2024年10月9日

「日本クリーニング新聞」2040号発行

クリーニング業界の業界紙「日本クリーニング新聞」2024年10月5日号(第2040号)が発行されました。


今号の主な内容は、
  • プロ店との使い分け訴えよう
  • 現場の声〜秋の気配に衣替え進むか
  • ふとん協会・寝具レンタル研修
  • 折目加工協技術研修会/白洋舍の事故事例紹介も
  • JCPC公開講座〜後継者よ横浜に集結せよ
  • <経営者インタビュー>アパレルとクリーニングの架け橋に
  • 関西めんて研スキルアップコース
  • ふとん丸洗いが創る業界の未来(フレスコ・前田正芳社長)
【日本クリーニング新聞のサイト】
http://www.nicli.co.jp/

2024年10月8日

8月のクリーニング代支出は263円、8.7%増加

総務省統計局の「家計調査報告(二人以上の世帯)」2024年8月分がまとまりました。

8月分の結果は、全国全世帯のクリーニング代支出額は263円で、前年の242円より8.7%増加。勤労者世帯も前年より6.1%増加して、296円(前年279円)でした。

地方別では、
  • 北海道 275円(前年239円)
  • 東 北 317円(前年297円)
  • 関 東 277円(前年291円)
  • 北 陸 234円(前年320円)
  • 東 海 199円(前年153円)
  • 近 畿 314円(前年198円)
  • 中 国 280円(前年169円)
  • 四 国 230円(前年130円)
  • 九 州 200円(前年261円)
  • 沖 縄 36円(前年121円)
詳細はクリーニングオンラインのデータ集に掲載しています。
http://www.c-online.net/data/c_expense/index.html

「東京クリーニング界」900号発行

東京都クリーニング生活衛生同業組合の「東京クリーニング界」2024年10月号(第900号)が発行されました。今号で900号を迎えました、おめでとうございます。


今号の主な内容は、
  • 繊維製品の取扱い表示が一部改正
  • 令和6年度第1回環境保全指導推進員講習会
  • 役員・支部長・会計担当者等研修会〜コロナ後初6年ぶり開催
  • 新しい洗濯表示記号
  • 今最も旬のあるブランドランキング
  • 本部だより
【東京都クリーニング生活衛生同業組合のサイト】
http://www.tokyo929.or.jp/

2024年10月6日

クリーンライフ協会、能登半島地震で義援金

クリーンライフ協会は、令和6年能登半島地震の被災地支援で義援金を募集。第二次締切分520,000円を日本赤十字社へ送金したことを発表しました。

この募金活動は能登半島地震で被害を受けたクリーニング事業者および地元住民の復興に向け、日本赤十字社を通じての贈遺を目的として、第一次締切り(2月末日)、最終締切り(6月末日)に分けて募集を行ったもの。

クリーニング専科・水戸ホーリーホックサッカー教室

水戸ホーリーホックは2024年11月3日、ホーム最終戦(水戸ホーリーホック vs. モンテディオ山形)で「クリーニング専科 presents 水戸ホーリーホックサッカー教室」を開催します。

サッカー教室では小学1〜6年生の男女を対象に、サッカーレクリエーション・サッカーミニゲームなどを開催。
会場はケーズデンキスタジアム水戸サブグラウンド。開催日時は11月3日10:30~12:00。参加人数100人(先着順・参加費無料)。

2024年10月4日

きょくとうが第2四半期決算を発表

株式会社きょくとう(本社福岡市、牧平年廣社長)が2025年2月期第2四半期の業績(2024年3月1日から8月31日)を発表しました。
http://www.cl-kyokuto.co.jp/ir/

それによると、
  • 売上高  :31億8,200円(前年同期比11.2%増)
  • 営業利益 :3億7,400万円(同12.5%増)
  • 経常利益 :4億1,900万円(同12.7%増)
  • 中間純利益:2億9,200円(同27.7%増)
でした。

決算短信によると、設備投資は、新規出店を3店舗(移転リニューアル2店舗含む)、既存店舗のリニューアルを5店舗実施。当中間会計期間末の店舗数は495店舗となりました。 営業面は、シーズンに合わせたサービスの提供と新規入会キャンペーンを実施するなど販売強化と特別会員数の増大に努めました。
生産面では、クイックシステム(当日仕上り)の一部変更を2024年8月から順次実施するなど、業務の効率化と品質向上に取り組んでいます。 以上の結果、売上高は前中間会計期間と比べ増収となりました。
利益は、原材料費やエネルギーコストが上昇したものの、継続して取り組んできた様々な改革や効率化による効果で固定費が削減されたことにより、営業利益、経常利益、中間純利益ともに増益でした。

