2009年9月30日

障害者雇用優良事業所を表彰

厚生労働省は、平成21年度障害者雇用優良事業所等表彰者を発表。9月2日に表彰式を開催しましたが、そのフォトレポートが公開されています。
http://www.mhlw.go.jp/photo/2009/09/ph0902-01.html

今年度の障害者雇用優良事業所は24事業所で、クリーニング業関連では札幌市の株式会社特殊衣料、島原市のお多福クリーニング店が厚生労働大臣表彰を受けました。
http://www.jeed.or.jp/activity/education/h21_hyosho_result.html

ホテルリネンに関する消費者調査結果

社団法人日本リネンサプライ協会(廣瀬武会長)と株式会社矢野経済研究所は、宿泊施設におけるホテルリネン類に対する消費者ニーズ調査を実施し、その調査結果を発表しました。
http://www.yano.co.jp/press/press.php/000530

2009年6月から7月の期間、関西地区(三重県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県)に居住し、「過去3年間でホテル・旅館に2回以上宿泊したことがある人」1,184名を対象にインターネットで調査。

調査結果サマリーによると、
宿泊料金に関わらず、最も重視されているのは「浴室の清潔さとリネン類」であり、次いで「ベッド及びベッドリネン」であった。客室内においてリネン類は、非常に重要なアイテムとして認識されていることがわかる。
浴室に備え付けられているタオルに求めるものは、総じて「清潔さ(におい・白さ・新しさ)」と「肌ざわり」であるが、とくに1万円未満のホテルで最も求められているのは「清潔さ」(におい)で89.8%、3万円以上のホテルでは「肌ざわり」が最も多く、71.4%であった。
また、ホテルの評価をする際、リネン類をどのくらい重要視するかについては、1万円未満のホテルでは「多少気にする」が51.4%、3万円以上のホテルでは「重要視する」が73.0%であった。客室内のリネン類の評価が、宿泊施設の評価を左右する可能性が高いという結果となった。

日本リネンサプライ協会では、リネンサプライに関する知識の普及啓発として、2000年度から消費者モニター事業を行っています。

2009年9月29日

リネン工場から出火、タオル焼く

埼玉県戸田市の日本ウエックス株式会社の工場から出火、タオルなどが焼けました。産経ニュースが報じています。
http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/saitama/090929/stm0909291100001-n1.htm

記事によると、9月28日午後10時ごろ、日本ウエックスの工場から出火。工場2階の作業場に置いてあったクリーニング済みのタオル300枚から400枚などが焼けたということです。工場は午後6時ごろに従業員が帰宅してから無人だったそうで、消防署で出火原因を調べています。

愛媛組合、エコ呼びかけ街頭PR

今日9月29日は「クリーニングの日」。組合を中心にいろいろな企画があるかと思いますが、お店によってはこの日にあわせたセールなども(行っています?)。

愛媛県クリーニング業生活衛生同業組合(皆本政常理事長)では27日の日曜日、松山市のいよてつ高島屋前で、クリーニング利用時のエコバッグ持参などを呼び掛ける街頭PR活動を行いました。 今年で2回目になります。
http://www.ehime-np.co.jp/news/local/20090927/news20090927226.html

愛媛新聞社が伝えたところによると、この街頭PRには組合員約10人が参加し、買い物客らにエコバッグ利用やハンガーのリサイクルを訴えるチラシを配布。エコポイント制度の交換対象商品にクリーニングギフト券が選ばれたこともアピールしたそうです。

2009年9月28日

富山第一などの寄付でエコソングCD

財団法人とやま環境財団は、環境教育などに役立てようとエコソング「ピカピカの地球」のCDを作成しました。富山市のシンガー・ソングライター、高原兄さんが作詞作曲と歌を担当。買い物をする際のエコバッグ携帯や、節電・節水、ゴミの分別や車のアイドリング停止などを軽快な音楽に載せて、呼びかけているそうです。

http://hokuriku.yomiuri.co.jp/hoksub1/toyama/ho_s1_09092601.htm
読売新聞によると、このCDはレジ袋の無料配布をやめた富山県内の企業、富山第一ドライクリーニング、アルビス、イオンリテール、大阪屋ショップ、クスリのアオキ、平和堂の6社から計約199万の寄付を受けて制作しました。

