日本チェーンストア協会が2022年4月度の「チェーンストア販売統計」を発表しました。
http://www.jcsa.gr.jp/
会員企業数56社(店舗数10,943店)の販売データをまとめたもので、総販売額は1兆687億6,033万円(前年比2.1%増)でした。
概況として4月は、新型コロナウイルス感染症の感染者下げ止まり傾向が続いている中、生活者の行動範囲が広がっていることから、昨年の反動もあり食料品の動きは鈍かった。衣料品は気温の上昇とともに動き始め、住関品も堅調に推移したこともあり、総販売額の前年同月比(店舗調整後)はプラスとなった、としています。
衣料品を見てみると、販売金額は662億27万円で、前年同月比7.3%増でした。
部門別では、
紳士衣料 113億8,525万円(前年比6.1%増)
婦人衣料 163億8,181万円(前年比5.6%増)
その他衣料 384億3,321万円(前年比8.4%増)
紳士衣料は、紳士衣料は、スーツ、セットアップ、スラックス、長袖ドレスシャツ、長袖カジュアルシャツ、ブルゾン、春物Tシャツ、カットソー、ボトムなどの動きは良かったものの、カジュアルジャケット、春物アウターなどの動きは鈍かった。
婦人衣料は、フォーマル、シャツ・ブラウス、レギンスパンツ、カットソーなどはまずまずの動きだったが、ジャケット、パンツ、チュニックなどの動きは鈍かった。
その他衣料・洋品は、紳士・婦人インナー、入学関連商品、スクール衣料、紳士・婦人靴下、靴、スニーカー、帽子、UV手袋、傘などの動きは良かったものの、婦人ルームウェア、子供ロングパンツ、女児ワンピース、女児半袖Tシャツ、男児・女児キャラクター肌着・ソックス、ベビー用品、エプロンなどの動きは鈍かった。