2024年10月3日

「ニュークリーナーズ」638号発行

全国クリーニング協議会の「ニュークリーナーズ」2024年9月25日号(第638号)が発行されました。


今号の主な内容は、
  • 秋の到来、まだ少し先
  • TERAOKAユーザーカンファレンス/挑戦企業が取り組みを公開
  • 便利でお得な「メンテ」の話〜クリーニングと異常気象
  • クリーニング業の労務管理/最低賃金の変更について
  • 福岡でミニ展示会(ライト)
  • 法律相談/取引先の洗濯物 テナント店を経由
  • 映画はどのように復興したのか〜新たな道を模索したい

白洋舍、オリジナル商品をリニューアル

株式会社白洋舍(本社東京、五十嵐瑛一社長)はオリジナル商品をリニューアル。2024年10月1日より順次販売します。

洗濯科学研究所による現行品や市販品との比較、および消費者モニターテストを経て、メーカーと共同で「ソロモン柔軟剤」「ソロモンおしゃれ着用洗剤」の処方を変更。

またオリジナル商品のパッケージを刷新。産学連携の取り組みとして、文化学園大学造形学部デザイン・造形学科グラフィック・プロダクトデザインコースの学生からデザインを募集し“クリーニングの白洋舍らしさ”が表現されたモチーフと、各商品の特徴が一目でわかるようなアイコンを採り入れたパッケージへ刷新しました。あわせて環境に配慮し、パッケージ素材として、リサイクルPETやバイオマス配合素材等を採用したとのこと。

2024年10月2日

Uber Direct、宅配クリーニング向けに提供開始

Uber Eats Japan合同会社は10月2日より、株式会社トゥトゥモロウ(福岡市)が運営する宅配クリーニングサービス「ランドリーパックNow」向けに、ラストワンマイル配達ソリューション「Uber Direct」の提供を開始したと発表しました。

Uber Directをクリーニング業界向けに提供するのは、これが初めて。またUber Eatsの配達パートナーが商品を届けるだけでなく、お客さまのご自宅などに品物を受け取りに行くのも初めての取り組みとなるとのこと。

今回、クリーニング品が安全に配達されるよう、Uber Eats Japanは配達にまつわる下記ルールを新たに導入。
  • クリーニング品が専用のクリーニングバッグに入った状態でのみ受け取る
  • クリーニング品は配達用バッグに入れない
  • 軽貨物(自動車)の配達パートナーのみクリーニング品配達を行うことができる
  • クリーニング品はお客さまに直接手渡しする(置き配はできない)
まずは福岡にてサービスを開始し、2024年内に関東エリア(東京、埼玉、千葉など)に順次拡大していく予定。

「かなめ」477号発行

かなめ流通グループの情報紙「かなめ」2024年10月1日号(第477号)が発行されました。


今号の主な内容は、
  • 使用量半分〜1/4の濃縮型液体洗剤(日華化学)
  • 今季の衣替え「10月」65%
  • 上半期の洗剤出荷、5%減
  • JIS L 0001(洗濯表示)8月に改正
  • 資材REPORT/幅広680mmのカバー(キューセン)
  • 機械出荷、500億円台に回復
  • 意外に家でも洗っていない?「日本人はキレイ好き」のはずだが…
【かなめ流通グループのサイト】
http://www.kaname-g.jp/

コンテナ式ミニランドリー展開、フトン巻きのジロー

フトン巻きのジロー株式会社(本社栃木県宇都宮市、森下洋次郎社長)は、新規形態としてコンテナ式ミニランドリー『フトン巻きのコジロー』を展開すると発表しました。

駐車場1台分のスペースで始められるこのプロジェクトは、マンションオーナーとの話し合いを経て生まれたもので、入居者、近隣住民の方々にも喜ばれるサービスを提供することを目指しているとのこと。ランドリー機械を2台に抑えることで、無駄を削ぎ落とし、低コストでの出店を実現。自分の敷地を利用することで償却が可能となり、節税効果も期待できるため、マンションオーナーにとって大きなメリットがあるとしています。

