2010年3月31日

2月の洗濯代支出は8.3%増

総務省統計局の「家計調査報告(二人以上の世帯)」2010年2月分の速報がまとまりました。

2月分の速報結果は、全国全世帯の洗濯代支出金額は379円で、前年の350円より8.3%増加しました。勤労者世帯は前年より13%増の454円(前年402円)でした。
1月に続いて支出金額は前年より増加しました。
地方別では、
  • 北海道 386円(前年286円)
  • 東 北 424円(前年395円)
  • 関 東 448円(前年385円)
  • 北 陸 407円(前年362円)
  • 東 海 333円(前年276円)
  • 近 畿 311円(前年378円)
  • 中 国 249円(前年323円)
  • 四 国 151円(前年244円)
  • 九 州 420円(前年322円)
  • 沖 縄 176円(前年249円)
過去の世帯当たり支出金額はクリーニングオンラインのデータ集にも掲載しています。
http://www.c-online.net/data/

2010年3月30日

マッキントッシュ、不良品の回収返金

株式会社ビームスは2010年1月より販売した「マッキントッシュナイロンコート」について、コーティングが剥離する可能性のある事が判明したため、回収、返金すると発表しています。
http://www.beams.co.jp/about/important/mackintosh-3.html

同社が株式会社マッキントッシュジャパンより仕入れた商品で、生地裏面に施してあるポリウレタンコーティングに不具合があり、強い摩擦や数回の洗濯によりコーティングが剥離する可能性があるとしています。
対象商品は、2010年1月より発売したMAC DOWNFIELD(93,450円)、MAC FETLAR(93,450円)。洗濯表示ラベルの原産国表示の下部に「101」、および対象生地記号「GR」が印字されています。

2010年3月29日

ハクスイ、CO2排出量削減

株式会社ハクスイ(本社福山市、山田益司社長)の二酸化炭素(CO2)の排出権を、平和建設(福山市)と同市内のグループ3社が購入。経済産業省の国内クレジット制度を活用し、地場中小企業の連携により、排出権の「地産地消」を進めると中国新聞が報じています。
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201003290027.html

株式会社ハクスイは一般クリーニングのほか、ダスコン、おしぼり等の事業を展開しており、乾燥やプレスに使うボイラー燃料を重油から天然ガスに切り替えることでCO2排出量を削減。経済産業省などでつくる国内クレジット認証委員会から事業計画が認められました。2008年10月から2013年3月分としてCO2換算約1,600トン分の排出権の獲得を見込むとしています。

平和グループは、ハクスイから排出権の約8割を購入し、カーボンオフセット付き手作りパンや畳表、イグサ製品を販売する予定。土壌汚染調査などのサービスで生じるCO2も相殺していくとのこと。

西神オリエンタルホテルでぼや

神戸西神オリエンタルホテルのリネン室から出火する火事がありました。
http://www.kobe-np.co.jp/news/jiken/0002821363.shtml

神戸新聞によると、3月28日午後11時15分頃、神戸市西区の神戸西神オリエンタルホテル7階の北側にあるリネン室から出火、枕カバーや掛け布団などを焼いて約15分後に鎮火しました。煙が廊下まで広がったため、従業員の通報で駆け付けた消防隊員が、同じフロアの宿泊客ら約40人を1階ロビーへと避難誘導。けが人はいなかったそうです。
神戸市消防局と神戸西署によると、リネン室に鍵は掛かっていなかったとのこと。

2010年3月26日

アシリ・リネン、特別清算手続き開始

アシリ・リネンサービス株式会社(足利市久松町、松原実代表清算人)は3月11日までに、宇都宮地裁足利支部から特別清算手続き開始決定を受けていたことが、東京商工リサーチ宇都宮支店の調べでわかりました。下野新聞が報じています。
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/economics/news/20100312/294228

それによると同社は1964年設立、北関東一円の旅館やホテル、病院などで営業を展開に積極的に得意先を形成しました。事業拡大とともに、借り入れ依存度が増して経営危機に陥り、1986年に主力仕入れ先や金融機関の支援で、経営再建をはかりました。
その後、新規営業に努め、1995年12月期にはピークとなる12億円の売上高を計上しましたが、価格競争の激化により売り上げは年々減少。昨年11月末に株式会社小山商会(本社仙台市、小山喜雄社長)に事業譲渡し、今年2月の株主総会で解散を決議していました。