CDには歌と4種類のカラオケが収録されており、1,500枚作成。小学校や幼稚園・保育園などに配布し、運動会などで踊ったり、合唱したりして使用してもらうことを期待しているとしています。

2009年9月27日

再生ふとんで屋上緑化

「おたふくわた」ブランドのふとんを製造・販売するハニーファイバー株式会社(本社福岡市、原田浩太郎社長)はイーエムシー株式会社(本社東京、近藤毅志社長)と業務提携し、ふとん綿で使われる「木綿」「合繊」「混綿」の3種類をオリジナルのシート状にした屋上庭園の土壌フィルターを提供することを発表しました。
http://www.emc1.jp/archives/886

現在、東京23区の粗大ゴミの1位はふとんで、年間62万枚以上が焼却処分されているそうです。
ハニーファイバーでは、ふとんが粗大ゴミにならず、1枚でも環境に役立つよう「粗大ゴミゼロ運動 GREEN&CLEAN」 をはじめており、
  • ふとん生地をウエスとして再利用するリサイクル活動
  • 回収したふとんを特殊ふとん袋に入れて、廃棄所の中間覆土の代用品として活用する活動
  • 再生したふとん綿を利用してシート、フィルター状にして屋上緑化用の土壌シートとして使用し、土に帰す実験活動
が動き出しています。

そのうちの、再生したふとん綿を利用してシート、フィルター状にする再生ふとんシートは、平成20年より東京農業大学作物学研究室と共同実験をはじめ、8カ月間で自然分解し、すべて土に帰ること、木綿100%なので土壌に大きな影響なく作物が育つことがわかったそうです。
同社東京本部がある青山ビルの屋上庭園で土壌資材として実験したところ、真下に伸びようとする植物の根を左右に広げさせ、根の成長による建物の破損を防ぐ作用があり、屋上緑化に最適であることがわかりました。この実験結果から、渋谷区役所の屋上緑化事業に採用され、再生ふとんシートを土壌シートとして使用する屋上緑化事業が開始されています。

今回の業務提携により、屋上緑化事業に参入したイーエムシーにこの再生ふとんシートを提供し、焼却されるふとんを減らし、CO2の排出削減に貢献していくとしています。

2009年9月25日

8月のチェーンストア販売、衣料品12.3%減

日本チェーンストア協会が8月度の「チェーンストア販売統計」を発表しました。
http://www.jcsa.gr.jp/

会 員企業数70社(店舗数8,169店)の販売データをまとめたもので、概況としては、北日本と東日本では気温が低く、西日本の一部で記録的な大雨となるなどの天候不順や生活者の生活防衛意識の高まりによる単価ダウンの影響により苦戦し、総販売額の前年同月比(店舗調整後)は9カ月連続のマイナスとなった、と分析しています。

衣料品を見てみると、販売金額は948億9,093万円で、前年同月比12.3%の減少。前月比20.6%減でした。
部門別では、
紳士衣料  155億4,435万円(前年比11.5%減)
婦人衣料  293億262万円(前年比15.1%減)
その他衣料 500億4,396万円(前年比10.9%減)

紳士衣料は、ジャケット、カットソーは好調だが、スーツ、スラックス、ドレスシャツは不調。
婦人衣料は、ブラウスシャツ、パンツ、スカートは好調だが、ジャケット、フォーマル、スーツ、ジーンズは不調。
その他衣料・洋品は、レイングッズ、肌着は好調だが、UV関連品、パジャマ、ソックス、男児、女児、ベビーは不調。

