/

2023年9月23日

8月のチェーンストア販売、衣料品8.4%増

日本チェーンストア協会が2023年8月度の「チェーンストア販売統計」を発表しました。
http://www.jcsa.gr.jp/

会員企業数54社(店舗数10,796店)の販売データをまとめたもので、総販売額は1兆1,432億8,672万円(前年比3.4%増)でした。
概況として8月は、依然として食料品は節約志向の高まりから買い控えが続いているが、店頭価格の上昇もあり水産品を除き売上は伸びた。衣料品は高気温の影響もあり季節商品の動きが良く、住関品の動きも良かったことから、総販売額の前年同月比はプラスとなった、としています。

衣料品を見てみると、販売金額は503億6,619万円で、前年同月比8.4%増でした。
部門別では、
紳士衣料  72億3,248万円(前年比0.4%増)
婦人衣料  124億2,217万円(前年比8.4%増)
その他衣料 307億1,154万円(前年比10.5%増)

紳士衣料は、フォーマル、スラックス、長袖・半袖ドレスシャツ、半袖カジュアルシャツ、ショートパンツ、Tシャツなどはまずまずの動きだったが、長袖カジュアルシャツ、ボトム、カットソーなどの動きは鈍かった。

婦人衣料は、フォーマル、ベスト、スラックス・パンツ、カジュアルシャツ、Tシャツ、ボトムなどの動きは良かったものの、ワンピース、カラーフォーマル、ブラウスなどの動きは鈍かった。

その他衣料・洋品は、紳士・婦人パジャマ、紳士・婦人インナー、紳士・婦人・子供水着、UV衣料、浴衣、スニーカー、靴下、帽子、日傘、婦人バッグなどの動きは良かったが、スクール衣料、子供靴、ハンカチ、婦人靴、レイングッズなどの動きは鈍かった。

2023年9月21日

衣替え10月上旬が半数、アクティアが調査

アクティア株式会社は「衣替え 春夏から秋冬物へ」に関するアンケート調査を実施しました。 調査は9月12日〜15日、X(Twitter)で行われ、有効回答数は326件。
https://www.value-press.com/pressrelease/325290

■今年の秋冬物への衣替えのタイミングはいつ位になりそうですか?
  • 9月上旬:2%
  • 9月下旬:21%
  • 10月上旬:50%
  • 10月下旬:21%
  • 11月以降:4%
  • 既に終えた:1%
  • その他:1%
■ご自身の「春夏物」の衣服で、最もクリーニングに出すのはなんですか?
  • ビジネス用:47%
  • カジュアル・普段着:30%
  • 制服:5%
  • その他:18%
■ご家族の「春夏物」の衣服で、最もクリーニングに出すのはなんですか?
  • ビジネス用:52%
  • カジュアル・普段着:23%
  • 制服:6%
  • その他:12%
  • ひとり暮らし:7%
■ご家族の中で、誰の「春夏物」の衣服を最もクリーニングに出しますか?
  • ご自身:50%
  • 配偶者:31%
  • お子様(未成年のご家族):6%
  • 成人されたお子様・ご家族:3%
  • 祖父・祖母:3%
  • その他:6%
■次のシーズンまでお預かりする保管付き宅配クリーニングサービスを「春夏物」衣類で利用したことはありますか?
  • 利用したことはない:83%
  • 利用している:10%
  • 春夏物はないが、秋冬物では利用している:6%
■あなたは、宅配クリーニング派ですか? 店舗型クリーニング派ですか?
  • 店舗型クリーニング:90%
  • 宅配クリーニング:10%

2023年9月20日

就活用スーツの寄付プロジェクト

引きこもりなどで一定期間仕事に就いていない人たちの就労支援に取り組む、山形県米沢市のNPO法人With優(白石祥和代表)が、かつみクリーニング(勝見弘志社長)と連携し、着なくなったスーツを募り、就職活動に臨む若者に安価で譲る取り組みをはじめました。山形新聞が伝えています。
https://www.yamagata-np.jp/news/202309/20/kj_2023092000460.php

同法人の利用者から「働き口を探したいが、就活用のスーツが高くて買えない」との声が複数寄せられていたとのこと。白石代表が「着る機会がないまま眠っているスーツを生かせないか」と発案し、かつみクリーニングが連携を決めました。
1着2,500円で販売して、就職後に給与を得てからの後払いも可能。同法人利用者を中心に、高校生や大学生にも広く声をかけ、個別販売のほか、販売会開催も検討しているとのこと。

寄付はかつみクリーニングの米沢、南陽の3店舗で受け付けます。

2023年9月15日

児童養護施設の毛布を無償クリーニング

長崎西ロータリークラブが、長崎市内の児童養護施設の毛布を無償でクリーニングしました。長崎文化放送が伝えています。

9月14日、長崎市内の児童養護施設「マリア園」の毛布61枚を無償でクリーニングしました。 この活動は40年前、長崎市のパールドライ・三宅敏彦さんがボランティアで毛布のクリーニングを始め、1985年から三宅さんも所属する長崎西ロータリークラブが奉仕活動の一環として引き継ぎ、続けているとのこと。

2023年9月14日

労災死亡事故、会社と代表取締役を書類送検

青森県弘前市のクリーニング工場で男性が頭を機械に挟まれて死亡した事故で、弘前労働基準監督署は事故を防ぐ安全装置を適切に設置していなかったとして労働安全衛生法違反の疑いで会社と代表取締役を書類送検しました。NHKが報じています。

弘前労働基準監督署によると、今年1月に工場で作業にあたっていた20代の男性が脱水機に頭をはさまれて死亡しました。機械が突然停止したため原因を調べようと内部をのぞき込んだところ頭を挟まれたということです。
機械には法律で義務づけられている事故防止のための安全装置が備えられていましたが、その一部を取り外していた疑いがあるということで、弘前労働基準監督署は労働安全衛生法違反の疑いで会社と代表取締役の男性を書類送検したとのこと。

ハーティークリーニング、破産手続き開始

「ホワイト急便」を山梨県内で展開していたハーティークリーニング(山梨県昭和町)が経営破たんしたことがわかりました。テレビ山梨が報じています。

帝国データバンクによると9月5日、同社は甲府地裁から破産手続きの開始決定を受けたとのこと。負債総額はおよそ1億8,300万円。
8月末時点の直営店は16店、取次店は44店で、取次店の一部は株式会社せんたくクラブ(山梨県笛吹市)が権利を継承する予定。

ダンボールニットの一部で組成表記に誤り

株式会社サザビーリーグは、エストネーションで販売したダンボールニットの一部で組成表記に誤りがあったと発表しました。

対象商品は「onegravity」ブランドの「ダンボールニットフーディー」(商品番号32-234-13-080043)、「ダンボールニットジップアップロングベスト」(商品番号32-234-13-080044)、「ダンボールニットショーツ」(商品番号32-234-07-080046)、「ダンボールニットリブパンツ」(商品番号32-234-07-080045)。
商品タグおよび洗濯ネームの組成表記に誤りがあったとのこと。取扱い、着用に支障はありませんが、同社では希望に応じて正しい表記に付け変え対応するとしています。

2023年9月13日

ガソリン価格高騰、クリーニング業界にも影響<続報>

ガソリン価格が高騰していますが、クリーニング業界でも影響が出てきているというニュースを各放送局、新聞社が報じています。

■さくらんぼテレビ:クリーニング店「全部値上がり」に危機感
https://www.sakuranbo.co.jp/news/2023/09/12/2023091200000004.html

■富山テレビ:カニ漁、銭湯、クリーニング店…燃料高騰の“直撃”受ける各業界
https://www.fnn.jp/articles/-/585296

■熊本朝日放送:長引く燃料費の高騰 クリーニング店にも影響が
https://www.kab.co.jp/news/?NewsData=202309137858.php&path=video/202309137858.mp4&mode=1

2023年9月12日

「クリーニング流通新聞」401号発行

クリーニング業界の業界紙「クリーニング流通新聞」2023年9月10日号(第401号)が発行されました。


今号の主な内容は、
  • ふとんCLの習慣づくり本格化・まだまだ眠る10億枚の市場
  • 業界取巻く課題に取り組む/クリーンライフ協会・総会
  • 衛生管理要領の一部改正〜処理・保管など留意事項追加
  • サスティナブルファッション啓発ツールを作成
  • 販売促進の最前線学ぶ/TeMA・マスター講習会
  • 個人店の生きる道(クリーニング工房木下・木下直人)
  • 全ク連・クリーンライフ協会/ドラッグストアショーに出展
  • 人手不足対策へ新たな提案/ライトWebセミナー

2023年9月9日

「日本クリーニング新聞」2014号発行

クリーニング業界の業界紙「日本クリーニング新聞」2023年9月5日号(第2014号)が発行されました。


今号の主な内容は、
  • イマドキの意識を知る〜現金に続く決済でスマホ
  • ライフ協会総会/試験統一25年度から
  • 設備投資、人件費対策に〜助成制度活用のススメ
  • 割引に頼らない売上づくり/関西めんて公開講座
  • TeMA・デジタル販促最前線
  • 災害対策ランドリー全国へ推進/TOSEI
  • アフターコロナに増えているステルス繁盛店(菅俊介)
  • 布団は圧縮でらくらく保管・木戸商事
【日本クリーニング新聞のサイト】
http://www.nicli.co.jp/

2023年9月8日

7月のクリーニング代支出は385円、8.3%減少

総務省統計局の「家計調査報告(二人以上の世帯)」2023年7月分がまとまりました。

7月分の結果は、全国全世帯のクリーニング代支出額は385円で、前年の420円より8.3%減少。勤労者世帯は前年より9.8%増加して、470円(前年428円)でした。

地方別では、
  • 北海道 410円(前年508円)
  • 東 北 252円(前年527円)
  • 関 東 407円(前年470円)
  • 北 陸 570円(前年368円)
  • 東 海 335円(前年330円)
  • 近 畿 384円(前年558円)
  • 中 国 370円(前年297円)
  • 四 国 643円(前年142円)
  • 九 州 334円(前年224円)
  • 沖 縄 94円(前年44円)
詳細はクリーニングオンラインのデータ集に掲載しています。
http://www.c-online.net/data/c_expense/index.html

ぎふ未来プロジェクト開催、トーカイとNancy

株式会社トーカイとぎふマーブルタウン実行委員会(一般社団法人Nancy)は9月17日、岐阜聖徳学園大学羽島キャンパスで「ぎふ未来プロジェクト」を開催します。

小学生が失敗と挑戦が許容された架空都市の運営・発展を通して自分の頭で考え自分の手で選択し、自分の足で動ける力を育む「第10回ぎふマーブルタウン2023秋」を開催。
あわせてサッカー場で開催される「考えるサッカー教室」では元JリーガーでFC岐阜クラブアンバサダーの難波宏明氏、元Jリーガー那須大亮氏、インフルエンサーのウンパルンパ氏が登場します。

「東京クリーニング界」887号発行

東京都クリーニング生活衛生同業組合の「東京クリーニング界」2023年9月号(第887号)が発行されました。


今号の主な内容は、
  • アパレル情報交換会を「東京組合×TeMA」コラボ開催
  • クリーニング保険事故支払一覧表
  • 秋の特売キャンペーン
  • 2023年春夏トレンド/男女ともにカーゴパンツが人気
  • 本部だより
【東京都クリーニング生活衛生同業組合のサイト】
http://www.tokyo929.or.jp/

2023年9月7日

山口県組合、マイバックでプラ削減

山口県クリーニング業生活衛生同業組合(山野陽生理事長)は、使い捨ての衣類用カバーを削減するため、繰り返し使用できる「クリーニングマイバック」を下関市と山口市の店舗で導入しました。山口放送が伝えています。
https://kry.co.jp/news/news1021fv3ajtqhhncq7fe.html

「クリーニングマイバック」は、山口県組合が使い捨てされるプラスチック製やビニール製の衣類用カバーを削減しようと県の協力を受けて導入を決めたもの。スーツなどを入れるガーメントバッグのような形となっていてクリーニング店に持ち込む衣類などを入れるスペースとクリーニング後の衣類を入れるスペースは、別となっていてそのまま衣類用カバーとして使用することができます。

今回、下関市内と山口市内のあわせて27店舗で導入、5,000枚を無料で配布するとのこと。来年度以降、順次、導入地域を広げていく予定。

2023年9月5日

千葉市生活応援キャンペーンを実施

千葉市はキャッシュレス決済での支払額を対象にポイント還元を行う「千葉市生活応援キャンペーン」を10月1日から実施します。

物価高騰の影響を受けている市民生活を支援するとともに、市内消費を喚起し地域経済を活性化するのが目的。市内の対象店舗において、対象となるキャッシュレス決済を利用した場合、支払額の最大10%をポイント還元します。期間は2023年10月1日〜10月31日(※期間に関わらず、予算額に到達次第終了)。

対象店舗は千葉市内に所在し、対象の決済サービスを導入しているクリーニング店をはじめスーパーマーケット、ドラッグストア、コンビニなど約8,500店舗。

ニトリ、羽毛布団のリサイクル回収実施

株式会社ニトリ(本社札幌市、武⽥政則社長)は全国のニトリ・ニトリEXPRESS・島忠・島忠ホームズ・ニトリホームズの全店舗で、羽毛布団のリサイクル回収を実施します。期間は2023年10月2日〜12月31日。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000441.000073913.html

同社の「羽毛布団のリサイクル回収」は、不要になった羽毛布団を、販売元にかかわらず店頭で無料回収し、解体して取り出した羽毛を丁寧に洗浄し、再製品化する取り組み。2021年度の15店舗からスタートし、2022年度は全店舗で実施。約1.3万人が参加、持ち込み枚数は約2万枚におよんだとのこと。

なお昨年度回収した羽毛布団から取り出した「再生羽毛」使用の羽毛布団を、10月上旬より数量限定販売する予定。

「ニュークリーナーズ」625号発行

全国クリーニング協議会の「ニュークリーナーズ」2023年8月25日号(第625号)が発行されました。

今号の主な内容は、
  • 「年収の壁」是正は急務
  • クリーニング師試験統一〜25年度実施を目標
  • ドラッグストアショー/全ク連とライフ協会でク業をPR
  • 便利でお得な「メンテ」の話〜原油高騰!工場の省エネ対策
  • クリーニング業の労務管理/ハラスメント発生時の対応方法
  • 法律相談/スーパーの店長・所持品を検査
  • ビッグモーター事件に見る企業倫理の崩壊

