2023年8月30日

7月のチェーンストア販売、衣料品8.6%増

日本チェーンストア協会が2023年7月度の「チェーンストア販売統計」を発表しました。
http://www.jcsa.gr.jp/

会員企業数54社(店舗数10,801店)の販売データをまとめたもので、総販売額は1兆1,663億5,949万円(前年比4.9%増)でした。
概況として7月は、食料品は節約志向の高まりから買い控えが続いているが、店頭価格の上昇により水産品を除き売上は伸びた。衣料品は高気温の影響もあり季節商品の動きが良く、住関品の動きも良かったことから、総販売額の前年同月比(店舗調整後)はプラスとなった、としています。

衣料品を見てみると、販売金額は685億4,572万円で、前年同月比8.6%増でした。
部門別では、
紳士衣料  114億4,309万円(前年比4.1%増)
婦人衣料  198億4,334万円(前年比8.6%増)
その他衣料 372億5,929万円(前年比10.0%増)

紳士衣料は、フォーマルスーツ、スーツジャケット、ドレスシャツ、チノパンツ、カジュアルシャツ、ショートパンツ、Tシャツなどはまずまずの動きだったが、スラックス、半袖ドレスシャツ、長袖ポロシャツなどの動きは鈍かった。

婦人衣料は、ワンピース、ブラウス、スカート、スラックス・パンツ、カジュアルシャツ、ホームドレス、Tシャツ、レギンスパンツなどはまずまずの動きだったが、カラーフォーマル、ビジネス関連、カットソーなどの動きは鈍かった。

その他衣料・洋品は、紳士・婦人・子供インナー、紳士・婦人・子供水着、UV衣料、浴衣、スニーカー、帽子、靴下などの動きは良かったものの、紳士パジャマ、婦人下着、子供衣料、子供靴、フォーマルネクタイ、レイングッズなどの動きは鈍かった。