2009年9月24日

東洗、山梨工場で実演展示会

株式会社東京洗染機械製作所(本社東京、三科隆社長)が10月8、9日、山梨工場で「新製品発表実演展示会」を開催します。時間は両日とも10時から16時まで。
今回の展示会では、連続洗濯機や脱水機、タンブラー、ロールアイロナーなど省エネ・生産性向上を提案する機械を展示、実演するそうです。

なお同社は今年、創立85周年をむかえました。

2009年9月22日

ボーケン展示会の日程決まる

財団法人日本紡績検査協会の平成21年度「ボーケン展示会」の日程が決まりました。
http://www.boken.or.jp/eve_exhibi.html

大阪会場
 21年11月12、13日
 会場:綿業会館新館

岡山会場
 22年1月14、15日
 会場:岡山コンベンションセンター

名古屋会場
 22年2月4、5日
 会場:名古屋国際センター

東京会場
 22年2月16、17日
 会場:サンライズビル

今年の展示会会場では、生地及び製品の事故事例紹介だけでなく、ビデオコーナーや体験コーナー等も企画しているとしています。

2009年9月21日

93歳の看板娘

今日は敬老の日ですが、クリーニング店の受付をする93歳の「看板娘」の記事が毎日新聞に掲載されています。
http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20090920ddlk40040224000c.html

福岡県行橋市のマンション1階にあるクリーニング店で週6日働く西村さんは93歳。朝8時半に出勤し、昼食休憩を挟んで夕方5時まで忙しく働く日が続くそうです。
「いらっしゃい」と笑顔でお客を迎え、衣類を受け取ると丁寧に整理し、クリーニング工場に預けるという仕事をこなしています。「人の大事なものを預かる責任ある仕事。死ぬまで働きたい」としています。

2009年9月19日

8月の百貨店売上、衣料品11.3%減

日本百貨店協会が8月の「全国百貨店売上高」を発表しました。
http://www.depart.or.jp/

調査対象百貨店87社271店のデータをまとめたもので、売上高総額は約4,568億円、前年同月比で8.8%の減少でした。18カ月連続で前年同月比マイナスとなりましたが、減少幅は2カ月ぶりに1桁台になっています。
8月の売上の特徴としては、
台風11号や総選挙の影響で首都圏を中心に月末の売上に大きな影響を受けたこと、中旬までの冷夏で水着・浴衣・日傘などの季節商材が不調であったことなどマイナス要素が見られた一方、裾値拡大策やセール強化策に一定の効果が見られたこと、文化催事や集客イベントの積極展開により入店客数が堅調に推移したこと、一部の特選ブランドで前年を超えるケースも出ていること、地区別では中国地区や九州地区が健闘したことなどがプラス要素として報告されている。
と分析しています。

衣料品を見てみると、売上高は1,404億7,899万3千円で、前年同月比11.3%減でした。衣料品は26カ月連続でマイナスとなりました。
商品別では、
  • 紳士服・洋品  238億3,768万3千円(前年比11.7%減)
  • 婦人服・洋品 937億8,107万円 (前年比11.4%減)
  • 子供服・洋品  92億4,953万7千円(前年比12.4%減)
  • その他衣料品  136億1,070万3千円(前年比9.6%減)
となっています。

2009年9月18日

利用頻度「減った」3人に1人

ブランド品宅配買取『ブランディア』を運営する株式会社デファクトスタンダード(本社東京、竹内拓社長)がクリーニング・衣替えに関する意識調査を行いました。調査はブランディアのサービスを利用している女性517名を対象に、8月17日から9月6日に実施。
http://media.yucasee.jp/r/detail/3686

それによると、クリーニングを利用する頻度が「前より減った」33.8%、「変わらない」65.6%、「前より使う頻度が増えた」0.6%となっています。クリーニングを利用する理由は「自分で洗えないものがあるから」、利用しない理由は「お金がないから」と、節約という観点で両極端に分かれる回答となったようです。

衣替えに関しては、季節の変わり目ごとに「衣替えをする」80%超でした。
「衣替えをしない」「する時としない時がある」と答えた人が約20%。その理由としては、「レギンスブームなどの影響で、年間を通じて使用できる服が増えたから」が多く、またオシャレで低価格な服が増え、来シーズンのことは考えず、1シーズンのみ着ることを目的に服を選ぶ人が増えていることも伺えるとしています。