2023年9月3日

「Pandora」93号発行

品質情報研究所の「Pandora(パンドラ)」2023年夏号(第93号)が発行されました。


今号の主な内容は、
  • 名画に描かれた洗濯風景〜川で洗濯する女たち(ダニエル・リッジウェイ・ナイト作)
  • テクスケア・ウエッブセミナー2023年/基礎科第1期・繊維素材の特徴とトラブル開講
  • ウエットクリーニング実務の品質管理-4(オフィス毛利・毛利春雄)
  • 事故事例報告
    • 高温プレスによるアセテートのアタリ
    • シミ抜き作業の摩擦による毛羽立ち
    • 部分的に収縮したキルティングの婦人ジャケット
    • 顔料プリント柄のドライクリーニングによる退色
    • ポリウレタン樹脂コーティングにフロッキー加工が経時劣化
    • ショルダーバッグによるとみられるコート脇部分の摩耗損傷
  • クリーニングトラブル解析マニュアル/色泣きと移染(汚染)
【日本テキスタイルケア協会のサイト】
http://www.textilecare.jp/

2023年9月2日

秋田県組合、原油価格高騰で知事に要望書

原油価格の高騰でクリーニング店の経営が厳しさを増していることから、秋田県クリーニング生活衛生同業組合の福岡克正理事長ら4人が県庁を訪れ、佐竹知事に要望書を手渡しました。NHKが伝えています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/akita/20230901/6010018873.html

要望書では、エネルギーや物価の高騰は、中小企業や零細企業が大半を占めるクリーニング業に致命的な影響を及ぼしているとし、国の交付金を活用して支援するよう求めているとのこと。
これに対し、佐竹知事は「いろいろな面で大変な事情なのは十分、わかっているが、どこの業界も厳しく、クリーニング業界だけというわけにはいかない」と答えていました。
福岡理事長は「まずは知事に業界の窮状を知ってもらうことができたと思う。今後は組合員の意見を聞いて、対応を考えていきたい」としています。

「かなめ」464号発行

かなめ流通グループの情報紙「かなめ」2023年9月1日号(第464号)が発行されました。


今号の主な内容は、
  • 労安衛生規則に非該当の糊剤が誕生
  • 上半期の洗濯代支出、前年比1.4%増
  • 専用資材の販売スタート/松田茂伸氏のGP協会が開発
  • 本当に『リフォームは宝の山』だった!
  • TERAOKAクリーニングユーザーカンファレンス
  • 最低賃金、初の1,000円超え
  • Yシャツ減ってませんか?人の動きは活発化するも、なぜ?
【かなめ流通グループのサイト】
http://www.kaname-g.jp/

2023年9月1日

ダスキン、60周年記念事業ロゴ策定

株式会社ダスキン(本社大阪府吹田市、大久保裕行社長)は2023年11月16日に創業60周年を迎えます。それを記念して、創業60周年記念事業ロゴマークを策定しました。

あわせて創業60周年特別記念企画として、ミスタードーナツ各店舗での記念グッズの販売や特設サイトの開設、訪販グループキャンペーン企画、全国での一斉清掃活動実施などを予定しているとのこと。

Odakyu Laundry、洗濯代行サービス開始

小田急不動産株式会社(本社東京、五十嵐秀社長)は、コインランドリー「Odakyu Laundry経堂店」(東京・世田谷区)で洗濯代行サービスの提供を開始します。

店舗内に洗濯代行専用受付カウンターを設け、店舗スタッフが「洗濯物をお預かりし、洗濯から乾燥、たたみまで行いご返却する」サービス。布団など大物を含め、日々の洗濯の煩わしさから解放し、お客さまのより豊かな生活の実現に貢献するとしています。

開始日は2023年9月1日。料金は、敷き布団2,500円/枚~、掛け布団2,200円/枚~、一般衣類2,500円/袋。

ダスキン、営業車両EV化の実証実験

株式会社ダスキン(本社大阪府吹田市、大久保裕行社長)は、営業車両をEV(電気自動車)に切り替えることによる環境負荷軽減(CO2排出量削減)効果とランニングコスト、実用性等についての実証実験を2023年9月1日から2024年2月29日まで、東京都内で実施すると発表しました。

同社では現在、営業車両が日本全国で10,000台以上稼働しており、いままでも低排出ガス認定自動車導入の推進やドライバーへのエコドライブの教育などを行ってきたとのこと。今回、さらなるCO2排出量削減を推進するため、ASF株式会社の協力を得て、訪販グループのダスキン入谷支店(東京都足立区)、ダスキン高松支店(東京都練馬区)に2台のEVを導入。CO2排出量削減効果とランニングコスト、実用性等についての実証実験を行うとしています。

「クリーニングニュース」893号発行

全国クリーニング生活衛生同業組合連合会の「クリーニングニュース」2023年9月号(第893号)が発行されました。


今号の内容は、
  • 【特集】クリーニング専用ムシューダ防虫カバー 選べる!プレゼントキャンペーン
  • 【特集】サステナブルファッション啓発ツール作成
  • 青年部通信!/令和5年度単青組首長会議・研修会を開催
  • 情報ファイル(第3回理事会を開催 など)
  • TSU・NA・GU(vol.23)未来にTSUNAGU財産と事業の承継
  • クリーニング師研修・業務従事者講習インフォメーション
  • 技術部会/令和5年度技術部会事業計画
  • みんなの共催広場『秋の訪れ』
  • 衣料管理情報:汗による変色
  • CLEANER'S VOICE〜読者のページ〜
  • 全ク連活動報告Diary(令和5年7月)
  • 編集後記
【全ク連のサイト】
http://www.zenkuren.or.jp/

2023年8月31日

山梨県のホワイト急便FC、事業を停止

山梨県内で「ホワイト急便」を展開している会社が、来月中旬で事業を停止することがわかったと、山梨放送が伝えています。

この会社は1989年からフランチャイズ契約を結びホワイト急便を県内で60店舗展開。コロナ禍や原油価格の高騰が重なり経営状況の改善が見込めないことから事業の停止を決めたとのこと。
8月31日以降の新規のクリーニングの受け入れを停止し、来月中旬までに衣類の引き取りを呼び掛けていて、利用客に対しては来店時の説明のほか店内の張り紙、電話などで周知をはかっているとしています

ガソリン価格高騰、クリーニング業界にも影響

ガソリン価格が高騰していますが、クリーニング業界でも影響が出てきているというニュースを各放送局、新聞社が報じています。

■NHK徳島:ガソリン価格15年ぶり180円超 10週連続の値上がり
https://www3.nhk.or.jp/lnews/tokushima/20230824/8020018419.html

■岐阜新聞:燃油価格高騰 運送業大打撃、クリーニング業も悲鳴
https://www.gifu-np.co.jp/articles/-/278011

■テレビ信州:ガソリン・石油価格の高騰 コスト増でクリーニング店も苦悩
https://www.tsb.jp/news/nnn/news11626z1u4bb5cz4up1m.html

■テレビ神奈川:ガソリン価格高騰止まらず 県内への影響は
https://www.tvk-kaihouku.jp/news_wall/post-12980.php

■大分放送:ガソリン価格9週連続値上がり バス会社にクリーニング業界も悲鳴
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/obs/691555

■NHK秋田:クリーニング店“値上げ避けられない”
https://www3.nhk.or.jp/lnews/akita/20230830/6010018842.html

■南日本新聞:止まらない燃料高 ちらつく廃業
https://373news.com/_news/storyid/181023/

2023年8月30日

7月のチェーンストア販売、衣料品8.6%増

日本チェーンストア協会が2023年7月度の「チェーンストア販売統計」を発表しました。
http://www.jcsa.gr.jp/

会員企業数54社(店舗数10,801店)の販売データをまとめたもので、総販売額は1兆1,663億5,949万円(前年比4.9%増)でした。
概況として7月は、食料品は節約志向の高まりから買い控えが続いているが、店頭価格の上昇により水産品を除き売上は伸びた。衣料品は高気温の影響もあり季節商品の動きが良く、住関品の動きも良かったことから、総販売額の前年同月比(店舗調整後)はプラスとなった、としています。

衣料品を見てみると、販売金額は685億4,572万円で、前年同月比8.6%増でした。
部門別では、
紳士衣料  114億4,309万円(前年比4.1%増)
婦人衣料  198億4,334万円(前年比8.6%増)
その他衣料 372億5,929万円(前年比10.0%増)

紳士衣料は、フォーマルスーツ、スーツジャケット、ドレスシャツ、チノパンツ、カジュアルシャツ、ショートパンツ、Tシャツなどはまずまずの動きだったが、スラックス、半袖ドレスシャツ、長袖ポロシャツなどの動きは鈍かった。

婦人衣料は、ワンピース、ブラウス、スカート、スラックス・パンツ、カジュアルシャツ、ホームドレス、Tシャツ、レギンスパンツなどはまずまずの動きだったが、カラーフォーマル、ビジネス関連、カットソーなどの動きは鈍かった。

その他衣料・洋品は、紳士・婦人・子供インナー、紳士・婦人・子供水着、UV衣料、浴衣、スニーカー、帽子、靴下などの動きは良かったものの、紳士パジャマ、婦人下着、子供衣料、子供靴、フォーマルネクタイ、レイングッズなどの動きは鈍かった。

7月の百貨店売上、衣料品10.7%増

日本百貨店協会が2023年7月の「全国百貨店売上高」を発表しました。
http://www.depart.or.jp/

調査対象百貨店70社181店のデータをまとめたもので、売上高総額は約4,758億円、前年同月比で8.6%増。17カ月連続のプラスとなりました。
7月の特徴としては、猛暑が続いた天候与件や旅行需要などにより盛夏商材が牽引した他、ラグジュアリーブランド・宝飾品などの高付加価値商材も好調に推移。円安効果と入国制限終了などから増勢が続くインバウンドは、2019年実績も超えて売上全体を底上げした。主力の衣料品ではクリアランスのセール品以上に実需品へのニーズが高く、定価販売のプロパー商材も健闘した、としています。

衣料品を見てみると、売上高は1,187億2,410万4千円で、前年同月比10.7%増。17カ月連続のプラスとなりました。
商品別では、
  • 紳士服・洋品 235億9,603万4千円 (前年比9.2%増)
  • 婦人服・洋品 817億2,295万円 (前年比12.9%増)
  • 子供服・洋品 61億8,020万円 (前年比3.5%増)
  • その他衣料品 72億2,492万円 (前年比1.7%減)
となっています。

2023年8月24日

ボイラー事故、製造元に4億2千万円の賠償命令

ガスボイラー機器の使用中に事故が発生し従業員2人が死傷するなどした沖縄県・糸満市のクリーニング業の企業が、ボイラー機器を製造販売する宮崎県の会社と役員3人に損害賠償を求めた訴訟の判決で、那覇地裁は8月23日、原告の請求を全面的に認め、約4億2千万円の支払い判決を言い渡しました。琉球新報が報じています。

判決によると、被告は2020年1月、機器システムを原告に引き渡し、その時点で設計・製造上の欠陥、指示・警告上の欠陥が存在。原告は被告が指示する用法に従って稼働させましたが、2021年5月と10月に炉内で爆発が起きるなどしました。運転マニュアルや被告の指示には、使用法の明確な基準や適切な説明がなかったとしています。

原告側代理人弁護士は琉球新報の取材に「システムの欠陥が認められたことは大きい」と判決を評価したとのこと。一方、被告の会社と役員3人は今年、宮崎地裁都城支部から破産手続きの開始決定を受けたといい「被った損害の賠償金をどうやって回収するかが課題」と述べたとしています。

2023年8月23日

宮崎県が物価高対策で支援、ポイント還元

宮崎県は県内のクリーニング店、理容室、美容室を対象に、キャッシュレス決済の利用でポイントを付与するキャンペーンを実施すると、NHKが報じています。

仕入れ価格の上昇や光熱費など物価高により打撃を受けている理容店やクリーニング店などの利用を促すため、県が支援に乗り出すもの。期間は9月1日から11月末までで、およそ1,400店舗で実施されます。

キャンペーンは、利用者が対象となる店舗で「PayPay」や「楽天ペイ」などのアプリを使ってキャッシュレス決済をすると、一部がポイントで還元される仕組み。決済1回につき最大で1,000ポイント、合計で4,000ポイントを上限に付与されるとのこと。

県は6月の補正予算でおよそ1億6,500万円を計上。河野知事は「物価高の影響が続く中、県民に幅広く利用していただき、地域経済の回復に貢献してほしい」と話しています。

2023年8月22日

「日本クリーニング新聞」2013号発行

クリーニング業界の業界紙「日本クリーニング新聞」2023年8月20日号(第2013号)が発行されました。


今号の主な内容は、
  • <本紙予測>総需要2743億円へ〜回復基調が4月に暗転
  • 全協/秋キャン、会員外も受付中
  • 人不足で伸び悩む・7月のホテル利用率
  • 白洋舍中間決算/ホーム4.5%増加
  • 出荷金額2年連続増加〜産機工業務用洗濯機部会/全機連
  • TERAOKAユーザーカンファレンス・アプリが描く新しいカタチ
  • ヘアカラーのシミを素早くきれいに処理(カミナガ販売)
  • ライト/無人受付機マジックシェル紹介
【日本クリーニング新聞のサイト】
http://www.nicli.co.jp/

2023年8月18日

加重平均額1,004円に、地域別最低賃金答申

厚生労働省は、都道府県労働局に設置されている地方最低賃金審議会が答申した令和5年度の地域別最低賃金の改定額を取りまとめました。

47都道府県で39円~47円の引上げ、改定額の全国加重平均額は1,004円(昨年度961円)で、43円の引上げは昭和53年度に目安制度がはじまって以降で最高額となります。

答申された改定額は、都道府県労働局での関係労使からの異議申出に関する手続を経た上で、都道府県労働局長の決定により10月1日から10月中旬までの間に順次発効される予定。

2023年8月17日

阿武隈急行のジオラマ展示、ドリームランドリー

株式会社ドリームランドリー(本社宮城県柴田町)が、阿武隈急行の鉄道模型と沿線を再現したジオラマを制作し展示しています。東北放送が伝えています。 https://newsdig.tbs.co.jp/articles/tbc/665472