負債総額は推定で7億円とのことです。

事業を譲り受けた株式会社小山商会は、アシリ・リネンサービスの工場をリニューアルし、同社の関東第二工場として操業を行っています。

2010年3月25日

2月のチェーンストア販売、衣料品2.0%減

日本チェーンストア協会が2月度の「チェーンストア販売統計」を発表しました。
http://www.jcsa.gr.jp/

会員企業数68社(店舗数8,201店)の販売データをまとめたもので、概況としては、給与の減少、失業率の高止まり等厳しい雇用・所得環境並びに先行き不安感を背景とする生活者の生活防衛意識や低価格志向から苦戦し、総販売額の前年同月比(店舗調整後)は野菜、春物肌着、薄型テレビ、自転車等の動きが良かったことからマイナス幅は縮小したものの、15ヵ月連続のマイナスとなった、と分析しています。

衣料品を見てみると、販売金額は864億5,639万円で、前年同月比2.0%の減少でした。
部門別では、
紳士衣料  150億2,520万円(前年比4.8%減)
婦人衣料  261億2,578万円(前年比4.9%減)
その他衣料 453億 541万円(前年比0.8%増)

紳士衣料は、スーツ、ワンマイルウェア、カジュアルパンツ、学生服は好調だが、ジャケット、ドレスシャツは不調。
婦人衣料は、卒業・入学式等セレモニー用フォーマルスーツ、パンツは好調だが、ジャケット、セーターは不調。
その他衣料・洋品は、春物肌着、男児春物トレーナー、子供フォーマルは好調だが、子供ブルゾンは不調。雨が多くレイングッズの動きは良かった。

2010年3月24日

割引などで使える「くーぽん丸」、徳島

徳島県内の労働、福祉団体でつくる徳島生活あんしん倶楽部は、飲食店や小売店、クリーニング店で割引などの特典が受けられる冊子「くーぽん丸。2010」を3月25日から販売します。徳島新聞が伝えています。
http://www.topics.or.jp/localNews/news/2010/03/2010_126939326884.html

四国4県のレジャー施設やショッピングセンターのほか、飲食店、クリーニング店、美容室など809店を掲載。冊子に付いている会員証を提示すれば、代金割引などのサービスが受けられます。

昨年度版が好評だったため、今回は発刊数を4千部増やして4万部にしたそうです。
「くーぽん丸。2010」は1冊700円(ファミリー・サポート・センターの会員は500円)。徳島県内の主要書店と、とくしま生協各店で販売します。

2010年3月23日

ECナビ、ドレスファイルとサービス提携

株式会社ECナビは3月23日、株式会社ドレスファイルとサービス提携を開始。ECナビ会員は「ECナビ」を経由して、宅配クリーニングや、衣類などの保管サービスの利用に応じても、ECナビポイントを獲得できるようになりました。

ECナビは人気通販ショップの最安値販売価格ほか、口コミ・ランキングで人気商品の評価やレビューを参考に買い物ができる価格比較サイト。 ドレスファイルはファッションアイテムをWeb上で管理する「ドレスファイル・オンラインクローゼット」を運営。これは洋服等を宅配便でお預かりし、提携工場でクリーニング後、アパレル倉庫で保管するサービスです。

2010年3月21日

Net-IBの連載「開かれたパンドラの箱」

Net-IB九州企業特報が連載している「開かれたクリーニング業界のパンドラの箱」。計5回掲載されました。

第1回「事業内容の分類」
http://www.data-max.co.jp/2010/03/1_249.html

第2回「福岡は全国6位」
http://www.data-max.co.jp/2010/03/2_287.html

第3回「悩みの種は設備投資」
http://www.data-max.co.jp/2010/03/3_175.html

第4回「あなたはどう思うか」
http://www.data-max.co.jp/2010/03/4_122.html

第5回「一致団結して声を」
http://www.data-max.co.jp/2010/03/5_100.html

2010年3月20日

2月の百貨店売上、衣料品6.7%減

日本百貨店協会が2月の「全国百貨店売上高」を発表しました。
http://www.depart.or.jp/

調査対象百貨店86社269店のデータをまとめたもので、売上高総額は約4,364億円、前年同月比で5.4%の減少でした。24カ月連続で前年同月比マイナスとなりましたが、減少率は3カ月連続で5%台で横ばい。
2月の売上の特徴としては、
セール比率の高まりで客単価が伸び悩んだことや、一部店舗における改装工事(売場面積減少)の影響などマイナス要素がある一方、文化催事・物産展などの集客施策が好調に推移したこと、冬季五輪TV観戦による入店客数への影響がなかったこと、バレンタイン商戦がほぼ前年並みで推移したこと、春節休暇による訪日外国人の入店が急伸し売上が倍増(前年比220.5%/調査対象41店舗)したこと等のプラス要素が報告されている。
と分析しています。