2009年9月17日

COLブログ、おかげさまで一周年

2008年9月17日からスタートしたクリーニングオンライン・ブログもおかげさまで一周年をむかえることができました。ありがとうございます。

そこで今日は、一周年を記念して皆様からお寄せいただきましたコメントの一部をご紹介させていただきます。

シニアさん(広島県)
ブログ開設一周年おめでとうございます。業界関連の情報をいち早く的確に知ることができ、いつも拝見しております。これからも更新、楽しみにしております。

霰さん(神奈川県)
いつもさまざまなニュースバリューのある内容ですごいな・・と思っています。
これからも続投を(^◇^)/

ミヤさん(東京都)
ブログ一周年おめでとうございます。というより、ありがとうございます…ですね。
昨年スタートして以来、クリーニングオンラインさんのブログを拝見するのが日課となっています。いつも貴重な情報、本当にありがとうございます。
クリーニングに関連する情報で、これだけ頻繁に更新されている事、さらに厳選された情報に只々驚くばかりです。
大変だとは思いますが、いつも楽しみにしておりますので、これからもよろしくお願い致します。

まもさん(新潟県)
一周年おめでとうございます。
田舎なのでどうしても業界の情報が不足がちです。なによりブログははやくて便利ですね。さらなる発展を楽しみにしています。

通りすがりの、ビーンズきしさん(東京都)
祝!ブログ一周年。365個のリアルタイムなネタを毎日供給し続けるのは、連載「サンタの挑戦」を毎月続けるよりも大変なことです。(さりげなく、宣伝)まいった〜、ツイッター!願わくば、masterの後姿の写真が360°クルクル回るGIFにならないかなあ、と。


皆様のアクセスを励みに、さらに充実した内容にすべく努力してまいります。
なお、せっかくコメントをお寄せいただきながら、すべての方のコメントを掲載できなかったことを深くお詫び申し上げます。

今後ともよろしくお願い申し上げます。

2009年9月16日

逗子市で「敬老の日割引販売」

神奈川県逗子市や逗子市商工会、逗子市商店街連合会などは今年も「敬老の日割引販売」を実施します。
http://www.city.zushi.kanagawa.jp/syokan/keizai/syoukou/keirouwaribuki.html

9月18日から24日まで、市内在住の70歳以上の方を対象に、クリーニング店6店舗をはじめ理美容店、小売店、タクシー会社などの協力店計110店舗で1割引きやポイント2倍などのサービスが受けられるもの。
市役所で交付している買い物カード、または年齢が確認できるものを提示して利用します。割引販売協力店にはポスターを掲示しています。

2009年9月15日

ふとんク協会、丸八の工場を見学

全国ふとんクリーニング協会(鳥取泰育会長、最川治久理事長)が10月16日に見学研修会と総会を開催します。

今回は静岡県磐田市にある株式会社丸八真綿のふとんクリーニング工場を見学。同社は寝具販売だけでなく、ふとんクリーニングのサービスでも大型の洗浄設備を導入し、株式会社ザブザブという別法人を設立し事業化しています。
協会会員からも同工場の見学希望が多かったとのこと。
なお今回の見学会には協会会員以外の方の参加もできるようです。

見学会後、磐田グランドホテルで研修会と総会を開催します。

東都、元気が出る展示会を開催

東都フォルダー工業株式会社(本社埼玉県川口市、前嶋洋左右社長)が10月16、17日の2日間、「元気が出る展示会7/新しい発想と改革」を開催します。
今回の展示会では、投入機SONIC-Eシリーズや浴衣仕上げシステム、シーツ検品システムなどの最新機種を多数発表するとしています。