ジオラマが展示されているのは同社工場の休憩室。雪景色の鉄橋を走る阿武隈急行の列車。鉄道模型「Nゲージ」と丸森駅周辺の景色などが精巧に再現されています。

同社は会社のロゴマークを、列車のヘッドマーク広告として掲示するなど、阿武隈急行への支援を続けており、ジオラマを見た人が沿線に実際に足を運んでくれるきっかけになればとしています。

予約制でジオラマの見学も行っているとのこと。

2023年8月16日

住友商事、当日完結の洗濯代行サービス

住友商事株式会社は株式会社白洋舍と共同で、洗濯代行サービス「Life Wash」(ライフ ウォッシュ)の実証実験を東京・渋谷区で開始しました。

Life Washは「ストレスフリーな家事代行体験」をコンセプトに、LINEベースの受発注プラットフォームから簡単に発注でき、お預かりした洗濯物を12時間後には畳まれた状態で返却するもの。物流マッチングプラットフォームを活用した物流網の効率化や、徹底したシステム管理による受注と洗濯オペレーションの組み合わせ最適化などにより、お預かり当日のサービス受け取り完了を実現させるとのこと。

事業化に向けた実証実験として8月16日より東京・渋谷区で期間限定のサービス提供を開始しました。

本件は、住友商事の社内起業制度「0→1チャレンジ2022(ゼロワンチャレンジ2022)」で新規ビジネスの優れたアイデアとして選出された案件。

「クリーニング流通新聞」400号発行

クリーニング業界の業界紙「クリーニング流通新聞」2023年8月10日号(第400号)が発行されました。今号で400号となるそうです。おめでとうございます。


今号の主な内容は、
  • ふとんCLを日本の文化に〜「布団の達人」栄社長が講演
  • クリーンフェスタ兵庫に1500人/セミナー・商談も活発に
  • コインランドリーはピークアウト/産機工・全機連出荷実績
  • 折目加工協春のキャンペ・前年比103%と増加
  • 羽毛アンチエイジプラス〜受付担当者集めて研修会(びゅぅ・ふらんせ)
  • ムシューダ導入6000店に
  • 選択肢を広げ選ばれる店に〜CA勉強会公開講座で
  • かさばる布団や毛布 輸送・保管コストを「圧縮」/日本シーリング

2023年8月15日

コンテナ型移動式ランドリー、兵庫県養父市に設置

山本運輸株式会社(本社兵庫県養父市、山本洋介社長)が、車でけん引できるコンテナ型移動式ランドリー「COMOREBI(こもれび)」の運営を始めたと、神戸新聞が伝えています。

コンテナ内部には、コイン式の洗濯乾燥機9台を設置。通常時は道の駅やキャンプ場などでコインランドリーとして、災害時には避難所に出向いて被災者らの衣服を洗えるようにするとのこと。
同社は養父市と災害時の連携協定を締結。8月7日、養父市の防災拠点になっている「道の駅ようか但馬蔵」にコンテナを設置し、お披露目と協定の締結式を行いました。

トーカイが第1四半期決算を発表

株式会社トーカイ(本社岐阜市、浅井利明社長)が、2024年3月期第1四半期決算の連結業績(2023年4月1日から6月30日)を発表しました。
http://www.tokai-corp.com/finance/

それによると、
  • 売上高   :334億9,100万円(前年同期比6.2%増)
  • 営業利益  :16億2,300万円 (同0.7%減)
  • 経常利益  :17億5,500万円 (同0.3%減)
  • 四半期純利益:12億3,800万円 (同4.1%増)
でした。

決算短信によると、「健康生活サービス」はシルバー事業の介護用品レンタルや「入院セット」の売上が好調に推移したことに加え、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けた寝具・リネンサプライ事業およびクリーニング設備製造事業の売上が、観光需要の拡大に伴うホテル・旅館稼働率の回復、リネンサプライ業界の省人・省力化設備への投資意欲の高まりにより伸長したことから、前年同四半期比増収となりました。利益面では増収効果のほか、エネルギー価格高騰に対応したお客様への提供価格見直しやエネルギー原単位改善等生産性向上に努めたことによる利益貢献はあるものの、コロナ禍の収束に伴うレンタル資材費の増加、事業拡大のための人件費の増加等により前年同四半期を僅かに下回りました。
売上高は173億4,400万円(前年同期比7.0%増)、営業利益は13億4,500万円(同0.7%減)でした。

「環境サービス」はリースキン事業において非連結子会社を吸収合併したことにより、前年同四半期比増収となりました。利益面は、太陽光事業の減収に伴う減益はあるものの、リースキン事業における非連結子会社1社、連結子会社1社を吸収合併したことによる業務集約、効率化等の統合効果、ビル清掃管理事業における工程改善による収益性向上のほか、前期には不動産事業において不動産売却に向けた一時的な費用の計上があっ たことから、前年同四半期比増益となりました。
売上高は36億1,700万円(同5.2%増)、営業利益3億2,800万円(同8.5%増)でした。

2023年8月11日

ファーストリネン、京都ハンナリーズのパートナーに

プロバスケットボールリーグB.LEAGUEの京都ハンナリーズは、ファーストリネンサプライ株式会社(本社京都市、中根淳社長)と2023-24シーズンのゴールドパートナー契約を締結したことを発表しました。

フトン巻きのジローがプロマーケットに上場

フトン巻きのジロー株式会社(本社栃木県宇都宮市、森下洋次郎社長)は8月10日、TOKYO PRO Market(東京プロマーケット)に上場しました。

初値は1株1,300円。発行済株式数は1,715,000株。

2023年8月10日

白洋舍が第2四半期決算を発表

株式会社白洋舍(本社東京、松本彰社長)は、2023年12月期第2四半期の連結業績(2023年1月1日から6月30日)を発表しました。
http://www.hakuyosha.co.jp/ir/news/financial_report/

それによると、
  • 売上高   :208億2,700万円(14.7%増)
  • 営業利益  :8億1,600万円(ー)
  • 経常利益  :8億9,800万円(ー)
  • 四半期純利益:5億1,200万円(27.5%減)
でした。

決算短信によると、業績を事業セグメント別にみると、

個人向けのクリーニング事業は、不採算店舗の閉鎖を通じて店舗部門を縮小すると共に、集配部門等の収益性の高い営業チャネルに売上構成比率をシフトさせるチャネルシフトを進める等、事業の収益性を改善するための構造改革を推進。5月には光熱費等の高騰による経費の上昇等を背景に、昨年4月に続いて再度のクリーニング料金の改定を行いました。
料金改定に伴う増収効果が見られたこと等から、クリーニング事業の売上高は88億400万円(前年同四半期比4.5%増)となりました。加えて構造改革の進捗に伴い、人件費や賃借料等、直営店舗の運営に関わる経費が減少したこと等から、セグメント利益は6億9,500万円(同197.8%増)でした。

レンタル事業に関しては、行動制限緩和に伴う得意先の稼働回復が見られたほか、光熱費の高騰等を背景とする経費の上昇を受けて取引価格への転嫁を進めたこと等から、レンタル事業の売上高は114億7,000万円(同23.5%増)、セグメント利益は9億1,700万円(同198.3%増)となりました。

クリーニング業務用の機械・資材や、ユニフォーム等の販売を行っている物品販売事業は売上高3億1,100万円(同59.0%増)、セグメント利益は4,500万円(同32.1%増)でした。

NECとダスキン、工場内ネットワークをSDNで構築

日本電気株式会社(NEC、本社東京、森田隆之社長)は、株式会社ダスキン(本社大阪府吹田市、大久保裕行社長)とSDN技術を活用した工場内ネットワークを構築し、ダスキン大阪中央工場で稼働開始したと発表しました。

新しいネットワークは、NECのSDNコントローラソフトウェア「UNIVERGE Network Operation Engine」、LANスイッチ「UNIVERGE QXシリーズ」などで構成。ネットワーク全体を物理的に統合することで、本部から一元管理できます。これにより、管理の効率化やトラブル発生時の対応の迅速化を実現したとのこと。
また、ネットワークを用途に応じて論理的に分割することで、ネットワークの遅延を抑えたり、セキュリティレベルを変えたりするなど、構成の変更・追加にも容易に対応することが可能。

両社は今後、ダスキン大阪中央工場以外の工場も、段階的にSDN技術を用いた新ネットワークに移行。無線モバイル機器のような新しいデバイスやデジタル技術を活用したシステムなどを駆使して、工場のスマート化にも積極的に取り組んでいくとしています。

テーオーシーが第1四半期決算を発表

株式会社テーオーシー(本社東京、大谷卓男社長)が2024年3月期第1四半期決算の連結業績(2023年4月1日から6月30日)を発表しました。
https://www.toc.co.jp/toc/ir-new/ir/

それによると、
  • 売上高   :34億7,700万円(前年同期比13.1%減)
  • 営業利益  :7億8,600万円(同42.1%減)
  • 経常利益  :9億2,900万円(同38.4%減)
  • 四半期純利益:6億3,600万円(同38.7%増)
でした。

決算短信によると、リネンサプライおよびランドリー事業は、主な顧客先であるホテル業界からの受注は、回復が継続したものの、コロナ禍前の水準には至っておらず、売上高は3億7,200万円(前年同四半期比32.0%増)、営業損失は300万円でした。

WASHハウスが第2四半期決算を発表

WASHハウス株式会社(本社宮崎市、児玉康孝社長)は、2023年12月期第2四半期決算(2023年1月1日から6月30日)を発表しました。
https://corporate.wash-house.jp/ir/ir-news.php

それによると、
  • 売上高   :9億1,300万円(前年同期比6.2%減)
  • 営業利益  :△2,400万円(ー)
  • 経常利益  :△1,100万円(ー)
  • 四半期純利益:△1,400万円(ー)
でした。

決算短信によると、2023年6月30日現在のコインランドリーFC店舗数は合計543店舗。

「Linen Plant」44号発行

テキスタイルレンタルの専門情報誌「Linen Plant」2023年夏季号(第44号)が発行されました。


今号の主な内容は、
  • タオル自動化、初のフレンチ折り/プレックス
  • 世界各国で運用される「ABSSolute」導入/ABSランドリービジネスソリューションズ
  • 物流2024年問題対応へ、ふとん圧縮包装/日本シーリング
  • ラベル圧着の作業効率アップ!!/EID SYSTEM
  • 高生産と省エネを両立した蒸気式乾燥機/アイナックス稲本
  • シータスCP2610HMES/ダイニック
  • 導入進むノンプレスフィニッシャー/三幸社
  • コーティングラベルでも驚きの柔らかさ/NLC
  • 受発注管理Webシステムで業務を効率化/アクティブ
  • 活用の幅が広いエンブレムラベル/共栄産業
  • SUPPLIER'S NEWS
  • ローコスト高生産工場のつくり方(ケーエスシー・北川幸一)
  • リネン工場の現場改善&生産管理術(エムアイイーシーシステム研究所・伊藤良哉)
【ゼンドラ/Linen Plantのサイト】
https://www.zendora.co.jp/service/supplier/

エランが第2四半期決算を発表

株式会社エラン(本社松本市、峯崎友宏社長)は、2023年12月期第2四半期の連結業績(2023年1月1日から6月30日)を発表しました。
https://www.kkelan.com/ir/ir-news/

それによると、
  • 売上高   :197億8,100万円(前年同期比12.4%増)
  • 営業利益  :18億100万円(同5.1%増)
  • 経常利益  :18億1,300万円(同5.1%増)
  • 四半期純利益:12億5,300万円(同6.4%増)
でした。

決算短信によると、介護医療関連事業の主力サービスである「CS(ケア・サポート)セッ ト」の新規契約の施設数は158施設、解約施設数は47施設で、CSセット導入施設数は2,171施設となりました。

三浦工業が第1四半期決算を発表

三浦工業株式会社(本社愛媛県松山市、宮内大介社長)は、20234年3月期第1四半期の連結業績(2023年4月1日から6月30日)を発表しました。
http://www.miuraz.co.jp/ir/tanshin.html

それによると、
  • 売上収益 :297億1,400万円(前年同期比1.6%増)
  • 営業利益 :35億3,000万円(同13.2%増)
  • 税引前利益:51億1,300万円(同46.3%増)
  • 四半期利益:37億7,400万円(同57.6%増)
でした。

決算短信によると、ランドリー事業は株式会社ヤブサメにおいては、大型案件もあり売上が増加しましたが、アイナックスが持分法適用会社となった影響により、当事業の売上収益は23億4,300万円と前年同期に比べ19.3%減となり ました。セグメント利益は、株式会社ヤブサメの増収効果もあり、3億9,700万円でした。

なお、JENSEN-GROUP NV(ベルギー)と業務用ランドリー機器等の製造販売に関する資本業務提携を目的とした出資契約及び合弁契約を締結し、アイナックスの株式の一部を現物出資したことに伴い、「国内ランドリー事業」が「ランドリー事業」に変更となっています。

2023年8月9日

「日本クリーニング新聞」2012号発行

クリーニング業界の業界紙「日本クリーニング新聞」2023年8月5日号(第2012号)が発行されました。


今号の主な内容は、
  • 情報収集の夏〜前半戦レポート
  • JCPC・経営研究会/いつまで値引きする?
  • 全ク連・ライフ協会〜プロのシミ抜きでPR
  • 折目加工協議会/受注本数プラスに
  • 「クリーンフェスタ兵庫」展示会場写真レポート
  • 布団は丸洗いだけじゃない/木戸商事&花嫁わた
  • 業界展望「クリーニングのプロになろう」(玉井千里)
  • 菅俊介の|売れる|売れない|は紙一重
【日本クリーニング新聞のサイト】
http://www.nicli.co.jp/

2023年8月8日

給料不払いで書類送検、長野・佐久市

長野県佐久市のクリーニング会社と経営者の男性が、従業員に給料を支払わなかったとして書類送検されました。SBC信越放送が報じています。

小諸労基署によると、平野ワンデイショップと経営者の男性は、従業員12人に対して今年2月と3月分の給料合わせておよそ230万円を支払わなかった疑いが持たれています。男性は取材に対し容疑を認めていて「コロナ禍で取引先のホテル関係の売り上げが減った一方、電気代やガス代の高騰で支払いが出来なかった」と話しているとのことです。

