2022年6月8日

温浴施設のバスマット、温風で乾燥状態維持

株式会社フタバリネン(本社群馬県高崎市、近藤勉社長)と有限会社バースケア(本社群馬県中之条町、飯尾守社長)は、群馬県との共同研究で温浴施設向けに温風装置と一体化して乾燥状態を保つバスマットを開発しました。上毛新聞が伝えています。

温浴施設のタオル生地のバスマットは、通常は自然乾燥に委ねられ、客の利用頻度に応じて交換が必要となります。今回、開発した「スマート敷きマット」は、装置の上に抗菌加工したアクリル繊維のバスマットを敷き、常時送風することで乾燥状態を維持。マット交換が1日1回で済むとのこと。また水虫の原因となる白癬菌は乾燥に弱いため、衛生状態を維持できるとしています。

同製品は両社が設立した新会社のスマットが専門に扱い、7月から順次出荷する予定。