会場は同社岩槻工場と蓮田工場。時間は両日とも9時から16時まで。

2009年9月14日

ブログ1周年、コメント募集中

昨年9月17日からスタートしたクリーニングオンライン・ブログ。おかげさまで一周年を迎えることとなりました。
クリーニングに関するアレコレを広くタイムリーにお伝えするweblogとしてはじめましたが、数多くの皆様にアクセスしていただき、クリーニングオンラインでも人気のコーナーのひとつとなっています。

そこでブログ開設一周年を記念して、皆様からのコメントを募集いたします。クリーニングオンライン・ブログへのご感想、ご要望、叱咤激励など広く受け付けています。皆様からのコメントを今後の励みにさせていただきます。
なお、お寄せいただいたコメントの一部はブログ内でも発表いたします。

http://www.c-online.net/coml/voice.html
上記フォームで受け付けていますので、ぜひ、皆様のコメントをお寄せください。

引き続きブログをはじめ、クリーニングオンラインへアクセスいただきますようお願い申し上げます。

2009年9月13日

消費科学会が白星社で見学会

社団法人日本繊維製品消費科学会は11月17日、神戸で「第21回クリーニングに関する情報セミナー」を開催します。今回のテーマは、クリーニングはいかにして行われているか(工場見学)。
http://homepage3.nifty.com/shohikagaku/

今回のセミナーでは、神戸市灘区の白星社クリーニング株式会社の本社工場を見学。現在、商業クリーニングで行われている工程を見学をしながら、詳細な説明をきくとともに、その問題点にも切り込んでいこうというもの。
時間は13時30分〜16時30分頃。定員20名。

2009年9月12日

高校求人倍率0.71倍にダウン

厚生労働省が来春の高校・中学新卒者の求人・求職状況(平成21年7月末現在)を取りまとめました。
http://www.mhlw.go.jp/houdou/2009/09/h0911-2.html

それによると高校新卒者の求人数は135,064人(前年同期比48.8%減)、求職者数は190,986人(同5.5%減)、求人倍率は0.71倍で前年同期を0.60ポイント下回りました。

都道府県別にみると、求人倍率が1.00倍を超えたのは次の4府県。
  • 東京都 :2.62倍
  • 大阪府 :1.46倍
  • 愛知県 :1.35倍
  • 香川県 :1.04倍
一方、求人倍率を低い順でみると、
  • 沖縄県 :0.11倍
  • 青森県 :0.16倍
  • 熊本県 :0.20倍
  • 鹿児島県:0.22倍
  • 岩手県 :0.23倍
  • 高知県 :0.23倍
となっており、氷河期といえるような状況になっています。

2009年9月11日

「おカネください」強盗未遂

先日もクリーニング店に強盗の事件を紹介しましたが、埼玉県久喜市のクリーニング店でも強盗未遂事件が発生しました。産経ニュースが伝えています。
http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/saitama/090911/stm0909111131003-n1.htm

事件は、9月10日午後7時40分ごろ、埼玉県久喜市のクリーニング店で、男が女性店員に文化包丁のような刃物を見せ、「おカネください。どうしたらレジ開くの」などと脅したというもの。
店員が奥の事務所にいた女性店長と店の裏口から逃げ出すと、男は何もとらずに逃げたそうです。久喜署は強盗未遂事件として調べています。

2009年9月10日

ドブ川でタオル洗濯、中国

中国湖北省鄂州市にあるホテルのタオル類を外注先の洗濯店が悪臭を発しているドブ川の水で洗っていることが分かり、波紋が広がっています。
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2009&d=0909&f=national_0909_024.shtml 

サーチナによると、これは楚天都市報が報じたもので、同市内のホテルに宿泊した市民がタオルを使った後に全身の皮膚にかゆみを感じたと同紙に通報しました。そこで取材した結果、同ホテルがタオル類の洗濯を依頼している外注先の店が悪臭を発しているドブ川の水を使っていたことが判明しました。
同店の関係者は「水道水を使用したらコストがかかる」と述べたそうです。

市の担当者は「こういった業務には行政側からの許可証が必要になる。しかし指摘があった店は審査を受けておらず違法経営にあたる。監督部門としては近く調査を行いたいと考えている」としています。