アイナックス稲本、情報誌第18号発行

アイナックス稲本株式会社は、洗いに関わる情報誌「I-POST」2023年7月号(第18号)を発行しました。


今号の主な内容は、
  • ごあいさつ〜アイナックス稲本の新たなスタート
  • 役員改選のお知らせ
  • 新製品:排風循環型蒸気式乾燥機・CFX-120S
  • MEX金沢2023に出展
  • ロボカップ世界大会出場の金沢工業大学を応援
  • 西日本・東日本地区販売協力店会

「東京クリーニング界」886号発行

東京都クリーニング生活衛生同業組合の「東京クリーニング界」2023年8月号(第886号)が発行されました。


今号の主な内容は、
  • 脱炭素社会でのクリーニング業の価値
  • 全ク連第65回通常総会を開催
  • クリーニング所における衛生管理要領の一部改正について
  • 取材「制服おさがりプロジェクト」
  • 一都三県共同PR企画委員会/令和4年度実施事業報告
  • 本部だより
【東京都クリーニング生活衛生同業組合のサイト】
http://www.tokyo929.or.jp/

ヤマシタ、介護用品EC全10サイトを統合

株式会社ヤマシタ(本社静岡県島田市、山下和洋社長)は、運営する介護系EC「けあ太朗」「車椅子販売センター」「くつ急便」など全10サイトを統合し「YAMASHITA ONLINE STORE(ヤマシタオンラインストア)」として7月31日にリニューアルオープンしました。

今回のサイト統合およびリニューアルでは、「対面販売に限りなく近いネット販売」というモットーは引き継ぎながら、ユーザーのさらなる利便性向上を図るともに、YAMASHITA ONLINE STOREとヤマシタが有する60以上の福祉用具レンタル営業所との顧客体験を連動するOMO((Online Merges with Offline)の実現を目指すとしています。

6月のクリーニング代支出は499円、5.5%減少

総務省統計局の「家計調査報告(二人以上の世帯)」2023年6月分がまとまりました。

6月分の結果は、全国全世帯のクリーニング代支出額は499円で、前年の528円より5.5%減少。勤労者世帯も前年より10.8%減少して、576円(前年646円)でした。

地方別では、
  • 北海道 619円(前年428円)
  • 東 北 466円(前年439円)
  • 関 東 603円(前年610円)
  • 北 陸 511円(前年588円)
  • 東 海 380円(前年446円)
  • 近 畿 473円(前年729円)
  • 中 国 425円(前年458円)
  • 四 国 294円(前年228円)
  • 九 州 405円(前年241円)
  • 沖 縄 115円(前年179円)
詳細はクリーニングオンラインのデータ集に掲載しています。
http://www.c-online.net/data/c_expense/index.html

2023年8月7日

ワンピース、生地に不具合

株式会社パルは、BEARDSLEYブランドのワンピースの生地に不具合があると発表しました。

対象商品は2023年2月9日から4月25日まで販売した「ドットギャザーワンピース」(品番BEZ1022209A0001)。生地に不具合があることが判明したため、同社では回収、返金対応するとしています。

クリーニング店の倒産が過去最多ペースに、TDB

株式会社帝国データバンクは「クリーニング店」の倒産発生状況について調査・分析を行いました。

調査によると2023年1月〜7月、負債1,000万円以上法的整理によるクリーニング店の倒産は21件。既に22年通年(15件)を上回ったほか、7月までに20件を超えたのは過去20年で初めて。このペースで推移すれば、2019年の28件を上回り、過去最多を更新する可能性が高いとのこと。

調査・分析によると、
クリーニング店はコロナ禍で甚大な影響を受けた業界の一つだ。外出自粛や在宅勤務の拡大で、スーツやワイシャツ類の注文が激減したほか、冠婚葬祭の中止でフォーマル衣装需要もほぼゼロに近い状態が続いた。そのため、コロナ直後の21年3月期は8割超が減収、赤字も最大で半数に上った。22年以降は外出制限が緩和されたものの、在宅勤務の定着もあって需要が伸び悩み、限られた顧客を他社と取り合う状態が続いた。 
こうしたなか、石油やガス代の急激な値上げに直面し、ハンガーや溶剤、袋など石油製品も相次ぎ高騰。さらに年3万品目に達する食品の値上げなどで家計の節約志向が強まり、安価なコインランドリーなどに需要が分散し、収益力がさらに悪化した。その結果、「在宅勤務」「物価高」「節約志向」の三重苦を前に経営体力が限界に達し、事業継続をあきらめるケースが23年以降に急増している。
として、経営体力に乏しい中小クリーニング店で「あきらめ倒産」がさらに増加する可能性があると述べています。

2023年8月6日

せんたく便、ゆかたキャンペーン開催中

株式会社ヨシハラシステムズ(本社滋賀県彦根市、吉原保社長)は、宅配クリーニングサービス・せんたく便で「ゆかたパック」キャンペーンを8月31日まで実施してます。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000051.000014169.html

キャンペーン期間中、ゆかたパックが4点で6,980円(税別)。キャンペーン中は本来6,000円(税別)のプラチナ加工を無料、さらに高級たとう紙で納品します。

2023年8月5日

「ニュークリーナーズ」624号発行

全国クリーニング協議会の「ニュークリーナーズ」2023年7月25日号(第624号)が発行されました。

今号の主な内容は、
  • 豪雨と災害級の暑さ続く
  • セキュリティ対策アンケート実施
  • 便利でお得な「メンテ」の話〜蒸留スラッジ、残渣について
  • クリーニング業の労務管理/電子申請義務化の適用時期
  • 7月打越圭介クリーニング紀行
  • 法律相談/保管クリーニング すぐに洗わない場合
  • クリーニング業者は世渡り上手?〜各生活衛生組合を調査

2023年8月4日

キャリアチェンジ支援セミナー、埼玉県

埼玉県は、県内の企業および求職者の双方をサポートするために令和4年11月より”キャリアチェンジ促進事業”を実施しています。このキャリアチェンジ促進事業の一環として8月30日に「キャリアチェンジ支援セミナー」を開催します。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000112560.html

今回のセミナーは現在のビジネス環境における、人材の採用・活用について、即効性のある提案を行い、実践ができるような具体的な成功事例などを紹介。
セミナー内容は次のとおり。
  • 斎藤ただし講師による人材採用・活用講座
  • 埼玉県内3社のキャリアチェンジ事例紹介
    • 株式会社埼玉イエローハット 取締役兼人事部長 金井淳氏
    • 橋本セロファン印刷株式会社 総務部部長 奥田治之氏
    • ワタキューセイモア株式会社 管理部採用課主任 檜山美衣氏
  • キャリアチェンジに関するディスカッション及びQ&A 
参加対象は、埼玉県内の中小企業の経営者、人事担当者。Zoomによるオンライン開催。

ナックが第1四半期決算を発表

株式会社ナック(本社東京、吉村寛社長)が2024年3月期第1四半期決算の連結業績(2023年4月1日から6月30日)を発表しました。
http://www.nacoo.com/ir/library/results.html

それによると、
  • 売上高   :119億4,100万円(前年同期比2.0%増)
  • 営業利益  :△1億6,200万円(−)
  • 経常利益  :△1億5,700万円(−)
  • 四半期純利益:△2億4,400万円(−)
でした。

決算短信によると「レンタル事業」に関しては、主力のダスキン事業では、ダストコントロール部門において2022年7月に一部商品の値上げを実施したことで顧客単価が増加。また、家事代行や害虫駆除、花と庭木の管理といった包括的な役務サービスを提供するケアサービス部門、介護用品や福祉用具のレンタル・販売を行うヘルスレント部門において引き続き事業数を増やしたことにより、売上高は前年同期比で増加しました。レンタル事業の売上高は43億8,100万円(前年同期比7.3%増)、営業利益4億800万円(同1.4%減)でした。

ダスキン、6つのESG指数の構成銘柄に継続選定

株式会社ダスキン(本社大阪府吹田市、大久保裕行社長)は、GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)が採用する6つのESG指数の構成銘柄に継続して選定されたと発表しました。

「MSCI ジャパン ESG セレクト・リーダーズ指数」「S&P/JPX カーボン・エフィシェント指数」に6年連続、「FTSE Blossom Japan Index」「MSCI 日本株女性活躍指数(WIN)」に4年連続、「FTSE Blossom Japan Sector Relative Index」に2年連続で選定。また今年度からGPIFが採用した「Morningstar 日本株式ジェンダー・ダイバーシティ・ティルト指数」の構成銘柄にも選定され、同社はGPIFが採用する6つの国内インデックスすべてに選定されることになります。

ダスキンが第1四半期決算を発表

株式会社ダスキン(本社大阪府吹田市、大久保裕行社長)は、2024年3月期第1四半期の連結業績(2023年4月1日から6月30日)を発表しました。
http://www.duskin.co.jp/ir/library/result/index.html

それによると、
  • 売上高   :436億3,100万円(前年同期比6.6%増)
  • 営業利益  :20億2,000万円(同24.5%減)
  • 経常利益  :25億9,700万円(同22.4%減)
  • 四半期純利益:16億7,800万円(同18.5%減)
でした。

決算短信によると、訪販グループは、主力のクリーンサービス事業が減収となったこと等により、売上高は前年同期から0.7%減少し269億300万円でした。利益面は計画に沿って進めているマット・モップへのRFID(電子タグ)取り付けに伴う原価上昇等により、営業利益は前年同期から37.0%減少し15億5,400万円となりました。

2023年8月2日

Yahoo!ブラウザーに洗濯マーク検索機能

ヤフー株式会社は8月2日、Androidアプリ・Yahoo!ブラウザーに「洗濯マーク検索」機能の提供を開始しました。

「洗濯マーク検索」は洗濯タグをカメラで撮影するだけで洗濯方法をAIが判定。「洗濯機で洗えます」「手洗いできます」「おうち洗濯できません」の3種類の結果をイラストとテキストでわかりやすく表示するほか、家庭での洗濯方法、漂白方法、乾燥方法、アイロンのかけ方、クリーニングの種類など各洗濯マークの意味を確認できるというもの。
独自開発の人工知能(AI)による画像解析技術により、新旧合わせて84種類ある小さな洗濯マークを高精度で識別できるとしています。

「かなめ」463号発行

かなめ流通グループの情報紙「かなめ」2023年8月1日号(第463号)が発行されました。


今号の主な内容は、
  • ヘアケア発想のクリーニング<東京・南青山>エッセンス
  • 3〜5月の洗濯代、前年にも届かず
  • 肩貼りニュースレター
  • 資材REPORT/抗菌剤配合の柔軟仕上げ剤
  • 包装というより“パッケージ”/キューセン・ユーザー紹介
  • 孫の手ポスティング企画〜安価で簡単、効果も出やすい
  • 三洋商事・熱くて暑い夏の祭典
【かなめ流通グループのサイト】
http://www.kaname-g.jp/

2023年8月1日

ダスキン、会計業務でSmartDBの本格利用開始

株式会社ドリーム・アーツは、株式会社ダスキンが大企業向け業務デジタル化クラウド「SmartDB」を2023年10月から、会計業務のフロントシステムとして本格的に展開することを発表しました。

ダスキンは2022年11月よりSmartDBをシェアードサービスセンター内で利用を開始していましたが、10月からは子会社を含む経理部門を中心に約1,000名が利用予定。

白洋舍、古着買取サービスを開始

株式会社白洋舍(本社東京、松本彰社長)は、ユーズドセレクトショップRAGTAGを運営する株式会社ティンパンアレイ(本社東京、平野大輔社長)と提携し「古着買取サービス」を開始すると発表しました。

サービスの概要は、お客さまが白洋舍に買取り対象アイテム(衣類・靴・バッグなど、白洋舍のクリーニングで受付が可能なものに限る)を持込み・受付後、ティンパンアレイが査定・買取・買取金の振込を行うというもの。
大切に着用された衣類を白洋舍のクリーニング・リペア技術でよみがえらせ、古着買取サービスによって二次流通させることで、持続可能な衣料品ライフサイクルを推進するとしています。

まず溜池サービス店で8月16日より受付を開始。徐々に受付店舗を増やし、サービスの拡大を計画しているとのこと。

「クリーニングニュース」892号発行

全国クリーニング生活衛生同業組合連合会の「クリーニングニュース」2023年8月号(第892号)が発行されました。


今号の内容は、
  • 【特集】第65回全ク連通常総会開催
  • 情報ファイル(第2回理事会を開催 など)
  • 「クリーニング所における衛生管理要領」が改正
  • 全国クリーニング業企業年金基金
  • クリーニング師研修・業務従事者講習インフォメーション
  • 日本政策金融公庫・振興事業貸付のご案内
  • 青年部通信!/令和4年度事業報告
  • 衣料管理情報:着用による目寄れ
  • CLEANER'S VOICE〜読者のページ〜
  • 全ク連活動報告Diary(令和5年6月)
  • 編集後記
  • 2023年盛夏・クリーニング検索ガイド
【全ク連のサイト】
http://www.zenkuren.or.jp/

2023年7月31日

店舗など3棟が全焼、埼玉県東松山市

埼玉県東松山市で住宅とクリーニング店舗、作業場が全焼する火事がありました。埼玉新聞が報じています。

7月29日午後8時ごろ、埼玉県東松山市六反町のクリーニング店経営の男性方から出火、同敷地内の木造2階建て住宅と木造平屋の店舗、同作業場の計3棟が全焼しました。東松山署が詳しい出火原因を調べています。

2023年7月29日

ベルトコンベアに首挟まれる事故

山梨県笛吹市のクリーニング工場で、従業員がベルトコンベアなどに首を挟まれる事故がありました。NHKが報じています。

7月29日午前11時すぎ、笛吹市石和町山崎の小林リースから「従業員がベルトコンベアに首を挟まれた」と消防に通報がありました。事故にあったのは41歳の男性従業員で、甲府市内の病院に運ばれましたが意識不明の重体とのこと。
洗濯物を運ぶためのベルトコンベアが、何らかのエラーが出て停止したため、この従業員が再び起動させた際に首を挟まれたとみられるということです。

白洋舍、ハワイの連結子会社を合併

株式会社白洋舍(本社東京、松本彰社長)は、ハワイにある連結子会社「Hakuyosha International, Inc.」と「Dust-Tex Honolulu,Inc.」の合併を発表しました。