衣料品を見てみると、売上高は1,439億351万2千円で、前年同月比6.7%減でした。衣料品は32カ月連続でマイナスとなりました。
商品別では、
  • 紳士服・洋品 265億3,373万3千円(前年比6.3%減)
  • 婦人服・洋品 935億3,149万7千円(前年比6.9%減)
  • 子供服・洋品 114億9,583万1千円(前年比5.3%減)
  • その他衣料品 123億4,245万1千円(前年比7.5%減)
となっています。

2010年3月19日

ボーケン展示会、中国で開催

財団法人日本紡績検査協会(ボーケン)は昨年に引き続き中国で「ボーケン展示会」を開催します。
http://www.boken.or.jp/eve_ex_kaigai.html

昨年は上海で開かれた「ボーケン展示会」ですが、今年は上海と青島の2会場で行います。
上海会場は4月15、16日の2日間開催。会場は銀河賓館(上海市長寧区中山西路)。入場無料。

展示内容は、
■衣料品事故事例紹介「事故原因と対策」
  • 特集1 天然皮革について
  • 特集2 服飾雑貨について
■体験コーナー
  • 其の1 染色堅牢度試験判定方法のご紹介
  • 其の2 引裂強さ試験のご紹介
■中国内販ミニセミナー「表示事項について」

なお青島会場は6月上旬の開催を予定しています。

2010年3月18日

新日本ウエックス、ハイ・サービス日本300選に

第9回「ハイ・サービス日本300選」の受賞企業が決まりました。今回は52社が受賞し、リネンサプライ業では、新日本ウエックス株式会社(本社名古屋市、廣瀬武社長) が選ばれました。
http://www.service-js.jp/cms/show_news.php?id=210

「ハ イ・サービス日本300選」は財団法人社会経済生産性本部サービス産業生産性協議会が、イノベーションや生産性向上に役立つ先進的な取り組みを行っている 企業を表彰・公表することで、企業の一層の取り組みを喚起し、優良事例を広く普及・共有し、サービス産業全体のイノベーションや生産性向上を促進すること を目的に行なっています。

今回、新日本ウエックス株式会社は、
大手工業メーカー、食品工場をはじめ、外資系ラグジュアリーホテルや一流レストランなどあらゆる業種に対し、全国規模でのリネンサプライサービスを提供。業界初のRFID(非接触型個体識別)チップを利用したユニフォームレンタルの単品管理システムの導入や、トヨタ生産方式にならった改善活動の展開、ISO(国際標準化機構)とRAL(ドイツ品質保証規格)という国際品質保証規格の取得などによって、業務の効率化とサービス品質の向上を実現し、自社の市場競争力を高めている。
この取り組みが評価されました。

「ハイ・サービス日本300選」にはこれまで、次の企業も選ばれています。

2010年3月16日

白洋舎、春のクリーンチャンス第1弾

株式会社白洋舎は3月13日から31日まで「春のクリーンチャンス第1弾」を実施しています(一部地域を除く)。
http://www.hakuyosha.co.jp/news/news39.html

クリーンチャンス第1弾の内容は、
  • ダウン製品まつりとしてクリーニング10%OFF、ダウン付属の毛皮カラー1,575円均一。
  • クリーニング後のブーツ季節保管無料。
  • クリーニング後の加工(はっ水加工・防虫加工・折目加工)1種類につき30%OFF 。
またコート、半コート、ダウンコート、毛皮・皮革コートまたはジャケット、ブーツを対象に、期間中、対象品目1点のクリーニングで、1感謝ポイント進呈。5ポイントで先着30,000名にQUOカード500円分をプレゼントします。

2010年3月15日

建築基準法問題、Net-IBが連載記事

建築基準法問題に関連して、Net-IB九州企業特報が特別取材記事「開かれたクリーニング業界のパンドラの箱」の連載を開始しました。
http://www.data-max.co.jp/2010/03/1_249.html