2009年9月9日

当てが外れた夏、福井県の状況

朝晩はめっきり秋らしくなりましたね。虫の声も日に日に賑やかになってきました。
今年の夏はいかがでしたか。福井県では「当てが外れた夏 稲作とクリーニング業界」だったと中日新聞が報じています。
http://www.chunichi.co.jp/article/fukui/20090908/CK2009090802000008.html

気象庁によると、6月から8月の北日本の日本海側の日照時間は平年の73%で、1946年以来最短となりました。特に7月の日照時間の短さが目立ち、福井県内では平年の半分以下の約74時間だったそうです。
このような日照不足や集中豪雨が農作物の生育不足をもたらし、時ならぬ野菜の高値を呼んだり、早場米地帯の水田に倒伏被害を発生させたり、海水浴場の海の家は軒並み大幅な売り上げ減に見舞われました。

一方、「天候不順特需」を受けそうなクリーニング業界はどうだったか、記事では検証しています。

フランス屋クリーニング本店(福井市)によると、今夏はカビが生えた布団や衣料を持ち込む人が1週間当たりで10人ほど来店し、例年より1割ほど多かったそうです。しかし梅雨だと客足が遠のいてしまうので、店全体の売り上げは変わらないとしています。

また県内に6店舗を展開するコインランドリーモコも「確かに雨は多かったが、夜に集中したり、ゲリラ豪雨だったりでお客さんの方もペースを乱されたかも。日中のじめじめが長く続かないと、コインランドリー業界はもうからない」と商機に恵まれなかった夏を振り返っています。

2009年9月8日

ノーサンキュー、レジ袋ポスター

オール東京62市区町村共同事業「みどり東京・温暖化防止プロジェクト」が、レジ袋削減キャンペーンをスタートさせました。平成22年3月までのキャンペーン期間中、ポスターの作成・配布、ラジオ番組放送、小学生向けの出張授業の実施など、レジ袋削減の普及・啓発を図るべく様々な取組を展開します。
http://www.team-6.jp/report/news/2009/08/090831b.html

今回、チーム・マイナス6%のチーム員企業、団体に「レジ袋削減キャンペーン」ポスター(B2縦サイズ)の無料配布を行っています。ノーサンキュー、レジ袋をキャッチコピーに、気象予報士の皆さんがノーサンキュー、はじめましたとアピールしています。

2009年9月7日

クロロカーボン衛生協会通信第9号

クロロカーボン衛生協会が「クロロカーボン衛生協会通信・第9号」(2009年8月)をサイトにアップしています(PDF配信)。
http://www.jahcs.org/message/message.htm

今号では「塩素系溶剤による中毒事故を防止しよう」「塩素系溶剤の基礎知識テスト(その1)」といった安全衛生に関する記事が掲載されています。

2009年9月6日

ゆるキャラ登場、栃木県生同組合協議会

栃木県生活衛生同業組合協議会がイメージキャラクター「せいどうくん」の採用を決めました。下野新聞が報じています。
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/economics/news/20090827/198240

「せいどうくん」はもともと小山生活衛生同業組合協議会のイメージキャラクターとして、「まちおこし推進事業」の一環として昨年度つくられたもの。生活衛生のイニシャル「S」がモチーフで、協議会名にある「生」と「同」を組み合わせて名付けたそうです。

今回、上部団体のキャラクターに昇格し、近く約7,000の組合員に「せいどうくん」をあしらった会員証のパネルを配布。「ゆるキャラ」ブームに乗ってPRし、業界全体の活性化につなげたいとしています。

2009年9月4日

伊藤忠がワタキュー株式25%取得

伊藤忠商事株式会社(本社大阪、小林栄三社長)は、ワタキューセイモア株式会社(本社京都府綴喜郡井手町、安道光二社長)との業務提携および資本提携に関する契約を締結したと日本繊維新聞が報じています。
http://www.nissenmedia.com/news/sozai-shosha/2009/09/03200942.php