Hakuyosha International, Inc.は、ハワイ・オアフ島で個人向クリーニング事業、およびホテル向ユニフォーム等のクリーニング事業を展開。Dust-Tex Honolulu,Inc.は主に飲食店向リネンサプライ事業を行なっています。
Hakuyosha International, Inc.を存続会社とし、Dust-Tex Honolulu,Inc.を消滅会社とする今回の合併は、ハワイ・オアフ島に投入する経営資源を集中し、業務運営の効率化と生産性の向上を実現することで、グループの企業価値向上をはかるのが目的。
合併の日程は2023年10月1日。

2023年7月27日

「日本クリーニング新聞」2011号発行

クリーニング業界の業界紙「日本クリーニング新聞」2023年7月20日号(第2011号)が発行されました。


今号の主な内容は、
  • 再構築補助金9次採択結果〜洗濯業界最小の6件
  • 全ク連が総会/3つの特別事業推進へ
  • 「クーリック」がTVに〜工場の“秘策”と紹介
  • 中青会・研修会で「クリニシュラン」
  • TeMA/東京組合とコラボ〜アパレル情報交換会
  • 原位置浄化工法で操業しながら/エコサイクル社から最新事例
  • 業界展望「クリーニングのプロになろう」(玉井千里)
  • 売上アップの3原則で閑散期に立て直しを
【日本クリーニング新聞のサイト】
http://www.nicli.co.jp/

2023年7月26日

6月のチェーンストア販売、衣料品2.0%減

日本チェーンストア協会が2023年6月度の「チェーンストア販売統計」を発表しました。
http://www.jcsa.gr.jp/

会員企業数54社(店舗数10,797店)の販売データをまとめたもので、総販売額は1兆809億7,771万円(前年比2.1%増)でした。
概況として6月は、食料品は節約志向の高まりから買い控えが続いているが、店頭価格の上昇により農産品を除き売上は伸びた。衣料品は昨年の反動もあり動きが鈍かったが、住関品はまずまずの動きだったことから、総販売額の前年同月比(店舗調整後)はプラスとなった、としています。

衣料品を見てみると、販売金額は654億3,133万円で、前年同月比2.0%減でした。
部門別では、
紳士衣料  114億5,299万円(前年比6.4%減)
婦人衣料  153億9,481万円(前年比2.1%減)
その他衣料 385億8,353万円(前年比0.5%減)

紳士衣料は、セットアップ、スラックス、ドレスシャツ、カジュアルパンツ、カジュアルシャツなどはまずまずの動きだったが、ビジネススーツ、半袖ドレスシャツ、半袖ポロシャツ、カットソーなどは苦戦した。

婦人衣料は、ブラウス、カーディガン、カジュアルシャツ、カジュアルパンツなどまずまずの動きだったが、ブランド・カジュアルTシャツ、ボトム、カットソーなどの動きは鈍かった。

その他衣料・洋品は、紳士・婦人インナー、紳士シャレテコ、婦人・子供水着、浴衣、紳士・婦人スニーカー、婦人バッグ、レイングッズなどの動きはまずまずだったが、紳士・婦人・子供パジャマ、紳士リラクシングウェア、婦人下着、紳士・子供肌着、男児・女児衣料、スクール衣料、紳士水着、靴下、帽子、財布などの動きは鈍かった。

2023年7月24日

6月の百貨店売上、衣料品8.8%増

日本百貨店協会が2023年6月の「全国百貨店売上高」を発表しました。
http://www.depart.or.jp/

調査対象百貨店70社181店のデータをまとめたもので、売上高総額は約4,412億円、前年同月比で7.0%増。16カ月連続のプラスとなりました。
6月の特徴としては、上旬は台風や大雨による影響も見られたが、中旬以降の気温上昇や外出機会増加、旅行ニーズなどにより、衣料品・服飾雑貨、化粧品が夏物商材を中心に好調に推移。衣料品は、ジャケット、カットソー、ワンピースなど夏物衣料を中心に動き、クリアランスも好調な滑り出しを見せている、としています。

衣料品を見てみると、売上高は1,144億5,896万5千円で、前年同月比8.8%増。16カ月連続のプラスとなりました。
商品別では、
  • 紳士服・洋品 238億188万1千円 (前年比5.8%増)
  • 婦人服・洋品 787億9,967万4千円 (前年比11.6%増)
  • 子供服・洋品 55億603万5千円 (前年比1.3%減)
  • その他衣料品 63億5,137万5千円 (前年比4.3%減)
となっています。

2023年7月22日

高所作業車で作業中、天井に挟まれる事故

宮城県大河原町のクリーニング工場で、高所作業車に乗って作業をしていた男性が天井に挟まれる事故がありました。khb東日本放送が報じています。

7月22日午前11時50分ごろ、大河原町広表で建物の屋内で高所作業車に乗って作業をしていた男性が、作業車のバスケットと高さ4mほどの場所にある天井の鉄骨に挟まれました。男性は意識不明の重体です。
現場はクリーニング店の工場で、挟まれた男性は高所作業車に乗り、天井の電気の配線をいじっていたとみられるということです。警察が事故の原因を調べています。

2023年7月21日

「クリーニング流通新聞」399号発行

クリーニング業界の業界紙「クリーニング流通新聞」2023年7月10日号(第399号)が発行されました。


今号の主な内容は、
  • ク業界で進むSDGs取組み
  • 羽毛パワー回復の新加工〜今月いよいよ一般公開へ
  • 全ク連・通常総会/建築基準法の対応検討も
  • 寝具団体JBAが総会/ク業界との共同企画発表
  • ライトWebセミナー・工場課題をシステムで解決
  • 受付でも役立つ知識習得/TeMA・東京HSで
  • クリーンフェスタHYOGO〜27日いよいよ開幕
  • 令和の衣替え実態を調査/エステー(株)

2023年7月20日

昇降機の下敷き事故、茨城県常総市

茨城県常総市のクリーニング施設で、昇降機による死亡事故が発生しました。茨城新聞が報じています。

7月19日午後6時25分ごろ、クリーニングのシルキー・常総センターで、同社従業員の男性が荷物の昇降機の下敷きになり、駆け付けた消防が現場で死亡を確認しました。
県警常総署によると、同センターはクリーニングの預かり品の配送施設。男性は一時保管する作業中だったとみられるとのこと。同署で事故原因を調べています。

汚れの除去スピード3倍、耐久防汚素材開発

小松マテーレ株式会社(本社石川県能美市、佐々木久衛社長)は、従来の防汚加工技術に汚れ除去スピードの性能を追加した「ダントツオチール」を開発、2023年7月より販売を開始しました。

「ダントツオチール」は汚れ除去性を発揮する防汚層と親水層をバランスよく積層することで、洗濯時に汚れを浮かせる能力をアップ、汚れ除去スピードを速めます。それにより洗濯時間が短縮でき、生産性アップや節電効果が見込めるとのこと。また洗濯による生地の傷みを軽減でき、製品の長寿命化にも繋がります。

同社の検証結果では、油汚れの除去スピードが、従来品と対比して3倍となり、洗濯時間を75%短縮。工業洗濯50回後も、高い汚れ除去性能を保持する耐久性があるとしています。
リネン工場の実機での検証試験でも、同社での検証結果と同様にすぐれた汚れ落ち性能を確認できたとのこと。

東海第二原発、乾燥機の一部が燃える火事

日本原子力発電は、茨城県東海村にある東海第二原子力発電所で、放射線管理区域にある乾燥機の一部が燃える火事があったと発表しました。NHKが伝えています。

7月10日、東海第二原発の放射線管理区域にあるランドリー室で、作業服などを乾燥させていた際、乾燥機にエラーが出て自動停止しました。現場を点検をしたところ、乾燥機の制御盤でケーブルに1.5センチほどの焦げあとや燃えかすと見られる灰が見つかったということです。消防が調べた結果、自動停止した際に乾燥機の一部が燃える火事が起きていたと判断。
この火事によるけが人や放射性物質が漏れるなどの影響はないということです。

2023年7月19日

パーカーなどで素材表記に誤り

株式会社ユナイテッドアローズは「A DAY IN THE LIFE」の商品の一部で素材表記に誤りがあったと発表しました。

対象商品は2023年1月10日から6月16日までユナイテッドアローズアウトレットで販売されたA DAY IN THE LIFEのパーカー(品番6412-699-0327)、カットソー(品番6412-699-0328)、カーディガン(品番6427-699-0093)。下げ札、洗濯ネームタグに記載された素材表記に誤りがあることが判明。なお取り扱い方法に変更はないとのこと。

2023年7月14日

子どもたちにお菓子贈る、北島クリーニング

静岡県伊東市の北島クリーニングは、放課後児童クラブなどに菓子の詰め合わせを贈りました。静岡新聞が伝えています。

新型コロナ禍の影響を受けた子どもたちのために企画したとのことで、伊東市内の児童クラブなど7カ所に和洋菓子の計約800セットを贈りました。

2023年7月13日

CVSベイエリアが第1四半期決算を発表

株式会社シー・ヴイ・エス・ベイエリア(本社千葉市、泉澤摩利雄社長)が2024年2月期第1四半期決算の連結業績(2023年3月1日から5月31日)を発表しました。
http://www.cvs-bayarea.co.jp/ir/results.html

それによると、
  • 営業総収入 :19億2,000万円 (前年同期比15.4%増)
  • 営業利益  :1億7,100万円 (ー)
  • 経常利益  :1億8,200万円 (ー)
  • 四半期純利益:1億3,600万円 (ー)
でした。

決算短信によると、クリーニング事業は個人向けクリーニングにおいては、取次拠点の減少に加え、在宅勤務の普及によるワイシャツ、スーツのクリーニングの需要減少などにより、取次件数の減少傾向が続いていることから、既存顧客へのアプローチを強化し、需要の掘り起こしに向けた施策のほか、今後の需要拡大が見込まれるハウスクリーニングなどの新規獲得に注力する一方、バックオフィスの業務効率化による管理コストの削減に努めました。
当期のクリーニング事業収入6,300万円(対前年同期比16.2%減)、セグメント利益1,500万円(同66.6%増)でした。

スーツのクリーニング調査、AERA

アエラスタイルマガジンが、スーツのクリーニングについて調査を行なっています。

「どのくらいの頻度でスーツをクリーニングに出しますか?」との質問には、最も多かったのは「1シーズンに1回程度」(65%)、次いで「月に1回程度」(16%)、「2週間に1回程度」(7%」、「クリーニングには出さない」(7%)、「毎週」(5%)。

「ウォッシャブルのスーツを自宅で洗っていますか?」と聞いたところ、「いつも自宅で洗う」「自宅では洗わない」それぞれ50%でした。

大館市の地域見守り活動、生衛業も協力

秋田県・大館市は7月12日、生活衛生関係営業大館地方連絡協議会、日本政策金融公庫大館支店と地域見守り活動事業に関する協定を結びました。北鹿新聞が伝えています。

 「見守り隊」として新たにクリーニングを含む122事業所が加わり、計187事業所に拡充。日常業務を通じて高齢者らの孤立化を防ぐとともに安全・安心な社会実現を目指すとしています。

2023年7月12日

民間主導型特産品販売ショップ、コイン店舗に併設

株式会社空・道・港(本社広島県三原市、森光孝雅社長)は、株式会社wash-plus(本社千葉県浦安市、高梨健太郎社長)、三原商工会議所(森光孝雅会頭)とともに、民間主導型特産品販売ショップ「リレーベース」を展開すると発表しました。

これまで都道府県自治体主導型のアンテナショップが運営されていますが、都心の一等地にあるものの多店舗展開が難しく、またアンテナショップ内の各市町村販売スペースにも制約がありました。

今回、民間企業から発信し提案する“地域づくり”として店舗併設型ショップの事業を実現。店舗の名称は「リレーベース(Relay Base)」で、三原市の食を中心とした特産品の販売、ふるさと納税のPR、観光スポットや観光コンテンツを紹介します。
第1号店は2023年9月開店予定の「コインランドリーwash+ 高田馬場店(仮称)」(東京都新宿区)に併設します。

2023年7月11日

フトン巻きのジロー、プロマーケットへ上場申請

フトン巻きのジロー株式会社(本社栃木県宇都宮市、森下洋次郎社長)はTOKYO PRO Market(東京プロマーケット)への上場を申請しました。上場予定日は2023年8月10日。

同社は2017年6月23日設立。家庭用布団の洗濯サービスを主とした「フトン巻きのジロー」ブランドのコインランドリー店舗展開等の事業を展開しています。

「日本クリーニング新聞」2010号発行

クリーニング業界の業界紙「日本クリーニング新聞」2023年7月5日号(第2010号)が発行されました。


今号の主な内容は、
  • アフターコロナの夏「フェスタ」はじまる
  • 不燃性フッ素系溶剤が新登場
  • 2023年度CA資格試験/東京・大阪・名古屋で開催
  • 全ク連、ライフ協初の共同開催〜CLV21展出展受付中
  • リネン協・新会長に堀井氏(白興社長)
  • クリーナーズ防炎協会/全国5支部に再編
  • アドオン<孫の手>勉強会〜法人保険テーマに開催
  • 生き残りかけた時代にできること/企業・団体のトップ語る
【日本クリーニング新聞のサイト】
http://www.nicli.co.jp/

2023年7月8日

「東京クリーニング界」885号発行

東京都クリーニング生活衛生同業組合の「東京クリーニング界」2023年7月号(第885号)が発行されました。


今号の主な内容は、
  • 組合員専用サイトを活用しよう
  • 東京組合の顧問に高島なおき氏が就任
  • クリーニング事故相談室のご案内
  • 経費削減で利益を生み出す
  • ポンポン通信
  • 本部だより
【東京都クリーニング生活衛生同業組合のサイト】
http://www.tokyo929.or.jp/

きょくとうが第1四半期決算を発表

株式会社きょくとう(本社福岡市、牧平年廣社長)が2024年2月期第1四半期の業績(2023年3月1日から5月31日)を発表しました。
http://www.cl-kyokuto.co.jp/ir/

それによると、
  • 売上高   :18億3,500円(前年同期比5.4%増)
  • 営業利益  :4億2,700万円(同22.2%増)
  • 経常利益  :4億4,900万円(同21.4%増)
  • 四半期純利益:2億8,200円(同14.8%増)
でした。