第1回目は基本的なデータ整理として、クリーニング事業内容の分類からはじまっています。

2010年3月14日

第34回展示会を開催、神奈川協同組合

神奈川県クリーニング協同組合(近藤昌幸理事長)は3月14日、神奈川県産業会館(横浜市瀬谷区)で「2010 CLEANING SHOW」を開催しました。


今回で34回目となる展示会ですが、毎年、春の繁忙期直前にあたる時期に開催されており、今年も資材・機材の見学や購入、情報交換などに多くの人が訪れていました。

クリーニングオンラインでは、展示会の写真レポートを公開しています。当日の会場の雰囲気をどうぞ。
http://www.c-online.net/exhibit/kanagawa2010/index.html

2010年3月13日

ダスキン、ツイッター効果で相談数増加

株式会社ダスキン(本社吹田市、山村輝治社長)が昨年末に行った「年末おそうじ相談室」で、はじめてツイッターも受付窓口に加えたところ、相乗効果で相談件数が過去最多になったそうです。ITproが伝えています。
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/JIREI/20100305/345451/

消費者への企業やサービスの認知度向上などを目的に、同社が12月に無料の掃除に関する相談を受け付け始めたのは1981年。「従来通り電話だけならば主婦が中心になるが、ツイッターを窓口にすれば男性からの連絡も増えるはず」として、昨年12月17日から28日まで、ツイッターで消費者からの相談に対して回答をつぶやきました。

その結果、12月17日から19日に開設した電話窓口の対応数は、前年の3倍になりました(しかも開設期間は昨年より1日短いにもかかわらず)。これは1981年の開設以来、最多とのこと。
ただし、大きな反響があった無料相談から2カ月たったものの、現状では売り上げへの貢献度合いは不明だそうです。

岡村社長、サンドライ起業時を語る

株式会社毛髪クリニックリーブ21の岡村勝正社長がBusiness Media 誠で、読者からの「いつか起業したいのですが、どうすればいいでしょうか? 」という質問に答えています。
http://bizmakoto.jp/makoto/articles/1003/11/news004.html

その中で自分の起業やこれまでの経験を話していますが、板金業からクリーニング業をはじめるいきさつにも触れています。
“クリーニングに関しては全くの素人だったので、アイロンを習いに行きました。そこでプロの方の手さばきを目の当たりにし、「自分にはできないかもしれない」と不安に感じました。しかし「絶対にクリーニング屋として成功する」といった強い信念があったので、なんとかズボンにアイロンをかけられるようになり、習いに行ってから4日目には内装をリフォームして事業をスタートさせました。”
“店を開業するものの、お客さまはほとんどいませんでした。しかしそこであきらめず、クリーニングの技術や洗剤の研究を始めました。そして知人から「早くて、安くて、キレイにクリーニングをかけると、お店は繁盛する」とアドバイスを受けました。そこで価格を下げ、とにかく一生懸命働き続けました。やがて少しずつですが、お客さまが定着するようになり、33歳のときにはクリーニング「サンドライ」のフランチャイズは70店舗に拡大。年商は5億円を超えました。”
と述べています。
そして現在も、経営者としての夢があり、それを実現するために強い信念で日々の仕事に携わっているとして、質問を寄せた読者には、「いまからご自分の中で炎のような熱い思いと、どんなことにも揺らぐことのない信念を構築してみてはいかがでしょうか」とアドバイスしています。

2010年3月11日

トーカイ、新株式発行価格等を決定

東証二部に上場する株式会社トーカイ(本社岐阜市、小野木孝二社長)が、発行価格等の決定に関するお知らせ(金融商品取引法第15条第5項に基づく公表文)を発表しました。

【同社のお知らせ/pdf】
http://www.tokai-corp.com/finance/pdf/20100310_2.pdf

発行価格は1株につき922円。

2010年3月10日

花巻市で強盗事件

岩手県花巻市のクリーニング店で強盗事件が起きました。IBC岩手放送が伝えています。
http://news.ibc.co.jp/item_13237.html

3月9日午後8時過ぎ、閉店直後のクリーニング店の裏口から男が押し入り、売上金数万円を奪って逃げました。当時店内には女性パート従業員が一人おり、男にナイフのようなモノを突きつけられ脅されましたが、ケガはなかったそうです。
警察では強盗事件とみて現場周辺での聞き込みを行うなど、逃げた男の行方を追っています。