記事によると、伊藤忠商事はワタキューセイモアの発行済株式の25.0%を取得、持分法適用会社としました。
ワタキューセイモアは年商900億円、病院リネンの業界トップ企業。関連会社に日清医療食品株式会社 、綿久リネン株式会社などがあります。

2009年9月3日

汚れにあわせ自動運転、パナソニック

業務用ではなく家庭用洗濯機の話ですが、パナソニック株式会社(本社門真市、大坪文雄社長)が「エコナビ」を搭載したななめドラム洗濯乾燥機(洗濯9.0kg/乾燥6.0kg)を新発売します。
http://panasonic.co.jp/corp/news/official.data/data.dir/jn090901-2/jn090901-2.html

業界初の「エコナビ」は「布量センサー」「泥汚れセンサー」「汗汚れセンサー」で構成されており、洗濯工程で、衣類量・汚れの程度に合わせて無駄のない省エネ運転を行います。その機能は次の通り。

(1)布量センサー
 衣類の量を検知して、洗濯時間、水位、消費電力量を決定。

(2)泥汚れセンサー(光センサー)
 一対の発光素子と受光素子で構成された「泥汚れセンサー」を、洗浄液の通り道に設置。洗浄液のにごり具合を検知し、にごりが少ない場合は、汚れが少ないと判定。

(3)汗汚れセンサー(電極センサー)
 衣類から洗浄液に染み出す電気を帯びたイオン性の汚れにより、電極間を電流が通りやすくなる特性を利用して汚れ具合を検知。電流が通りにくい場合は汚れが少ないと判定。

これにより、衣類の量や汚れの程度に合わせて、洗濯時、最大約10%省エネ・約7%節水を実現するそうです。

あわせて、2つの強力な水流により、短時間で洗剤液を繊維の中まで浸透させる「Wジェットダンシング洗浄」、ヒートポンプユニットの仕様や循環ファンの形状を見直し、さらに効率よく除湿運転することで、消費電力量を削減できる「高効率エコ乾燥システム」の搭載で省エネ・節水を実現しました。

2009年9月2日

節約志向にどう対抗?ダスキン社長に聞く

読売新聞が関西初経済ピックアップコーナーの「新社長にこれを聞きたい」で、株式会社ダスキン(本社吹田市)山村輝治社長のインタビューを掲載しています。
http://osaka.yomiuri.co.jp/eco/news/20090821-OYO8T00272.htm

「節約志向にどう対抗しますか」という質問に対し、山村社長は、
世界的な不況は、逆に好機でもあります。現状打破のため、新たな取り組みを抵抗感無く思い切って進められるからです。
とし、ミスタードーナツでの価格や商品の絞り込みなどの取り組みを説明していますが、ダストコントロールに関しても次のように述べています。
清掃用品のレンタル事業も変革します。すべての顧客に同じ商品を販売していましたが、今後は年齢や家族の人数などによって異なる商品開発も進めます。
そして、
他社と競争しているだけでは良いものは生まれません。お客様の心をつかむために知恵を絞れば、失敗する危険は小さいはずです。
とむすんでします。

2009年9月1日

白洋舎、秋のクリーンチャンス

株式会社白洋舎は9月1日から30日まで「秋のクリーンチャンス第一弾」を実施しています。
http://www.hakuyosha.co.jp/news/index.html

“夏物をすっきりケアして、しっかりおトク!この機会に、お出し忘れの冬物もどうぞ”
ということで、期間中、ドライクリーニングが全品10%オフとなっています。

また9月1日から10月31日まで「汗さっぱりプレゼント」も実施。
先着10,000名を対象に、クリーニング代500円以上(税別)の品物1点ごとに1ポイント付与し、累計ポイントにより下記商品をプレゼントするもの。
 ・15ポイントで、
   9月は、ソロモンホワイト1本
   10月は、植物性コンパクト洗剤1個
 ・50ポイントで、
   魚沼産コシヒカリ2㎏