決算短信によると、コロナ禍の内向き(守り)の意識をリセットし、外向き(攻め)の意識にチェンジしていくために、再度、成長・拡大を基本方針として、新規出店や店舗リニューアルを含めた設備投資や春の衣更えシーズンに合わせた販促活動など積極的に実施。
設備投資は新規出店を4店舗(移転リニューアル1店舗含む)、既存店舗のリニューアルを10店舗実施。店舗数は4店舗の新規出店と1店舗の閉鎖で453店舗となりました。
販促活動は、春の衣更えシーズンに合わせたサービスを提供するなど販売強化に努めました。

2023年7月7日

インバウンド向け衣料シェアリング

日本航空株式会社と住友商事株式会社は、JAL運航便を利用する海外から日本への旅行・出張者を対象とした衣料シェアリングサービス「Any Wear, Anywhere」の実証実験を開始すると発表しました。

インバウンド向けの衣料シェアリングサービス「Any Wear, Anywhere」は、渡航先で衣類をレンタルすることで、少ない荷物での移動体験の提供と、それに伴う環境価値創出がコンセプト。このサービスの利用を広げることで、渡航先における衣食住の全てについて現地のものを利用できる環境を整え、旅行・出張をよりサステナブルなものに変えていくことを目指すとしています。

レンタルされた衣類のクリーニングに関しては、株式会社白洋舍が協力するとのこと。

5月のクリーニング代支出は585円、12.6%減少

総務省統計局の「家計調査報告(二人以上の世帯)」2023年5月分がまとまりました。

5月分の結果は、全国全世帯のクリーニング代支出額は585円で、前年の669円より12.6%減少。勤労者世帯も前年より17.9%減少して、645円(前年786円)でした。

地方別では、
  • 北海道 796円(前年621円)
  • 東 北 389円(前年617円)
  • 関 東 642円(前年752円)
  • 北 陸 462円(前年659円)
  • 東 海 509円(前年657円)
  • 近 畿 581円(前年789円)
  • 中 国 728円(前年538円)
  • 四 国 643円(前年370円)
  • 九 州 501円(前年459円)
  • 沖 縄 241円(前年176円)
詳細はクリーニングオンラインのデータ集に掲載しています。
http://www.c-online.net/data/c_expense/index.html

2023年7月5日

「ニュークリーナーズ」623号発行

全国クリーニング協議会の「ニュークリーナーズ」2023年6月25日号(第623号)が発行されました。

今号の主な内容は、
  • 外国人技能実習の現状
  • 感謝キャンペーン抽選会・当選者決定!
  • 便利でお得な「メンテ」の話〜ドライクリーニングの溶剤
  • クリーニング業の労務管理/有給消化のため計画休暇制度を導入
  • 6月打越圭介クリーニング紀行
  • 法律相談/工場の無断利用 処罰の方法は?
  • 映画「怪物」を見る〜是枝監督とクリーニング

職場での熱中症、令和4年は死傷者827人

厚生労働省は令和4年の「職場における熱中症による死傷災害の発生状況」を取りまとめました。

令和4年に職場での熱中症による死傷者は827人で前年より47%増。うち死亡者数は30人でした。7月にクリーニング工場で40歳代の男性が亡くなられた事例では、
被災者は8時30分から派遣先のクリーニング工場において、寝具の仕分け作業に従事していた。17時頃被災者の意識が朦朧となり、その場でひざまずいたため、緊急搬送されたが、搬送先の病院で死亡した。
当日の気温は40℃、暑さ指数(WBGT)36.3℃でした。

それぞれの作業場では
  1. 暑さ指数(WBGT)の把握とその値に応じた熱中症予防対策を適切に実施すること
  2. 作業を管理する者及び労働者に対してあらかじめ労働衛生教育を行うこと
  3. 衛生管理者などを中心に事業場としての管理体制を整え、発症時・緊急時の措置を確認し、周知すること
について重点的に取り組んでほしいとしています。

2023年7月4日

連絡や発注をオンライン化、ムサシノクリーニング

北都システム株式会社(本社札幌市、髙橋直樹社長)は多店舗展開企業向けコミュニケーションシステム「店舗Linkle(テンポリンクル)」を、有限会社武蔵野クリーニング商会(本社東京都練馬区、松本賢一社長)に導入したことを発表しました。

武蔵野クリーニング商会では、店舗から本部へ備品を発注する備品発注機能と、店舗への指示や連絡を行う業務連絡機能をメインとして、2023年4月より店舗Linkleの運用を開始。現在、「ムサシノクリーニング」70店舗で利用しているとのこと。
それまでFAXで行っていた発注業務をオンライン化することによって、FAX送信の未達や相互誤認識による備品発送の遅延をなくし、業務のスピードアップと本部および店舗スタッフの業務負荷を大幅に削減することに成功したとしています。

2023年7月2日

「かなめ」462号発行

かなめ流通グループの情報紙「かなめ」2023年7月1日号(第462号)が発行されました。


今号の主な内容は、
  • 携帯用靴磨き不織布シート/レッツより新発売!!
  • 西日本最大のク展示会・クリーンフェスタHYOGO
  • デジジャパン/ユーザーカンファレンス
  • 7月は熱中症対策の「重点取組」期間
  • 資材REPORT/DANICHIRU不織布(アトミット)
  • 昨年のクリーニング代、大きく上昇
  • ドライ機、使用台数も2万を下回る
【かなめ流通グループのサイト】
http://www.kaname-g.jp/

2023年7月1日

「クリーニングニュース」891号発行

全国クリーニング生活衛生同業組合連合会の「クリーニングニュース」2023年7月号(第891号)が発行されました。


今号の内容は、
  • 【特集】クリーニング×カーボンニュートラル プロジェクト始動
  • 情報ファイル(第1回理事会を開催 など)
  • TSU・NA・GU(vol.21)相続税の対象となる贈与についての税制改正(2)
  • クリーニング師研修・業務従事者講習インフォメーション
  • 技術部会/令和4年度事業報告(要約)
  • 青年部通信!/店舗表彰企画「クリニシュラン」について協議
  • みんなの共催広場『夏が来る!!』
  • 衣料管理情報:硫化染料による脆化破損
  • CLEANER'S VOICE〜読者のページ〜
  • 全ク連活動報告Diary(令和5年5月)
  • 編集後記
【全ク連のサイト】
http://www.zenkuren.or.jp/

2023年6月30日

支援金給付の経費に疑問の声、宮城県

燃料費高騰の影響を受けるクリーニング店や銭湯に支援金を給付する宮城県の事業で、総額1,500万円を配るための委託費が500万円に上るのは無駄だと、県議会で疑問の声が上がりました。河北新報が伝えています。

この事業は、宮城県内のクリーニング店288カ所に一律5万円、一般公衆浴場6カ所に同10万円を給付するもの。予算総額2,000万円のうち、500万円が委託先の県生活衛生営業指導センターに支払われる予定。昨年度も同種の補助事業でセンターに業務を委託し、人件費などに約500万円かかったため、今回も同額を予算化したとのこと。

県議会予算特別委員会の環境福祉分科会で、議員の1人は「わざわざ外部に委託しなければできないことなのか」と指摘。外部委託が常態化する県事業の在り方に苦言を呈したとしています。

2023年6月29日

ヤマシタ、社外取締役に古市優子氏が就任

株式会社ヤマシタ(本社静岡県島田市、山下和洋社長)は2023年6月29日付けで、新たに社外取締役として古市優子氏(ふるいち・ゆうこ)が就任したことを発表しました。

古市氏は欧州大手イベントオーガナイザーのComexposium Groupの日本法人社長を務めており、マーケティングや広告・コマース・ デジタルなど、幅広い領域におけるカンファレンスを企画・推進できるスキル・経験を有しています。またダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン推進においても高い見識があり、職場における女性のサポートとエンパワーメントを支援するための団体である米国Advance Women At Workのアドバイザーも兼務しています。

こうした経験を生かし、社員総会をはじめとする各種社内イベントの効果を最大化するなど、独立した観点から同社の経営に対して適切な指摘や助言を行うとしています。

ナガイレーベンが第3四半期決算を発表

ナガイレーベン株式会社(本社東京、澤登一郎社長)が2023年8月期第3四半期決算の連結業績(2022年9月1日〜2023年5月31日)を発表しました。
http://www.nagaileben.co.jp/ir-statements/

それによると、
  • 売上高   :131億8,700万円(前年同期比3.2%減)
  • 営業利益  :35億4,000円(同10.2%減)
  • 経常利益  :35億9,800万円(同10.4%減)
  • 四半期純利益:24億8,000万円(同17.4%減)
でした。

決算短信によると、高騰する原価上昇を受け2月より値上げの価格改定を行いました。概ね市場に浸透されてはいるものの、一部の更新物件においては、価格交渉に時間を要し、主力のコア市場を中心に第4四半期への月ズレが発生しています。その影響を受け、当第3四半期連結累計期間における売上は減収となりました。第4四半期は更新の遅れている物件を確実にキャッチアップし売上の回復に努める、としています。

2023年6月26日

野球グローブのクリーニング、ノアが開始

有限会社ノア(本社埼玉県富士見市、谷田浩明社長)は2023年6月26日、野球グローブのクリーニングサービスを開始しました。
https://www.atpress.ne.jp/news/359649

同社では野球グローブをオゾン水と皮革専用薬剤による手洗い、皮革専用乾燥機によるスピーディーな乾燥という独自の皮革専用クリーニング技術を用いて洗浄。オプションで色補修も可能とのこと。
軟式グローブや硬式グローブ、ソフトボール用グローブに対応。クリーニングノア全店舗、ECショップで受け付けます。全国の野球少年や、野球愛好家の方々が持つ大切なグローブを、いつまでも清潔な状態で使えるサービスとしています。

2023年6月24日

「日本クリーニング新聞」2009号発行

クリーニング業界の業界紙「日本クリーニング新聞」2023年6月20日号(第2009号)が発行されました。


今号の主な内容は、
  • 特集<春商戦>総括アンケート
  • プロスポーツを通じてクリーニングアピール/ユーゴー
  • TeMA36期ベーシックコース開講
  • きょくとう23年2月期・ドライ売上4.6%増
  • 全協・感謝キャンペーン〜国内旅行の当選者を決定
  • クリーンフェスタ最新情報
  • 入退店管理システムで夜間時の利用を安全に/アクア
  • シロセット/加工数15%増を目指す
【日本クリーニング新聞のサイト】
http://www.nicli.co.jp/

2023年6月23日

5月の百貨店売上、衣料品5.5%増

日本百貨店協会が2023年5月の「全国百貨店売上高」を発表しました。
http://www.depart.or.jp/

調査対象百貨店70社181店のデータをまとめたもので、売上高総額は約4,111億円、前年同月比で6.3%増。15カ月連続のプラスとなりました。
5月の特徴としては、新型コロナ5類移行による外出機運の高まりで人流が増加し、旅行やオケージョン、ビジネス需要などから、衣料品や身のまわり品、化粧品が好調に推移した。高伸が続くインバウンドも売上を押し上げた。各社が企画した物産展や催事は活況で、GWを中心に多くのお客様で賑わい、売上と集客に寄与。衣料品は、気温上昇による季節需要の高まりから初夏商材が動いた、としています。

衣料品を見てみると、売上高は1,140億8,618万6千円で、前年同月比5.5%増。15カ月連続のプラスとなりました。
商品別では、
  • 紳士服・洋品 236億6,884万3千円 (前年比3.7%増)
  • 婦人服・洋品 764億1,415万8千円 (前年比8.1%増)
  • 子供服・洋品 74億8,102万1千円 (前年比4.1%減)
  • その他衣料品 65億2,216万4千円 (前年比4.6%減)
となっています。

クリーニング専科サンクスマッチ開催、水戸ホーリーホック

日本プロサッカーリーグ・水戸ホーリーホックは、7月23日のJ2リーグ第27節「水戸ホーリーホック vs. 大宮アルディージャ」戦を、株式会社ユーゴー(茨城県小美玉市、沼崎周平社長)の『クリーニング専科サンクスマッチ』として開催すると発表しました。

会場のケーズデンキスタジアム水戸では、「けん玉ゲーム」「オサガリ お譲りください&即売会」「オリジナルアクリルキーホルダープレゼント」などの催しが行われるほか、当日の選手入場時に水戸ホーリーホックのエンブレムフラッグを持って登場するフラッグベアラーをクリーニング専科で募集します。

5月のチェーンストア販売、衣料品0.2%増

日本チェーンストア協会が2023年5月度の「チェーンストア販売統計」を発表しました。
http://www.jcsa.gr.jp/

会員企業数54社(店舗数10,757店)の販売データをまとめたもので、総販売額は1兆1,185億8,750万円(前年比1.3%増)でした。
概況として5月は、食料品は節約志向の高まりから買い控えが続いているが、店頭価格の上昇により売上は伸びた。衣料品は気温の上昇とともに季節商品に動きがありまずまず動き、住関品の動きもまずまずだったことから、総販売額の前年同月比(店舗調整後)はプラスとなった、としています。

衣料品を見てみると、販売金額は655億8,329万円で、前年同月比0.2%増でした。
部門別では、
紳士衣料  116億5,971万円(前年比5.1%減)
婦人衣料  173億8,598万円(前年比2.3%増)
その他衣料 365億3,760万円(前年比1.1%増)

紳士衣料は、スーツ、ジャケット、スラックス、ドレスシャツ、チノパンなどはまずまずの動きだったが、半袖ポロシャツ、カジュアルシャツなどの動きは鈍かった。

婦人衣料は、スーツ、フォーマル、ワンピース、カーディガン、ブラウス、カジュアルシャツ、カジュアルパンツ、UVパーカーなどの動きは良かったが、カットソーなどの動きは鈍かった。

その他衣料・洋品は、紳士パジャマ、婦人リラクシングウェア、婦人インナー、スクール衣料、スクール水着、婦人バッグ、婦人靴、傘、帽子などはまずまずの動きだったが、紳士リラクシングウェア、婦人・男児パジャマ、紳士・子供肌着、男児・女児衣料、ベビー用品、靴下などの動きは鈍かった。

