日本チェーンストア協会が2022年5月度の「チェーンストア販売統計」を発表しました。
http://www.jcsa.gr.jp/
会員企業数56社(店舗数10,861店)の販売データをまとめたもので、総販売額は1兆949億9,666万円(前年比0.9%増)でした。
概況として5月は、新型コロナウイルス感染症の感染者下げ止まり傾向が続いている中、外出需要が増えたことなどから食料品の動きは鈍かった。衣料品は季節商品などの動きが良く堅調に推移し、住関品も行楽需要などの動きが良かったことから、総販売額の前年同月比(店舗調整後)はプラスとなった、としています。
衣料品を見てみると、販売金額は655億7,899万円で、前年同月比13.1%増でした。
部門別では、
紳士衣料 123億2,636万円(前年比15.0%増)
婦人衣料 170億8,203万円(前年比13.1%増)
その他衣料 361億7,060万円(前年比12.4%増)
紳士衣料は、フォーマル、セットアップ、長袖ドレスシャツ、長袖カジュアルシャツ、カジュアルパンツ、春物Tシャツ、ボトムなどは好調だったが、ビジネススーツ、夏用シャツ、バルーンパンツなどの動きは鈍かった。
婦人衣料は、フォーマル、パンツ、シャツ・ブラウス、ニット、カットソー、ボトムなどの動きは良かったものの、スカート、夏用シャツ、Tシャツなどの動きは鈍かった。
その他衣料・洋品は、紳士パジャマ、紳士・婦人インナー、婦人水着、スクール水着、帽子、日傘、靴下、ストッキング・タイツ、財布、バッグなどの動きは良かったものの、婦人ルームウェア、子供ハーフパンツ、男児トレーナー、女児ワンピース、男児・女児半袖Tシャツ、ベビー用品、レイングッズなどの動きは鈍かった。