2010年3月9日

twitterで「ころもがえなう」

twitter(ツイッター)を使った全国規模でのクリーニングの割引サービスが今春、実施されます。
http://family-cleaning.com/twitter.html

この業界初の試みは、ファミリークリーニング(北九州市小倉南区)の神林章二氏が企画した「ころもがえなう」。4月1日から30日までの1カ月間、サイトにある限定割引チケットを印刷して衣類と一緒に出す、または店頭で「ころもがえなう」と言うことでクリーニング料金が20%引きになるというもの。

このサービスを全国一斉に行いませんかと、ツイッターでつぶやいているクリーニング店の参加を呼びかけています。
参加条件は、ツイッターでつぶやいているクリーニング店を対象に、年商1億円位までの規模、全国同時期の割引サービスができることなど。新規にツイッターをはじめて参加してもよく、参加費用は無料です。

神林氏は「本当にキレイにする小さいクリーニング店の新しい戦い方を作ろうという企画。これにより、お客さまもよいクリーニング店に出会うのが理想」と話しています。

神林氏のtwitterはこちら:http://twitter.com/family929

ちなみにクリーニングオンラインのtwitterはこちら:http://twitter.com/cleaningonline

2010年3月8日

スズケンとフロンティアが資本業務提携

株式会社スズケン(本社名古屋市、太田裕史社長)と株式会社フロンティア(本社大阪市、大西且祐社長)が包括的な資本業務提携契約を締結したと2月25日、発表しました。
http://www.suzuken.co.jp/company/news/2010/10-02-25.html

スズケンがフロンティアの発行済み株式総数の10%を取得。業務提携として、保険薬局市場に関する情報交換、従業員の教育・研修に関する共同研究、情報システムの共同利用に関する研究、保険薬局の周辺事業に関する共同研究、両社グループシナジーによる付加価値創出に関する共同研究、などを行います。

フロンティアはワタキューセイモア株式会社のグループ企業で、調剤薬局を展開しています。
平成14年1月にワタキューセイモアから調剤薬局事業部門を分割・統合し、薬局専門会社として設立されました。

クロロカーボン衛生協会通信第12号

クロロカーボン衛生協会が「クロロカーボン衛生協会通信・第12号」(2010年2月)をサイトにアップしています(PDF配信)。
http://www.jahcs.org/message/message.htm

今号では4月から施行される改正土壌汚染対策法(土対法)のクロロカーボンに関わる部分についてQ&Aで具体的に説明しています。
  • トリクロロエチレンを使用した洗浄施設を廃止しようと思います。土対法改正後の具体的な法手続を教えてください。
  • クロロカーボンを使用した洗浄施設を廃止しても、引き続き工場の敷地として使用する等の場合には土壌汚染の調査義務は発生しないそうですが、具体的にはどのような場合ですか。
  • 土壌汚染状況調査の義務が発生しても、その調査を省略できるとのことですが、その内容を教えてください。
など、6項目のQ&Aが掲載されています。パーク機などを使用されている方は一度、目を通されてはいかがでしょうか。

2010年3月7日

在宅給食など提案、ドクターズキッチン

株式会社新産業文化創出研究所はドクターズキッチン研究会を開催していますが、2月の「ドクターズキッチンビジネスワークショップ」は日清医療食品株式会社・取締役PFI推進事業本部長の山本忠氏が講演しました。テーマは「医療と在宅、衣食住の地域連携」。
 http://www.icic.jp/workshop/cat/iw/000294.html

 当日の講演内容をSankeiBizが紹介しています。 http://www.sankeibiz.jp/business/news/100305/bsg1003050503003-n1.htm

 ワタキューグループで、医療用給食などヘルスケア・フード最大手の日清医療食品は、現在は1日当り約100万食の入院給食を提供しているそうです。
今後、医療制度改革や超高齢化による医療環境の変化などが起きるだろうとした上で「在宅で療養されている方を包括的にケアする仕組みを作ればいいではないか」「たとえば入院中の治療食を在宅療養中にも食べられる環境づくり」を山本氏は講演の中で提案しています。

2010年3月4日

希望の洗濯業、米国

アメリカ中西部の貧困地区で始まった、政府に頼らない雇用創出事業が反響を呼んでいると、MSN産経ニュースが伝えています。
http://sankei.jp.msn.com/world/america/100223/amr1002232229014-n1.htm