2023年6月22日

複合エンタメクリーニング店、札幌にオープン

株式会社ハッピーツリー(本社北海道標津郡中標津町、富岡裕喜社長)は、コインランドリー・クリーニング・皮革製品メンテナンス・カフェスタンドを併設した「とみおかクリーニング w/ Cafe & Laundry 札幌本店」(札幌市中央区)を6月23日、リニューアルオープンすると発表しました。

同店は洗濯の待ち時間を有効利用できるようコインランドリーのほか、雑貨店、カフェスタンド、衣類や皮革製品のメンテナンス受付カウンターを集約。またワークショップスペースも完備し、地域の集いの場に。洗濯にまつわるワークショップや、地域の作家やアーティストによるワークショップなどを企画・開催を予定しているとのこと。
「洗う・食べる・買う」を一度に楽しめる複合エンタメクリーニング店としています。

2023年6月19日

海南市の中学校でクリーニングの出前授業

和歌山県海南市の中学校で、クリーニングと理容業の出前授業が行われました。NHKが伝えています。

出前授業は、和歌山県生活衛生営業指導センターが生活に関わりが深い業種について興味を持ってもらおうと毎年、行っているもの。6月19日、海南市の下津第一中学校の2年生がクリーニングと理容業についての授業をうけました。

クリーニングの授業では、汚れの種類によって洗濯の方法を変えていることや、しわがつきにくいアイロンのかけかたなどを説明。生徒たちが、アイロンがけを体験し、霧吹きで生地を湿らせたうえで、丁寧にしわをとっていたとのこと。

2023年6月18日

川崎、クリーニング会社の工場で火事

6月18日、神奈川県川崎市のクリーニング会社の工場で火事がありました。NHKが伝えています。

18日午前4時前、川崎市高津区にあるクリーニング会社の工場から「煙が出ている」と近所の人から消防に通報がありました。火は、およそ4時間後にほぼ消し止められましたが、この火事でクリーニング工場や倉庫、それに事務所を兼ねた鉄筋コンクリートの3階建ての建物が燃えました。出火当時、工場は操業しておらず、警察と消防は火事の原因を調べているとのこと。

2023年6月13日

「クリーニング流通新聞」398号発行

クリーニング業界の業界紙「クリーニング流通新聞」2023年6月10日号(第398号)が発行されました。


今号の主な内容は、
  • コロナは弱点を浮き彫りに〜白洋舍松本社長が講演
  • 羽毛布団の寿命延びる「羽毛アンチエイジ+」
  • TeMA総会/スキルアップ手伝いが使命
  • JCPC2023ワークショップ〜採用・定着の秘訣学ぶ
  • 全協・2023感謝キャンペーン抽選会
  • インバウンド需要が回復・全日本ホテル連盟
  • 最先端の「枕工場」を見学/全国ふとんCL協会
  • 兵庫展に55社・団体が出展〜20を超えるセミナーも

2023年6月12日

衣類のお手入れに関する意識調査、プラネット

株式会社プラネット(本社東京、坂田政一社長)は、衣類のお手入れに関する意識調査を実施しました。
https://www.planet-van.co.jp/shiru/from_planet/vol206.html

調査結果によると、おしゃれ着用洗剤を使って、自宅で洗濯機で洗うもので多かったのが「セーター・ニット」(38.1%)、「カーディガン」(25.8%)、「シャツ・ブラウス」(20.0%)。
自分で洗濯せず、クリーニング店に任せるもののトップ5は「コート・ダウンジャケット」(52.4%)、「スーツ」(50.3%)、「ジャケット」(34.7%)、「セーター・ニット」(12.5%)、「制服」(12.3%)でした。

クリーニング店に出すとき、期待することはなんですか(複数回答)という問いに、もっとも多かった回答が「シワのない仕上がり」(55.6%)で、次いで「型を整えた仕上がり」(53.9%)、「襟や袖の黄ばみ除去」(45.3%)、「シミの除去」(44.2%)、「きれいな折り目」(40.2%)の順でした。

回答のコメントを一部紹介いたします。
【クリーニングに出す理由】
  • プレゼントされた大切なニットを縮ませてしまい着られなくなったり、毛のストールがゆがんでしまったりしたこともあり、大切に着たい服はクリーニングに出すことが多いです。(女性・40代)
  • クリーニングに出すとやはり綺麗な仕上がりになって感動します。(女性・30代)
  • 衣類を外着と家着に分けて、外着は必ずクリーニングに出している。(男性・50代)
  • 自宅で洗えるスーツも出てきたが、スーツのズボンだけはきっちりとした折り目が欲しいので、クリーニングに出している。(男性・50代)
  • アイロン作業は妻にとっては時間的にも重労働だが、仕上がりはクリーニング店に勝るものではない。費用対効果を考えて、我が家では普段着以外は基本的にクリーニング店に出す。(男性・60代)

2023年6月10日

東急建設、東急リネンで太陽光オンサイトPPAサービス提供

東急建設株式会社(本社東京、寺田光宏社長)は、太陽光オンサイトPPAサービスの提供を開始。第一号案件として、東急リネン・サプライ株式会社(本社東京、平尾政道社長)と契約を締結したことを発表しました。

本サービスは、東急建設が発電事業者としてお客様の敷地内に太陽光発電設備を設置・運営し、当該発電設備で発電した電力をお客様に供給するサービス。お客様は、使用電力量に応じたサービス料金を支払うことで、初期費用なしで再生可能エネルギーの電力を利用できるというもの。

今回、東急リネン・サプライの佐野工場(栃木県佐野市)の屋根上に出力156.4kWの太陽光発電設備を新設。初年度の効果として、使用電力量の約28%が再エネ電力に置き換わり、約25%(約63.5t)のCO2排出量削減を見込んでいます。

「日本クリーニング新聞」2008号発行

クリーニング業界の業界紙「日本クリーニング新聞」2023年6月5日号(第2008号)が発行されました。


今号の主な内容は、
  • 宅配「リナビス」〜大阪・ノムラ子会社に
  • 全ク連とライフ協/脱炭素社会を実現へ
  • JCPC〜イマドキの求人方法研修
  • リネン外国人技能実習評価試験・専門級1102人受験
  • TeMA総会/多彩なプロ輩出へ
  • クリーンフェスタ兵庫・イベント&出展者情報ー第1弾ー
  • 成長枠に「コイン業」/再構築補助金
【日本クリーニング新聞のサイト】
http://www.nicli.co.jp/

2023年6月9日

「東京クリーニング界」884号発行

東京都クリーニング生活衛生同業組合の「東京クリーニング界」2023年6月号(第884号)が発行されました。


今号の主な内容は、
  • 令和5年度通常総代会開催
  • 東京組合・全ク連/表彰受賞者発表
  • クリちゃん洗剤をご存知ですか?
  • 令和4年度事業報告/決算報告
  • 日本クリーニングセンター株主総会開催
  • 本部だより
【東京都クリーニング生活衛生同業組合のサイト】
http://www.tokyo929.or.jp/

2023年6月7日

岐阜市、燃料費高騰で支援金

岐阜市は、燃料費高騰の影響が大きいクリーニング事業者に、一律8万円の支援金を支給する方針だと岐阜新聞が報じています。

2023年6月6日

4月のクリーニング代支出は666円、0.9%減少

総務省統計局の「家計調査報告(二人以上の世帯)」2023年4月分がまとまりました。

4月分の結果は、全国全世帯のクリーニング代支出額は666円で、前年の672円より0.9%減少。勤労者世帯は前年より2.6%増加して、745円(前年726円)でした。

地方別では、
  • 北海道 590円(前年881円)
  • 東 北 641円(前年489円)
  • 関 東 794円(前年734円)
  • 北 陸 829円(前年1,037円)
  • 東 海 462円(前年534円)
  • 近 畿 524円(前年739円)
  • 中 国 658円(前年710円)
  • 四 国 713円(前年278円)
  • 九 州 653円(前年525円)
  • 沖 縄 557円(前年321円)
詳細はクリーニングオンラインのデータ集に掲載しています。
http://www.c-online.net/data/c_expense/index.html

2023年6月4日

「ニュークリーナーズ」622号発行

全国クリーニング協議会の「ニュークリーナーズ」2023年5月25日号(第622号)が発行されました。

今号の主な内容は、
  • 衣類全体のケアを行う業種へ〜根本的な考えの変化を
  • 機材会員の企業紹介・第23回:(株)三幸社
  • 外国人技能実習2号認定の現状
  • 便利でお得な「メンテ」の話〜パークドライ機のメンテナンス
  • クリーニング業の労務管理/健康診断実施後の措置について
  • 法律相談/取次店での保管 問題点は?
  • クリーニングはチャットGPTを有効に利用できるか?

2023年6月3日

「2023春の繁忙期」アンケート実施中

今年もクリーニングオンラインでは春の繁忙期に関するアンケート調査を実施しています。皆様のご意見をお聞かせください。
http://www.c-online.net/from/enquete/enquete230603.html

アンケートへご協力よろしくお願い申し上げます。

2023年6月2日

「かなめ」461号発行

かなめ流通グループの情報紙「かなめ」2023年6月1日号(第461号)が発行されました。


今号の主な内容は、
  • この夏はウエットで稼ごう!!
  • かなめ会員機材商の展示会・研修会
  • ビニールカーテン、外した?残した?
  • 難洗衣料解体新書〜綿ジャケットの光退色
  • 資材REPORT/塩分チャージタブレッツBIG
  • 松井化学の各種シミ抜き剤
  • SDGsの次は『ウェルビーイング』
【かなめ流通グループのサイト】
http://www.kaname-g.jp/

2023年6月1日

柏市が制服リユースマッチング事業

千葉県柏市は令和6年度の新中学1年生を対象に「柏市制服バンク(制服リユースマッチング事業)」をスタートします。今回の事業は、株式会社ローヤルクリーニングセンター、有限会社グローバルと連携して実施されます。

卒業等で不要になった制服を譲り受けたい方と「マッチング」。マッチング成立後に提携クリーニング店舗に、制服を持ち込み、クリーニング後に引き渡しするという仕組み。

「クリーニングニュース」890号発行

全国クリーニング生活衛生同業組合連合会の「クリーニングニュース」2023年6月号(第890号)が発行されました。


今号の内容は、
  • 春の叙勲
  • 【特集】組合が行う利用者啓発・需要拡大・組合加入促進の取組み
  • 情報ファイル(令和4年度研究報告会を開催 など)
  • TSU・NA・GU(vol.21)相続税の対象となる贈与についての税制改正(1)
  • クリーニング師研修・業務従事者講習インフォメーション
  • 全国クリーニング業企業年金基金
  • 日本公庫の調査結果・クリーニング業の業況DI等
  • 衣料管理情報:紫外線による変色
  • CLEANER'S VOICE〜読者のページ〜
  • 全ク連活動報告Diary(令和5年4月)
  • 編集後記
【全ク連のサイト】
http://www.zenkuren.or.jp/

2023年5月31日

きょくとう、売上高46億8,800万円

株式会社きょくとう(本社福岡市、牧平年廣社長)が2023年2月期の業績(2022年3月1日から2023年2月28日)を発表しました。
http://www.cl-kyokuto.co.jp/ir/

それによると、
  • 売上高   :46億8,800万円(前年同期比2.4%増)
  • 営業利益  :△1億7,700万円(−)
  • 経常利益  :△9,300万円(−)
  • 当期純利益 :△1億6,900万円(−)
でした。

決算短信によると、3年目となるコロナ禍の影響を引き続き受け、加えて、原材料費やエネルギーコストが上昇するなど、厳しい経営環境で推移。 このような経営環境の中、特別会員数と需要の増大を目的に販促活動を計画的に実施しました。具体的には、洋服の詰め放題「満服袋サービス」やサービスチケットの利用を推進。「洋服のリフォーム」と「スニーカークリーニング」の販売を強化しました。

ダスキン、関西地域活性化ファンドへ出資

株式会社ダスキン(本社大阪府吹田市、大久保裕行社長)は、池田泉州キャピタル株式会社(本社大阪市、田中耕社長)が運営する「関西イノベーションネットワーク2号投資事業有限責任組合 」(イノベーションファンド 25Next)に出資したことを発表しました。

 イノベーションファンド 25Nextは、大阪・関西万博が目指す「SDGs が達成される社会」「Society5.0 の実現」に貢献する技術・ビジネスモデルを持つ企業を投資対象としたファンド。

同社では、今回のファンドへの出資を通じて、成長が見込まれる企業を資金面から支援し、地域社会における新事業の創出等産業振興に寄与し、関西の地域経済の活性化や雇用の確保に貢献していくとしています。

クリーニング専科スペシャルナイター開催、千葉ロッテ

プロ野球・千葉ロッテマリーンズは2023年6月7日、東京ヤクルトスワローズ戦で「ナイスヒット!クリーニング専科スペシャルナイター」を開催します。

当日は、クリーニング専科マスコットキャラクター「黒田ウーサー」のキーホルダープレゼントや「クリーニング専科野球ゲーム」「けん玉チャレンジ」「SNSフォローキャンペーン」を開催します。

クリーニング専科(株式会社ユーゴー、本社茨城県小美玉市、沼崎周平社長)は、2017年度より千葉ロッテマリーンズとパートナーシップを結んでいます。

2023年5月27日

西脇市、ふるさと納税で宅配クリーニングが人気

兵庫県西脇市へのふるさと納税の寄付額が2022年度、初めて10億円を超えましたが、急上昇の立役者となったのは市内の業者が提供するクリーニングの宅配サービスだと、神戸新聞が報じています。

西脇市の返礼品の品目数は987品。もともと最も人気が高いのは市内の酒蔵で造られる日本酒で、2位は特産の黒田庄和牛でした。この間に割って入ったのが、株式会社東田ドライが提供する宅配クリーニング「リナビス」。リナビスは21年10月から加わり、22年度に初めて年間通じて提供されましたが、寄付額は全体の20.5%を占め、牛肉を上回る金額を獲得しました。
人気の理由は、洗濯後の「12カ月保管無料」というサービス。冬物の衣料品などのクリーニング需要が高まる4~6月を中心に寄付額が前年を大きく上回ったとのこと。