なお『フトン巻きのコジロー』1号店は2024年9月28日、沖縄西原運動公園前にオープンしています。

2024年10月1日

ナガイレーベン、売上高164億1,200万円

ナガイレーベン株式会社(本社東京、澤登一郎社長)が2024年8月期の連結業績(2023年9月1日から2024年8月31日)を発表しました。
http://www.nagaileben.co.jp/ir-statements/

それによると、
  • 売上高   :164億1,200万円(前年同期比4.5%減)
  • 営業利益  :40億400万円(同13.0%減)
  • 経常利益  :40億7,400万円(同12.8%減)
  • 当期純利益 :28億2,200万円(同12.5%減)
でした。

決算短信によると、主力のコア市場においては、更新案件の値上げ交渉に時間を要し、特に価格競争の厳しい低価格市場における期ズレ案件が顕著に発生し、大幅な減収となりました。また周辺市場では、患者ウェアが業界の厳しい経営環境を受け補充需要が減少したものの、期中での新規取組みの開始により売上は回復し、ほぼ前年並みの売上高となりました。

済生会熊本福祉センター、工場改修でクラファン

済生会熊本福祉センターは、就労継続支援事業のひとつであるクリーニング事業でクラウドファンディングを実施しています。

利用者の働く場を確保し続けるため、そして年齢を重ねても大好きな職場で働き続けることができるよう、クリーニング工場の設備更新、および事業継続検討のプロジェクト。今回のクラウドファンディングでは、工場内のスポットエアコン購入およびその設置工事費を募っています。
寄付募集は12月20日午後11:00まで。目標金額500万円。

「クリーニングニュース」906号発行

全国クリーニング生活衛生同業組合連合会の「クリーニングニュース」2024年10月号(第906号)が発行されました。


今号の内容は、
  • 【特集】JIS L 0001 取扱表示が改正/li>
  • 情報ファイル(令和6年度全ク連臨時総会を開催 など)
  • クリーニング師研修・業務従事者講習インフォメーション
  • 日本公庫の調査結果/クリーニング業の業況DI等
  • 全国クリーニング業企業年金基金
  • 青年部通信!令和6年度事業計画、常任理事・幹事の紹介
  • 衣料管理情報:モヘヤ混ズボンの折山の破損
  • CLEANER'S VOICE〜読者のページ〜
  • 全ク連活動報告Diary(令和6年8月)
  • 編集後記
【全ク連のサイト】
http://www.zenkuren.or.jp/

2024年9月30日

タンブル乾燥でも縮みにくいカバーリング

昭和西川株式会社(本社東京、西川惠社長)はタンブル乾燥してもシワになりにくく、縮みにくいカバーリング「TumbDry(タンブドライ)」を発表しました。

コットン繊維を超低温の液体アンモニア中で処理することで、綿100%のやさしい肌触りと、吸湿性のある素材の特性を活かしながら「洗ってもしわになりにくく、タンブル乾燥しても縮みにくい」とのこと。一般的なベッドリネンのカバー生地より20%軽く、速乾性にもすぐれるため、利便性にも長けているとしています。

8月から沖縄宿泊施設で提供を開始しており、10月の軽井沢宿泊施設をはじめ、今後も全国の宿泊施設に提供を予定しているとのこと。

三井物産、アラマークを完全子会社化

三井物産株式会社(本社東京、堀健一社長)は、アラマークユニフォームサービスジャパン株式会社の株式39.2%を同社株主である米国Vestis Uniforms and Workplace Supplies, Inc.(ベスティス社)より取得することを決定したと発表しました。

これにより三井物産の持分比率は78.4%となり、三井物産100%子会社のエームサービス株式会社の保有持分21.6%とあわせて、アラマークユニフォームサービスジャパンの三井物産の持分比率は100%となります。

アラマークユニフォームサービスジャパンは1988年に三井物産とベスティス社(当時社名アラマーク社)を含む企業グループとの合弁により設立された国内ユニフォームレンタルサービス事業会社。食品、医薬品、化粧品業界をはじめ、各種製造業、流通業、医療機関・薬局など幅広い分野の55万人にサービスを提供しているとのこと。