アメリカ・オハイオ州クリーブランドは住宅ローン焦げ付きによる差し押さえ率が全米最悪水準で、失業率は15%を超しているそうです。
そこに昨秋、長年放置された工場の跡地から「希望の洗濯業」と呼ばれるビジネスがスタートしました。

地元の大学やNPOの連携で設立された「エバーグリーン・ランドリー協同組合」(資本金5,700万ドル)で、病院などのリネンの処理を行ないます。クリーブランド市中心部は全米有数規模の医療施設やハイテク研究機関が集まっており、その需要に目をつけたもの。

地元の失業者から最初に8人が採用されましたが、軌道に乗れば従業員数は50人まで増やすとしています。
従業員は6カ月の試用期間を経ると時給は10.50ドルに昇給し、うち50セントは3,000ドルの持ち株を取得するための積立金となります。年間2,000時間働けば1,000ドル積み上がり、3年間で経営に参加できるとのことで、記事中では支配人が「政府からは10セントも受け取っていないが、失業者に本当のチャンスを与えている」と話しています。

地元の失業者を採用し、成功すれば従業員が経営に参画できる仕組み。働く意欲と希望を与える地域の自助努力が、米国で改めて注目されているとしています。

The Nation : The Cleveland Model
http://www.thenation.com/doc/20100301/alperowitz_et_al

2010年3月3日

山口県、78事業者がレジ袋有料化

山口県は、これまでのスーパーに加え、新たにクリーニングとドラッグストアの事業者、計79事業者がレジ袋の無料配布中止の取り組みを開始することを発表しました。
http://www.pref.yamaguchi.lg.jp/press/201002/015347.html

今回は県内のクリーニング78事業者、529店舗が参加。そのうち69事業者・383店舗が3月1日より、9事業者・146店舗が4月1日よりレジ袋の無料配布を中止します。レジ袋以外にも、ポリ包装材等の削減やハンガー等の店頭回収も推進するとしています。

大手では第一ドライ(ホワイト急便)108店舗、株式会社ハニードライ84店舗、有限会社サンクリーニング64店舗などが参加。県内での取組店舗の割合は、クリーニングは約6割になるそうです。

1月の洗濯代支出は3.4%増

総務省統計局の「家計調査報告(二人以上の世帯)」2010年1月分の速報がまとまりました。

1月分の速報結果は、全国全世帯の洗濯代支出金額は396円で、前年の383円より3.4%増加しました。勤労者世帯は前年より13%増の479円(前年424円)でした。
地方別では、
  • 北海道 437円(前年364円)
  • 東 北 489円(前年464円)
  • 関 東 411円(前年412円)
  • 北 陸 422円(前年386円)
  • 東 海 394円(前年364円)
  • 近 畿 305円(前年360円)
  • 中 国 333円(前年366円)
  • 四 国 388円(前年322円)
  • 九 州 443円(前年340円)
  • 沖 縄 364円(前年223円)
過去の世帯当たり支出金額はクリーニングオンラインのデータ集にも掲載しています。
http://www.c-online.net/data/

2010年3月2日

建築基準法問題で質疑、国会

クリーニング業の建築基準法問題に関連して、2月24日の国土交通委員会で村井宗明議員が質疑を行っています。この様子は衆議院TVのビデオライブラリーで見ることができます。

http://www.shugiintv.go.jp/jp/

カレンダー検索>2010年2月24日>国土交通委員会>村井宗明(民主党・無所属クラブ)
※ダムに関する質疑の後、開始約20分頃からクリーニングについての質問が始まります。

クリーニング業者の85%が住宅地及び商業地において石油系溶剤を使用しているのは建築基準法第48条に違反しているとの報道がある。国土交通省は違反是正ではなく、具体的な安全対策で対応すればいいのではないか、という内容です。

馬淵澄夫国土交通副大臣が、いま行っている実態調査について、安全対策と用途規制の例外許可が可能かどうかの検討など、答えています。

2010年3月1日

神奈川協同組合、34回目の展示会

神奈川県クリーニング協同組合(近藤昌幸理事長)は3月14日、横浜市瀬谷区の神奈川県産業会館で「2010 CLEANING SHOW」を開催します。
http://www.k-cleaning.or.jp/schedule03.htm

今回で34回目をむかえる展示会で、資材や機械の展示をはじめ展示会限定品の特価販売なども行われます。
時間は9時から15時まで。当日は相鉄線三ツ境駅から送迎バスも出ます。