2023年5月26日

「Pandora」92号発行

品質情報研究所の「Pandora(パンドラ)」2023年春号(第92号)が発行されました。


今号の主な内容は、
  • 名画に描かれた洗濯風景〜アイロンを掛けるメイド(ヘンリー・ロバート・モーランド作)
  • GBPA2022イノベーション賞受賞/アラブ首長国連邦“ウォッシュメン”
  • 寝具は相変わらずダニに汚染されている(エフシージー総合研究所・橋本一浩)
  • 事故事例報告
    • ブティック展示品の虫食い
    • 紳士ジャケットの部分的な白化
    • 綿ニット製品の脱色
    • ワイシャツの摩耗損傷
  • ウエットクリーニング実務の品質管理-4(オフィス毛利・毛利春雄)
  • クリーニングトラブル解析マニュアル/色泣きと移染(汚染)
【日本テキスタイルケア協会のサイト】
http://www.textilecare.jp/

2023年5月25日

気になるダニ、布団クリーニングアンケート

アクティア株式会社は「布団クリーニング」に関するアンケート調査の結果を発表しました。 

 「普段使いの寝具で気になることは?」
  • ダニ:41%
  • 汗・皮脂汚れ:39%
  • 臭い:11%
  • カビ:9%
  • その他:1%
 「寝具を清潔に保つためにしていることは?」
  • 日干し:46%
  • 除菌・消臭スプレー:32%
  • 自宅の洗濯機で丸洗い:12%
  • コインランドリー:6%
  • 専門業者へクリーニング:1%
  • その他:6%
 「宅配布団クリーニングを利用したことがありますか?」
  • 初めて聞いた:43%
  • 今後利用してみたい:43%
  • 利用したいと思わない:9%
  • ある:5%
 調査は2023年5月12日〜14日、Twitter公式アカウントで実施(有効回答数727件)。

4月のチェーンストア販売、衣料品0.2%増

日本チェーンストア協会が2023年4月度の「チェーンストア販売統計」を発表しました。
http://www.jcsa.gr.jp/

会員企業数54社(店舗数10,702店)の販売データをまとめたもので、総販売額は1兆1,062億709万円(前年比3.4%増)でした。
概況として4月は、食料品は節約志向の高まりから買い控え傾向が強くなる中、店頭価格の上昇もあり良かった。衣料品は入学・ビジネス関連がまずまず動き、住関品も行楽需要などもあり動きが良く、総販売額の前年同月比(店舗調整後)はプラスとなった、としています。

衣料品を見てみると、販売金額は662億3,096万円で、前年同月比0.2%増でした。
部門別では、
紳士衣料  108億9,277万円(前年比4.1%減)
婦人衣料  167億7,503万円(前年比2.9%増)
その他衣料 385億6,316万円(前年比0.4%増)

紳士衣料は、スーツ、フォーマル、ジャケット、スラックス、ドレスシャツ、カーディガン、カジュアルシャツなどはまずまずの動きだったが、トレーナー、半袖シャツ、半袖Tシャツなどの動きは鈍かった。

婦人衣料は、スーツ、フォーマル、コート、カジュアルシャツ、カジュアルパンツ、カットソー、トップスなどの動きは良かった。

その他衣料・洋品は、紳士インナー、婦人スニーカー、婦人バッグ、靴、鞄、帽子などは動きが良かったが、紳士・婦人リラクシングウェア、婦人・子供肌着、スクール衣料、子供衣料、ベビー服、靴下、傘などの動きは鈍かった。

2023年5月24日

雇用調整助成金を返還、きょくとう

株式会社きょくとう(本社福岡市、牧平年廣会長兼社長)は福岡労働局より、雇用調整助成金支給決定取消及び返還通知を受けたと発表しました。

福岡労働局の調査で雇用調整助成金の申請内容に疑義が判明したため、同社が社内調査を行ったところ、2020年4月から2022年9月の雇用調整助成金の申請に不正行為や不適切な申請内容が含まれていることが判明。実際には休業していないにもかかわらず、休業していたとして申請し、休日に出勤している従業員がいるにもかかわらず休業をしたとし、また時間短縮勤務をしていない従業員がいるにもかかわらず時間短縮勤務をしたとして受給したというもの。

不正受給として同社が受領した雇用調整助成金全額を返還通知に従い返還するとのこと。返還金額は3億8,779万784円。違約金及び延滞金を含めた納付額は4億8,430万594円。

4月の百貨店売上、衣料品10.6%増

日本百貨店協会が2023年4月の「全国百貨店売上高」を発表しました。
http://www.depart.or.jp/

調査対象百貨店70社181店のデータをまとめたもので、売上高総額は約4,088億円、前年同月比で8.6%増。14カ月連続のプラスとなりました。
4月の特徴としては、増勢が続くラグジュアリーブランドなどの高付加価値商材に加え、天候与件や旅行・行事に伴う外出機会の増加、マスク着用ルール緩和などから、身のまわり品や衣料品、化粧品などが高い伸びを示した。
二桁の伸びを示した衣料品と身のまわり品は、外出機会の増加や気温上昇などから、フォーマルやビジネス、カジュアルなど、幅広いアイテムで動きを見せた。アウターや軽衣料、バッグ、アクセサリー、靴、 旅行用品も引き続き好調だった、としています。

衣料品を見てみると、売上高は1,206億3,941万9千円で、前年同月比10.2%増。14カ月連続のプラスとなりました。
商品別では、
  • 紳士服・洋品 246億5,719万3千円 (前年比10.6%増)
  • 婦人服・洋品 796億1,112万4千円 (前年比13.3%増)
  • 子供服・洋品 99億7,561万9千円 (前年比5.0%減)
  • その他衣料品 63億9,548万3千円 (前年比0.1%増)
となっています。

「日本クリーニング新聞」2007号発行

クリーニング業界の業界紙「日本クリーニング新聞」2023年5月20日号(第2007号)が発行されました。


今号の主な内容は、
  • 暑くなればまだまだ出そう(春の衣替え、後半商戦)
  • 連休中・営業したお店と休んだお店
  • 3月のクリーニング代支出額
  • どうする割引〜お得感は「必要」の声
  • 7月のフェスタ兵庫/併催イベントより充実
  • デジタル販促に環境対応・省人化〜ポストコロナ時代の経営を支える
  • かなめ流通グループ/総会に商品紹介・研修 4年ぶりリアルで開催
  • 24時間営業に高評価〜イマドキ利用客は何を求める?
【日本クリーニング新聞のサイト】
http://www.nicli.co.jp/

2023年5月19日

ヤマシタ、AIヘルプデスクの運用開始

株式会社PKSHA Technology(本社東京、上野山勝也社長)はグループ会社の株式会社PKSHA Workplace(本社東京、佐藤哲也社長)が、株式会社ヤマシタ(本社静岡県島田市、山下和洋社長)と、深層学習と自然言語処理を活用した「AIヘルプデスク for Microsoft Teams」の運用を2023年4月より開始したと発表しました。

人事、経理、総務法務、システム部といったバックオフィス部門全般での導入に向け、経費申請や休暇の取得方法から、契約書関連にいたるまで幅広い質問項目に対してFAQを準備。初期設定のFAQで自動回答ができない問合せに対しては、対人チャットに切り替えられ、対話データがGPT-4を搭載したAIヘルプデスク内でFAQ化されることにより、より回答精度が上がる仕組みを構築しています。6部署での導入から着手し、生産性の向上を目指し導入定着を進めていくとしています。

まずは運用の定着化をすすめ、電話メール等複数にまたがっていた問合せの窓口をAIヘルプデスクに一本化していくことを目指しています。

2023年5月18日

電気工事不要でキャッシュレス化、AQUAコイン

アクア株式会社(本社東京、杜鏡国社長)は5月18日、主に宿泊施設に採用されているAQUA小型コイン式全自動洗濯機とAQUAコイン式電気衣類乾燥機に基盤を取り付けるだけで回線工事や電気工事をせずにキャッシュレス化できる「キャッシュレスキット」と多言語対応のキャッシュレス決済アプリ「AQ-Connectランドリー」をリリースしました。

小規模ランドリーのキャッシュレス化を実現するため、基盤を対応機種に取り付けるだけでキャッシュレス化ができるというもの。ユーザーは、スマートフォンにアプリをインストールし、洗濯機器に表示されているQRコードを読み取るだけで手軽にキャッシュレス決済を利用できる他、領収書の発行や洗濯時間の残り時間(目安)も確認できるようになります。

アプリは7つの言語表示に対応しており、QRコード決済以外にクレジットカードでの精算もできることから、訪日外国人の方もランドリーを利用しやすくなるとしています。

「Linen Plant」43号発行

テキスタイルレンタルの専門情報誌「Linen Plant」2023年春季号(第43号)が発行されました。


今号の主な内容は、
  • 重労働のタオル袋詰めがボタン1つで完了/日本シーリング
  • 量産型ユニフォームフィニッシャー新開発/宮田工機
  • ノンプレスフィニッシャーST-9000シリーズ/三幸社
  • 『コスモガン』フルモデルチェンジ/コスモ超音波研究所
  • 耐洗ラベルSOFT・仕様変更により耐洗濯性50%アップ/NLC
  • <ABSSolute>SaaSによる提供を開始/ABSランドリービジネスソリューションズ
  • 防塵服など様々な素材に対応するラベル/ダイニック
  • ユニフォーム用トンネルYUN-312Aシリーズ/ワイエイシイマシナリー
  • 受発注管理Webシステム発売開始/アクティブ
  • 熱圧着機「LP-15」シリーズ発売/EID SYSTEM
  • 用途にあわせて選べるラベル/共栄産業
  • SUPPLIER'S NEWS
  • ローコスト高生産工場のつくり方(ケーエスシー・北川幸一)
  • リネン工場の現場改善&生産管理術(エムアイイーシーシステム研究所・伊藤良哉)
【ゼンドラ/Linen Plantのサイト】
https://www.zendora.co.jp/service/supplier/

2023年5月17日

「クリーニング流通新聞」397号発行

クリーニング業界の業界紙「クリーニング流通新聞」2023年5月10日号(第397号)が発行されました。


今号の主な内容は、
  • GWの人流はコロナ前並に〜需要回復に各方面で動き
  • 羽毛パワー回復の新加工
  • 白洋舍・介護サービス事業者と提携
  • 独自の宅配で新たに法人向けサービス(ひばりクリーニング)
  • ふとんCL協会/6月枕メーカーで研修会
  • 取次店は?!外構員は?!インボイス対応セミナー/ライト
  • 個人店の生きる道(クリーニング工房木下)
  • 公式アプリで最新情報を/カミナガ販売

2023年5月15日

ダスキン、売上高1,704億9,400万円

株式会社ダスキン(本社大阪府吹田市、大久保裕行社長)は、2023年3月期の連結業績(2022年4月1日から2023年3月31日)を発表しました。
https://www.duskin.co.jp/ir/library/result/

それによると、
  • 売上高   :1,704億9,400万円(前年同期比4.5%増)
  • 営業利益  :86億3,700万円(同12.7%減)
  • 経常利益  :113億7,500万円(同6.9%減)
  • 当期純利益 :71億9,600万円(同11.5%減)
でした。

決算短信によると、訪販グループはケアサービス事業(役務提供サービス)が前期並みとなったものの、主力のクリーンサービス事業が増加した他、レントオール事業(日用品・イベント用品等のレンタル)、ヘルスレント事業(介護用品・福祉用具のレンタルと販売)等その他の事業も増加し、売上高は1,084億6,900万円(1.3%増)でした。しかし原価、経費とも増加し、営業利益は81億1,400万円(23.0%減)となりました。

石けん洗濯学習会、パルシステム神奈川

生活協同組合パルシステム神奈川は6月1日、オンライン学習会「クリーニング屋さんが教える〜やってみたくなる!石けん洗濯」を開催します。

有限会社白栄舎クリーニング(東京都小金井市)茂木孝夫社長による学習会の第2弾で、今回は梅雨時・衣替え時期に合わせた内容となっています。石けんトークや洗濯石けんの選び方も紹介。
開催日時は6月1日14時〜16時。ZOOMによるウェビナー。生協組合員限定。定員500名。

2023年5月12日

WASHハウスが第1四半期決算を発表

WASHハウス株式会社(本社宮崎市、児玉康孝社長)は、2023年12月期第1四半期決算(2023年1月1日から3月31日)を発表しました。
https://corporate.wash-house.jp/ir/ir-news.php

それによると、
  • 売上高   :4億7,700万円(前年同期比5.5%減)
  • 営業利益  :△900万円(ー)
  • 経常利益  :0円(99.9%減)
  • 四半期純利益:200万円(83.7%減)
でした。

決算短信によると、2023年3月31日現在のコインランドリーFC店舗数は合計548店舗。

ワイエイシイ、産業機器関連事業の売上高10億2,000万円

ワイエイシイホールディングス株式会社(本社東京都昭島市、百瀬武文社長)が2023年3月の連結業績(2022年4月1日から2023年3月31日)を発表しました。
https://www.yac.co.jp/ja/ir.html

それによると、
  • 売上高   :241億1,400万円(前年同期比5.8%増)
  • 営業利益  :14億9,500万円(同4.5%減)
  • 経常利益  :15億4,100万円(同3.4%増)
  • 当期純利益 :9億2,100万円(同16.8%減)
でした。

決算短信によると「産業機器関連事業」はクリーニング事業から医療リネン事業及び包装(紙)事業等へのビジネスモデル転換をはかっていますが、まだ十分とは言えない状況にあり、減収減益となりました。産業機器関連事業の売上高は10億2,000万円(0.1%減)、セグメント損失は3,900万円でした。

三浦工業、ランドリー事業売上高174億2,100万円

三浦工業株式会社(本社愛媛県松山市、宮内大介社長)は、2023年3月期の連結業績(2022年4月1日から2023年3月31日)を発表しました。
http://www.miuraz.co.jp/ir/tanshin.html

それによると、
  • 売上収益 :1,583億7,700万円(前年同期比10.3%増)
  • 営業利益 :219億2,800万円(同12.8%増)
  • 税引前利益:234億6,700万円(同15.9%増)
  • 当期利益 :169億8,600万円(同19.4%増)
でした。

決算短信によると、国内ランドリー事業は新規連結会社にかかる会計処理の影響や、人の移動の活発化に伴う設備の稼働率の上昇により、停滞していた省人化や省エネを目的とした老朽化設備の更新需要に回復がみられ、売上が増加。この結果、同事業の売上収益は174億2,100万円(32.9%増)となりました。セグメント利益は7億100万円でした。