2024年9月27日

宅配クリーニング、3回利用で2回無料

フェリシモが展開する「ライフコンシェルジュ」は、「カジサポ」が提供する宅配クリーニングを3回利用すると2回無料になる特得キャンペーンを期間限定で開始します。

期間限定の特別キャンペーンのエントリー期間は「クリーニングの日」の9月29日から12月20日まで。キャンペーンにエントリーをして、期間内に「カジサポ」のクリーニングを3回利用すると、2回分のクリーニングが無料にななるというもの。

2024年9月26日

8月のチェーンストア販売、衣料品0.3%増

日本チェーンストア協会が2024年8月度の「チェーンストア販売統計」を発表しました。
http://www.jcsa.gr.jp/

会員企業数47社(店舗数9,277店)の販売データをまとめたもので、総販売額は1兆869億7,370万円(前年比3.8%増)でした。
概況として8月は、食料品は節約志向から買上点数の減少傾向が続いているが、農産品の相場高、店頭価格上昇の影響もあり動きは良かった。衣料品は季節商品を中心にまずまずの動き、住関品の動きも良かったことから、総販売額の前年同月比(店舗調整後)はプラスとなった、としています。

衣料品を見てみると、販売金額は477億916万円で、前年同月比0.3%増でした。
部門別では、
紳士衣料  66億9,273万円(前年比1.6%減)
婦人衣料  120億4,316万円(前年2.2%増)
その他衣料 289億7,327万円(前年比0.1%減)

紳士衣料は、カジュアルシャツ、ポロシャツ、クロップドパンツ、ショートパンツ、Tシャツなどはまずまずの動きだったが、セットアップスーツ、フォーマルスーツ、ドレスシャツなどの動きは鈍かった。

婦人衣料は、ワンピース、シャツブラウス、カジュアルシャツ、ポロシャツ、ボトム、カットソーなどの動きは良かったが、ブラックフォーマル、カラーフォーマル、セットアップスーツ、カジュアルパンツ、ニットなどの動きは鈍かった。

その他衣料・洋品は、紳士・婦人パジャマ、紳士・婦人インナー、紳士・婦人水着、浴衣、靴下、日傘、帽子、レイングッズなどはまずまずの動きだったが、紳士・婦人肌着、スクール水着、子供衣料品、紳士装飾品、ストッキング・タイツなどの動きは鈍かった。

8月の百貨店売上、衣料品4.1%増

日本百貨店協会が2024年8月の「全国百貨店売上高」を発表しました。
http://www.depart.or.jp/

調査対象百貨店70社179店のデータをまとめたもので、売上高総額は約4,034億円、前年同月比で3.9%増。30カ月連続のプラスとなりました。
8月の特徴としては、台風や大雨等による一部店舗の臨時休業・時短営業などのマイナス要素はあったが、引き続きラグジュアリーブランド等の高付加価値商材とインバウンドが牽引。記録的な猛暑を背景に盛夏アイテムが好調だった他、帰省や旅行ニーズによる関連商品も動いた、としています。

衣料品を見てみると、売上高は959億6,040万9千円で、前年同月比4.1%増。30カ月連続のプラスとなりました。
商品別では、
  • 紳士服・洋品 174億6,840万2千円(前年比6.6%増)
  • 婦人服・洋品 684億2,439万1千円(前年比5.0%増)
  • 子供服・洋品 48億7,579万3千円(前年比6.3%減)
  • その他衣料品 51億9,182万3千円(前年比3.8%減)
となっています。

2024年9月25日

フーディーなど、機能説明と混率に誤表示

株式会社アンドワンダーは、フーディーなどの製品の一部で製品下札に記載されている機能説明と混率に誤表示があったと発表しました。

対象商品は2024年秋冬シーズンに販売を開始していた「hybrid warm pocket hoodie」(品番5744284164)、「hybrid warm pocket LS T」(品番5744284165)。
機能説明が「肩から前身頃に使用しているナイロンストレッチ生地は、撥水性、防しわ性があり、(略)」と表示されていますが、正しくは「肩から前身頃に使用している二重織ストレッチ生地は、吸水速乾性、紫外線防止性があり、(略)」。
また混率は「NYLON 92% ポリウレタン 8% 別布 POLYESTER 89% ポリウレタン 11%」となっていますが、正しくは「POLYESTER 100% 別布 POLYESTER 89% ポリウレタン 11%」。
同社では製品を回収し返金、または交換対応するとしています。